日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

3月も終わり…花冷え

2013年03月31日 | Weblog


こんにちは……
 関東地方は桜も満開でみごろです。残念なことには、天気がいまひとつで、休日も曇り、雨と花冷えです。
 今年の休日の花見は冷たい雨のなか、花をめでるだけで終わりそうです。酒も、話しもなく、ただ黙ってみているだけの花見になりそうな日曜日です。

 そして、ちまたでは卒業式のシーズンも終わり、入学、入社のシーズンをむかえようとしています。近所の、スーパーマーケットにおつかいにいくと、家庭用品売り場では、学生でしょうかフライパンやら鍋やら、日々使う道具を買っていました。きっと、地方から東京の大学にきた青年なのでしょう。

 親元を離れ、一人暮らしが始まる月でもあります……。
 私にも経験があります。人はちょっと距離をおいてみると、いままで一緒にいきてきたなかで、何がいちばん大切かがわかるものです。
 そして、これから自分を支えてくれる人、大切にする人…など、探していく日々が続くのでしょうか。そんななかで、自分という人間が少しずつできあげっていくのでしょう。何よりも、健康を大事にがんばれ!!と思います。

 さて、今週は大手企業の春闘も終わったようです。
 今年の春闘はなんとも不思議な春闘でありました。なぜって、首相みずから企業に賃上げを要請していました。なんともデフレ対策とか、夏の参議院議員選挙の目論見があるとか……憶測がいわれました。
 それでも、景気はよくなったかといえば、一部分のみで働く者にとっては、電気代などいわゆるエネルギー関係の値上げなども実施されようとしています。こんごは、ますます悪くなっていくのではと思いますが。これで、憲法改悪もますます拍車がかかるのと違いますか?

 最近思うことは、自民党政権になり、民主党は本当に野党なのか……と思うことがあります。また、維新の党もいまだに野党なのか、それとも自民党の一部なのか……、政治のなかみがまだまだ、私が思うに遠い存在だな思えました。
 これから、TPPなどについても、もっとはっきりしなけば日本はもっと住みずらい国になってしまうのかもしれません。
 なぜか、最近、政治の対立するなかみが見えてこない、とも思えます。
 原発再稼働についても、あきれるなかり。


 桜が咲いた…と思ってカメラを持ち近所に散歩に出かけた朝。
 この辺は、東京でも田舎で、ちょっと奥へいくと田んぼがあったり、畑があったりと環境はいい。ただ、不便なことを除いては、自然の形をうまくつくっているのだと思う。都会で暮らす、ちょっとした知恵は、小さくてもいいから、緑が残っている場所をさがしつつ、田舎くさい人間をさがすこと。
 探しあてると田舎の人より、素朴な人が多い。土地は整理されているところが多い。ただ、人と人の関係は希薄であるのが特徴だろう。
 まあ、それでも数少ない緑が人をつくっていることがあるように思える。



 3月は、けっこう読んだ気がするのですがここに紹介するほど整理していません。なんとも、怠けた月でもありました。もっと、自分にとって大事な一冊がどこかにあるのでしょうが、今だ出会っていないよう気がします。

 毎日の通勤電車のなかで、読むくらいなのですが、読んだあとは仕事に疲れ、日々の生活に疲れ、感想……を整理しる余力が残っていない。これではダメだと思いつつ、とうとう3月も終わりです。読んだ一冊にもっと敬意をはらい感想をつくる時間を持つように工夫しないといけないと反省しています。

 今月は、吉本ばなな、三浦綾子、トルストイ、川本三郎、谷甲州という作家の本を読んでしました。そこでいちばん印象に残っているのは「文読む月日」トルストイ(筑摩書房)でした。
 最近は、本は私の好奇心をつくる宝物ようになっています。生活に何の役にたたないもの多いのですが……。
 「近代秀歌」永田和宏著(岩波)でこんなことをいっている。
短歌を知っている知らないで……「…それらを知らなくても今の世界を生きてゆくことはできる。しかし、知っていると知らないとでは、現実の世界を感受する豊かさにおいて圧倒的な違いがあることはいうまでもない」と。
 知らないことを知る……。自分にとってはそれがいちばん面白い人生だと思う。生きていればなおさらだ。(同感です)と、いいわけを考えているとは、なんとも反省の日々です。


    

◎塩狩峠/三浦綾子/新潮文庫
 【感想】
 何かを信じて生きる…ということは人生において大切なこと!


 この作品は実際にあったことを元に三浦綾子が小説にしたものだそうです。読み終えて、人は「信じる」力でまた、明日へむかって頑張れるのだろうという思いができました。何でも、いいののです。信じきれる人、本、宗教、政治等など……。日々の生活のなかで生きていくためにも大事なものを探しつつ、日々を送り生活することの大切さを知った一冊でした。

※詳細はこちらでどうぞ。塩狩峠 

◎いまも君を想う/川本三郎/新潮文庫
 【感想】
 人は最愛の人を亡くして初めてその人の大切さを追い求めてしまう!


 なんとも悲しい一冊です。最愛の妻を亡くしそれでも、その回想に生きていく……。日々の暮らしの中に何を妻は分けてくれたのだろうと。
 人の価値は、容貌にあらず、その心にありと、つよく感じた一冊でもありました。それもそのはずで、長い間、苦楽をともにした人は一生、自分という人間を成長させてくれた人だったはずなのです。
 そんなことを気づかせてけれるものでした。

◎文読む月日/トルストイ/筑摩文庫

・第二義的なもの、不必要なものを多く知るよりも真に善きもの必要なものを知るほうがよい

・何をおいてもまず、良書を読むことである。でないと、とうとう一生読まないで終わる……等など
今だ読書ちゅう……!!

◎デッドエンドの思い出/吉本ばなな/文春文庫

 青春のなかで「恋」はどう考えられたか…苦い思い出連発、それでも男と女は引きよって生きていく。未練あり、憎しみあり、それでもこんな小説もいい。




 企業では3月が年度末になる。一年の終わり、そして一年の始まり。
 一年の年度計画が出され、できるかできないか企画が立ちがる。それでも、利益を出そうと、どこかの部署が清算されたり、人間が異動されたり、辞めたりする時期でもある。

 今月、すべての従業員に内示が出され、異動がはじまった。利益を求めてか、嫌がらせか……、いずれにせよ異動が人間の立つ位置を決めていく。
 私の部所からも異動があった。何十年に同じ職場にいては管理職になれず……ということなのだろう。人事異動は「適材適所」という言葉がつきものだ。しかし、それが本当に適用されているかは誰が知っているのだろうか。
 
 最近、「追い出し部屋」なる記事が新聞に出ていた。
 会社は適用に応じてつくった部所で、けっして追い出そうということではない……ということをいっていた。ならば、異動した人が「追い出し」に思えてしまう仕事は本来の人事異動からはずれた行為ということかもしれない。まして、そのことにより、仕事が滞ってしまった場合は、異動を発した側が責任をとるべきだろうが、それが徹底されているのだろうか……と思う。

 また、「解雇の自由」を法制化する動きもあるという。経営側が金銭解決で労働者を解雇できることを自由できる法律がでてきている。自民党政権になり拍車がかかってきたようだ。
 いずれにせよ、これまで連合が労働組合を牛耳ってきた。今後はどんな路線でやっていくのか。さらには民主党を支持が減少するなかでいったい労働者を守る運動を、強いては日本の平和を守ることにがんばってほしいと思う。


 いよいよ4月……。
 また、出会いがあり別れがある一年がスタートする月となります。
 私にとっては、誰とでも別れても不思議ではない年齢になってきました。
 今まで出会って、これからも定年まで一緒に頑張れる新しい出会いができればいいと思っていますが……さて、どうなりますか。

 最近は、少しずつ、一日が長くなり、明るい時間が多くなってきました。
 寒さもやわらぎ温かくなってきました。そして、気持ちも、明るくやっていきたいですね……。
 
 ……とはいっても、これまでも、これからも自分の形はかわらないと思います。

 お疲れ様でした。まだ、妻との闘病は続きますが、とりあえず、これからもうまく付き合っていくしなないように思います。今月も、初旬に定期検査にでかけてきます。(何にもなければ願いつつの日々です)

 明日は新上司とのご対面です。
 心は、山口百恵の「いい日旅たち」の曲を頭にイメージしていきたいと思いますね。上司が変わって何が変わるのか?って……。私にとっては、それほど変わらないと思います。ただ、仕事が増えるだけでしょう。

 さて、あなたの一日のイメージソングは何ですか。
 これからも、恥をかきつつ、威張らず、焦らず、怒らず……とやっていきたいと思いますが……。それで、身体だけは気をつけていきたいものです。
 また、健康であれたら、山登りをゆっくりはじめたいと思います。(道具だけはしっかり揃えてあえうのですが……ね)
 それでは、たまたまの読者の皆さんも、身体に気をつけていい新年度事業をはじめてください。

*読んでくださった方、ありがとうございました。



花冷えの中で……

2013年03月24日 | Weblog

 こんには……。
 季節がやっと春らしくなりました。
 東京では、昨日からすでに桜が満開です。近所の公園でも老木の細い枝に咲く桜の花が重そうでした。夕方はまだちょっと寒いようですが、すっかり季節が変わっていました。
 今年の桜は、また格別な花に思えました。
 あと何回、こんなに美しい季節を象徴している花をみることができるのだろうか…とも思いました。一年間、日々ゆっくり待っていた桜の木の辛抱強さに脱帽でした。

 さて、今週は週の間に一日(お彼岸)の祝日があったおかげでとても楽でした。こんな休みもあっていいです。

 あいかわらず景気は上向きのようです。まあ、これはわれわれ庶民にはなんの関係もないところで利益をあげているような気がします。
 そして安倍首相の人気……アイドルではないのですから……

 日曜日の朝日新聞の原発の記事がでていました。いま、日本の原発は福井県の関電大飯の2基以外は停止状態なのですが、それでも維持・管理・修繕費がかかるということで電気料金が値上げを目論んでいるそうです。その額1兆2000億円と、とんでもない額です。ということは、福島の東電第一原発も廃炉にむけているにもかかわらず電気料金がかかるということです。
 そのため、電気会社は電気料金の値上げをする……と。

 政権が民主党から自民党にかけて、原発は推進に原発政策が変更になり、おおかた承認されるでしょう。これは、ある意味自民党に投票した市民の責任です。これで、また大地震でも起きて「メルトダウン」にでもなったらだれが責任をとってくれるのか……。莫大な補償が払えるのでしょうか。払える、払えなうという場合ではないほど被害は大きくなるということは誰でもわかることなのですが、ほんと、忘れっぽい政治は永遠です。

 まったく、原発が動いていたときは「経費がかからずクリーンな原発」といっていたことは大嘘だった…と思います。
 それにしても、この危険な電力を電力会社の組合はどう考えているのでしょうか。
 また、原発の修理をする労働者の賃金がピンハネされていることも言われています。まさに、食い物されていることがわかります。


 この時期、桜の写真をとっておきたいと思い、近所の公園などによくでかます。桜の花の下で元気に遊ぶ親子がなんともほほえましく思います。朝が早いとまだ、酒も入っていなくて静かな花見ができます。
 でも、お酒をもってブルーシートを敷いて、みんなで歌あり、踊りあり…、さらにはカラオケありもいいものです。まして、屋外で太陽の光を浴びていいものです。


 桜
きっと思いだすだろう
期待を胸にした日
この木の下で
明日をむかえられるだろう

原発事故が木を覆いつくし
土には草がなすがままに成長した
それでも
桜はゆっくりと
青い空に
温かい空気のなかで
静かに花開く

こうして
わたしたちは
だれの指示や命令ではなく
自然のなかの一つとして
咲いた桜の花の木の下に
立てたことにありがとうといっている


 この時期、桜の花びらが人をウキウキさせてくれる。今までの苦しさや、悲しさを一瞬花びらの中に忘れさてくれるのも事実だろう。
 わたしは、この時期いつも思い出すことがある。
 子どもの頃遊んだ神社の老木の桜も今年も花を咲かせているのだろうかと……。
 
 この時期、時間の経過とともに全国の桜が等しく、少しずつ花が開いていくのだろう。自然の流れのなかで生かされて今日から明日へと向かうことが大事な日々なのだと思う。明日のことは誰にもわからない、と思っていても期待をむねに始まるのだろうと……。

 毎年毎年、マンネリと言われても愚痴ひとつ言わないで、その時期に誰にいうことなく自分のやれることをしっかりやって生きている、そんな力強さを桜は人間に感じとらせてくれる。そして、これまでの自分の自戒を含めて散るまで一生懸命がんばれ……といっているように思える。
 単純な私はそんな思いをつくらせる桜の花です。

 今週、研修があった。なにをいまさら……という気もあった。しかし、日々忘れていることを思い出させてくれる時間になった。会議などここのところ、仕事に追われ実施してことがなかったが強引にやったが、これもありか…という気持ちになった。私も、残り数年でこの会社は終わり。定年であがり、というわけでだ。それでも、働けるうちは、できることをやっておきたいと思うのだろう。

 そして、別れと出会いのスタートの時でもあるのでしょうか。
 読者のみんさんはどんな思いで眺めているのでしょうか。


 今週、娘が再就職先で働くようになりました。終業時間午前8時30分から午後5時30分。残業はほんとんどなし……。
 12時から1時と3時から15分の休憩。
 賃金は安い……、とのこと。
 賃金が高い、残業は多い……という変な日本の常識があるなか、あとは本人の生き方がで決めるしかないようです。
 安くても働きながらどうにか人間関係を築いていってほしいと思います。
 まあ、これからです。
 まだ、来週あたりに、花見ができるしょうか……ね。
*読んでくださった方、ありがとうございました。



お彼岸です……ネ

2013年03月17日 | Weblog


 こんにちは……
 風が強い日が続きます。この風さえなければ「春」の陽気なのにと思いつつお彼岸の入りです。
 寒い冬がやっと終わりをつげようとしていますか……。
 多摩川の散歩でも姿は見えませんでしたがひばりが鳴いていました。そして、足もとではたんぽぽがやっと花を咲かせていました。「……寒さも彼岸まで」といいます。もう少しのしんぼうのようです。
 風は冷たくとも、野に咲く花が春をつげています。

 さて今週は、春闘で大手企業が一斉に回答を出した週でした。一年間の賃金を労資でどう整えていくのか、山場でもありました。
 春闘についてめずらしく、初めてでしょうか安倍政権みずから、賃金を引き上げを求めた…というサプライズもついて、大方が要求とおりの妥結となりました。(へんな話しですがこれは事実です)

 はっきりいって労働組合も、いまや政権の人気をとる組織の一つになっているのでしょうか。連合が強力なキャプテンシーをもってやった春闘ではないことだけは確かです。「つるの一声」できまりましたから。

 事実、自動車や電気の集中回答では、円安・株高の影響もあって一時金要求に満額回答が相次いだようです。(私の会社にはなんの影響もないけれど)
 春闘の前半戦は終わりました。後半戦は中小企業の春闘がはじまっています。大手の回答を受けてどうなることか。本当は中小企業が元気であってほしいものです。

 一方、安倍政権は「憲法96条」改正を目論む動きも活発になってきていた一週間でもありました。民主党・維新の会・みんなの党も相乗り状態で動き始めていました。最近の民主党はおかしい……、これをみていてお気づきの方も多いでしょう。野党じゃなくいようです。選挙までの期待もなくなりました。このいきおいだと「TPP」にもかならす民主党は相乗り状態をつくるでしょう。なんとも、無責任な政党になりさがってしまったのかと思います。

 とどめは、安倍首相が議長をつとめる産業競争力会議が「解雇自由」にする法改正をもとめようとしています。これは、原則解雇は経営者の自由にできるようにするもの……となっています。なんとも、恐ろしい法案をつくろうしているようです。

 やっぱり、円安・株価があがった……といっても私には関係のないことで、極々一部の資産家がボロ儲け状態だということなのでしょう。
 連合もそれは知っているはずで、「解雇自由」などに対して今後はどう対処していくのか注目していく必要があるようです。このままでは、組織率も全労働者の一割になるかもしれません。


 散歩をしている多摩川の土手に菜の花が咲き始めました。やっぱり、春だな―……。と思います。この季節は野には小さな花が咲き、カラーの世界をつくりはじめます。そんななかを歩いていると、心もカラフルになったようにうれしさがよみがえってきます。冬に忘れていたことを思い出します。
 私にとっては今年の季節ってこんな違うのか、と感動しています。昨年はまっくらでいしたか。そんな、色を今年はいっぱいできるといいと考えています。
 

 卒業
 ある人はモノを作って卒業とした
 またある人は証書をまらって卒業した
 そして、人は誰かと別れて卒業した
         ○
 人と人との出会いと別れがきっとくるだろうと……
 誰もが心のかたすみにじっとしまっておいた
 過ぎてゆくものはすべて卒業
 それはそれとて
 別れるのがつらい日でもありました
         ○
 「花にととえがあるように、さようならだけが人生だ」
 そんな言葉を残して去っていった詩人もいた 
 そしていつか思い出すだろう
 そこに私がいたことを 
 だれがいつかどこかで思いだすのかもしれない
     

 今年の春闘はあまりにも経営側は「気前がよすぎではないか」と思ったのはわたしだけではないのでしょう。
 ……と、思うときっと裏がある。浮かれているどころではあるまい。「アメとムチ」これが大原則の資本主義にあっては「何かある」と思った方がいい。

 「アベノミクス」は労働組合までも巻き込んでいるようなところもある。さらに連合=民主党までも抱き込んでいるようなにも思える。
……ろ、思えた。
 どうでしょうか。

 そうか考えると日本ではストライキという言葉も死語になりつつあるのだろうか。労働者の唯一の武器も忘れてしまいそうに長いあいだ聞いていない。
 いったいどうなったのかな。



 今週は、花粉症が猛烈な勢いである。
 私も今年は昨年以上にくしゃみの多い一日が続く……。くしゃみをすると体力も奪われていくように思える。
 いい大作はないものなのか……。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

黄砂にも、PM2.5にも負けず……

2013年03月10日 | Weblog


 こんにちは……
 3月にはいったと思いきや中旬になってしまいました。
 最近は、春が足もとに見える季節になってきました。散歩をしていると、小さな花が咲いていて、うっかりしていると踏んでしまいます。
 誰にも気づかれず、いつの間にか春は色をつくてやってきているんですね。

 梅の花も満開でした。
 自然はそこに根がある限り、黙々と人知れず、花を咲かせ季節の変わり目を知らせてくれているのでしょう……ね。えらいねえ~。

 さて、明日は11日。忘れもしない2年前……。揺れる地震に震えていました。はやいもので、あれから3年め。いまだに地震は日本のあちこちであります。そして、原発の放射能の恐怖はいまだ消えず続いています。さらには、放射能の影響でいまだに故郷に帰れない人々15万人と……。
 相変わらず、放射能の除染は進まず、雪の多い地方はますます帰宅を困難にしているところです。

 一方、そのための政治は原発廃止へむかうどころか、一転して安倍政権は再稼働にむかう姿勢が日に日に強くなっていくように見える。何も解決していないというところに、政権交替はまたしても市民を路頭に迷わせるだけ、迷わせて政治の冷たさを、人々の心に焼き付けているように思えます。
 季節は春なのに、安倍政権は経済でそれを温めようとかん違いしている。
 
 いま、冷えていないのは福島第一原発の事故後の原子炉くらいでしょう。いまだに、修復も大変そう。


京成立石:退院した妻が昔から世話になっている美容院に髪を切りに行きたいということで付き添い兼暇つぶしでいってきました。30年ほど前は杉並にあったのでそちらに行っていたのですが、マスターが独立して、今は葛飾区の立石で店をやっているとのことで、これまで3か月に一回程度で世話になっていました。しかし、入院したりしてもう半年ばかりにいけなかったので「髪が野生化」してしまって伸び放題……でしたので、同行していってきました。

 やっぱり下町という町でした。駅前には100メートルぐらいのアーケード街に店が並んでいて、小さなお店がありました。一軒、一軒の店のにおいがありました。うまそうなにおい、さわやかなにおい……などなど。こんな町は好きになれそう…です。
 最近、アーケード街の商店はすっかりシャッター通りになり、息もたえだえで、その変わり大手チェーン店があるようです。飲み屋もお菓子屋も、増えていました。寂しいかな、その場所で味が一つずつ消えていくように思えました。やっぱり、安くて便利……な方がいいのでしょうか。それでも、昔からのお召せもありがんばっていました。味ももちろん一品なのでしょう。
 学生のときのアパート。木造モルタル……もなくなっている様子でした。
 再開発でもあるのでしょうか、線路脇の古い建物が次々となくなっていました。ここにも、スクラップアンドビルドの嵐がきている様子です。
 また、こられること……今度はうまい店でもマスターに紹介してまらって食事をして帰れたらいいと思いますが……。


◎マンチェスターウナイテッドの香川選手がハットトリック(3得点)/朝日3/4
・イギリスのプレミアリーグマンチェスター・ウナイテッドの香川は、穂0無のノリッジ戦でフル出場し、3得点をあげハットトリックを達成した。


 マンチェスターウナイテッドといえば、故ジョージ・ベスト選手。今では伝説のストライカーとなっている。そんな偉大なチームに移籍をした選手はいまだかつて、私の記憶にはない。なんと、そこでハットトリックだから、これは本当にすごいことだと思う。これまでの日本選手の中では、一番だろう。今後、こんな記憶に残る選手は出てくるのだろうか思う。それも、アシストがルーニー選手。最高ですね……。

◎改憲派が憲法96条を変える動きあり/朝日3/5
・安倍晋三首相が掲げる憲法96条の改正をめぐって与野党の動きが具体化してきた。超党派の勉強会が発足するほか、休眠状態の議連も再開。憲法96条は憲法改正のための衆参両議員の3分の2以上の賛成で「改憲案」が発議されるという条項。


 どうしても、憲法を改正をして自衛隊を戦争のできる軍隊にしたいのか……。そうなると、憲法9条「戦争放棄」ももちろん改正の道がでてくるわけだ。法律というのは、弱者を救済するためにどうしても必要な自体には誰でも納得するように「法律」をつくるわけだが、戦争放棄は筋ちがいなのではないかと思う。しかし、先の衆議院選挙で自民党の圧勝で賛成する人が多かった、という事実もある。結局、政治を考えると利害関係が出てきて、富を得ようとする方がけっこう真面目に政治にかかわっているのかと思う。貧しさは政治にも棄権してしまう形をつくっているのだろうか考えてしまう。

◎オスプレイ訓練飛行変更/朝日3/6
・6~8日に岩国基地を拠点に米軍の新型輸送機オスプレイの低空飛行訓練を当初九州上空の「イエロールート」から四国から和歌山県にかけての「オレンジルート」に変更された。朝日/6/4


 沖縄猛反対にあったオスプレイの飛行をいとも簡単にやってしまうアメリカってなにもの……か、とあきれてしまう。他人の土地に許しも得ないで車を止める駐車違反のようなもの。これも「日米安保」が大きな法律としてあるからだろうなあーと思う。相変わらず、米国の傲慢さは変わらない。


 「看護休暇」……>……?。という言葉が今週、聞きました。
 職場には女性が多いのでこんな言葉も出てくるのでしょうか?これって男でも同じ扱いでしょう。
 どうしても、女性というと問題視されるのが「パワハラ」とか「セクハラ」という言葉……。これは問題です。
、「看護休暇」は女性が子どもを産んで、元気に育てる働く親の権利なのでしょう。

 私が親になって初めての子どもができたとき、やっぱり子どもの病気は心配で、家の中の灯りが消えたような感じもしました。まさに、「子はあかすがい」というのでしょうか。
 とはいうものの、職場が火のくるま状態であったならどうすのでしょうか……。管理職は、その職場で解決して対処するように半ば、脅迫でもしてくるようにいいのでしょうか。それぞれの、職場の環境は違います。そのなかで、どうやりくりするのかが会社の問題でもあるのです。

 まあ、まともに取得できる会社は大手の企業か自治体職員くらいなのではないあのでしょうか。あとは、ほとんどは上司にいやみでも言われて、それでもどうにか職場の理解を得て、とるのではないかと思います。
 それでも、取れるだけいいのです。

 「看護休暇」……聞こえはいいのですが、実際、それぞれの職場にあてはめて考えてみると、とても大変なことがいっぱい問題になってきますし、現在の会社のあり方が問われてくるのだと思います。
 今回は「看護休暇」という言葉が印象にのこった週でした。これからも、これにちなんで、いろいろな人が生きていく上で必要な知らない言葉もあるでしょう。
 気がついたら書いていきたいと思います。
  
ちなみに、子の看護休暇とは……
育児・介護休業法では、平成17年4月1日の改正により、小学校就学前の子を養育する労働者は申し出により、年間5日を限度として、病気、怪我をした子の看護のために休暇を取得することができるとされています。看護休暇の日数は、対象となる子供の人数にかかわらず、労働者1人あたり年間5日となります。


              

 気がつけば季節は、多摩川の土手にも春がきていました。
 小さな草花が花を咲かせていますし、街路地には梅の花も満開でした。
 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、今月のお彼岸のころまでにはすこしは温かくなっているのでしょう。
 昨日と今日の温度差が20度もある時期ははじめてかもしれません。

 それでも季節は少しずつ変わっていくようです。
 今月は企業にとっては「年度末」ということでしょう。
 企業にとっては、一年の計は年度末にあり……と思います。新しい仕事や人間関係もつくられる季節となります。
 
 また、卒業式のシーズンでもあります。
 振り返れば、卒業。一年間のしめくくりの月でもあるのでしょう。
  いったい、何に卒業して、何に出会うのか、楽しみな月でもあるのでしょうね。労働者は春闘真っ盛り。一年の賃金交渉が山場となっています。13日(水)は集中回答日となっています。

PS:先週、MRI検査で脳と神経脊髄のレントゲンをとった結果を聞きに病院に行ってきました。今回は退院して2ヶ月目。
主治医の先生は「良好」とのこと……。今日は一安心です。かといって治ったわけでもなく、また来月に通院するそうです。山のような薬を買って、帰ってきました。こちらの方は、卒業というわけにはいかにようです。これからもうまく付き合っていくしかないようです。



「音」の行方
北風が吹きぬける
病院のバス停留所で降車
予約カード知らせるための列に並び
首から呼出機をぶらさげて
順番を待つ
  ○
待つ、まつ、末
ヒグラシの鳴き声のような音がいっせいに鳴り
病人は診察窓口に吸い込まれていく
呼ばれる前までは「生きていく」と
意識がよみがえる
誰に
ウィルスにか、医師にか
明日もしれぬ命が音を奏でる
まだ「死ねない」と
待つこと忘れない
人のなかに私もはいっている



  では、楽しい一週間に、今週もがんぱっぺ……。

*読んでくださった方、ありがとうございました。

3月……弥生・年度末と世間はいいますが…

2013年03月03日 | Weblog


 こんにちは……
 寒さももうちょっとで、温かさにかわっていきそうです。
 久しぶりの散歩道では、梅が咲き始めていました。歩いていると梅の香りがしてきます。風の強い日はむりでしょうが、ゆっくり春が近づいていることを五感がとらえるようになってきました。
 「もう……少し」と思いつつ、春をむかえようとしています。

 春はいいのですが、今年は花粉症がぶりかえすような勢いです。
 風が強くて、外へでてみるとやはり、その気配はあるようです。鼻がムズムズし始める、目が痒くなる……、と昨年はなかったのですが今年になってそれがいち早く出てくるという状況です。
 現に、土曜日は風の強い一日、外へ出たとたん、鼻がでてきました。
 今年はちょっと厳しい春のなるのかなあ……。憂鬱ですね。さらに、中国からPM2.1なる物質が、日本へ黄砂とともに飛来するとニュースでもいっていましたし、まいってしまいます。

 虫たちにとっては冬の寒さは必要不可欠な季節だそうです。冬にゆっくり休眠して、春の暖かさでめざめて、また子孫を残すために必死にいkるのだそうです。だから、温暖化になるということは、虫たちにとっては死活問題なのだそうです。そんなこととは知らず、人間様だけけが地球上にいるなんて、なんとも反省するばかりです。
 とは……いうものの春が待ち遠しいこのごろです。

 さて、今週はどんな週でしたか?
 「働けど、働けど、わが生活楽にならず」ってところでしょうか。今週、仕事で連日残業でした。それに、追い討ちをかけるように休日は妻の友だちのファイナルリサイタル(クラシック)で付き合って出かけて……と、自分の予定がたたず、さらには自分の心の引出しの整理もままならずでした。
 ということで、眠ることを中心に生きてきました。

 やっぱり、一週間の最終の休日は「リセット」が必要だと思います。今週いやなこと、うれしかったことなど、整理して引き出しにいれておきたいと頑張っているのですが、今週は少し無理なような実態となりました。
 

四谷駅:一年前まではこの駅にはたいへんご厄介になりました。通勤途中で必ず乗りかえる駅でもあり、時間ガに余裕があれば家路にむかう途中の駅でした。そして、季節の変わりようがよくわかる駅でした。
 春は線路ずたいに桜が電車の窓からみえてきれいなものです。桜の満開の季節には、駅のホームから花見を楽しむ人たちの様子もみえました。
 夏はセミの声が駅いっぱいに響いていました。冬は、雪ともなれば駅から、内堀につもった雪を眺めることもできる駅でした。四季おりおりを感じさせてくれる、貴重な駅ですね。

 もうこの駅には通勤で使うことは二度とないのでしょう。



今だ整理中……いま、しばらくお待ちください。


 少しは休日くらいは寝かせてくれ……!!と思いきや、確実に朝は明るくなり、一日がはじまっていきます。
 さて、私の予定は……、と思いきや。今は、私4割、妻6割で生活が続いています。これは、仕方のないことだとあきらめてはいるのですが、ときどき爆発したくなるのが正直なところです。
 そう、思ってももっと妻は「多発性硬化症」という難病と付き合っているのですから、私の比ではないと思います。でも、そこは人間……、怠けたくもなるものです。

 そこをぐっとがまん……。いつか、笑えるときもあるよ……と思いつつ、また一日が始まりました。
 日曜日……。この日は妻の小学生の時からの友だちでヴィオラ演奏者の最後のリサイタル(本人はいっていますが)に妻と行ってきました。
 所は六本木……遠いかな。
 と、思いつつ最後の……になって聴きにいかなくては一生くいが残るかもしれない思い、付き合うことにしました。実際、一人で行かせるのは、病気があるので大変、危険ということは事実なのですが。

 先週、主治医の許可もとった……とのことで妻は強気でしたが……ね。

 それでも、久しぶりのお出かけでした。
 演奏をきいているときは、ほとんどうわのそらで聴いていましたが。途中のこれまでの苦労話しが大変おもしろくて、落語をきいているような気分でした。さすがに、年をとると話しもうまいものです。
 また、演奏であえることに感激したようで「涙……涙」の再開でした。
 こんな日も必要だなあ、と思いました。



 さてさて、今週はこんなわけで、とてもきつい一週間になりそうです。
 予定では、深夜残業の日がはいっていました。原稿をまつ身になってほしいものですが……。これも、仕事ですから。
 このガマンでお金をもらっていると開き直っていくしかないようです。

 それではまた、来週……。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。