日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

たかが一票、されど一票で思う

2007年07月29日 | Weblog
 梅雨明け宣言も全国各地で出てきました。今週は青い空をみると懐かしささえ感じる日もありました。この梅雨空の間をぬって高校野球の各地の代表校が少しずつ決まってきたようです。自分の故郷の代表校は決まったでしょうか…。今年、「特待生問題」でいろいろともめた高校野球の暗さをを吹き飛ばすほどの、はつらつとした若者たちのプレーが楽しみです。
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 さて、選挙投票日まで年金やカネ政治疑惑などいろいろと問題をかかえた政治への答えとしての投票日がきました。その最終日、各党の必死の街頭宣伝も終わりました。
 この選挙で今後の政治の行方がほぼ決まるだろうと思います。
 私は日本の二大政党制になっていくことがいいとは思ってはいません。自民と民主党の対決のように、今回の選挙は報道されていますが、本当にそうなのか思っています。
 例えば、年金など各野党は政府の年金に対する取り組みについて批判して責任追及をしています。さらには、政治家とカネの疑惑にも追及は続いています。それは、実際に必要なことだと思います。しかし、今回は私が大切にしたいのは「憲法問題」です。今年成立した「国民投票法案」を足がかりとして、与党(自民・公明)は憲法の改正をもくろんでいるくとを明らかにしました。
 とくに「憲法9条」については重点的に変えようとしています。内容は「戦争放棄」が「戦争参加」とうこということでしょう。これが世界平和に対する、あるいは世界外交の協調路線ということなのでしょう。
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本当に、そうか?
 それが政治か…。政治は武器も使わず、人の血も流さずいかに協調させていくかが大切な命題だと思います。その意味で、憲法9条はすべてのバックボーンになっているのだと思います。武力を使ってはいけない…ではどうしたらいいのかというのが政治家の役目でしょう。武力を使って欲しいと思う「武器商人」の代弁者ではあってはならないのです。いっぽう、もっと現実を見ろというのが米国の現実です。わたしはこの国が米国のようになっていいとは思いません。まして、「美しい国」だとは思いません。
 そんな思い日本のとるべきターニングポイントなる選挙が今回の選挙だと思います。
 自分の一票、たかが一票、されど一票…。自分の一票に責任をもって投票するというのであれば、今回もこれかもそんな思いで投票しようと思います。
 そんな意味で憲法擁護の政党にもがんばって欲しい選挙だと思っています。
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 今回は暑い中いってきた「山歩き」の記事を書こうと思ったですが、急遽、差し替えました。後日、書こうと思います。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

新潟県中越沖地震に思う…

2007年07月22日 | Weblog
 新潟中越沖地震に思う……
 今週は朝から晩まで「新潟県」という県名を聞かない日がなかった。
「新潟中越沖地震」が起こってから1週間がたった。地震と地盤沈下、家屋倒壊、さらに梅雨どきということもあって雨による地盤の弱さがさらなる災害をつくっているようになっている。被災にあった特徴として高齢者の方が圧倒的におおく被災している。高齢者は再起にかける意欲もなく不安な日々はつくられているという…。
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 また、東京電力柏崎刈羽原発の変圧器の火災からはじまった「原発」への不安が増幅された1週間でもあった。日本に55基の原発があるが、今回の大地震などによる管理体制があまりにものズサンさに「恐怖」さえ感じる。以前、東海原発の事故などによる放射能漏れの教訓などが全然いかされていないことにもさらに不安をおぼえてた。いまところ、災害のあともなまなましく刈羽原発を停止したものの再稼動のめどはたっていないという。
 今後は事故の情報公開が市民に開示され、隠ぺいされることなくクリーンなものであってほしと思う。これまで問題とされてきた、改ざん、隠ぺいなどせず、放射能という目に見えない怪物が住民におそいかからないようにするためのてだてが必要になってくるだろうと思う。
 おおよそ原発の耐震性などはいくら立派に強固につくっても自然の脅威には、風に吹かれる木の葉ようなものだろう。
 原子力は地球温暖化がいわれている昨今では二酸化炭素の放出が少ないということもあって追い風になっているのは事実だが、大きなリスクを背負っていることもあわせて持っていることをわすれてはならないだろう思う。
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 私は今回の「新潟中越沖地震」で考えたことはこの地震によって工場の操業が停止に追い込まれた会社についての情報がたいへん気になった1週間でもあった。
 いったい東京で同じような地震にあった場合どれだけのことが起きるのだろうという不安を覚えた…。
 報道によると、自動車部品メーカーがこの地震によって操業が停止したという。その部品をつかっている大手自動車メーカーも被災していなくても部品は納入できなのであれば工場はとまってしまう。トヨタもホンダもダイハツも大企業でさえ大きな損失がでてくるという。そため、地方から応援態勢をつくって部品メーカーの操業をできるだけ早く決めたいという方針がでてきた。他に被災にあった製造会社も同様に応援態勢やライフラインの復旧と同時に操業にむけ、休日出勤もでてきて手をうっていくという。さらに柏崎市の応援もあるという。
 大手メーカーはいい。リスクにたいする補強する資金もある人もある…。しかし、中小企業はいったいどうなるのだろう思った。
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 たとえば、私の働く印刷会社…。地震になったら電車もとまり、道路も使えない。それどころか、正直、会社どころではない…。自分の家族の再建が先になる。
そして、交通の復旧…。会社へいってその被害の上から今後の操業の予定ができてくる。さらにお客様にその事情を連絡して、操業の遅れと新聞の遅れを通達する。
 そして最低必要な機械をたちあげて、現在の状況をお客様にお知らせする通知を印刷…発送となるだろう。
 しかし、派遣やパートの多い現在の会社では人があつまるだろうか?と思った。
 なぜなら、派遣やパートの人たちにそこまでする責任はあるのだろうか?
 最悪、こなければ立ち上げはますます遅くなるだろうと思う。
 こんなときこれまでのツケが一気にでてくる。経費削減で人員を減らしコストマネジメントだと胸をはっていた経営が危機にさらされる結果となる。まして、これまでに職場にあったサーバーの設定や各パソコンのランなどの技術者も利益が先で時間も予算もないとやってきたなかでは育たない。
 まして、小さい印刷会社だ。だれが支援などするだろう。
 法人税も地域への貢献度もうすいとなれば、市も大企業優先の復興政策が出されるだろう。
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 そんなことを思うとこれまでの経営政策は目先のものでしかないように思えた。
 これからは「リスクマネジメント」も考えるなければならない時期にきているように思えた。
 最後に被災に遭った人たちにお見舞い申し上げます。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

選挙に思うこと

2007年07月15日 | Weblog
 台風4号の影響で関東地方も大雨です。せっかくの連休ですが雨音を聞いている毎日です。小雨になった時間を利用して近くの公園に散歩に出かけるくらいの連休です。
 ところで今週、残業の帰り道でセミの声を聞きました。今年はちょっと早いのでしょうか。
セミは地上に出てくるまで土の中で数年間いてこの時期をむかえたのでしょう。セミにとっては初めてみる都会の夜の明るさが昼間にように感じているのでしょうか…。照明灯の横の木で必死に鳴いているのを聞いていると生まれてくるものにとって場所は選べないものなアーと思いました。できれば太陽がさんさんと輝き、真っ青な空の下のイメージが子どものころから強いのでどうしてもそう思えるのかもしれません。
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 さて、今週いよいよ第21回参議院議員選挙の公示がありました。街のあちこちにも立候補者の広報写真のたて看板をみることができるようになってきました。
 ところで、今回の選挙は「いったい何を主権者に問いかける選挙?」なのか少し考えてみました。考えるうえで一番、印象に残っている言葉は安倍首相にいう「戦後レジームの脱却」という言葉でした。
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 「戦後レジーム(体制)の脱却」とは戦後からこれまでの体制をかえる…?ということでしょうか。
 一つに60年安保闘争による日米安保条約締結、さらには三池闘争による総資本対総労働の対決、勤務評定反対闘争などなどがありました。(詳細については、はずかしいのですがよくわかりませんが)これらからの脱却ということなのでしょうか…。
 昨年方今年にかけて安倍内閣与党が「教育3法案」の強行採決、イラク復興支援特別措置法改正、防衛庁設置法など野党の充分な審議なく矢継ぎ早に成立させてきました。疾走から暴走に変わらないかと思ってみていましたが、「政治家とカネ」の問題では松岡農水大臣のが自殺までだしてとうとう暴走が始まったように思えた国会でした。それでも、イラク復興支援特別措置法改正、日本年金機構法、国民年金法改正など矢継ぎばやに強行成立させました。
 これが「戦後レジームの脱却」だとしたら、憲法改正は数の論理でどうにでも変えられてしまうのではにかと心配しているところです。
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 その後にくるものは「戦争のできる国」という野党のフレーズがあるが本当にできるかもしれないと思えてくる国会運営をみることができました。こなままでは今まで「平和憲法」をもってきた日本が軍事力を増強するかもしれない。それで、さなる日米軍事同盟を強化したいのかもしれない。しかし、その一方で、増税がまっているのだろうと思う。
 それにしても、今回の選挙は、これまでの政治にのすす見方に対する国民の審判がどうくだるのかためされる選挙になるのだろうと思います。
 わたしは、参議院選挙の本質は年金問題よりも、教育から憲法へ法案を変えていく過程にすぎないように思えます。憲法のなかでも「憲法9条」をいかに変え、防衛庁の企画でさらには米軍といかに協力して、与党が思うところの「平和貢献」に力をいれたいのだろうと思います。9・11貿易センターテロに対する報復に日本がいかに力添えできるかとうことが試されている安倍政権だと思います。
 そう思うと、まずは「教育3法」の改正からという方法も理解できることだと思います。
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 今回だけはそう思えることが非常に思えた1週間でした。
心して投票しようと思います。
 台風4号も夕方には関東地方を通りぬけたようです。災害に遭われた方、おくやみ申しがあげます。
 毎週投稿していて今回は選挙のことが多いように気付きます。
 梅雨があけたら早速、山歩きにいってこようと思います。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

七夕に思うこと…

2007年07月08日 | Weblog
 梅雨空を気にしつつ毎日が始まりました。九州地方ではこの時期の大雨が猛威をふるって地域住民に災難をまねいているようです。
 通勤途上、近所の保育園の庭園に大きな笹竹が1本立ててありました。そういえば、今日は七夕祭りの日です。色とりどりの折り紙の短冊にはどんな願いが書かれているのでしょうか…。
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 小生の方は残業の多い1週間を送っていました。これが日本のサラリーマンの一般的な形だと思うとなんとも日本のサラリーマンは家族といる時間の少ないことを感じました。これでは、子どもの教育もや介護の問題も他人まかせになってしまっている現状が当たり前になってしまうことだろうと思います。さらに悪いことに、こうした弱者を食い物にしたのが「コムスン」だろうと思います。こんなふうに国あげて悪循環をくりかえし生活がまわっている現状を変えなくてはと思います。
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 だて、6月の終わり7月が始まっていつも、毎日、忙殺されていてのなかで忘れていた「姪っ子の気配…」みたいなものを感じました。
 3年ほど前、沖縄に友達と観光旅行を楽しんでいたのですが、一人で海に泳ぎにいって行方不明状態になって3年くらいたちました。
 私が学生時代に大変お世話になった姉のところでよく遊んだ姪っ子でした。小さい頃から知っているので、東京で働くようになってからも私の家族とのつきあいも続いていました。姪っ子のことも家族で応援していました。
 手作りのお人形をつくってはフリーマーケットで売って生活費や制作費の一部にしていました。その人形もとても個性的で私も娘も隠れたファンとして気にいっていました。少しずつ雑誌などにとりあげられ、これから…というときにの「行方不明」の連絡が来た時は残念でした。仕事もみつかり、これで好きな人形作りもできるだろうと思っていた矢先の出来事でした。不運だと思います。
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 私の人生、妻の人生、娘の人生とそれぞれの思いの中に誰かの存在が大きな気配として残っているのではないかと思います。それが、その人の人生をより多くの世界をつくってくれるかもしれません。あるいは、非常に不幸に引っ張られてしまう人生をつくってしまうかもしれません。それでも、そのなかで選択を強いられるときに大きな影響力をもって人の気配なのでしょう。
お会いして印象に残っているのは、「カーソンの「沈黙の春」というルポが面白かったよ…」いう会話でした。
早いもので、娘も来年は就職です。彼女はどんな人生をおくるのでしょうか?
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7月の七夕…そんな人はいますか……
*読んでくださった方、ありがとうございました。


国会の強行採決に思う…

2007年07月01日 | Weblog
 梅雨もようやく本格的になってきたようです。
そして、7月が始まりました。
私の好きな山では各地で「山開き」が始まる月でもあります。
まだまだ、梅雨はあけず、雨ばかりだと何かと体調をくずしやすくなりがちです。少しは休養を取ったりしてからだと心にカビが生えないようにしたいものです。
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 今週も相変わらず「年金問題」は続いていました。定年まで働いてようやくのんびり出来そうだと思った団塊の世代の皆様やこれから頑張って無事、定年まで働いて年金でどうにか生活できるとと思っていたことがなんとも虚しくなるような気がする出来事であると思いました。
年金を受け取るは「権利」です。
自分がが働いて積み立てたお金だと思います。そして、国(政府)はそのお金を使い運用して退職後も生活できる老後を保障する義務があるはずです。
 今回お「年金問題」はその義務を怠ったことについて反省し、これからのことを具体的に市民の前に提示してことが大切なことだと思っています。
 そんな思いでいるなか、首相をはじめ社会保険庁の管理職から若手職員が「賞与一部返納」という行動をとったいう事実にはあぜんとしました。「賞与返納」したところで、いったい何が解決するのだろうか思えました。ちなみに、1万7000人の職員がいるなか、長官=270万、部長クラス=100万、係長クラス=7~10万、若手職員=2~3万円(新聞報道)とういいます。これを見て、夏季一時金にどれだけの税金を使っているのだろうと驚いています。
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 一方、私の勤める会社は今年も業績が悪いのか「夏季賞与」もただ今交渉中のいうなかで働いているのです。不祥事があったときには、始末書かいて個人的に賃金にハンディまでつけられます。それから思うと、なんともいい加減で、自分よがりのことかと思えてきました。民間企業は労働基準法違反すれすれまでたります。それでも、どうにか働かされているのです。最近起きた「ミートホープ」の食肉偽装事件では会社いとも簡単に従業員を解雇していました。
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 それにしても労働組合までも「一部賞与返納」について一部をのぞいて返納したのことについれも、いったいどうなっているのか?
 それと、労働組合になんの責任があるのか。これが「労使一体」ということなのか?
 さらに、若い職員までも返納したことなど、なんの関係もない職員までも今回の年金問題にまきこんで、本当の責任の所在をウヤムヤにしてしまったのではないかと思えます。一つの仕事をする場合、最終的に責任を負うのは部長クラスであり、社会保険庁ではそれをもとめる厚生労働省の大臣だろうが、今回のあり方は上から下まで「大政翼賛会」という言葉が見え隠れして恐ろしい気がしました。
 その行為を労働組合のおおもと「連合」も何の対処していないことに不満が残りました。
 若手職員の不満はきっとあったのだろう…。しかし、その不満を押えてしまう労働組合、連合という労働者の代表はいったい誰のために組織なのか疑問にも思えてしまった。これが「闘わない組合」の実態なのだろうと思った。これは、組織率も低下するのもやむを得ないことかもしれません。
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 今回のいちれんの「自主返納」の行為についてはいろいろ考えさせられた。
 きっと、与党の選挙に対するパフォーマンスなのだろうと思っている。
 それにしても、5000万人という未登録者の年金の掛け金はどこへいったのだろうと思う。そのお金のいくへが国会でも、社会保険庁でもあきらかになっていない…。
 今国会で「社保庁改革関連法案」で組織も一変して、市民は全部番号制になって登録される。そのかで5000万人の掛け金も不透明のまま整理され、消えていってしまうのではないかという心配もおきてくると思います。
 安倍首相がこれまでやってきた早急な法案の審議と「強行採決」の数の論理状態との関係がきっとあるのだろう。ジャーナリズムにここのところを期待したいと思えた国会でした。
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 6月30日深夜、「社保改革法」が野党の反対のなか強行採決され成立しました。改革法では年金機構をたちあげ外部委託(民営
するといっていますが、その中身は全然具体化されていません。まずは「解体」ありきの法律。早急に解体する理由は何なのか。
 今回ほど多くの重要法案が数の論理で「問答無用」状態で強行された時期はありませでした。これは与党(自民・公明)の暴挙としいいようがないと思いした。
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 最後に「本当に私の年金は受け取ることはできるのか?」という疑問は最期まで残る…。そして、今回は絶対に与党に投票しないと思うと決めました。

*読んでくださった方、ありがとうございました。