日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

北風がとても寒く感じた一週間でした…

2012年02月25日 | Weblog


 雨が降っている休日は「損」をしたように思います。せっかくの休みなのに…と、雨を恨んだりします。それでも、雨が季節を運んでくることは事実です。
 生物はこの水に大半は命の恵みを得ているのですから…。
 そう思いつつ、傘をさして、ゆっくり散歩をするしかありません。春ももう少しだと思います。身近なところに、春を探してみたいと思います。
リビングには「お雛様」が飾ってありました。

 さて、移転後2週間が経ちました。
 1週目とはちがい、少しずつ通勤にもなれてきました。なれてくると、今度は毎日同じ通勤電車に乗り合わせる人たちのなかに一人くらいは毎日顔をみる人をみることがあります。そんなときなんとなく「連帯感」みたいな気持ちを勝手に持つようになります。
 また、通勤路でも毎日、出会う学生たちのなかにも同じ顔をみることもあります。

 少しずつ、慣れてくると他に目がいくようになりますね。ちょっと余裕ができてくるのでしょう。同じ町で、仕事をする人、住んでいる人、仕事をしている間ですが「安心感」が人との距離を縮めていって面白さをつくてくれるのでしょう。
 
 私にとってこの町はどんな人がいて、どんな楽しみを提供してくれるのでしょうか。
 通勤路に大きなガスタンクがありました(写真)。このエネルギーが多くの都民の「熱」になっているのでしょう。
 原子力発電よりは、安全かもしれませんが、大きな地震がきたらコロコロと転がってしまうような大きな玉。
 爆発でもしたら、さぞ大きな被害がでるのでしょう。少なからず、他の場所よりは危険なリスクが高いことは事実です。
 いずれにせよ、都会は人であれ、ものであれ、よく考えてみると「便利」さと「危険」のリスクを他より多く抱えているようです。

 例えば、他人の失敗が自分に振り替えられたり、もっと深刻なのは「孤独死」。
 自分のことだけなら、便利な都会で楽しむことができますが、その分他人への思いやりや気づきがないようです。そのため、老人の「孤独死」それも餓死という現実が問題になっていました。

 ちなみに、最近読んだ新聞に「孤立死」という文字がありました。厚生労働省が毎年まとめている「人口動態統計」にいると、関東が全国の3分の1で「餓死者」が多いと出ていました。そらに、都会の「死角」がそれに拍車をかけているといいます。

 そういう現実を受け入れている都会は、ある意味、便利さのなかにいる自分の生き方が(覚悟)がいつも問われている窮屈な町のでしょう…ね。



  

今月の読書はあまり進みませんでした。のんびり、読もうと思って買っておいたのはいいのですが、どれも中途半端状態にあります。
今月はどうにか3冊中2冊を読みました。

◎日本ぶらりぶらり/山下清/筑摩文庫

 これは、山下清画伯が、日本中をぶらりぶらりしながらスケッチし、その旅先での感想をまとめたものです。ちょうどテレビドラマ「裸の大将」にもなった原作でもあるのだと思いますよ。
 旅先で、たくさんの人と出会い、話し、温泉での楽しいひととき…。こんな旅をしたいものです。ぜんぜんスピード感を追求していないところが抜群です。人と接するとき「どうしてこんなにあわてているんだ?」と思うことがありますよね…。本当はいま、話をしたいのは自分の目の前の人なのに…。次の誰かと話さなければ…と思うほどの忙しさを反省してしまいました。
 もっと、目の前の人とじっくり話す時間が大事だと思えた本でした。
 だれかとじっくり話していますか…。


◎株式会社という病/平川克美/文春文庫

 今働いている「会社」という法人を考える一冊です。以前「社畜」という言葉がありました。いってみれば、会社では「奴隷」みたいもの…ということでしょうか。「女工哀史」という本も、明治の会社の形を紹介していますが、この本は現代の「今」の会社を紹介していますよ…。会社を通しての人間関係を考える一冊でもあります。
 まさに「過労死」が世界共通語になっている現在、その原因をも考えるにはいい本だと思いますが…。

 私たちが日頃働いて会社という組織は、人間にどんな影響をつくって、どんなことを要求しているのか…ということも読めます。

 「会社が病気」している状況はオリンパスの粉飾決済などで最近多くいわれていますが、これも病気ということになるようです。
 最近こんな形の会社も増えています。それも、一流会社です。どうして一流会社でさえ、そんな病気になってしまうのか…、読んでみるとその答えがあるよに思える一冊でもあります。
 そして、働いている人も、知らず知らずのその病気に感染しているといいます。
 病気になってもなお、走りつづけていく会社はいったいどんなものなのか…。資本主義という社会の内幕をのぞいているようです。それも、論理的にみているように思える本でもあります。
 今日の会社の置かれている状況を読み解く一冊だった思います。

※このコーナーも月末にゆっくりいきます。




 なかなかうまくいきません…。そんな言葉が今、第一声かもしれません。
 朝に夕に、機械の故障が少しずつ疲労を起こしているのでしょうか…。つながらい、ちがう…などのことが起きていました。

 今では、人と人の声が通信によって行われていて、その人の顔も様子も見ることがありません。そのため、全体の内容が非情に見えずらく、わかりずらい、といったところが現実でした。

 「お客様が怒っている…」という声は電話の向うで伝わってきても、ほんとうにどんな顔をして、どんな気持ちで怒っているのかは一方的でわからないことがあったと思えた1週間でした。

 そんななか、誰もが小さなミスをおこすような環境も蓄積(?)されていったでしょう。
 「ドカーン!」と朝にやって来ました。そのため、○万部の刷り直しという現実。
 これは、天災ではなく、人災。
 まだ電気もうまく安定していない状況のなかで人も不安定だったのでしょう。

 よくよく考えてみれば、一言でいいのです「これでいいのか?」という疑問点を言ってくれればいいのに…と思っても、後のまつり、印刷機械は刷り終わって、断裁、納本…いざお客様のところへ…という具合でした。

 こんなとき電話の便利さに気づかずいたのでした。なにもかも、あとのまつり…。

 とっても現場も本人も疲れた一日でもありました。
 結局「事故報告書」を書いて提出。
 失敗も失敗…大失敗。
 思えば、何百ものデータのなかで仕事をしていることへの注意をだれもが足らなかったことがありました。わからないことへのこだわりを、自分だけで解決するには、日々困難さをましているようです。

 こだわり…それが日々、時間に追いかけれて気がつけばなくなり、消えてしまっているように思えた一瞬でもありました。
 私の仕事へのこだわり…。時間的な速さも大事だが、それよりももっと丁寧な正確さが…と思いたいと思います。
 来週は、ちょっとした「ハリのむしろ状態」の週になるのでしょう。
 でも言いたい、ミスは故障やうまくまわらない環境のなかでいちばん置きやすい温床ができてくる。あとは時間。時間が優先すれば個人が置いていかれていく状況。

 うまくバランスがとれる環境をどうつくっていくかがこれからも大事に考えていきたい。
 あとは、上層部がこのことをどれだけ、重要に一緒に考えて解決しようとしているのか…ということも大事なことと思います。
 それには、毎日「稟議書」の応えも気になるところ…。

 一歩前進、二歩後退を止めていくかでしょう。失敗はこれからの、大事な教訓です。それを生かせるように…と思いますが。
※後日、営業担当者に連絡、謝罪した顛末…。
 仕事での失敗は取り戻せませんが、人の信頼は失いたくないと思います。
 まして、長年来の友人は大切ですから…。


少しは楽しいことも…と思うのですが。
※ 月末は「今月の本棚」というところですが、通勤も仕事もままならず状況なので、落ち着くまでお待ちください。




 愚痴ばっか…でごめんなさい。来週は楽しいものにしたいです!
 ※また、一週間がんばるしかないねえ…と思います。
  風にも負けず、雨にも負けず、世間の非難からもあせらず、飄々とネ
 *読んでくださった方、ありがとうございました。


てんてこ舞の1週間でした…

2012年02月19日 | Weblog




 毎日、寒い日が続きます…。お元気ですかね。やっと休みになりました。
 今週は長く感じた一週間でした。
 このごろは、一日の昼間の長さ毎日少しずつのびているようです。そして、日の出も早くなってきてきました。それでも、寒さはまだまだ、続きそうです。

 今は平日、毎朝6時過ぎの早起きで日の出とともに起きるようになりました。
会社が移転後は、90分の通勤時間の毎日になりました。ちょうどサッカーの試合時間になります。
 4回電車を乗り換え、ほとんど新聞を開く隙間もないほどの混んでいる電車での通勤になりました。まっ、これは生活するためにあきらめるしかないように思っています。

 ただ、通勤読書が困難になり残念です。また、疲れたときなど、うっかり居眠りもできなくなりました。これは、とても気持ちいい時間だったのですが…。
 その代わり、電車から東京の風景がよく見える通勤になりました。
 いまさらのですが、東京という所はけっこうゴミ焼却場の煙突が多いことに気がつきました。青いそらにまっすぐにそびえている白い煙突が、都民のすべてのため息を青空に吐き出しているように思えました。
 そして、わたしのため息も、白い息と、とともにホームに流れていく毎日でもあります。

 毎日、毎朝、同じ通勤時間、同じホーム、同じ位置で電車をまつ他人様ともお別れです。
毎日、障害者の娘さんと一緒に通勤するおとうさん。「おはよう」と声をかけてくれる大阪育ちのおもしろいおばさん(話も面白くて、そしてけっこう美人な人です)。いつもこの人だれかに似ているなあ、と思ってみてきたおねえさん。個性豊かな人たちが集まった時間帯でした。この駅の時間帯に苦節10年でめぐりあった人たち…。残念だな思いますが…。
 毎朝、何かの縁でめぐりあったなじみの顔をみて始まる一日を大事にしたいものですね…。

 「花にたとえがあるように、さにならだけが人生だ」なってかっこうよくないです。めめしくてね。
 歯の治療ももう少しでおわりです。こっちは、早くさようならしたいものですが…。




 先週、土、日曜日を使って千代田区から板橋区への会社の引越しに立会い、今週から仕事が始まりました。
 30年いた場所から引越しとなると少し寂しい気持ちもありますが、これも生活のための仕事だと思っています。私のこれまでの人生のなかでいちばん居た場所でしょうね…。
 
 「季節風」にも書きましたが通勤60分から90分に変りました。通勤電車もほとんど始発なので坐ってゆっくり本を読んだり、居眠りしたりと、けっこう楽な通勤時間でしたが、これからは少し大変になりました。

 大変になったことは、こればかりではなく仕事の内容は同じでも職場が遠方にあるためお客様の足がどうもこちらに向いてくれません。結局、妥協案として通信(メール・電話など)を駆使して引き続き契約するようになりました。

 とはいうものの…、ふたをあけてみたらとんでなく面倒で、手間もかかる結果になっていることになってしまいました。

 印刷屋という仕事では、通常、原稿や写真はお客様が自家に持ってきたものを、加工し、イメージとおり組上げます。以前はダイレクトだったですが、移転後、中継所を通しているため、その原稿を送信するファイルに名前をつけたり、書き換えたり、画像を加工したりとして、やっと、現場に送信する、となりました。これがけっこう大変でした。

 直接、くればすぐに現場で、原稿を加工して仕事になるのですが、手間が二段階になり、さらに人手不足のなか、大変な一週間でした。実際に今までの倍はかかるようになりました。
 それが、残業をつくっています…。

 オイオイ…、これはなんとおかしくないかと思えてします。通信はもっと便利じゃなかった?。外国からでも数秒でくる画像だったような?。よくニュースになるスキャンダルや事件の映像はあっと言う間に世界中に配信されんだような…と思うと、これが実際の仕事となると何人もの人手をかけなければなりません。遊びじゃないのす。
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 「便利」はいいが、本当にこの便利さを仕事して、お金にするには時間と資本が必要なのでしょうか。それを、ケチると多くの時間がかかり、「便利」なところではなく、逆に「不便」で遅くなり、お客様からの信頼も失い、お客をも失う結果になりまねません…と思いました。

 本当に「便利」だったら残業もなくなり、効率的になり、ゆとりができるはずなのですが、私のところはその逆だな思いました。
 一部のお客様にはこの「便利」さが実感できているところもあります。自分の事務所から仕事を、私の仕事にダイレクトにきます。その場合は、それにはお客様にもちょっと苦労して頂いているように思います。それが、私の仕事以外にも使えることをよくよく、理解しているからでしょう。
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 原稿を入稿して、いかに効率的にはやく仕上げられるか出すほうも、受け入れる方も苦労しているからそれが可能なのでしょう。

 まさに「印刷屋てんてこ舞い」の1週間の仕事でした。
 さて、今週はどうなることやら…。

 とりあえず、まともに仕事ができる日まで「てんてこ舞い」はつづくのでしょうかね…。まだまだ安定までは、たいへんな日々が続きそうです。
 このブログにも、愚痴ばかりかいてしまっています。
 もうちょっと、軌道にのれば、以前のように楽しいブログも書いていけると思います。もうちょと「ガマン」の日々です。

 これは、仕方のないことだと思います。まだ、移転して1週間。これまで通りやるようにするには、時間がかかります。移転先で、どう、うまくまわしていくか、仕事を続けなる中で少しずつ見えて、改良が必要なことでしょう。
 お客の「今まで通り」の要求には、焦りを感じていますが、そればかり追求していては、こちらが進めません。要求はできるだけかなえるように進めながら、改良していくしなないように思えました。
 そして、できるだけ「てんてこ舞い」を解消していけるようにするしかありません…。これは、私の結論でしょう。

 読者の皆さま、かぜなどひかないように、よく食べ、よく眠ってください。
 それでは、今週は。

*読んでくださった方、ありがとうございました。


力をふるしぼってみて…それでだめなら仕方ないな!

2012年02月12日 | Weblog


 休みの日に会社の引越しで行って来ました。
 さすがにヘヨヘトです。それでも、やることがあるように思えるのですが、これ以上やったら気持ちも身体も投げやりになってしまいそうです。

 日曜は、ちょっと夕方ですが、早く終わったのでブログにむかってみました。
 もう、これで私の世代はおわりでしょう。苦節30年ながい間、通った町にさよならです。今度からはさらに奥の町に分けいり、ひとしごとです。
 自分一人で片付けられる仕事ではないので、そこはみんなでやるしかないようです。

 帰りながら考えた「詩」です。

別れからえるものは…

人にモノに時間に
出会いと別れがあるとうに
今日という日に
別れを告げていかねばならない

多くの時間のなかで
人の話をきけばきくほど
悲しくなるひとの傲慢さ
朝令暮改…
こんな思いがだされてしまう
朝に名も知らぬ運送会社
夕に大手運送会社
いつ変身したのか
夕暮にあいそのいい言葉をかけて帰っていった
下請けと孫請け

福島第一原発の労働者
大手看板は「東京電力」
あいかわらずの放射能現場では
だれが働いて修復しているのか
日銭を稼ぎ
さらに明日の人間の欲望
もはや働く正直者はうなだれていく現実ではないか

こんな構図は永遠のつづいている
「かえよう」と言葉だけにアグラをかいてきた
それがこの国の政治家のように思う
「再出発」はせめて小さな行動から
生きた言葉をきいて生きていたいもの


さて、さて、今週はどんなことになるのか…
コツコツと愚直にいきますか。

*読んでくださった方、ありがとうございました。



夢、破れて山河あり…そして夢追いかける!

2012年02月04日 | Weblog


 2月が始まりました。泣いても笑っても、今月、私の勤める会社が移転する月がややってきたわけです。
それも、いまのところより遠くなっていくわけで、あまりうれしい報告ではありません。
 人間も会社も「不老長寿」を夢見て活動しているものです。そして、いつの日か、最初があり、終わりがある…という法則が生きているうちはついて廻ってくるもので、仕方がないことに気がつくのです。

 むしろ、どんなことが「起きる」のか楽しく考える方が楽なのだと思います。(実際には、多くの問題がありますが…)
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 さて、寒い日が続きますね。乾燥しているせいか、カゼも流行っているそうです。職場の人も「カゼでダウン」状態で休んでいます。
 この寒さ、いま日本中をかけまわっている様子です。寒さも1月より2月の方が本物です。事実、日本の雪所の北海道や東北では大雪による被害のニュースもよく報道されています。

 1日のニュースに、秋田県の玉川温泉で雪崩がおきて、岩盤浴をしていた宿泊客が雪崩に巻き込まれ、死者もでています。
 雪崩に遭う…観光で宿泊しているお客さんには想像もつかぬ出来事だったにちがいありません。楽しむはずの温泉で悲しい出来事です。

 日々の疲れを癒すためのものが、自分の死に場所になってしまう、この事実も「想定外」。本当にそうなのかな…と思います。だいたい「想定外」は言い分けのように思えますが…。

 どこへいっても「想定外」という便利なお言葉がつくられ、それにすがっていいわけしている「経営者」のように聞こえるのです。
 こんなことで「消費者」はいつも、くもに巻かれて、忘れていくように思えます。そして「風化」してしまって、また、事故がおきると、あたかも初めてのような言い分けの言葉が作られていくように思えました。
 忘れていいのは、忘れたい被害者で、経営者は忘れてはいけないことなのです。
 
 昨年、食肉「ユッケ」事件という、食中毒があり、死者もでていました。経営者が謝罪したのが印象に残っています。
 そして、強烈に残っているのは「原発事故」でした。

 いつからか、人間の安全よりも「○○マネジメント」という言葉が呪文のように最優先されて、一生懸命働いていても、いつのまにこの○○マネジメントに組み込まれて事故が起きている。
ときどき、その問題が「内部告発」で明らかになったりする事件も多くなってきました。

 どこの会社でしたか「内部告発」をして嫌がらせやパワハラを受けていた事件もありました。粉飾決算で問題になったオリンパスという一流会社もありましたね。常に会社はもうけている…という偽装のうえに運営されていたということでしょうね。

 なぜ、こうなるのか、という本質はいま一つ明確でないです。(実際、いま会社で起きている事件の本質をつきつめていけば、私たちの働いている経済がわかるのですがね。そして、今生きている資本主義経済のバックボーンがわかるような気がします。)

 本当に「消費者」がバカにされている状況が日々、多くなってきたように思えてしまうのはなぜなのか…と気がつきます。
 でも消費者側にもバカにされる原因もあることに、気がついていると思いますが…。
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 ※「人間は自らが帰属する会社というものに対して影響力を行使することができるが、同時にその会社によって影響を受けている(「株式会社という病」平川克美・文春)





「ス久ラップ2012」はしばらく、お休みします。
ひたすら切り抜く日々です………………………*




「ノスタルジー」
休日の午後
冬の陽射しを浴びて
私の歩いてきた後ろを振り向いた
私は今日も元気で働いている
今日も私は悲しんでいる
明日は静かに笑っている
自分の姿を映してしてきた
歩いていきた
どこまで続くのか…遠い国

半世紀
デモがあった
足もとで死者がひきずられた道があった
権力のわがままにつきあってきた時代
「流した汗がむくわれる社会」
そん街角を汗をかいて歩いていた
ひたすら歩いて気がつけば

空気のように
「クールジャパン」があった
汗もかかずにむくわれる時代か…
気がつけば
放射能がこの都市も降り始めた
去年から…今年も見えない恐怖がつつむ
政治がいまだに反省がないことに
口をつぐみ

時代を忘れたかのように
白くおおきな建物を眺めている
私は若者にあかをなめてもらって

社会という横道に目をむけながら
今日を生かされていたと思える一日

いま!
心も身体も整理がつかず
今日をむかえている
思えば
わたしも誰かのあかをなめて
今日をむかえたのだろう
どんな味だったのか
苦かったのか、甘かったのか

今日をみつめて
「いく時代かありまして…」を口ずさみ
今日をむかえている
31年目のノスタルジー


※休日に「ポスター展」(田中一光展示)をみに行くついでに街を散歩していたとき、浮かんだ言葉を並べてみました。詩なんておこがましいものではありませんが、まっ、読んでみてください。
 振り返って、ポスター展が年代別に展示してあって、その時代に「私は何をしていたんだろう…」と思いました。1960~1985年…です。
 時は流れて、いやなものは「風化」されて、人々の「欲望と「羨望」に時代が流れていくようです。そんな、一瞬を止まって思う事をならべるのもいいですよ…。




 休日を利用して、自分が働いていた周りを友達と歩いてきました。
 「こんな近くに、政治があった」とは、いまさら遅すぎたことが思い出されます。この周辺で、私たちの生活が決まり、日本のすすむ道が決まっていいたんだ…と思いました。
 
 それにしても、建物は年々きれいになっていくのですが、残念なことに、こと政治(人々の暮らしを考える)は、いまだにコップのなかの「ちわけんか」みたいに、批判しあっているのにはあきれてしまいます。

 とくに、昨年起きた原発事故や大震災の討論かと思いきや「解散」を目論んでいるような動きです…。
 あいかわらず、税金はあがるし、賃金はあがらないし、非正規社員は増えるし…、さらには子どもは減るし、高齢化は進む。いくらでもあるのに…。

 「歴史は繰り返す…」といいます。
 いまある歴史は、いつの時代を繰り返そうとしているのでしょうか。
 「ヒーロー待望論」ということも聞きます。これは、まずい兆候かもしれません。

 今月は、休日出勤が続きますので休みます。また、来月にはじめたいと思います。また、元気であれば、2月下旬ごろにはじめたいと思います。
 さてさて、どうなることやら…。まずは「心の整理」そして、物の整理…

 最近、インフルエンザがはやっています。読者の皆さんも、かからないように頑張ってください。
 それでは!また

 *読んでくださった方、ありがとうございました。