日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

5月も終わりですが…楽しかったですか?

2013年05月26日 | Weblog



 5月最期の週末になりました。
 今週は楽しくおくれたでしょうか……。

 私の方は、仕事で一泊二日の北海道弾丸研修に参加した週でもありました。
 一週間のまんなかあたりに地方へぶらっと旅行ならいいのですが、研修ですからそれなりの拘束力があってめんどうな時間でもありました。それでも、翌日は帰りの飛行機の時間だけを気にすれば、あとは自由という一日があったのは幸いでした。それでも、少ない小遣いをつかっての研修旅行でしたが楽しさを見つける二日間でした。

 北海道といえば「海鮮丼」という言葉が会話の筆頭です。さすがに、海も近くて漁の盛んな土地では新鮮な海の幸ははずせません。さらに、大きな土地からとれる農産物。季節がらまだ農産物は少ないですが、海の幸はふんだんにありました。参加者はこの海の幸を求めて二日目の自由時間は電車にバスに、またレンタカーを借りて散っていきましたが、やっぱり旅は「土地の人との会話」ですね……。

 私が行ったのは札幌から電車で約50分の小樽に行ってきました。
 平日ということもあってか、観光客はまばらでした。修学旅行の高校生くらいが目立ちました。さらに多かったのは中国人の団体客の人たちでした。名所にいくと必ず中国語が聴けます。日本人かな思いきや中国人でした。

 いまでは経済成長を世界に示しているバラメーターのように観光客が日本にきていると聞きます。ここ、北海道でも同じですね。
 おそらく、中国経済の勢いをそのまま持っている富裕層なのでしょう。
 映画「三姉妹」を思い浮かべると、中国の格差はおおきな形になっているのでしょう。そんな景色を想像させた小樽観光でした。

 ちなみに、不覚にも、私は海鮮丼なるものは食べませんでした。
 前日はジンギスカン、夜には生き作りの魚で一杯のみ、仕上げに札幌ラーメン……と胃のなかは飽和状態。胃の中に北海道が入りきれない状態でもありましたし、調子も悪かったです。
 小樽では、誰でも目にする町の定食屋さんで「焼き魚定食」を食べていました。焼き魚もその地方独特の食べ方もありますいいいと思います。お客さんは観光客より昼食時であったのでサラリーマンや主婦人たちが多かったです。これも楽しいものです。地元の人たちの会話も楽しめます。

 茨城県東海村の原発でまた事故が起きました。
 実験中の事故だったようです。いったい、日本の政治は福島第一原発事故で何を学んだのでしょうか。とくに、自民党政権の政治家たちは稼働を訴えていくようす。それを、受けて労働者の代表でもある連合もあやふやだし、これでは組織率が下がるのはあたり前でしょう。


 初めての土地で楽しみは食べ物があります。それと、そこに建っている建築物。建築物は、その土地の歴史なりをひもとく証拠物件にもなります。だから、その土地にあった建築物をみると、その時代の人々のなりわい、生活が想像できるのも楽しいものです。
 それでも、時代の波でしょうか、人々の要求でしょうか、その建築物のなかに「今でしょ!」のものがあります。

 そして、そこを通る人々も「今」に引き戻してくれるものだと思います。
 ここは小樽。
 運河でも有名な土地。その運河にも時代の波。輸送手段は船からトラックと変化していくなかで、歴史的な建築物になっていくようです。港を中心に小樽もきっと人々が豊かな暮らしをつくっていたのでしょう。
 大正、昭和初期に最も繁栄した小樽の様子をひもとく大切な建築物。大事に保存してほしいものです。

<子を負ひて 雪の吹き入る停車場に われ見送りし妻の眉かな>石川啄木
 ここで啄木もどんな生活を送っていたのでしょうか……。
 参考:「小樽散歩案内(新版)/発行:ウイルダネス」







 今月は、北海道の王子製紙への研修ということもあり、参考にしようということで「紙」について読んでみました。
 日々、何にも気にすることなくふれている紙。私たちの生活のなかになくてはならない必需品でもあります。電子機器がどんな発達しても、はじめに紙に思案や企画を書く紙にむかうことで世の中は発達してきたわけです。紙のりがたさをつくずく思う一冊でもありました。

 また、人間がさまざまな困難ななかで生きていくことへ追求した本も読んでいました。一冊は、海で遭難した人が、もう一冊は、町で性犯罪にあった女性が書いた本でした。日々の生活の中、仕事をしていると、さまざまなアクシデントが起こします。それは、自然や人の理不尽な強引さに巻き込まれるという現実です。しかし、それに泣いているばかりでは、明日にむかえません。それでも、人は明日にまかって生きていく…。
 その理由は人それぞれ。
 わたしはそんな人たちが、自分というものを見失わず生きていく力を探したいと思っていました。
 探せはしませんでしたが、ヒントはあったのではないかと思います。

  

◎新・紙の知識100/王子製紙/東京書籍

 今週、仕事で北海道の苫小牧の王子製紙工場見学に参加するということで、ちょっと事前の知識を思い読んでみた。
 紙の役目やこれからの紙を製造するうえで大事なことがあった。
 私たちの生活に必要な紙の役目を思いしらされた次第だった。紙は「書く・包む・服」という3つの用途があるそうです。その役目のために紙の製造工程もちがうということもポイントだそうです。
 
 そして今いちばん大事なことは4「リサイクル」ということだそうです。
 工場での見学では、その部分がいちばん強調されていました。木からと古紙から再生紙を利用し、新聞用の紙を製造しいるそうです。その内容を伝えてくれたのがこの本でもあります。繊維を分解して再利用の紙に変える。
 紙の持つ役目を新たに知ることのできる一冊でした。

◎あきらめたから生きられた/武智三繁/小学館

 海で遭難。助かるのか、それとも、このまま海に消えていくのか??
 海難を記録したドキュメントである。
 漂流したとき何が大切なのか?自分の身のまわりに残っている道具を工夫してしたすら生きる形をつくっていくサバイバルでもある。
 読み終えて、「あれがおあればよかった」とか「これもしておけばよかった」とか後悔することより、今できることをいかにうまく工夫していくかが大事なのではないか……と思えた本であった。

◎性犯罪被害にあうということ/小林美佳/朝日新聞


 普通のおくっていたOLが仕事の帰りに強姦されてしまう。犯人をつきとめるべく必死に社会に訴える。家族にも、友だちにも理解されず日々を送っていた。しかし、大事なことは、黙ってしまうことではなく、一人でも理解者を多くつくる行動だと知る。

 読み終えて、どちらかといえば私は加害者側になるおそれが強い。なぜなら、男であること……になる。世の中いろんな人間がいるが、弱いものがどうしても被害者になる社会であるようだ。しかし、弱い中にもそれを理解するものが多ければ強くなれるのではないかと思えた。



 はやいもので5月も終わろうとしている。
 そして、久しぶりの社員旅行?と思っていた北海道行きが「研修旅行」という名前に変わった月でもあった。
 昔であれば、社員旅行……。やったーと思ったが……「研修」と名がついてなんとも気の重い日々でもあった。くよくよしてもしょうがないと思い、ひらきなおって「楽しもう」ということを考えた。

 ふたをあけてみれば、一泊二日の弾丸研修旅行はけっこう楽しくできた。
 なぜなら、一度自分の生活する場所を離れてみてみるのも大事なことなのではないかと思えた2日間だった。さらに、こんなときだからこそ、人の性格がよくあらわれたということも知ることができた。
 朝、入っていった靴が旅行先で壊れた…というハプニングもあったが、これも生きていくなかでいろいろ起きると思えば、どうにかなるものだ。

 そのハプニングで思ったことは、観光地では旅行者にとっては観光地だが、地元の人にとっては生活する場所だ。そんな地元の生活者が利用するスーパーマーケットに行ったり、定食屋で昼を食べたり……と普通の生活がいちばんだと思えた旅でもあった。
 「そでふれあいなかも多少の縁」と地元の人とのふれあいが何よりも旅先での面白さだと思えた。これが人生の「研修」だな……と思いつつ帰ってきた。



 5月も終わりである。
 連休あり、研修あり……と駆け足ですぎて行った月でもある。
 やり残しはたくさんあった月でもある。
 まあ、これは仕方がないと思いつつはじめりしかないような気がする。
 本も読んだら読みっぱなし。感想もまとめなければ、と思いつつ過ぎた5月だった。より残したことは多かったが、妻も今のところ病気の再発も止まっているらしいし、いいと思う。
 市内であった昔の隣人にばったりと会った月でもあった。やっぱり、病気をしてしてしまったいるとのこと。今まで、一生懸命働いてきて、これから楽しまないと思う矢先にどこぞも同じであらように思えた。くれぐれも気をつけなにと、と思う。

※ちなみに北海道は、5月でも桜が満開でした……きれいでしたよー
 
 お疲れ様でした。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。
 

暑くなってきました……

2013年05月19日 | Weblog


 こんにちは……。
 少しずつですが暑くなってきました。散歩をする街路路の木々もすこしずつですが緑が濃くなってきたように見えます。空高く飛んでいるツバメの姿も見えるようになってきました。
 通勤する満員電車のなかではクーラーがはいってきたようです。

 さて、世の中はよいえば、相変わらずの政治をにぎわしているのが政府自民党と憲法96条を変えようとする動きと、維新の会の橋下共同代表の「従軍慰安婦」での発言でした。どちらも、夏の参院選をにらんでの行動なのでしょうか。
 
 いったいこの二つはどこまでエスカレートするのでしょうか。
 どちらも、市民不在の暴言のようにきこえますが、それも数の力で押し込まれればそれが「当たりめえー」になってしまうということも事実なのです。

 そのことによって世の中は安倍政権の「経済の力」をてこにどこまでいくのか……という不安があるのではないかと思います。さらには、円安によって企業は疲弊していっていることもうかがえます。ちっとも、経済が庶民までおりてくるようなことはないように思えます。1000兆円を超した赤字国債でますます、借金が増えてなにができるのかという疑問もあります。

 朝日新聞の「天声人語」5月16日にうまいことが書いてありました。
 フランスのタレーランという政治家がいった言葉を紹介しています。その内容というのは、フランス革命で逃げていた王侯貴族が体制が自分たちの側に体制が戻ってきたときの話し。フランス革命でなぜ彼らが(貴族)が逃亡することになってしまったのかをすっかり忘れてしまったなか、過去の自分たちの栄華という生活だけは忘れていない……という話しです。

 つまり、自分たちの失政で政権をとられた過去は忘れ、もとの政権についたとたん、自分たちの政治やってみたら、自分たちの権力を栄華にするために、昔とかわらないものに戻しただけというものでした。バラマキ政治もその一つ。本当にやるべき政治。問題がある政治をやらず自分たちを守るだけでになっているように思えます。少しも政治という立場にたって反省していない……というものだった。
 これは、今の自民党政権を揶揄しているないように思える。

 その昔、池田勇人内閣が高度経済成長という時代「所得倍増」というスローガンで政治が進められた。その結果、経済は反映したが、一方で公害は増え、多くの問題が市民を襲った時代があった。まさにそのことをいっているように思えた。
 自民党政権がやっていることは、結局、経済優先、さらには自衛隊を軍隊ち位置付けようと憲法を変え、昔の軍備強化の時代にもどろうとしているのではないかと思えてしまうのは自然な思いではないかといえます。

 しょせん人間のやることですから、いやなことは忘れ楽しいことだけをこれからの生きがいとしていきたいのはわかります。ですが、政治家はこれではだめでしょう??。そんな、わたしたちをいさめ、流れていくべき道筋をつくり納得させるのが大切なことだと思うのですが……。



 いつも通る散歩道。
 好きな景色でもあります。写真にうつる木々は桂の木です。秋になると葉を黄色にさせ、静かに落ち葉となって自然の美しさをつくる木です。
 そこを通る人たちも、紅葉どうよう洋服も紅葉していきます。
 夏は涼しさを求める場所して、冬は暖かさを与える場所として木々が私たちにとって大切な役目をつくっていることを考えさせる街路地です。そんな、場所を見つけることも散歩の楽しみです。



 今日は、研修(紙工場見学)でいくであろう北海道でのプランをたてるべき一日になるようです。一夜づけのプランですから、まあ期待はできないかもしれませんが、自分がいかに一日楽しく送るか……おいうプランです。
 北海道に行った経験者からの助言だと「食べ物がおいしい」ということが多かったようです。まあ、一週間ぐらい滞在するのであれば食べものも大事なキーワードですが、たかが一泊二日。それも、初日はほとんど業務ですから、ゆっくり食を味わっている時間は期待できないでしょう。お土産と宴会で終わりになってしまいそうです。

 ちなみわが家族で北海道にいっていないのは私だけでした。妻もわかい頃は一人で一週間かけて北海道を旅したそうです。それは、それは昔ですから、のんびりした旅だったようです。女一人、ユースの宿に泊まったり、民家に泊めてもらったり…と楽しかったようです。おどろいたことに、宿泊しさせてくれた民家の人たちのおおらかなだったこと……、家のかぎなどしめたことがないような時代でした。

 娘は東京駅からブルートレインで友だちといったそうです。土地は広いし食べ物はおいしい……とべたほめでした。

 さて、わたし……。
 まずは地図を見て、のんびり探して見ることにします。
 基本的に寒いところは嫌いなので、いい思いではむりかもしれませんがせっかくいくのですから「これだけ」はと思うものを見つけたいものです。
 そんなこんなで、今日のブログは簡単にしました。まあ、手抜きです。
 それでも、今週の思いを吐露しましたが……。
 天気がいいといいなあ……。

 それでは。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

パソコンが壊れました!!!……

2013年05月12日 | Weblog


こんにちは。
連休も終わり、またもとの生活がもどってきました。
毎朝、眠い目をあけて出勤、残業、帰宅……と、変わらぬ、進歩のない日々が始まりました。それでも、仕事があってどうにか日々の生活が無事に終わっているのですから「結果オーライ」でいいことなのだと思います。

 さて、今週はいかがでしたか?
 私のほうはちょっとパソコンが不機嫌になりまして、今週は一回も利用しませんでした。異常のないときは、大変便利なものでも故障してしまうとどうにもなりません……ね。
 私のパソコンは、いまだに旧OS(ウィンドウ2000)を使って動いているのですから、ご苦労なパソコンです。マイクロソフトさえ、OSに対するウィルスソフトの更新はもう半年前になくなっているありさまです。それでも、どうしても使いこなすためには、ウィルス対策として契約している会社(NECビッグローブ)と再契約したありまさまです。通常なら、ただのものが旧式なため、パソコンを守るために違うところにお金がかかるようになっているようです。(ウィルスをつくってばらまく人も必至で仕事をしているのでしょうか)

 メールもインターネットも「接続不可……???」を明記するだけの箱にだけはしたくなくて、やっと休みになったので、プロバイダーの契約会社の技術者さんに電話して聞いてみました。電話をしてからおよそ2時間ばかり、懇切丁寧な説明にみちびかれ、やっとつながった次第です。原因は、「何か原因不明のデータがエラーの状態」とのことでした。ですから、結局のところ、初期化してからセッティングしなおして、やっとつながったというわけです……。大変でした。
 それでも、全部つながったわけではなく、部分的につながっただけだそうです……。まいった、よ!!

 それにつけても、年をかさねると年々手が廻らなくなるのがパソコンです。設定するにしても、前のバージョン様子は忘れ、さらには新しい設定もなにがなんだかわからなくなってきているのが現状です。だから、「簡単設定ナビ用CD」があるのでしょうが、OSもバージョンも違うとこれでまたちがってくるしまつ……。あげくの果てに、「その機種には対応していません」というメッセージがでたりと、まいってしまいますね。(お金をかければ出張設定もありますが、そんなところにお金はかけたくありませんしね)

 というわけで、来年あたり予算を計上して新規導入しようと思っています。
 当分、このポンコツでやっていくしかありませんが……。

 それにしても、この業界は日進月歩の速さで新しいものがでてきています。それに追いつくにはそれなりのお金と技術が伴ってくるようです。OSが新しくなれば、それにたえられるスペックのパソコンが必要ですし、さらには最低必要なソフトもそのヴァージョンアップした分お金をつぎこまなかければ満足に動いてくれない……と、いたちごっこのありまさです。

※ちなみにいまマクロソフトはウィンドウ7か8になっている様子です。
 スマートフォン対応等など、いろいろと金のかかる業界のようです。


 天気のいい日には必ずといっていいほどどこのグランドにもスポーツ少年がいます。それとプラス父兄もいます。
 これはもう遊びではありません……ね。なんかのプロの予備軍みたいな気がします。グランドがなければ野球やサッカーができない子どもが多いのでしょうか。
 ちなみに、野原につれていって「ここで好きな遊びをしないさい」といったら、どんなことをするのでしょうか……ねえ。
 ゆうずうがきかないというか、工夫がないというか……。
 野球は9人いなとできないと思っているのでしょうか。本当に楽しんでいるのかなあ。
 そんな気がしました。


 パソコンが故障して、一時は「ブログも当分休業」かとあきらめていました。それはそれで、いいのですが何人かが見てくれていると思うと申し訳ないと思います。これは、「私の日々の便り」みたいなもので、読んでくれている人にとっては「いちよう元気でやってるよ……」というメッセージのつもりで更新しています。

 むしろ、困ったことはメールのほうです。
 難病の団体のニュースや皆様と連絡がとれず、催しものもみることができなくなるとなると困ってしまいます。これは、命にかかわることなので大変困る!!と思っています。
 などなど、週末はパソコンの修理でてんやわんやの一日でした。
 電話で設定まで説明していただいた担当の方のしんぼう強さに脱帽でした。とても、ありがたかったです。

 見渡せば…わが家の電気製品はとても寿命がながいです。
 そのさえたるものが冷蔵庫。なんと28年間故障知らずです。クーラーは20年……。で、そろそろガタがくるのではないかと日々「不安」でもあります。きっと、電気代も昔のものですから高いのでしょう……ね。



 5月も折り返しになりました。
 はやいものです。
 明日(13日)は妻の5月の定期検診の日です。さて、どうなることか。
 いまのところ調子がいいようですが……。MRI検査の結果もでる日です。
 どうあがいても仕方のないことです。ちゃんと受け入れて対処する日々です。ながーい付き合いをうまくやっていくだけですから。

 それでは今週はここまで。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

連休でゆっくりできましたか……?

2013年05月05日 | Weblog


 5月も始まりました。
 今年の連休は例年になくお天気にめぐまれていますね。これは、とても気持ちもよく休みをむかえられる条件でしょう。

 今年の連休はどうでしたか……?
 故郷に帰った人にとっては恒例の年中行事でも肉親の笑顔をみて楽しい思い出ができたのではないでしょうか。

 私のは方は、連休はこれまでできなかったことを少しずつやっていました。
 とくに、身近な身辺の片付けとして「本の整理」をやっていました。けっこう沢山の本を捨てることになりました。悲しい……ね。
 まあ、本なんて読まなくても人の生死には関係ありません。でも、私にとっては何か「もったいない」ように思えます。なぜかというと、ふれずに通ってしまえばそれまでです。一生出会わなければ、それはそれでなんともありません。私にとっては、読書は新しい友達に会うような気がします。

 例えば古といわれる本。
 うまく出会えれば、それは古い昔の友人にあったような気持ちにもなります。その時代、そこにいた人間が何を思い、何を悩んで生きていたのか……という会話のような気がします。そこで、主人公が活躍したことを書いていれば、共感する部分もあったりすればなおさら素晴らしい出会いができたと思えるのです。 
 等など……。整理した本の残骸をみて「言い分け」をいっても始まりませんか……

 さて、今週は連休の真っ只中でした。
 そのなかでも気になる日がありました。5月3日の「憲法記念日」でした。
 昨年の衆議院議員選挙で多数派になった自民党が、今年は巻き返しになっています。その代表が安倍首相が提起した「憲法改正」というテーマです。
 憲法は「憲法9条:戦争放棄」を中心に改正の動きはありましたが、野党との調整がうまくいかず、ながい間、現状の憲法を見守ってきました。
 しかし、今回は憲法9条が本丸なら、憲法96条という城の石垣から崩そうという動きが強行になってきました。

 ちなみに、憲法96条は憲法を改正する場合に必要な条項で、改正するためには衆院、参院の3分の2以上の賛成が必要という条項です。
 これを自民党案では両方とも2分の1にしようという動きです。昨年の衆院選での自民党の勝利、さらには今年予定されている参院選で自民党は過半数をもくろんでいることは明らかなことではないかと思います。それを、計算にいれての改正なのでしょう。さらに、野党(?)の民主党がいまのところバラバラな状態ということも拍車をかける理由になっているようです。



 写真に撮っていていつも思うこと……あります。
 どれだけ、被写体に近づけるかということです。
 特殊な戦場にいるわけでもないので、お祭りなんかはいつのまにか一緒に混じって追いかけています。そこで、みんなが楽しそうにしているのを見ていると写真どころじゃなくて、ずーとこの雰囲気のなかにしたっていたいなあ……と思います。人間のいやな部分を撮ってみようなどと思ったことはないのですが、祭りの日はいやな部分が忘れられて、みんな生き生きと、はしゃいで楽しそうの時間があります。

 気がつけば嫌味な部分も楽しい部分も全部、人間の形なのではないと思います。それを、どう撮るか……。やっぱり近づかないとわからないことなのでしょう。なぐられそうになることもありだろうし、一緒に飲もうよという雰囲気の被写体もありだろうし、どれも人間の姿なんでしょう。それでも、一枚、シャッターを切りたくなるのはそれなりの理由があるらでしょう。
 私はプロではありませんので、そこまで突っ込んで撮るスピリットはありません。それでいいと思います。自分のいやな部分をわすれるために、人間の素晴らしさを、面白さを写真にとっては楽しむ……。
 これでいいと思います。とはいえ、本当に撮りたければ近づいて撮らないといけないと思います。

 今回は休みがあったので、市内の祭りを追いかけてみました。
 みんな祭りは一年い一度の晴れ(非日常)の舞台。しばし日々の労働を忘れ、いきいきしていて、こちらまで元気になりますわ!!。




 今年の連休は二回も山歩きにいける機会をもちました。
 一度目は一人で(前回)。今回は職場の人と一緒にいけることができました。なんとも、幸福な日々でもありました(大げさかね)。
 とは、言っても両方とも同じ高尾の山歩きでしたが……。
 ただ、集合時間がちがいだけでしたが。

 それでも、時間がちがうだけで景色も、登山者の賑わいもちがってしまうものですね。
 今回は出発が大変遅くて、これまでの裏高尾縦走でいちばん遅かったのではないかと思います。登山口の陣場高原下についたのは10時30分ごろでした。それから頂上の陣場高原には12時前……。ここで、もうひとふんばりして景信山うでお昼にする予定でいたのですが、休憩して、今から出発していたらきっと遅くなってしまうだろうと考え急遽、陣場高原でお昼をとることにしました。

 お昼の後は全員疲れて……昼寝をしてしまっていました。およそ1時間半。
 それもそのはず、風はそよ風、こんなシチェーションの場所に陣取ってしまえば、もう眠気にさそわれて自然にまかせるだけです。ゴロゴロと寝転ぶやいなや、グー、グーといびきが始まり静かで、平和な時間が過ぎていきました。人の声が少しずつ大きく聞こえて、起きてみたら午後2時半を過ぎてしまっていました。

 全員あわてて、景信山へと急ぎました……。
 景信山についたのは4時。売店も店じまい。登山者もまばら…、昼時のあの騒がしさとは変わって、静かな場所になっていました。
 この時間はさすがに登ってくる人より、これから下山する人の方が多いようです。そのために、頂上では数人の人しかいませんでした。
 これはいい、と感心した次第。



 さらに小仏にむかいついたのは5時。ここから小仏バス停留所までおりたのです。どうにか、5時40分ごろのバスには間に合い無事帰途につくことができました。こんなことは久しぶりでした。
 いつもであれば午後2時ごろにはとっくについている場所であるはずの小仏でした。今回ばかりは、初夏気持ちのいい風と、陣場高原頂上でのお昼の満腹感で昼ねが後々、尾をひいてこの結果となったようです。

 今回の山歩きは、今までよりそうとうのんびり行動していたようです。時計をみてあわてたのですが、昼寝は最高でした。同行者もあり、いろいろと会話もはずみつい、時間を忘れるくらいの山歩きがありました。
 バス停留所ではさすがに一日の行動をふりかえる余裕などなく、全員沈黙、それとも今日の楽しい余韻をためていたのでしょうか……。

 思えばこれが夏時間であるのでまだ明るかったので助かりましたが、冬であれば真っ暗でライトも必要になってくるでしょう。それと、暗くなったからといってあわてない平常心が必要となってくるでしょう。
 大事なことは、使わなくとも、ヘッドライトは常時リュックの中に用意してあるくことが大事なことなのだと反省させられました。
……ともあれ、楽しい一日が送れたことに感謝するしかありません……ね。



 今日は「子どもの日」。
 市内では、子どもそっちのけで大人たちが祭りを楽しんでいました。
 一年に一度のお祭り……。
 私の記憶によると、今年は祭りの期間はずっと晴れにめぐまれいたよう思います。いままでは、祭りの日の初日や途中必ず雨が降り悩まされていました。ところが今年は、素晴らしいことに祭りの期間中は晴れ……。
 これでは大人もはしゃがないわけにはいかないのでしょうねえ。
 大人たちにまじって、今日の主人公のお子様たちも一緒に祭りに参加していました。大人たちの楽しい笑顔を見ていれば、子どもたちの顔も笑顔です。さらにはお母さんまで楽しい笑顔になります……か。

 ちなみに日本の子どもの人口は1649万人だそうです。
 これは、総務省が発表したなか、32年連続で減少傾向にあるそうです。統計の1950年以降最低。総人口のなかで子どもの占める割合は12・9%(男子844万人、女子804万人)。世界的にみると、米国=19・6%、中国=16・5%、韓国=15・6%だということです。これから、日本は最低水準となっています。
 このままでいくと、この子たちが大人になって、社会人になるころは老人が今より増え、さらには就職口が激烈な競争となるということではにかと思います。年金をささえる労働人口も減るだろうし、いったいどうなっていくのか心配はつきませんが……。



 毎日こんな日があるとは思いませんが、一年に一度、大人も子どもも一緒に、さらにはご近所さんと、市民みんなが祭りで楽しくなっている日があっていいものだな、と思います。だから、お祭りなのだと思います。
 今年の連休は、天候にもめぐまれパーフェクトに近い予定が過ぎていきました。とは、いえこんな日もいつまでも続くわけがないとわかっています。しばし、一年の何日かゆっくりとする日ができたことは確かです。

 さてさて、連休も終わります。
 今ごろは、高速道路の上りは大渋滞でしょうか。
 それでも、渋滞のなる前の楽しい思い出の大きさを胸に帰路にむかっているのでしょうね。お疲れさまでした。
 私も、この連休は妻の病気のことも心配することもなく送れました。連休中に2回も山歩きに行けたことが、これまでの苦労を忘れさせてくれました。とてもよかった……。
 休み中は毎日、山歩きの予定や装備など実際に歩いている時間より多くとったように思います。それも、また充実な時間だった。
 終わってみれば、それまで。でも、その時間を踏み台にまた始まるのでしょう。また、いつか、そんな時間が作れるような日々を期待しつつ終わるのではないかと思います。

 ええ、休みでした。
 読者の皆様はいかがでしたか。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。
 さてさて、みなさんはいかがでしたか。