こんにちは……
関東地方は桜も満開でみごろです。残念なことには、天気がいまひとつで、休日も曇り、雨と花冷えです。
今年の休日の花見は冷たい雨のなか、花をめでるだけで終わりそうです。酒も、話しもなく、ただ黙ってみているだけの花見になりそうな日曜日です。
そして、ちまたでは卒業式のシーズンも終わり、入学、入社のシーズンをむかえようとしています。近所の、スーパーマーケットにおつかいにいくと、家庭用品売り場では、学生でしょうかフライパンやら鍋やら、日々使う道具を買っていました。きっと、地方から東京の大学にきた青年なのでしょう。
親元を離れ、一人暮らしが始まる月でもあります……。
私にも経験があります。人はちょっと距離をおいてみると、いままで一緒にいきてきたなかで、何がいちばん大切かがわかるものです。
そして、これから自分を支えてくれる人、大切にする人…など、探していく日々が続くのでしょうか。そんななかで、自分という人間が少しずつできあげっていくのでしょう。何よりも、健康を大事にがんばれ!!と思います。
さて、今週は大手企業の春闘も終わったようです。
今年の春闘はなんとも不思議な春闘でありました。なぜって、首相みずから企業に賃上げを要請していました。なんともデフレ対策とか、夏の参議院議員選挙の目論見があるとか……憶測がいわれました。
それでも、景気はよくなったかといえば、一部分のみで働く者にとっては、電気代などいわゆるエネルギー関係の値上げなども実施されようとしています。こんごは、ますます悪くなっていくのではと思いますが。これで、憲法改悪もますます拍車がかかるのと違いますか?
最近思うことは、自民党政権になり、民主党は本当に野党なのか……と思うことがあります。また、維新の党もいまだに野党なのか、それとも自民党の一部なのか……、政治のなかみがまだまだ、私が思うに遠い存在だな思えました。
これから、TPPなどについても、もっとはっきりしなけば日本はもっと住みずらい国になってしまうのかもしれません。
なぜか、最近、政治の対立するなかみが見えてこない、とも思えます。
原発再稼働についても、あきれるなかり。
桜が咲いた…と思ってカメラを持ち近所に散歩に出かけた朝。
この辺は、東京でも田舎で、ちょっと奥へいくと田んぼがあったり、畑があったりと環境はいい。ただ、不便なことを除いては、自然の形をうまくつくっているのだと思う。都会で暮らす、ちょっとした知恵は、小さくてもいいから、緑が残っている場所をさがしつつ、田舎くさい人間をさがすこと。
探しあてると田舎の人より、素朴な人が多い。土地は整理されているところが多い。ただ、人と人の関係は希薄であるのが特徴だろう。
まあ、それでも数少ない緑が人をつくっていることがあるように思える。
3月は、けっこう読んだ気がするのですがここに紹介するほど整理していません。なんとも、怠けた月でもありました。もっと、自分にとって大事な一冊がどこかにあるのでしょうが、今だ出会っていないよう気がします。
毎日の通勤電車のなかで、読むくらいなのですが、読んだあとは仕事に疲れ、日々の生活に疲れ、感想……を整理しる余力が残っていない。これではダメだと思いつつ、とうとう3月も終わりです。読んだ一冊にもっと敬意をはらい感想をつくる時間を持つように工夫しないといけないと反省しています。
今月は、吉本ばなな、三浦綾子、トルストイ、川本三郎、谷甲州という作家の本を読んでしました。そこでいちばん印象に残っているのは「文読む月日」トルストイ(筑摩書房)でした。
最近は、本は私の好奇心をつくる宝物ようになっています。生活に何の役にたたないもの多いのですが……。
「近代秀歌」永田和宏著(岩波)でこんなことをいっている。
短歌を知っている知らないで……「…それらを知らなくても今の世界を生きてゆくことはできる。しかし、知っていると知らないとでは、現実の世界を感受する豊かさにおいて圧倒的な違いがあることはいうまでもない」と。
知らないことを知る……。自分にとってはそれがいちばん面白い人生だと思う。生きていればなおさらだ。(同感です)と、いいわけを考えているとは、なんとも反省の日々です。
◎塩狩峠/三浦綾子/新潮文庫
【感想】
何かを信じて生きる…ということは人生において大切なこと!
この作品は実際にあったことを元に三浦綾子が小説にしたものだそうです。読み終えて、人は「信じる」力でまた、明日へむかって頑張れるのだろうという思いができました。何でも、いいののです。信じきれる人、本、宗教、政治等など……。日々の生活のなかで生きていくためにも大事なものを探しつつ、日々を送り生活することの大切さを知った一冊でした。
※詳細はこちらでどうぞ。塩狩峠
◎いまも君を想う/川本三郎/新潮文庫
【感想】
人は最愛の人を亡くして初めてその人の大切さを追い求めてしまう!
なんとも悲しい一冊です。最愛の妻を亡くしそれでも、その回想に生きていく……。日々の暮らしの中に何を妻は分けてくれたのだろうと。
人の価値は、容貌にあらず、その心にありと、つよく感じた一冊でもありました。それもそのはずで、長い間、苦楽をともにした人は一生、自分という人間を成長させてくれた人だったはずなのです。
そんなことを気づかせてけれるものでした。
◎文読む月日/トルストイ/筑摩文庫
・第二義的なもの、不必要なものを多く知るよりも真に善きもの必要なものを知るほうがよい
・何をおいてもまず、良書を読むことである。でないと、とうとう一生読まないで終わる……等など
今だ読書ちゅう……!!
◎デッドエンドの思い出/吉本ばなな/文春文庫
青春のなかで「恋」はどう考えられたか…苦い思い出連発、それでも男と女は引きよって生きていく。未練あり、憎しみあり、それでもこんな小説もいい。
企業では3月が年度末になる。一年の終わり、そして一年の始まり。
一年の年度計画が出され、できるかできないか企画が立ちがる。それでも、利益を出そうと、どこかの部署が清算されたり、人間が異動されたり、辞めたりする時期でもある。
今月、すべての従業員に内示が出され、異動がはじまった。利益を求めてか、嫌がらせか……、いずれにせよ異動が人間の立つ位置を決めていく。
私の部所からも異動があった。何十年に同じ職場にいては管理職になれず……ということなのだろう。人事異動は「適材適所」という言葉がつきものだ。しかし、それが本当に適用されているかは誰が知っているのだろうか。
最近、「追い出し部屋」なる記事が新聞に出ていた。
会社は適用に応じてつくった部所で、けっして追い出そうということではない……ということをいっていた。ならば、異動した人が「追い出し」に思えてしまう仕事は本来の人事異動からはずれた行為ということかもしれない。まして、そのことにより、仕事が滞ってしまった場合は、異動を発した側が責任をとるべきだろうが、それが徹底されているのだろうか……と思う。
また、「解雇の自由」を法制化する動きもあるという。経営側が金銭解決で労働者を解雇できることを自由できる法律がでてきている。自民党政権になり拍車がかかってきたようだ。
いずれにせよ、これまで連合が労働組合を牛耳ってきた。今後はどんな路線でやっていくのか。さらには民主党を支持が減少するなかでいったい労働者を守る運動を、強いては日本の平和を守ることにがんばってほしいと思う。
いよいよ4月……。
また、出会いがあり別れがある一年がスタートする月となります。
私にとっては、誰とでも別れても不思議ではない年齢になってきました。
今まで出会って、これからも定年まで一緒に頑張れる新しい出会いができればいいと思っていますが……さて、どうなりますか。
最近は、少しずつ、一日が長くなり、明るい時間が多くなってきました。
寒さもやわらぎ温かくなってきました。そして、気持ちも、明るくやっていきたいですね……。
……とはいっても、これまでも、これからも自分の形はかわらないと思います。
お疲れ様でした。まだ、妻との闘病は続きますが、とりあえず、これからもうまく付き合っていくしなないように思います。今月も、初旬に定期検査にでかけてきます。(何にもなければ願いつつの日々です)
明日は新上司とのご対面です。
心は、山口百恵の「いい日旅たち」の曲を頭にイメージしていきたいと思いますね。上司が変わって何が変わるのか?って……。私にとっては、それほど変わらないと思います。ただ、仕事が増えるだけでしょう。
さて、あなたの一日のイメージソングは何ですか。
これからも、恥をかきつつ、威張らず、焦らず、怒らず……とやっていきたいと思いますが……。それで、身体だけは気をつけていきたいものです。
また、健康であれたら、山登りをゆっくりはじめたいと思います。(道具だけはしっかり揃えてあえうのですが……ね)
それでは、たまたまの読者の皆さんも、身体に気をつけていい新年度事業をはじめてください。
*読んでくださった方、ありがとうございました。