日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

初夏の風に吹かれて……

2013年04月28日 | Weblog


こんにちは……
いよいよ連休が始まりました。
田舎に帰る人、地元に残りそれなりの楽しみを探索している人と、この休みにとにかく遊んでいる人が中心になる季節です。国内に、海外にと移動がはじまりました。そして、渋滞アンド満員。それでも移動はやめられない……。
 気分を一新リフレッシュできる時間を大切にしたいものです。


 連休の前半。
 何をして過ごしているのでしょうか。
 私の場合、連休のはじめは「メーデー」に参加の毎年でありました。しかし、連合主催のメーデーになってからというもの年々、遠のいていくようになりました。なぜでしょうか……ね。
 時代のながれといえばそれまでですが、結局今の連合の問題意識や運動のあり方が「へんだな…」と思うようになってきたからもしれません。

 さらに輪をかけて、連合系、全労連、全労協などと分かれてメーデーをやるとう労働者組織ってどうなのよ……と思います。意見の違いはあるものの労働者の求めるも結局のところ同じなはずです。メーデーくらいは一緒にやって欲しいと思います。結局、これは、政党との関係が大きなポイントになっているのでしょう。まして、福島原発事故以来、電気労連という大きな組合はいったなにをしているのか疑問なのです。それを、組織する連合はいったい何をしているのか……もあります。

 さらに、今年は連合主催のメーデーで、政党で社民党が招待されなかったというメーデーでもありました。これは、異常だなあ……。
(連合は、これまでメーデー中央大会に社民党も来賓として招待してきましたが、労働政策やエネルギー政策、それに消費税などを巡り、意見の隔たりが大きくなっているなどとして、今回招待しませんでした。
これについて、社民党の福島党首はNHKの取材に対し、「毎年必ず参加し、労働者の権利を守ろうと発言してきたのに、招待されないのは全く理解できない」としています。 関連記事うより)


 こんなときだからこそ、政策の違いを超えて「労働者の団結」のために共闘さすることができなのか……と思います。日本の労働者の利益は民主党だけでできているものではありません。日本の労働運動も民主党支持組織だけでやっているのではありません。
 今回のメーデーは大変残念な状況だと思います。政治も労働組合も一つの組織のエゴですむ状態ではないのではないかと考えます。

 28日(日曜日)東京都沖縄でそれぞれの会場で沖縄を考える集会が行われていました。東京では政府主催の「沖縄主権回復式典」。一方当地、沖縄県では「主権回復式典」に抗議する集会。
 どちらも沖縄が戦争以降、連合国の占領から主権を沖縄に移行した日。
 しかし、現実はオスプレイは飛ぶは、米軍の犯罪は起きるは……とあまりにも沖縄は変わっていない。戦争の傷跡はいまだに残ったままの中で式典はあまりにも沖縄県民を無視した税金の無駄遣いのように思えましたが……。


 連休の前半。読者の皆様はどこで、何をしているのでしょうか?
 この休みの日、高速道路は大渋滞、空港は満員、列車は100%以上の旅客列車……とニュースがでます。きっと、そのなかの一人として故郷へむかっているころのでしょう…ね。
この時期思いだす詩があります。室井犀星の詩です。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

 今の私にとってはこの詩は、私自身そにもののようです。連休に帰る人にとっては思うまえに会いにいける人がいることが大切なように思えます。そこで、肉親に会いにいくことと、ふるさとに会いにいくことが一緒になります。だから、どんな大渋滞も大混雑も乗り越えていけるのだろうと思えます。帰りは事故に会わないようにかえってきてください……と願うのが、今は帰るところがなくなったわけで、今では私自身が故郷なのでしょうか。


 今月読書はトルストイの小説を読んでみました。そな名も「復活」。
 今月は私の生活も「復活」を期待しての読書だったようにも思います。家族に病気の人をかかえ、いつもの生活に戻す意味でそう考えたのかもしれません。
 さらに人生について。
 まさに、自分の生活をふりかってとき、大事なことはいったい何かと考えた月の読書でもありました。とはいえ、現実のなかでのこと。その現実を書いたのが「突然妻が倒れたら」や「死ぬという大仕事」というエッセーでした。健康な日常が突然、非日常だった病気が起きて生活が一変します。そんななかでも、健康な日常に戻す苦悩が書かれたものだと思います。そして、「老い」。誰もがいずれ、老いてなくなります。それでも生きているうちは病気であれ、病魔と付き合いながら楽しく送りたいと思うのは人間として当然なことでしょう。しかし、病気にほんろうされ忘れてしまいがちです。
 それを、もう一度、健康だった自分に引き寄せて考えたみたい本でした。

 正直、しんどい、重いテーマです。しかし、いずれ、人はこうなるのだと思います。そんなとき、恐怖で忘れがちな自分を取り戻すための本だったと思います。
 
        



◎復活・上・下/トルストイ/新潮文庫
【感想】
 ロシア文学というと登場人物が多くて、その名前を覚えるだけでも一苦労……ということで敬遠していました。
 とはいえ、古典、さらには名作ときいて、一度は読んでおかないと思い頑張って読んでみました。
 内容は、若いとき勢いで妊娠させてしまった女性、出会うことから始まる物語です。それも、裁判所での出会い。
 女性は貧しさのために犯罪に巻き込まれて、裁判所で刑をうける側で、一方、若いとき女性に暴行をした側が裁判官として……。

 世のなかの皮肉さもあって、落ちぶれてしまった女性にこれまでの生き方を反省し、彼女を守ろうとする。


感想は連休にまとめます……もうしばらくお待ちください。


◎妻が突然倒れたら/松本方哉/新潮文庫

本の内容
家庭の司令塔であった妻が46歳で倒れた。最重症のくも膜下出血。一命は取り留めたものの、言語や記憶など知的機能が十分働かない高次脳機能障害が残る。フジテレビ・キャスターの夫と小学生の息子にとって「普通の暮らし」は突如、遠いものとなった。夫が仕事と介護、育児に奔走するなか、さらなる重い病が妻を襲う。実体験から日本の医療介護の問題点をも突く「私ドキュメント」。

松本 方哉
1956(昭和31)年、東京生れ。’80年フジテレビに入社。報道局記者として官邸や防衛庁担当、ワシントン特派員などを務める。湾岸戦争、米同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争などでは情報デスクを務めた。2003(平成15)年夏から「ニュースJAPAN」編集長。同年秋にアンカーに就任。専門は日米関係、米国政治と米国外交、国際安全保障問題。妻の介護を通じて、医療・介護問題を見つめ続けている



【感想】
 ある日突然、妻がくも膜下出血…、病院で重篤。病院から退院。

◎死ぬという大仕事/上坂冬子/小学館文庫

感想は連休にまとめます……もうしばらくお待ちください。



 今年初めての山歩きにいってきました。
 天気は快晴。風なく、寒くもなく最高の一日でした。
 こんな休みの日には、いかなければもったいない……と、思いつつ、早起きして行ってきました。

 思えば、今回の山歩きは半年ぶりです。妻が入院したり、その後は通院したり……と気の重い日々で山歩きをしているところではありませんでした。それも、通院が軌道にのり、病気ともうまく付き合うようになり、気候もあたたかくなって少しずつ、回復はしないもののやっと、今のところ、日常がとりもどしつつあります。

 というわけで、次はいつ行けるかもわからない。いま行ってこようと決断したのでありました。
 あんのじょう、高尾山は満員盛況の山でした。
 しかし、さすがに裏高尾のほうは静かでした。山道を歩いていると時折吹いてくる風を受け、なんとも気持ちのいい山歩きを堪能できた次第です。
 そんなとき「我は旅人……。行き交う人も旅人なり」
 こなまま永遠に続いてほしいという思うのでした。

 ゆっくりと歩いていると、ただそれだけに集中できて忘れていくことが大事な時間だとも思えます。そして、記憶をたどって自分を心と身体を取り戻す時間でもあります……ね。



 裏高尾のピーク、陣場高原。
 人も多いけれど、みんな楽しそうで、いい景色もあり疲れも忘れました。
 ここでは、富士山も見えます。さらには、冬は空気が澄んでいると遠くに江ノ島も、浮いて見えます……よ。(冬にいくと静かでいです)
 ここがピークですから、あとはくだり。ゆっくり歩けるから頑張れるのでしょう。
 

 お昼の景信山。どのベンチも人でいっぱい。
 恒例のもちつきも行われていました。ここで休憩……。ビールは極上の一杯となりました。団体の子どもたちの声が、蜂の巣をつついたようにうるさかったのですが…、仕方がありませんね。泣いているよりはいいです。ガマン、ガマン。


 本当は静かな山歩きがすきなのですが、こんな日もあるということですかね。
 本当に静かな高尾山を楽しみたければ、紅葉が見られる初冬の時期です。あるいは真夏の一日くらいでしょう。真夏は動物園と同じで人もまばらですよ。

おまけ;今高尾山を歩くとスタンプを押して景品もらえる企画を実施しています。時間のある方は参加するといいですよ。景色も眺めて、スタンプを押して一日つかって頑張ってみてはいかがでしょうか???


mont-bell チャチャパック 35
 今回、新調したリュックです。モンベル35リトル。(一泊二日くらい)
 これまで使っていた、ノースフェイス25リットルが、かびだらけになり、使うのには限界と判断し、新調しました。オスプレイという会社のリュックもよかったのですが、名前がよくありません。今、もめている飛行機の名前です。どうもへんなところにこだわるクセがあります。これは仕方のないことのようです。

 さて、今日は、今月最後の日曜日になってしまいました。
 今月もお疲れ様でした。まだ、休みの後半があります。
 また、友と山に行きます。天気さえよければいいのですが……。
 やっぱり、人間には身体を矢休める日が必要です。キリストはえらいものです。
 連休の後半は、山とふるい友人(15年ぶり)にあってきますわ。
 
 

*読んでくださった方、ありがとうございました。

 


寒さが戻ってきてしまいました…ね

2013年04月21日 | Weblog


 こんにちは。
 せっかくの休日なのに、雨とは……。
 さらに、今日という一日は、寒さがもどってしまってどくへいくにも冬支度の姿になっていました。さすがに、ツバメも飛んでいませんでしたよ。
 最低でも、健康のために散歩だけはしようと雨のなかを歩いていましたが「寒い!」ですわ。

 さて今週は風が強い日が続きましたね。
 寒さとともに、桜の花びらもすっかりなくなって葉桜になっていました。
 地震がけっこうありました。
 三宅島でもあったし、週末には中国で大きな地震があり、多くの被害者を出しています。職場で、仕事していて、めまい…かな思いきや、地震……というときが多い週でもありました。今後も、注意する必要ありようです。
 とは、いっても所詮人間のできることは限られています。帰宅困難にもなるかもしれません。

 インターネッ検索最大の「グーグル」で男性の名前を入力したら、同姓同名の人の名前がヒットし、本人のありもないことを表示されて名誉を傷つかれたとし裁判がありました。確かに、本人ではなくともこれまでの更新があり、違うにもかかわらず本人のように思われてしまう……ということはあるようです。
 判決では「プライバシーを害している」という判決でした。グーグル側に対策をしるようにということがありました。これは、もしも同じ名前で犯罪にかかわっているような人と同じであったら、嫌な思いをすることは事実でしょう。では、どうしたらいいのか?

 これから、こんな問題が数多く出てくるのだろうと思います。日常で手軽にパソコンやアイホンなど携帯電話が普及してくればくるほど、手軽に気軽の上表を入手すやすくなり、検索したら「とんでもない事実」がわかったりしるかもしれません。情報を選ぶ側も送信する側も、これから多くの問題を提出するのかもしれません。
 今後の対策が求められる大事なことだと思います。

 俳優の三國連太郎さんがなくなりました。いい俳優だと思います。いちばん印象に残っているのは「飢餓海峡」という小説が原作の映画はよかった。伴淳三郎さんの刑事もよかったですね。一転、「釣りバカ日誌」では釣好きの社長のスーさん。どれも、よかったです。味のわるの名演技でした。その演技の陰には多くの努力があったのでしょう。そんな俳優が少ないなか、惜しいです。

 


 すっかり、桜の花が消えましたね。
 その代わり、ハナミズキや八重桜が一斉に街路地に花を咲かせています。
 花の落ちたあとに、小さな葉がいっぱい出てきて緑のトンネルをつくり目を楽しませてくれています……。
 都会でも私のすむ市内はまだまだ、田舎でして、田んぼも畑もあちらこちらにあり、緑の季節は「ここでよかった!」と強く思います。ちょっと不便ですが……。
 休日の日にゆっくり緑の中を歩くのはリフレッシュできていいです。不審者に間違えられないようにしないと……。



「ご挨拶」……送別の詩です

おはよう
こんにちは
おやすみ
さようなら

もうひとつ
人と人をむすんできた言葉
「ありがとう」という大事なもの
「ありがとう」の中にはいっぱいの別れがあり出会いがある

日々の暮らしのなかに
消えいてはいけないご挨拶の王様
忘れてしまうことのないよう
そんなことがないようにしっかりとどくよう

さようならを言う前に
人生の最期まで一緒に
もっていきたい言葉
ありがとう



 今週、金曜日に職場の○部長の送別会が池袋でありました。
 夕方からの予約でしたが、仕事の都合でおくれての参加かなーと思っていましましたが、さすがに金曜日です。お客様もさっさと帰りまして…仕事からやっと解放された金曜になりました。
 ということで、無事送別会に出席できました。

 「人事異動」っていうのはなんとも残酷な命令なのでしょうか…ね。本人の意向もきっと聞いているのだと思うですがまったく違う場所になります。
 しかし、管理職になるにはこの業種の違う仕事をうまく消化していく能力を鍛えるということでは必要なことなのでしょうか。一つに職場に埋もれて定年まで勤め上げる…とうことも大事なのでしょうが、会社全体を見渡すということでは人事異動も必要不可欠なものなのでしょう。まして、本人が野望を抱いていればなおさらです。

 それでも、人事異動は諸刃の剣みたいに、うまくいったときはそれなりに職場は活性化するのでしょうが、悪くなった場合は職場は地獄です。
 それが企業イメージにつばがるのではないかと思います。
 まあ、御社はそんな人がいないようなのが救いですが……。

 ちなみに「人事異動」ということについていろいろあるようです。
 1、定期異動:会社の方針で一年に一度、1月1日や新年度の始まる4月1日、または株主総会が終わる7月1日よいう方法。
 2、図時異動:定期異動の隙間をうめる形で行われる異動です。一年の方針のニーズに合わせて年中無休状態で異動の窓口はあいている状態。
 3、横滑り:降格、昇格は伴わない職務の変更を要する場合の異動
 4、適材適所:人が仕事を作る、という立場から人材をつくるために必要不可欠な異動。
 5、玉突き:空いた場所をうめるために異動。
 6、左遷:失敗を機会に異動させる。あるいは、退職を強要させる。

 まだまだありますが、こんな具合に人事の異動がおこなわれいるようです。
 参照「人事異動」徳岡晃一郎著(新潮新書)

 仕事は人とするもの…だといいます。ならば、どんな仕事であれ、上司の位置付けは大事なポイントのではないかと考えます。ちょっときつい仕事であれ、うまく上司が間をとりもってくれれば頑張りもします。それが、いやな上司であれば反発もおきて、いいものができるとは思いません。だから、最期は人間関係の社会です。場当たり的な人事ほど悲惨なものはありません。

 いずれにせよ、会社の「人事異動」は経営方針の一つであり、より積極的な企業経営のとっては必要なことなのだと思います。さらには、会社がどんな経営を目指しているのか、何が目標なのか社員がしらなければなんにもなりません。

 今回の異動のなかみは「左遷」のようでもあり、「職場の活性化」をねあらっているように思えます。だから「諸刃の剣」なのです。
 まあ、いいほうに考えてやっていくしかありませんが……。



 近づきつつあるゴールデンウィークを楽しみに今週も頑張っていくしかりません。難病の妻も今週「難病証明書」が届きました。これで最低、薬代は無料になるそうです。とはいうものの、健康が大事です。
 今思うと、いろいろと多くの手続きがありました。そして、そんなことも知らず今まできたことを反省しています。これは、病気にならないとわからないことです。健康なら知る必要もないことなのだと思います。健康ならもっと違うことを覚えてエンジョイするのでしょう。

 連休の計画はいまのところ一日だけ、友だちと一緒に山歩きを計画しています。久しぶり……です。あと、年末の大掃除ができなかった私の分があります。捨てるものが多くあるようです。
 では、また来週まで。

*読んでくださった方、ありがとうございました。





異動後の開きなおり……

2013年04月14日 | Weblog


 こんにちは……
 桜の花もすっかり散りすっかり葉桜になっていました。
 そのかわりに、通勤路ではハナミズキがピンク花びらを見せ始めました。
 通勤途中ではツバメが空高く飛んでは、家の軒先に巣づくりをはじめていました。昨年と同じ場所に、同じように巣づくりをはじめていました。
 毎年、同じことを繰り返しているようなことですが、私はこれがいちばん難しいことだと思います。そんな、ことを4月の初めに感じました。

 通勤電車にはあきらかに新入社員と思える人たちが群れになっている姿を多くみるのもこのごろです。よくよく考えると、就職難のいまの時代、就職できたことは「大変」なことなのでしょう……ね。まして、まさに「契約社員」という名できり捨てられる時代のことです。いつからか、経済が人間をこんなにも簡単に切り捨てる時代になってしまったかなあ…と思うこのごろです。

 さて、今週は健康診断がありました。
 自分の身体のことにあまり自信がないというのが実感です。それは、残業が多くて夕食が遅く、ストレスもたまる、というこんな働き方で、本当に健康が守られているのかという疑問符の毎日でもあるのです。さらに労働条件が悪くなっていけば、サイボーグでない限り健康は保つことはできません。まさに、働くとうことは精神力でなく体力の世界だなということだと思う日々です。
 では、その体力をいかに維持していくのか……、ということがこれから大事なテーマなのでしょうか。

 誰にも明日の健康はわかりません。突然、腹痛が起きてよくよく調べてみたらガンだった……。それもレベルの高い重篤な状態だった……ということも他人事ではなくなったような気がします。なぜなら、この年齢になってガンになっった人たちを結構知っているからです。それでも、治療にがんばっている姿をも聞くことができるからです。
 と、思うと今日一日、自分の納得する楽しい一日に全力をむけることがいちばん健康にいいことだと思います。
 病気と付き合っている妻と暮らしているとつくずくそう思うのです。
 一度だけの自分の人生です、と考えるとなおさらです。

 それにつけても、少子化の時代。子どもを産んで育てようとしている人たちに保育所がたりなくて「待ち」状態ばかりつくってしまう政治とはいったいなんなんでしょうね。川口市でも、杉並区でも安心して働きながら子育てにがんばる人たちに困難な壁をつくっている状態。これでは、子どもをつくることもあきらめてしまい、少子化になるのは当然に思えてしまうでしょう。
 子どもの健康は大人の生きがい……。そんなことを思った4月がはじまりました。


 最近になって、休日にはなって静かな朝多摩川を散歩できる温かさになってきました。そんな、人たちを歓迎してくるかのように沢山の草花が色をつくて咲いています。それらを見るたびに「きれいだな」と思います。自然の厳しい季節から春はやさしい季節に思えるのです。
 そんな、自然がめぐるなか暮らせることにありがたいことだと思います。
 昨日、関西、四国地方で地震がありました。日本はこれまで、これからも地震とは付き合っていくしない国だと思います。地球という惑星の日本という土地には常に、爆発する土地だろいうことを思い知らせられます。
 かといって、自然の嫌わず、一緒にうまくつきあっていく生活が日本のいいところなのでしょう。


 今週は大きなニュースがありました。北朝鮮、TPP参加の日米合意、イレッサ裁判判決など。全部、私の生活に影響をあたえるニュースでした。(ここでは、ニュースについての私の感想をかいています)

◎肺がん治療薬「イレッサ」訴訟は、最高裁が国と輸入販売元の製薬会社の法的責任を認めず幕を閉じた。だが、「夢の新薬」が患者らにもたらした悪夢は消えない。薬事行政に重い教訓を残した。(東京/4/13/社説)

 薬の副作用は誰にでもリスクとしてあるのものだと思います。それにしても、これまで抗がん剤を飲んで亡くなったひとが862人とは異常です。
 その責任を製薬会社や国に問う裁判でもありました。地裁では責任を認めたものの、高裁、最高裁では認めない判決でした。
 なんとも、無慈悲なことだと思いました。
 妻も4~5種類の薬を毎日服用している姿をみていると、これは決して他人事ではない!と思えた判決でした。それは、今を維持し、明日をむかえるための貴重な薬なのです。健康な人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、重篤な患者にとっては「宝物」なのだといえるのです。その薬によって亡くなるとは考えたみたこともなかったでしょう。これは、ある意味、医療の怠慢です。これから、何を信用していいのかわかるなくなると思えた判決でした。
 薬の副作用はあります。実際、妻も一つや二つは薬による影響なのでしょうか、味覚や湿疹などが出ています。そのたびに主治医と相談して対策をこうじて進みます。それが医療です。製薬会社は効く薬を開発するために日々がんばっているのでしょうが、時には悪い結果をつくってしまうこともあるのでしょう。とは、いっても、それまでのプロセスも疑問視されないような対策が大切ではないかと考えます。さて、それはどうのか?
 この判決は重大な汚点だと思います。

◎日米韓、警戒強める(4/11/朝日)


 私はいつも思うのですが、北朝鮮は本当にミサイルを配備し発射しようとしているのか……と思います。これまで、ノドンというミサイルを発射して経緯があるからまた、同じようにするという記事なのでしょう。
 昔、ソ連という国があったとき、日本やアメリカはおおいにソ連の脅威をニュースになしまた。モスクワ五輪も不参加という事態になったこともありました。要は利害が不一致した結果、非難した行動に出たということなのでしょう。また、かつて、アメリカはイラクの大量破壊兵器という幻のために多くの戦死者を双方にでた経験を思い出しました。
 アメリカの民主主義が世界基準とでもいうのか、へんな国でもあるように思えるのです。イラクのときは結局は石油の利権があったのでしょう。
 ……と思うと、北朝鮮との利害はなんかあるのでしょう。
 実際、北朝鮮という国の土地に立って報道した人はいるのか、いないのかは疑問です。本当を知らせるジャーナリストを探すことがこれからは大事だ時代です。「……○○からの報道によると云々」という外国からの記事はあまり信用できるとは思えません。

 ちなみに、最近、どこかの教育委員会が朝鮮学校に限って防犯ブザーを配布しなかったという記事がありました。後に、撤回されましたが、お粗末なことです。これって「いじめ」でしょう。教育者の大人でさえ、このざまです。

◎「限界にっぽん」「私の部署も追い出し部屋」(朝日/4/8)

 今月は新入社員らしき若者を駅のホームや駅の売店で多くみました。彼らもこれから働くんだろうな……。どんな風に、日々の苦労を解消していくのだろうかとも思いました。
 とはいえ、非正規社員が圧倒的に多いなか正規社員になって働けるのは大事なことだと思います。なぜなら、与えられた仕事に最後まで食らいついて締め切りを守らなければならない人間関係がつくれるからです。そんな時、とりあえず会社という保険があります。さらに、非正規社員の不安定さの中での仕事ではないろいう安心ができています。

 これから、多くの人と接するなかで、人がどんな生き方を模索、選択するのか、企業の看板を背負ってつくる人間関係のなかでうまくいけばきっと人間の醍醐味でもあります。これから何十年と働くうちに、利害関係がからみ対立する、しなけては自分がつぶれる…という状況もありのではないかと思います。そんなときこそ、信頼できる同僚を少しつくっておくことで助けられるものです。たくさんはいらないのです。それは、無理でしょうから。がんばれー。

 一方、年配者の人たちです。
 仕事はそこそこできるが、高給取りでもあります。しかし、若者のように軽いフットワークで文句もいわず頑張れない世代でもあります。
 経営者に対しては、理屈もしっていて合法的に非難できる世代でもあります。さらには、経営者にたいしてもそれなりに非難もします。その非難を受け入れるほど包容力のある企業ならいいのですが、ない会社はけむたい存在になるのでしょう。そんなことを考えて「追い出し部屋」なるものが出てきたのでしょうし、「解雇のできる法律」も出てきたのでしょう。
 会社のコンプライアンスなどと格好のいい言葉はあるけれど、やっていることは『いじめ』のように見えるところも多々あります……。
 セクハラに負けずパワハラぬも負けず、石の上にも3年がんばれー!!



 はやいもので人事異動が作動して2週間が経ちました。
 現実には、あまりにもきつい日々です。
 なぜなら、これまで異動した人が全部やっていた膨大な仕事を情報の引継ぎもできていない状態のなか、始まったということはきついものです。
 人事異動の「適材適所」はどこ吹く風のようです。これは、左遷かパワハラなのかもしれません……。
 私は、そのことをいまさらのように思います。それが、少し遅すぎたのでしょうか……。
 高齢の私は今は、若い人に教えを受け日々送っています。ありがいたいと思います。感謝!感謝!!に日々です。
 あとは、オヤジの得意な開き直りのなか日々を送っています。それが、できる私の唯一のやり方です。だれが、なんといってもいまさら後もどりはできないと腹をくくって進んでいくだけです。

 そして、仕事以外に楽しみをみつけていくのも高齢者の生き方です。仕事は生活の一部分だという信念をもっていく毎日です。
 休みをとるのも仕事です……。それがいい仕事をできるものであれば大事なことだといえます。
 余談ですが…「突然妻が倒れたら」松本方哉著(新潮)を読んでつくずく、家族と仕事のあり方を考えさせられました。どんなにえらい仕事をしている人もやはり、自分の活動のパワーポイントはどんな美しい場所でもなく楽しい友達でもなく家族なのだ、と思えました。
 


 早いもので、楽しいゴールデンウィークが近づきつつあります。今年はどんな連休をおくろうかと考えるだけでも楽しいものです。
 できれば「どうにか仕事が入らないようにと……」願いつついるところが正直なところです。
 今年はこの連休に、妻の病気も順調なら友だちと一緒に山登りにいきたいと計画中です。天気はどうかな?
 また、5月中旬には研修で一泊二日で北海道に行く予定です。これも、妻の状態によりますが……。けっこう、年よりは忙しいのです。

それではまた一週間後にお会いしましょうや。
*読んでくださった方、ありがとうございました。

やっと動き出しました…4月

2013年04月07日 | Weblog



 こんにちは……
 今週から4月が始まりました。巷では、新入社員や新一年生が輝いてみえました。通勤路ではツバメが円をえがいて飛んでいました。
 季節は春になってきました。
 そして、桜の花も散って木々は若葉をつくて季節の色をますます、身近にしているようです。

 さて、今週は4月もスタート。
 日本ではこの月は何かと、よきにつけあしきにつけスターとなるようです。新一年生が元気な姿で学校に通っている姿はかわいいものです。新人社員のフレッシュな様子。……。こちらも元気になります。

 ……とはいうものの、良いことばかりではないようです。
 一方、暮らしの方はといえば、値上げのラッシュの季節でもあります。まして、昨年、自民党が政権を運営しはじめたわけですからいいことばかりではありません。とくに、弱者にとっては冬到来の感もあるようです。政治はすべてのつけを労働者に押しきせる形は今も昔も変わっていないようです。

 ひとつに年金支給年齢の引き上げ。
 今月60歳になる人は61歳から支給され、段階的に支給年齢があげられ、上限は65歳までもらえなくなる仕組みになるようです。わたしなどは、65歳まで働いてやっと支給されるようになります。雇用形態も企業に65歳まで働けるように65歳雇用義務化が仕組まれいます。とはいうものの、賃金はその企業の力加減ですので生活が保障されるわけではないようです。
 あたしゃ……どうすりゃいいんだい……。というところが正直なところです。

 電力も原発事故での被害やその保障などはいっこうに進まないなか値上げになるのは決まっているようです。停止していても、いっこうにその管理費に経費がかかる原発はちっとも「環境にやさしく、安い」どころではないのが事実なようです。いまだに、福島第一原発の事故の修理のために冷却されている水、放射能汚染水の処理は減るどころか増えつづけているといいます。いったいどこへ運ぶのでしょうか。

 なにかうれしいニュースがちっともないかと思えば野球界の長島茂雄と松井秀喜の二人に「国民栄誉賞」がありました。わたしにとって長島茂雄はスーパースターですからとてもうれしいニュースでした。巨人は嫌いでも長島茂雄のファンでした。「巨人軍は永遠に不滅です…」というより「長島茂雄は永遠のヒーローです」の方が私にはなじみ深いです。
 できれば、私は個人的にはサッカー選手を選んで欲しかったのですが。
 今もがんばっている三浦一良選手とか選んで欲しかったのです。なんせ、もうちょっと遅く生まれてくれば、ワールドカップでももっと活躍した人だと思いました。スポーツには「もしも」はありませんが、そう思います。


 関東では桜も見ごろはすぎました。
 いまでは、遅咲きの品種のさくらが大きく枝を広げ咲いていました。近所の公園を散歩してみたら、これから咲く桜に感動していました。きっと山ではこれからでしょう。行きたい……と思いつつその時をくるのを待ち遠しくしています。
 今は、若芽から育ちはじめ小さな薄い色の緑色の葉が木々を飾っています。散歩の途中に神社境内を眺めると新緑が覆いつくして育っていました。市の木でもあるケヤキの多い市内は今がいちばん美しい季節ではなかいと思います。今年も樹齢何百年のケヤキの木も小さな葉っぱが育っていました。

 今年は花見見物はしませんでしたが、ひと時の美しさをもっている桜もいいですがこれから一年間、おりにふれ、目にふれる緑が変わっていく様子を楽しむのもいいかもしれません。都会の木々はけっこう保護されているせいかもしれません。だから、木の形がきれないのでしょう……ね。
 新緑の季節がいちばんいいです。
 


     今日という日に

  いつか
  また会えたら会いましょう、と
  別れた卯月は何年前だったのしょう
     ○
  桜の花びらも散り終えて
  また新しい息吹をつくりながら 
  日々の空気にさらされて
  芽吹いていく若葉たち
     ○
  また
  見られるだろうかと
  桜の木をみては
  また
  歩き出す
  光のなかに
  雨降る道に
  泥まみれのなかに
  
    

 月に一度の定期検診がせまっています。妻もそんな病気と日々付き合ってかれこれ5か月……。まだまだ先がながいようです。
 ながくてもこのままの状態がいちばんいい…という病気もなんともくやしい気もします。
 最近強く思うことは、もう引き返せないことが事実だということです。誰がなんと言おうとあとはまっすぐに前へ進むだけだ……と思うのです。

 何かにつけ気になる病気のことですが、日々考えすぎていてもなおるわけでもなく今日が過ぎていきます。

 それで、翌日、病院に定期検診にいってきました。
 薬の副作用がのこっているようでした。
 それでも、病気の具合はとどまっているようで、次回はMRIを撮ることになりました。(これが高いのです)
 とはいっても、命には変えられずガマンの日々です。「難病指定」の認可はまだおりていません。(役所仕事はこれだから困るよな……)

 ……てな具合でまた一週間が始まりました。
 まだまだ、道は半ば……。それでも今日が楽しく生きられればいいのではないかと思います。余計な苦労はしたくはありませんが、生きていくのに必要ならば仕方がありまません。そう思いつつまた一週間がんばるべーかね。
 ちなみに、平日に有給休暇をとって妻の付き添いで病院にいってきました。
 昨年の落ち葉ばかりの木々に若芽がいっぱい、新緑がまぶしいほどでした。
 やっぱり春はいいですね……。
 

 4月になって朝日がはやく昇るのにはありがたいと感じています。
 冬では起きる頃はまだまっくらでした。それが、いまでは明るく陽がさしています。一日の始まりが、明るい…ということはなんとうれしいことなのだな、とつくずく思うこのごろです。
 できれば、仕事の帰りにも夕焼けを見ながら帰りたいものです。(無理かな)

 PS:トルストイの『復活』を読み始めました。きっと難しい、読者を悩めさせる小説だろうと思っていましたが、読んだいたらごくありふれた、どこにでもある恋愛ものでした。でも、この『愛』がトルストイの極意なのでしょう。
 今週は下巻です。さて、続きが楽しみに読み始めます。


 またしても愚痴っぽくなってしまいました。
 

*読んでくださった方、ありがとうございました。