日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

職場復帰してきた同僚

2009年02月22日 | Weblog
 2月も終わりです。
1日の日が延びていくように感じます。もう少しで春がきそうな期待感…。と、思うとこの寒さもちょっとはガマンできそうな気がします。
 朝、散歩に出ていたら家具をたくさん積んでトラックが通り過ぎていきました。そういえばそろそろ引越しのシーズンでもあるようです。
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 今週は日本の政治家がいかに働き者か?世界中に知られた1週間であったのではないかと思います。カゼをひいて薬を過剰服用して、さらにはアルコールも飲んでと誰が考えても病人がするべきことじゃないはずです。
 それでも、日本の政治家・中川昭一財務・金融担当相が今回、ローマでのG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で酔っ払いのオジサンを世界の報道陣の前で見せた。こんな記者会見初めて…。テレビを見ていたらだれか、そっくりさんが真似ているのかと思ったらいや…本物でした。これはきっとこれからの漫才、大きなネタになったのではないかと思いますが、税金を払っている側からいえば「ひどい…」の一言でした。これでは麻生内閣の支持率も下がる理由がわかります。
 一方、それを選んだ国民の品位も疑われていたのではないかと思います。
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 さて、今週うれしいことがありました。今まで病気で長期休職していた職場の同僚がおよそ1年ぶりに職場復帰をしてきました。定年まで残り2年。どうにか、働き続けられるといいのですが。
 私としては復帰した同僚がこれまで通り仕事をやってくれるとは思ってはいませんし、期待もしていません。ただ、一緒にこうして働ける長年の同僚がいるだけで職場の雰囲気も違ってくるし、必要なのではないかと思います。きっと煩わしいと思うときもあると思います。なぜなら、仕事の予定の内容にはきっちり組めそうにないためです。それでも一緒に仕事をする…意味はあるのかと思いますが、職場は仕事や効率だけで繋がっているわけではないと思います。できない人にはその人のできる事を見つけて、さらには少しでも協力できる態勢が働く現場をつくっていくものでしょう。
 …あまいでしょうか??
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 働く現場は、とくに今年は厳しい状況にはかわりはありません。毎日、報道されるリストラ、非正規社員の契約切りなどますます多くなって現場は負担が多くなってきています。
 ワークシェアリング…などいう制度は大量の社員がいる会社や公務員だけです。小規模な会社では一人で何役もこなしてやっと機能いしているのが実態です。そこに目をむけない限り「絵にかいたもち」同様の制度です。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

春に不意に飛んでくるもの…

2009年02月15日 | Weblog
 関東に13日(金)に「春一番」が吹いたそうです。どうりで温かい日だと思いました。休みになって多摩川に散歩に行くと、温かいなか、どこからヒバリの鳴き声が聞こえました。少しずつ春の温かい息吹のなか、街の音や色がかわってくるようです。
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 さて今週は地球の外(宇宙)で人工衛星同士が衝突したそうです。使用中の米衛星とロシアの機能停止した衛星が高度800キロで衝突した…というニュースが出ていました。
 ちなみに地球を回っている衛星は約3000個もあるそうです(朝日2/14)。衝突や衛星破壊実験でその破片や工具などが約1万3千個もあるそうです。大きさは何メートルもあるものから何センチという小さなものまで地球の軌道を回っているそうです。その宇宙ゴミ(デブリ)が地球に落ちてくることもあるそうです。その速度とたるや、人間に頭上に落ちたなら人は真っ二つに分かれてしまうほどの速度だそうです。
 それにしても、自分の所に落ちてこなければいいのですが人に落ちてきたらいったいどうするのでしょうか。
 ロケットを打ち上げる時は世界中の注目をあびて大変な騒ぎになっていますが、そのロケットいったいどう廃棄されていくのかということを聞くことがないようです。
 人に落ちてきて危害を加えた場合、いったい誰が責任をとってくれるのでしょうか?
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 今週こんなことを思ったのは、今職場で親の病気や入院で大変忙しい人が増えてきていまるからです。親の病気やけがになったら誰かがめんどうをみなければなりません。それが当事者であっただけなのですが、その当事者になっている人が多くなっているとうことでしょう。
 私の場合は、若い頃から地方から出て働いていたので親の世話をすることがありませんでした。その分、違う面で負担があります。住宅ローンなどでがあります。親と一緒に住んでいれば住む場所には保障されますが、その分親の世話をしたいくということをしなければなりません。
 まして、最近では医療が高度化されて本当に親が望んでいる世話ができているのか疑問に思うこともあります。
 まずは、親はどんな死を臨んでいるのか聞いたことがあるのでしょうか…。
 自分の最期…それは思ったら暗くなってしまう…と思いますが、いすれ来ることを思うと必要なことなのでよう。
 なぜなら私も一人の子どもの親ですから。
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 春になると不意に飛んでくるものが多いようです。花粉や黄砂が飛んでくる季節になってきます。人の死や病気の連絡も不意に飛んでくることが多くなってきいている温暖の差が激しい季節でもあるようです。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

山本周五郎『赤ひげ診療譚』読んでみました…

2009年02月08日 | Weblog
 2月に入って寒さもいちだんと厳しくなったように思えます。朝早く多摩川に散歩に行くと、薄着でジョギングをしている人やダウンジャケットを着て、マスクをして、帽子をかぶりいかにも寒そうな格好をしている人と様々な服装で散歩を楽しんでいる人を見ます。
 できれば動き易い格好がいちばんいいと思うのですがこれも好き好きでしょう。寒い朝、歩くことだけで大変と思えば服装は二の次…。
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 さて、今週も「働く場」は赤字続きという報道が毎日されています。これも、金融破綻の影響でしょうか。それとも、春闘が始まるのを景気に経営側が労働側に牽制しているのえしょうか。いずれにせよ、常にこの関係はなくならないのが世の流れです。
 私は、もちろん労働側の応援ですが…。
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 山本周五郎の『赤ひげ診療譚』を読んでみました。
 この小説は最近NHK-BSで放送されていた黒澤明監督の「赤ひげ」とう映画の原作でもあります。主人公にもなっている新出去定の赤ひげ演じる三船敏郎、養生所に赴任した新米医師の保本登役を演じた加山雄三。この二人を中心に小石川養生所を舞台に貧しさい市井の人々に病気の治療にあたりながら、登の成長を描いた作品でもあります。
 次々に運ばれる病人の人生、その治療にあたりながら、人間そのもの生命力を信じようとする赤ひげ…。文中に赤ひげが『人間ほど尊く、美しく、清らかでたのもしいものはない…。だが、人間ほど卑しく汚なく、愚鈍で邪悪で貧欲でいやらしいものはない…』と言います。それでも、しっかり病気を見る目と人間を見る目が常にあったのだろうと思う。
一方では政治家や商人からは高い治療費をとり、その金を養生所の運営費にあてる。そんなこともする。
その助手として登が医者として人として成長していく。
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 今の医療は人を見る時間がないようです。病気を根絶すべく高い医療機器にたより治療がされていくのが現実です。それでも直ればいい方です。まして、最近多くなってきた行くべき病院がない…などという状態が現実のようです。さらに、少子化で大変な時代を迎えようとしているのにもかかわらず、妊婦が安心して産むべき場所ない…などというニュースもあります。
 医師不足、医療予算不足と、いま医療をつつむ現実は最悪の状態でしょう。規制緩和の名のもとに国の予算がおりずこの実態になっただろう思います。
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 病気を治すにはプロの仕事が必要なのはいうまでもありません。それが医師です。さらに大切なのは、病気にかかった人の意思の力でしょう。その意思を引き出すべく医者がもっと大切な時代だと思います。小石川養生所の赤ひげのような医者が必要な時代になってきたように思います。
 そらに一番大切なことは病気にならないような自分をつくっていくことでしょう!
 無理かなあ…。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

1月を振り返って…

2009年02月02日 | Weblog
 2月に入りました。週末の日課となった多摩川に散歩にいくと路地には梅の花がにおっています。真っ青なそらにピンクの色が映えて美しいものです。
 この月になると、さすがに正月気分もぬけてくるようです。のんびりした気分が日々から仕事が始まりました。朝から晩まで一つの建物の中で働いると、日照時間が少しずつ延びていることも忘れているようです。
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 さて、2月に入る前に1月はどんな月であったでしょうか。
 毎年、むかえる1月ですが、昨年よりはちょっと違った1月を見つけたいものです。
私にとって1月は嬉しいことがありました。
 一つは、入社して1年目の娘が会社のグチを言わなくなったように思えることでした。昨年は、働いていてグチばかり聞いていたように思います。例えば、上司の言っていることが理解できず、あげくの果てには考えてしうむようなところがありました。それでも、仕事は動いています。
 最近は話しを聞いてみると、グチを言わなくなった理由は同僚に恵まれていたのだと思います。わからないことなど他部門の同僚などと相談してどうにか乗り切ってきたのではないかと思います。
 彼女の話を聞いていて、こういうことは「大切だな…」とつくづく思いました。
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 私の職場では若い人たちがバラバラになっているようです。相談するにも忙しくて一緒に話す時間さえないようです。そんな情景を毎日見ていると彼女の会社との違いがわります。それに忙しくても皆で相談する気力があるだけまだいい方です。それが大切なことだと思います。
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 今、世の中はアメリカの金融崩壊(一部の強欲な投資家の失敗)でその波紋が起きてしまったのだろうと思います。
 すでにその影響が日本では昨年の「派遣切り」で象徴されるような実態でその影響が正規社員にまで波及している始末です。
 その悪化をあらわしているのが失業率の悪化です。ちなみに「アメリカでは7・2%、日本では昨年総務省が発表した完全失業率は4・4%。年内には2003年度5・5%、385万人」(新聞報道)を超える勢いだといいます。また、最近製造業を中心に再雇用打ち切り、正規社員の解雇、異動など削減が大手をふるっています。
 これは、アメリカも日本も同じ経営の失敗だと思います。同時にこれまでやってきた「成果主義」「効率主義」だけではことは解決しないことを明示しているところだと思います。とくに、モノをつくる労働者(私も)の解雇が増えていることでいったい日本の会社はいいのかという疑問が残ります。
 さらには政治の無能さがあるように思えます。「生活給付金」で何ができるのだ…?。雇用政策を大企業優先の保護政策でいいという発想にはあきれてしまいます。
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 映画に「鉄道員」「自転車泥棒」がありました。「鉄道員」では機関士であるマルコッチが家族の悩みを抱え込みつつ働き、うっかりしたなか鉄道に飛び込んだ自殺者に気がつかず後悔する日々を送っていました。また、スト破りで仲間から反目されても、家族のために黙々と働いている映画でした。
 「自転車泥棒」では失業中の父親がやっと看板貼りの仕事にありついたのもつかの間、利用している自転車を盗まれてしまいます。どうしても仕事につきたいばかりに、父親は他人の自転車を盗んでしまのですが、捕まってしまいます。しかし、自転車を盗まれた男は、父親と子どもの訴えを聞くうちに警察に突き出すのをやめてしまいます。
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 「仕事を求める」ということについては映画のなかのように厳しい時代になってきました。これが現実だと思います。
 ただ、思うのはこの映画のなかで二人の悲しい主人公をつつむ仲間、家族の温かいふれ合いが人間を強くしていくものだと思います。
 人を救うのはやはり人なのでしょう。
 そういう仲間、家族を持っていることがこれからが問われる時だと思った1月でした。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。