日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

1月も終わり…ですね!正念場お2月にむかいます。

2015年01月25日 | Weblog


 こんにちは…。
 はやいもので、1月も終わりですかね…。
 気がはやのでしょうか、テレビでひな祭りの宣伝もしていました。その前に節分があるのはずなのに、商売となると、ひな祭りのほうが優先されるのでしょうか。
 まだ毎日寒い日が続いています。散歩の途中ではろうばいの花の香りがしました。
 黄色いわいい花です。小さな花をみているともう少しで春ということをつげているように思えました。なによりも、自然のなかの季節感はいいですね。
 人間がむりをして強引に季節をつくろうろしていることは感動しませんものね。

 さて私が、注目していたものはアジア杯のサッカーでした。日本代表の活躍を期待してみていました。決勝トーメンとの一回戦のアラブ首長国連邦戦は残念でした。気をぬいた試合ではなかったのでしょう。
 あいかわらず決定力がない病気が出ていました。試合中やPK戦では決める人が決める…という形ができなかったことが敗因でしょう。
 今回、私の注目は本田選手でもなく香川選手でもなく、岡崎選手でした。若い選手も世代交代で出場したのですが、まだまだ経験不足。ワールドカップのアジア予選までには立て直してほしいものです。

 中東で二人の男性日本人が人質になって、日本政府の「解放をしたければ2億ドルを払え」というニュースがずーっと続いています。返事の時間は72時間をもって人質を処刑する…とのことです。
 一人はジャーナリスト、一人は民間軍事会社云々ということが紹介されていました。
 誘拐の実行犯が「イスラム国」と呼ばれている人の仕業ということでした。イスラム国とはいったい何者なのか、ただの軍事組織ではないだろう。身代金はおそらく武器・弾薬などを調達する資金とするのだろう、とも言われています。
 アメリカ国にとっては、「目の上のたんこぶ」的存在らしい。空爆する相手でもあるという。中東では、いちばん過激なテロ組織ということなのだろうか。

 今年にはいって、フランスの新聞社への襲撃、さらには今回の人質事件。すべてイスラム教がからんでいる。
 いったい何がおこりつつあるのだろうか?
 最近になって、新聞紙上をにぎわしているイスラムの今後のうごき心配されることは事実だろうと思います。
 それにしても、日本で中東のことがニュースになるときはこんなときぐらいしかないのかなあ…と思いました。




    

 月末には読んだ本の感想を…と、今年も続きます。
 読者の皆様には感想として読めるのでしょうか心配しながら一か月を終えていきます。それも、つたない文章で紹介しています。私のポリシーとしては、読んだら何かに残す…ということが大事だと考えています。これが基本となって、何回でも書き直していければということで更新しています。
 読者の人が「これは読んでみたい!」とうなるような文章ではありません。原則、ぼくための場所として書いています。(でも、読んでいただくからにはもう少しキラッとひかるワンセンテンスを探してもいるんですよ)

 さて、今月は星の数ほどある本のなかから私が読んだものを紹介します。
 気がつけば、全部が女性の作家でした。

 時代がそうさせているのでしょうか。
 古典といわれる人の小説では、男性が多いのに…。
 なぜなのかなかあ…という疑問にうまくいえません。時代の感覚をとらえるのは男より女の方が透明な感覚を持っているように思えます。とくに、昨今の作家のなかでは「今」に関しての気持ちが素直だと思いますが…。そして本音でぶつかっていきているような気がします。
 生きにくい世の中ですから。それでも、マイノリティーでありながら必死で生きようとしている姿がたくましく見えるのかもしれません。

 デモや集会に足を運んでみると、男は頭をたれて行進し、女は顔を正面に向けて、そしておしゃべりしながら元気にデモに参加している姿をみます。そんなところでもなにかが違うのでしょう。その違いを理解するものとして小説があるのかと思います。

 超人気作家の村上春樹という作家ひとり選んでも、けっきょくこの作家は混とんしてばかりで天井がいっこうに明るくならないなあ…と思います。好きな作品もあのですが、そう思えるのです。

 ライカでショット/笹本恒子/新潮文庫
・政府はこの日「奢侈品等製造販売制限規則」を施行した。「日本人なら、贅沢は出来ぬはずだ」などという標語を掲げて、国民の私生活にまで干渉し始めた。(午後に「贅沢は敵だ」という一層過激なものに変わる(p80)

・敗戦は、人間生活を幾世紀も前に逆戻りしてしまったようだ(p161)

・今日も憤懣を吐き出して、新しい明日に希望をかけて生きようと頑張っている。路地を出ると、そこにも生きるための手段か、パンパン嬢の嬌声がひびき、アメリカ兵と歩く姿が目に入る(p193)




★仕事となってはじめてわかる、自分が好きなことのには挑戦してみる価値が人間にはある!

 
 新年の最初の一冊です。何を読もうか…と苦心していました。小説にしようか、それともドキュメントやルポルタージュを読もうかと悩んでいました。
 ある日、書店に行って新刊書を物色していると、笹本恒子さんのエッセー『ライカでショット』がありました。
 私も写真が好きです。なかでもスナップ写真がいい。
 写真を撮って、どんな思いでいるのか…ということには、たいへん興味にあることです。それが、仕事となると別です。まして、戦後初の女性カメラマンという肩書がいつのまにかついて歩いていました。
 激動の昭和史を生きてきたことを写真で証明いしているような仕事にふれています」。
 『ライカでショット』では、戦前から戦後の混乱のなかで仕事として生きてきた時代を昭和史として読める一冊です。
 写真を通し時代が読めます。今があるのは、多くの人たちの生きざまの中から生かされていることを自覚させてくれるだろうと思います。
 絶対に撮り直しができないフィルム写真機の時代です。一瞬が真剣勝負…。一瞬に真剣に勝負するまなざしが写真に息吹をもたせいるのだろうと思います。
 「女性の活躍する時代」というキャッチコピーがいわれている昨今です。ほんとうに活躍できる時代を読むためにも一読するのも価値ある一冊だと思います。


 ハルカ・エイティ/姫野カオルコ/文春文庫
・子といえ、親といえ、DNA仲間である前に、人間ひとりひとりは個人なのである。人間と人間のかかわりあいあは、個性と個性のかかわりあいである(p43)

・人は、その人の丈に合うた人生を、ほかの人の丈と比べんと進んでいくと、かかずらわってもせんかたい感情に悩まされんですむんやないやろうか…ハルカはひらめいた。たのしいことがいちばんだと(p102)

・ものさしは、ひとりの人間だけが持ち、事物をはかるものではない。人間それぞれが、ものさしを持っていて、それぞれに事物をはかっているのである(p150)

・一九四四年、十一月。サイパンからアメリカの飛行機が東京に飛んだ。三回飛んだ。88機、27機。計196機(p202)

・八月六日。それが人類がはじめて受けた原子爆弾で、八日後、日本はポツダム宣言を受諾した(p266)

・恋をする男、恋を綴れる男というのは、男のマイノリティである(p290)

・妻にはある。ずーっとつづいてゆく情がある。愛しさと蓄積された時間へよしみ(p293)

・世の中は学校の試験のように、きえいにかたづくものではなく、とりあえずとりあえず複合的に進んでいくものだということを、ベレー女のような若さを失ったハルカは、時間のなかで知った(p423)


★誰にでも物語はあるが、楽しかったと思えるための自分をつくっているかな?

 誰にでも自分の一生を歴史のなかのこと細かい出来事を詳細に調べてみると一冊の小説になるのだろうと思えた小説でした。
 世にでているこの手の小説は「自伝」といわれている。その中では偉大な事業の成功物語として世に読み継がれているのだと思う。自伝の中で群を抜いているのは『アンネの日記』や『奇跡の人』などがあげられるだろうと思います。どれも感動的な作品。女性というより人間の生き方、それも悲劇のなかにあっても、それを乗り越えて生きた人の強さを読者に伝えた物語となっている。

 ここで紹介するのは『ハルカ・エイティ』(姫野カオルコ)という小説です。
 冒頭、35階のホテルに大正5年生まれのおばさんが登場するところから始まる…。大正から昭和に生き抜いた女性である。もう少しで死にいく時間を垣間見ることもある。いままで生きてきた時代が物語でもある。
 一人の女性が生まれ、少女、女子学生、花嫁、姑、母、女教師、人妻、恋人…という変遷していく。どこにでもいるような女性である。
 心の中にはいつも自分に言い聞かせている呪文のような言葉を持っている。
 「人は、その身の丈に合った人生を、ほかの人の丈と比べ進んでいくと、かかずらわってもせんかたない感情に悩まされんですむんやないやろうか。うん、きっとそうや」…と。
 戦争のさまかでも、戦後の混乱期でも、高度経済成長のさなかでも自分を見失わずいきた証が小説となっている。
 ふと、NHKの朝の連続ドラマ「カーネーション」を思い出した。ヒロイン役の尾野真千子さんが演じる糸ちゃんを思い出した。

 イトウの恋/中島京子/講談社文庫
★旅はぜったい、いいに決まっている!
 「寅は、旅にでたよ…」終わる「男はつらいよ」の最後のシーン。
 知らない旅先での、地元の人との会話。迷惑かもしれないが迷いながらの旅。
 『イトウの恋』(中島京子著)は旅の男を追いかけた小説でもありました。
 イギリスから来た女性探検家に日本人として通訳をしていた男、イトウの物語でもある。
 通訳として旅に随行したイトウが女性探検家に恋をしてしまう小説だ。
 この小説には原本がある。イザベラ・L・バードの『日本奥地紀行』という本である。明治時代、横浜から北海道まで、イザベラを助け探検を続けた紀行文。日本人の案内者は伊藤亀吉という男だ。
 おそらく明治時代の不便さは今の便利さと比較にならないほど大変だったことだろうと思う。何をするにも、なにもない日本を旅行するのであるから、大事なのは自分のからだと言葉がわかる人だろう。事実、イザベラ女史は旅先では簡易ベッドをつねに使用していたといいます。健康には睡眠がいちばんなのだろう。
 小説では、原本の『日本奥地紀行らきっと、「こうなったのでは…というフィクションで書かれている小説。
 亀吉を祖先にもつ男を登場させ物語はできている。
 旅のロマンは恋のロマンでもあった…と、楽しい小説でした。
 合わせて『日本奥地紀行』を読むと、楽しさも倍増すると思う。



 読者の皆様はインフルエンザにかかっていませんか。
 わたしのところでも、今週インフルエンザにかかって数日間休んだ人もでています。全国ではやっているそうです。インフルエンザで高齢者の方が亡くなったりしています。
 くれぐれも、手洗い、うがいうらいはやっておきたいものです。そして、楽しみを求めることです。
 では、今週はこのへんで。
 読んでくれた人、ありがとうございました。

思えば…阪神淡路大震災20年です。

2015年01月18日 | Weblog

 
 こんにちは…。
 毎日、寒い日がつづいています。
 この時期は、外へ出ればひなたに影をつくりながら風をさけ歩いている自分に気づきます。はやくあたたかくなってほしいものです。
 とまたではインフルエンザがはやっている様子でもあるし、外出前と後には十分予防できることをしてでかけたいものです。

 さて、今日は阪神淡路大震災から20年です。早いものです…。
 20年前、どこで何をしていましたか。
 私は武蔵野市に住んでいました。子どももまだ小学生でした。
 朝、出勤しうようと起きてニュースをみたら、黒い噴煙を上げ燃えている都市の様子を報道がありました。「また、中東で戦争でも始まったのか…」と見ていたら「地震のニュース」とともに兵庫、淡路島付近の映像でした。驚いて、四国と兵庫の親戚に電話をしました。兵庫のほうはつながりませんでした。四国にはかつながり「兵庫の方は被害はあったものの命は大丈夫」という話ができて安心したことを覚えています。

 この年「ボランティア」という言葉がはやりました。
 全国から震災地にむけて応援がかけつけました。また、ボランテァィア休暇というものもできました。そして、すべてのイベントには「がんぼうろ〇〇」という標語がついてまわった年でもありました。
 私のすきな「男はつらいよ第48作」でも震災後の町の様子を映したシーンもありました。震災当事者のとってはテレビや新聞も機能せず、ラジオが大きな情報源になった聞きます。「ラジオが命の恩人や…」という声も聴きました。

 それから20年…。町はみごとに復興したもののまだ復興ができないものはとくに高齢者のことや住居の借金などがあがっています。
 最近では、高齢者の「孤独死」がニュースになっています。震災後、近所に住みなれた人たちがばらばらになり頼る人がいなくなったということでしょう。いまだに、町はきれいになっても、人の心のなかまでは戻ってきていないと聞きます。何十年もの時間を築き上げてきた他人どうしの信頼がもどってきていないということだと思います。

 この年3月には「地下鉄サリン事件」もありました。
 午前8時30分ごろ地下鉄永田町を降りたとき、多くの救急車やヘリコプターをみました。「いったい何が…」がと思い会社のテレビをみたら地下鉄霞ケ関付近で何者かが、列車の車内で透明の袋の異臭のする液体をまいた…とのことでした。後日、その液体が「サリン」だと判明しました。

 いずれの事件も当時は村山政権が担当していました。
 当時の様子は「村山富市回顧録」(岩波書店)で詳しく書いてありました。時の政権が被災者のために必死になって政治でもって国民の協力をつけうようと頑張っている様子がよくわかります。
 今となっては、その政治がどのように現在にいきているかといえば疑問です。その疑問は、地下鉄サリン事件にも尾をひっていきました。

 最近の日本でのテロは地下鉄サリン事件でしょう。フランでも日本でも何にも関係もない人たちが巻き添えになってしまう事件は許せないことですね。
 
 こんな近くで…と思うとゾッとしました。

 さて、今週はどんなニュースがあったのでしょうか。
 ①「残業代ゼロ」の骨子案が厚生労働省から発表されました。 「残業代ゼロ制度」について該当者は1075万円以上で高い職業能力を持つ人だといいます。
 なにかおかしくないか…?。そもそも残業がありすぎるから残業代が支払われていて年収が多くのではないかと思います。問題は、むしろ「8時間労働」をどうして守れないのか、ということだと思います。
 要は働きすぎが大問題なのでしょう。では、残業しないような働き方や企業の取り組みが大事なのではないのですか。これは、いつか、年収が低い人まで波及することをならっているような法案だと思います。
 おおよそ、非正規労働者を正社員にすることや、ブラック企業などへの対応が大事なのに…と思います。

フランスで風刺画を掲載した新聞「シャルリー・エブト」の特別号が発行された。国内では「イスラム教を冒とくした」とスラム教徒が報復のためテロをおこすのでは…と厳重に警戒。
 フランスではテロに抗議に何百万人ものデモがおきた。「表現の自由」に対する暴力だと…。イスラム教徒者は「屈辱だ」と…。
そんななか、良識あるイスラム教者などは冷静に自制を呼びかけている。フランス大統領も宗教だけの問題にしないよう冷静にと自制を求めている。

 「表現の自由」というのは日本国憲法にもありました。
 日本国憲法第21条
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2. 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
 今回の新聞社へのテロ行為はどうみても行きすぎではないかと思えた。「表現の自由」とはいっても事実、イスラム教信者にとっては屈辱にみえるのであれば、やっぱりやりすぎではないか…とも思う。新聞社側では「ユーモアのセンスがとりない」と発言しているが、ユーモアに思えないのであるからこの現実になったのだろう。つまりは、文化の違いなのだろうから、その点を今一度検証する必要があるのではいのだろうか。

 昨今、ヘイトスピーチということで日本でも問題になっている。
 民族間の歴史を無視した暴言である。暴言が怒りをうみ暴力となっていく。はては戦争の火種になっていくという構図に見える。一方的な差別は、暴力と同じではないかと思う。
 ただ、怖いのはこのテロ行為やヘイトスピーチがなんらかの力の強制力をもって排除されていくことだろう。お互いの違いをとことん話し合う前に暴力で圧倒しようとする動きである。それが、常識となり、気が付いたら何も言えなくなった、では危険。
 昨年、日本は「特定秘密保護法」が施行されたが、、まかりまちがえれば暴力の温床になりかねないと思える。さらには、憲法21条の危機でもある。


③中高年ストーカー急増!「最後の恋」執着…
 ストーカー事件で摘発される中高年が急増している。昨年1~9月に摘発された40代以上は97人で、2013年同期の27人から3.6倍に増加。70代も5人いた。高齢化社会が抱える問題の一端をにじませるケースもある(1/1・東京4)
私も中高年…と思うと身につまされる事件でもある。職場では世代交代でみんな若い人であるという事実を考えると他人事ではないなーと思う。
 
 最近「老い」について考えるようになった。「老い」という現象はいったいどんなことなのだろうか、と。
 「老いては子に従え」や「老いの再び稚児になる」という言葉がある。
 老いるということは、くやしいかな誰にでも平等にやってくる。それをどう受け止めるか、どう対応するか…なのであろう。
 「老いの一徹」で嫌われないように付き合わないといけないのだろうか。

 中高年のストーカーばりにならないようにしないといけないのかなあ…。
 事件になるということは、相手がいるということだ。
 いくつになって男と女…。どうなっていくのかこれからの「大問題」のような気がする。あまり大声でいうことではないかもしれない、が。


 正月のぼんやりとした疲れもとれる、半ば。
 仕事にも少しずつなれてきたところだろう。今月になって2件目の訃報を聞いた。これで、昨年末からでは3件目である。年が年だから周りのひともそれなりの病気もでてくるのだろう。

 寒さもあるのだろう。それにしても、他人事ではないように思えてきた。
 ここまで来たら健康だけが救い…というところもある。私たちの間では、「ドタキャンは許す。無理だけはするな」である。妻も友達に言われ、私も耳にする。だから約束はするが「ドタキャンは許せる範囲」でもある。そんな日々がやってきたということなのだろう。
 恐れず、あおわてずやっていくしかないのだろう。

 少しずつ自分の楽しみを探して広げていければいいと思っている。
 「できるとき、できることを、できる範囲でやる…」。誠意をもって対処するしかないように思う。



 今週はこの辺で失礼します。
 来週は、個人的に担当の仕事があるのでちょっときついですが、がんばっていきたいと思います。
 それでは読者のみなさまも風などひかないように。
 読んでくれた人、ありがとうございました。

2015年が始動始めました…

2015年01月11日 | Weblog


 
こんにちは…。
 はやいもので、仕事が始まりました。正月休という非日常から日常にもどってきました。
 毎年のこととはいえ、「今年は何をどう送っていこうか」という気持ちは若いころより強く持つようになっていました。今年にかならず「これだけはやっておこう!」というテーマをさがしていました。そんな思いもかなわず、とうとう新年になってしまったというのが本音です。

 正月明けの三連休。
 日曜日。私が正月のつかれをゆっくりとろうと休んでいると、妻が「今日、友達が銀座でサロンコンサートをやからいっしょにいかない…」という誘いにのって、午後から出かけたのでありました。
 寒さきびしかったのですが天気はよかったし音楽はよかったし、と出かけて行ってよかったと思う。銀座で日陰の路地から広い通りにでると「歩行者天国」が実施されいました。東京での歩行者天国…って久しぶりでーす。(こんな景色都内ならではですね:写真)
 サロンコンサートでは、30畳ほどの部屋にそれぞれの家庭にある椅子がおいてありました。すぐの満員です(部屋はとてもすてきな部屋でした)。音楽は今から300年ほど前の音を表現した(ヴィオラ、チェロ、バイオリン、クラリネット)四重奏でした。およそ2時間。お茶の休憩ありで楽しい時間を過ごすことができました。
 考えてみれば、遊園地でワーワーすごす時間もいいですが、都内どまんなかの銀座で静かな部屋でクラシックを聴く…、いいかもしれません。人それぞれ自分の好きなことは違うかもしれませんが、老いてはこんな時間をもてたらいいなあ、と思います。
 サロンでの演奏者がいっていましたが、「現代から300年ほど前の音を出す幸せです…」とのこと。これがクラシック音楽の醍醐味なのでしょうね。クラリネットの曲も演奏しました。信じられないこと…、クラリネットがこんなにいい音をだしてしっくりいくとは思ってもいなかったです(反省)。

※詳細はこちらでどうぞ。 銀座カンタータ


 日本では、まだまだ目立った動きもありませんが「アベノミクス」の政策が少しずつ出てきていました。
 「集団的自衛権行使」にむけて、1月10日の朝日新聞では記事にしていました。
 政府が「存立事態」(仮称)をつくり武力事態を想定した行動をしめしたものです。結局のところ、歴史のなかで、これまで戦争に突入した集団的自衛権とかわらないように思えます。たとえば、ベトナム戦争当時のアメリカの行動そのものであるように思えます。要はそれをやる側かやられる側か…の違いでしょう。

 「残業代ゼロ」に関する政府案もでていました。新制度では1075万円以上の人を対象者として調整しているようです。ふつう年収が1075万円以上の人は相当のエリートかそれとも企業家なりで利益をもっている人ですよね…。
 中小企業で働いている人にとっては、いっけん無関係のような金額です。
 企業にとっては本当は「残業代を払いたくない」というのが本音でしょう。なぜなら、そのほうが利益がある。いちばんかかる人件費が軽くなるのですからありがたい法律です。ブラック企業のやっていることを、法律というオブラートで包んでいるように思えるのです。

 それから、もう一つ。
 昨年、普天間から辺野古に米軍基地移設問題。
 県知事選では反対する候補の翁長雄志の勝利。これが本当の民意を反映した選挙だと思えた。要は基地移設に反対する人々が自分の生きる場所は自分らで決める、とい意思表示ということだ。
 政府はその民意を組んで沖縄県のいくえを考えていくべきだろう。政府が推した候補が負けたということではないだろうが予算が削られて報道されていた。
 ある意味、結局、沖縄は琉球の時代から今まで政治にふりまわされてきた。それにもかかわらず、日本ではいちばん政治を考える県でもある。それは基地があるからだろうし、本土の政府にいいようにされてきたのだと思える。それにもめげず頑張ってきた沖縄の人々の意思にまなぶことは多いのだろう。




 今年から「ブログ更新」も昨年よりちょっと良くしようと考えています。
 も一度、反省する部分は反省し…ていきます。三日坊主という言葉があるように、今年もなにごともそうなってしまうのなあ…。
 できれば、楽しいことを更新していきたいと思います。楽しいことは一人の時も何人も集まっているときも同じように更新していきたいです。
 今年から手帳を昨年よりうまく利用といきたいですね。
 「ウォーキングスポット」は日々の仕事を中心に考えたことを書いています。また、個人的な趣味や体験で日々のなかで考えたことを更新していきます。今回153回になりました。いまでは、どんな内容になっていたのか忘れていますが、日々を楽しく送る、ということは一環して追求していく欄でもあります。
 今年もよろしくお願いします。
 
>
 つい先日、知人から泡盛が届きました
 私、これは大好物です。
 15年前くらいになりますが2月に仕事で沖縄に行ったとき知ったお酒です。10年物や15年ものなどもあるそうです。度数が高いのですぐ酔いがまわりますが、お湯わりやロックにしてのむとクセがあっておいしいです。(臭いという人もいるようですが…)
 なんといっても、ゆっくり飲むときはいいですね。ビールみたいに一気に飲むのもいいですが、ゆっくり友達と飲むときは泡盛は好きです。

 さて、今年はそんな機会はいっぱいあるでしょうか…。
 最近は、高齢になってきたからでしょうか、訃報をきくことが多い日々です。悲しいことですが、今月は私の身近で2件のお葬式がありました。いつかは、当事者になるのだろうと思います。日本人の寿命が年々のびています。でも、病院での寿命は避けたいです。健康寿命っていうのが大事なのです。
と、いうことで今年が始まりました。読者の皆様も健康で楽しい一年を送れますように…。インフルエンザが流行しはじめています。
※読んでくれた人、ありがとうございました。

あけましておめでとうございます

2015年01月04日 | Weblog


 あけましておめでとうございます。
 楽しいお正月が送れたでしょうか。故郷に帰省した方はいまごろ、渋滞に巻き込まれていることでしょう。毎年のこととはいえ大変な重労働でしょう。わたしも、毎年四国に帰っていましたのでよくわかります。
 と、思うとお疲れさまです。
 毎日、「おもちがのどにつまって亡くなった」というお正月限定の事故がニューなります。
 それと、山の事故。
 冬山は雪があり風が冷たいし、十分な装備と時間に余裕がないと危険なのでしょう。
 体力を消耗しないように休んでいても体が冷えてしまったりします。夏のようにはいきません。
 毎年のこととはいえ、「自分はそんなことはない…」と誰しもおもうように、災難に遭うなどとは思っていないのでしょう。

 さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
 とあえず、今秋にはサッカーアジアカップがあります。日本の活躍が期待されるところです。
 また、女子のサッカーワールドカップがあります。前回の覇者でなでしこジャパンの活躍も期待されるところでしょう。興味のあるスポーツはサッカーくらいでので、今頭に浮かぶのはそれくらいです。

 さらに気になるのは、昨年史上最低の得票率で安倍政権を守った政治……。
 今年の政治テーマは、特別秘密保護法、集団的自衛権、原発再稼働、憲法改悪など、めじろ押しです。
 また今年も昨年同様「できるとき、できる範囲」で庶民の声をだしていく一年が続くのではないかと思います。今年は昨年以上にきびしくなるのでは懸念しています。

 趣味は今年も「山歩き」を続けていきます。時間をさがしてソロや友達と行ってみようと考えています。これも無理なくできる範囲でいきたいです。中心は高尾、奥多摩方面でしょう。


 ことしものんびり、ブログを更新していきます。
 いまのところ新企画は考えていません。できれば「川歩き」を何年も更新されていないので計画していまいようかと思います。当面は、多摩川とつながっている野川を上流から下流までいってみたいと計画中。

 昨年、「本紹介」を昨年以上に充実(読んだ本の感想をちゃんとまとめるだけ)していけたらと思います。






『戦後七〇年』
人は七〇年前どんな声をだしていたのだろう
もう、三年前の声さえ聞くこともできない…
福島第一原発事故
放射能漏れ
史上最悪の大惨事は

都会や町や、村は
どんな音を出していたのだろうか
路地では
子どもたちはどんな声を出していたのか
いま、風に流され
通りすぎすぎるだけ
私の耳に伝わってくるのは
文字だけだ

名もなき人の声
七〇年後の今
私はなにを聞こうとしているのだろうか
季節の風に流されて
私の前に落ちている音は




※正月休みも入る前は待ち遠しくて、初日はけっこう楽しかったですが、最後の一日となると早いものだと思います。いつまでもあると思うな「寿命と休み」ということですか。はじめがあればいつか、終わりがあるものだ…と最初から知っていたつもりでいても、いざ最後となると残念です。
 まあ、正月は楽しかった…と思うしかありません。

ことしも、がんばっていきたいと思います。
 趣味に仕事にどんな内容のブログを更新できるのか楽しみです。
 昨年、買った手帳にこんな項目がありました。
 ①この1年でかねえたいこと
 ②この1年でやりたいこと
 ③この1年で頑張りたいこと…

 というものでした。みなさんは、この①~③項目をうまく埋めて一年を送ることができますか?

 私は、やりたいこととして、ランダムに「2015年版私語事典」をつりたいと考えています。自分にとっての日本語を考える時、自分が感じている解釈を伝えていけたらと思います。
 それでは、読んでくれた方ありがとうございました。