日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

10月……寒さが近寄って来ました

2013年10月27日 | Weblog


 こんにちは……。久しぶりの青空ですね……。
 10月も終わります。今月は、日々台風に悩まされた月でもありました。通勤途中で停止した地下鉄に途方にくれた日もありました。さらには、深夜の地震もあり、また大地震の予兆かな…という週でもありました。
また今月は、いやなことばかりでもなく親戚の結婚式にも出席した日もありました。圧巻は普段入れない夜の明治神宮でした。東京のどまんかでこんなに暗くて静かな森があるんだと感動してしまいました。これはよかったですよ。遠くから聞こえてきた山手線の音が快く響いた夜でした。もちろん結婚式もよかったですよ……。

 今日は「台風一過」でしょうか青空が一週間ぶりに見えています。
 最近では、影も長くなってきました。空気がひんやりとして冬がそこまで来ていることに気づかされます。「また、寒い冬がくるのか…、いやだねえー」という思いがつのるばかりです。とはいっても、「四季折々の日本」では仕方がないことでしょう。この四季を楽しむのも日本人の知恵でしょうから、いろいろ工夫して過ごすしかありませんかね。

  
 さて、今週は、台風26、27号の影響で一週間、雨と風にさらされた週でもありました。伊豆大島の被害を思うと、心が痛みます。時がたっていくなかで、少しずつもとの生活が一日でもはやくに戻っていくことを願ってしまいます。

 私の方は、交通網が乱れて会社に遅れることくらならまだ、よい方なのだと思えます。命を落とした人、まだ見つかってない人と被害にあった大島の人たちにとっては大災害だったわけですから……。また、同じ翌日を迎えていられることが平凡ですがいちばん大切なことなのだろうと思えます。

 さて、世の中はなにか暗くなっていくようなことが目白押しでした。
 プロ野球では日本シリーズがはじまりました。パリーグでは楽天、セリーグでは巨人の二チームが戦いを始めました。昨日は、楽天が押していたのにもかかわらず、結果は2対0で巨人でした。
 思えば、ここまでくるチームだと思っていなかった。
 9年前には東北楽天は38勝97敗1分けの戦績でした。0対26という試合もした日もありました。さんざんな開幕年でもあった。サッカーならば2部落ちは確実なチームだった。それが、今年パリーグ優勝とは、だれが想像したのでしょうか。この勝利には日本シリーズが終わったあとに、なにかといわれると思う。その日がくるのも楽しみでもある。
 どうしても判官びいきであ。
  
 ドイツではアメリカのメルケル首相の電話の傍受が報道された。傍受はこれだけにとどまらずフランス国の要人の傍受を米情報機関がやっていたという。
 まあ、これはありうることだろう。世界中でいちばん猜疑心の歩くにはアメリカだと思っている。世界征服をたくらむショッカーではないが、アメリカという国は「力」の政治は民主主義といってはいるが各国に軍事力に力をいれていることは、誰のみてもあきらかだと思う。
  
 日本では「特定秘密保護法案」が出てきた。どこまでが「秘密」か、まだはっきりしていないところがある。とはいうものの、政府が秘密といえばそれは確実に「秘密」になるのは当たり前である。
 そんな日本は「偽装」の多い企業がまた出てきた。最近、ホテルでも米屋さんでも最近のニュースでは「偽装」のものが報道されている。これも企業にとってはばらなければ「秘密」になりうるものだろう。内部告発があれば秘密法案にもふれるかもしれななくなってくるのではないかと思う。


 「繁栄があるところ没落するところあり」という時代の鉄則なのだろう。
 どこの土地に住んでいても、都市開発の影の部分である小さな店が消えていくようだ。オリンピックという繁栄がつくりだす大きなスポーツ施設の影にはそこに昔からあったものが静かに消えていった物語があるのが資本主義の鉄則なのだろうと思う。

 私の住む町も例外ではないようだ。30年前この駅前は駅舎と小さな本屋、神社につながる境内までの道しかなかった。他は畑と住宅があるくらい。それを囲むように木々が被っていた。それが、今は大きなデパートが建ち、駅舎もより多くの人間を吸収するための大きさになってきた。
 それでも昭和の風景を残した居酒屋やラーメン屋がある。それが、いちばん落ち着く空間の年齢になった。酒を飲むのも安くてうまい。酒に酔って愚痴をいった路地でもあった。心の隠れ場所みたいな場所だった。
 大人も子どももこの路地を通って神社にむかってお祝いをする時代がなくなっていくのが残念に思う。

 年々その姿が消えていく昨今。
 オリンピック東京開催でますます昭和の風景は消えていくだろう思う。
 私が生きている間は、残っていて欲しい風景が少なくなっていく……。それがこの社会の法則とはいえ残念に思う。いずれ、この景色も心の中の一角に残すものになるのも時間の問題になっていくようだ。寒い冬が近づいる夕方、となりのお店から煙がのぼり、湯気がのぼっている路地が懐かしい。



 今月はほとんどがエッセーでした。それぞれの思いをかき集めたものを本にしたものです。ですから、新聞や週刊誌で読んでいたかもしれません。それでも、本になると買ったり、図書館で借りたりして読んでみたい人たちだったのでしょう。全部自分の仕事を通じてのエッセーであるのに気がつきます。
 浅田政志、藤原新也さんは写真家です。二人の個展などにいってみたい気がしました。杏、市毛良枝さんは女優です。エッセーは作家より、自分の仕事を通じて日々感じたことを書いたものがいいですね。


      


◎僕のいた場所/藤原新也/文春文庫

・昨今のように宗教が時代の前面に出てくる背景にはいくつかの要因が考えられるが、まず前提として考えられることは、そこからかつての宗教の存在理由であった貧病苦からの解放という経済的肉体的欠損を癒す目的性は影が薄くなっているということだ。(p123)

・平和をむさぼり、物溢れる中に暮らしながら、こころや家族や人心のつばがりを置き去りにした日本人は不幸だ、と論じているのは簡単である、(p169)

・人間というものが面白いもので、プライドを待たぬ人間には高飛車になり、プライドを示す人間には下手に出るように出来ているものである。(p228)

・つまり老いというものが、何か価値を持ちえる土地における老人は輝き、そうでない土地に住まう老人は輝きを失うということである。(p230)

・このおかめ面というものがなぜかつて日本人に愛されたかというと、顔面美の分割方法によってできている。女性の顔を額のある部分、目鼻のある部分、口のある部分とそれぞれ横に線を引いて三等分割する。
(p266)


 読み終えて、やはり藤原新也さんは写真家だな、と思う。なにを見てもその深い洞察力に感心してしまう。人間ウォッチングはその写真の表現に強い思いを投影していく写真には必要な行為だと思う。


◎家族写真は「  」である。/浅田政志/亜紀書房
・だから理想は「浅田家」に感動してまらうより、自分の家族のことを考えてくれるきっかけにしてくれればいいな、と今は思うんです。(p71)


 日本人は世界一写真好きな国民だという。だからカメラが普及し、いいカメラが世界中にシエアをのばしている理由んおでしょう。
 私も親となったとき、自分の子どもを追いかけては写真を撮っていました。それが、子どもが大きくなり独立していくとカメラが活躍する場所も少なくなってきました。いまは、このブログとハレの場所を撮ることが多くなってきました。

 この本を読んでみたら、家族写真のもう一度考えてみようという提案でもありました。家族一人ひとり自分の好きな場所、時間があります。それをあらためて写真という媒介をつかって表現してみるということだろうと思います。
 本には写真を撮る前に「自分がかっこいい」と思えるそれぞれのイメージを写真にしてみたら、家族であっても一人の人間としての形があるようです。家族と自分との関係もより深まるのきっかけになる「道具」であっていいのではないかと思えました。

 そうえば、今回紹介している山田太一著の『岸辺のアルバム』にも家族写真が見る場面がありました。
 


◎杏のふむふむ/杏/筑摩書房

・正解はない。だから、私のやることは私の出せるものを出し切ること。(p141

 NHKの朝ドラに登場した杏さんのエッセーを集めたもの。これも、どこかでその一つを読んでいるのだろう。
 世界中をモデルとして活躍した杏さんが女優としてどう活躍していくのかが楽しみな日々がきた。
 私が好きな理由として、親の七光りで芸能界があるなか、一切親のことをいわず(それなりの理由があるのだが)もくもくと仕事をする女がいい……と思った。世の中、ほとんどがいつか独立するのだから。また、山登りが好きだというのが個人的理由でもある。
 今後の活躍が期待したい。


◎つらい時、いつも古典に救われた/清川妙/筑摩文庫

・自分自身が喜ぶこと、そして、人のことを喜んであげること。この二つは微妙にからまって、人間のほんとうの意味の楽しみ上手、喜び上手にするのだと思う。(p41)

・なにがあっても、一日を大切の生きる。それを強く生きることにつながる。明日も、そして、つぎの日も、そうして、日々をつないでいこう。(p43)

・生ける者遂にも死ぬるものにあればこの世にある間は楽しくあらな(p163)


 徒然草には人の生き方がいっぱいあるという。古典を解釈してみれば長い歴史のなかで引きつがれ、生き延びた言葉がたくさんあるという。めんどうくさがらず、古典を読みながら考え昔の人の言葉に耳をかたむけることの大切さをのべている(同感……)



◎この本が、世界に存在すること/角田光代/KADOKAWA

第132回直木賞受賞作家最新短編集。本への愛情をこめて角田光代が描く新境地!泣きたくなるほどいとおしい、ふつうの人々の“本をめぐる物語”が、あなたをやさしく包みます。心にしみいる九つの短編を収録。(紹介抜粋)

 人それぞれ、本を読んでみてその本にかかわる物語がある。何度も読んでみた一冊がある。
 


◎山なんて嫌いだった/市毛良枝/山渓文庫

 山にいってまずはじめに思うこと。きついことが始まるぞー、と。
 頂上についてしまうとみんな忘却の彼方に……。ころぞ山登りの醍醐味。
 


◎岸辺のアルバム/山田太一/光文社文庫

 家族のあり方が少しずつ変容していく過程をえがいています。家族といっても始まりは他人同士がつくりあげるものです。それをつくずく思い知らされた小説でした。だから、大切なことが問われています。



 今日(日曜日)は市内はジャズフェスティバルというものをやっていて、市内中心地からはギターやサックスなどの音が響いていた。のんびりと立ち寄って聞いていると迫力がありました。生演奏は素晴らしいですね。
 「芸術の秋」とでもいいのでしょうか。季節は音を気持ちよく飛ばす季節でもあります。人の音はあまりいい響きをさせたないのに……ね。



 10月も終わりです。お疲れ様でした。
 日に日に寒さが身にしみてきます。今年も残すところ2か月です。幸いにして、難病になった妻はいまのところ、元気におくれていることができています。これも、日々薬のおかげと、思うのはしゃくですが現実は袋いっぱいの薬がきいているということなのでしょう。
 人間いつ、どこで、どんな災いを被ってしまうかわかりせんが、それでも今日一日が終わるとホッとします。今日も無事だったか、と思います。

 今日、マンションの10期の定期総会も終わりました。突然の理事長の欠席にもめげずに、副理事長さんがよくまもとめてくれました。
 10年もすれば、少しずつ、いたんでいく共同住宅ビルの修繕費用に少しずつ討論が活発になった大会でした。修繕の予算案もみんなで相談して決めるしかないよす。午前いっぱい、次期役員選出も終わり、今年、役職だった私の理事も終わってちょっと安心した一日でした。それにしても「委任状」ばかり多い大会でした。半分以上が委任状でした。これは、なにか寂しいかぎりです。人にまかせているべきものじゃないでしょう、にね。
 今住んでいるマンションのローンが「払えなくなったら…」と考えるための集まりでもありのだから、決して他人事ではない、と思います。

 11月はどんな月にしてみたいですか……。いよいよ仕事も師走にむかって始動し始めます。寒さも厳しくなってきます。温かくして過ごさないと病気になりやすくなります。よく食べて、よく眠って日々を過ごすだけです。
 10月の反省すべきは月末の「読書」がまとまりがないことに気がつきます。乱暴な読み方で紹介するまでにはなっていないようです。次からは、読んだ本のなかから選抜して紹介するようにして、内容もまじめに書かないといけないかな……と反省しています。
 
 では、お疲れさまでした。来週の連休には、友だちと山歩きにいけたらと思います。

*読んでくださった方、ありがとうございました。

 


北風に乗って……

2013年10月20日 | Weblog


 こんにちは。
 朝夕、寒くなってきましたね…。
 通勤電車のなかでは、少しずつ厚着の人たちを多くみかけました。  
さて今週は台風がありましたね。
 台風26号が太平洋から関東に上陸しました。当日、出勤する時間をちょっと遅らせて出かけました。途中、雨もこぶりになりましたが強風はあいかわらずありました。地下鉄に乗って三つほど駅を過ぎたころ「強風のためこの電車は、ここで停止します」とのアナウンスがあり困ってしまいました。そして、次に「バスは走っていますから…」というアナウンスに小さな期待をこめて地上に出てびっくり、停留所にはすでに100メートルくらいの人の列がありました。それでも、終点までいって考えようとバスに飛び乗り、無事会社についたという経験がありました。

でもこんなことくらいではよかったと思います。
伊豆大島では多くの犠牲者をだしていました。山の土砂が崩れて家ごとつぶされて生き埋めになったり、流されたり、といまだに消息不明者もいる状態ということには、台風のすさまじさを思いしりました。いまだに、安否不明の人たちもいる状況です。いまさら、なにをいっても被害がなかったことはできませんがそれにしても、今年はたつまきやら台風やらと被害が多すぎる。そんな思いのんかでも一時も速く、安否不明者の消息いそがれます。
 本当に自然が猛威をふるった週でした。

 漫画家のやなせたかしさんが亡くなりました。わが家の娘も子どものころは、大変お世話になったアンパンマンやバイキンマンでした。
 やなせさんのマンガのキャラクターはみんなやさしい人たち。ケンカをしても、決して追い込まないのが特徴だと思える。最後にはみんながお互いを理解して助け合うシーンが多かったのを子どもと一緒にみたように思う。
 ぼくが子どものころのヒーローは、鉄腕アトムや鉄人28号でした。ここでは、相手を徹底的にいためつけるものでした。正義と悪とがはっきりしていて、必ず『正義は勝つ』の世界でした。

 やなせたかしさんのマンガの特徴は「飢え」が悪だったように思えます。ひもじい思いをした少年時代の経験があったとも聞きます。これはとても現実的だな思います。それがバックボーンになっているのでしょう。

 新聞のコラムに「アンパンマンは相手を一方的にやっつけはしない。絶対の正義などはないという持論は、先の戦争での出征体験による。声高な正義はうそ臭い。本当の強さとは優しさだと、物語は気づかせてくれる」…と。

 今、身近な若者をみると、そのことが染み付いているように思えるときがある。
 人は、いつかはどんな形であれ消えていくのだろうと思う。最後に、どんな思いを残せるだろうかとつくづく思う週でもあった。
 惜しくも、その思いをつくりつつ災害や事故で切れてしまった人たちは無念だろうと思う。きっと、何かをぼくにも遺して逝ったのだと思う。


 結婚式は人生の「ハレ」の部分です。ハレの舞台に登場する主人公は花婿、花嫁。普段では見えない表情がとてもりりしく見えるもんです。それを一枚…とシャッターをきってみれば、宗教も一緒に見えてきます。日本人は、神も仏もアラーの神もないのが特徴的です。外国人にとっては信じられないことなのでしょうが事実のようです。結婚式はキリスト教で行い、死んだときは仏教と、日本では当たり前のようになっていることに気がつきます。
 
 幸福の瞬間は宗教よりも人間が大事なことで、無宗教であれそれでいいのだと思います。人が宗教の必要にせまられ、その宗教のはいっていくものでいいのではないかと思います。しかし、世の中はこの宗教を商売にしてしている人もいることを忘れてはいけません。悪く言えば、人の弱味につけこんで徹底的に「お布施」のようにして金銭をしぼりあげるような宗教もあるということです。以前、オウム真理教というものが多くの若者をとりこにした時代がありました。不思議に思ったのは、宗教幹部が選挙に立候補したり、テロ事件を起こしたり、時代を震撼させる事件も起こしました。今だに、その事件の真相は解明されていません。

 人のこころは百人百様…といいます。
 今、私が信じられる宗教といえば、キリスト教と仏教。キリスト教はイエスキリストが始まりですが、私は人間が生きていくうえで合理的で、より自然な人間のもつ真相心理を説いているものがいいと思います。一時、聖書も読んでいました。人間の生き方を肩のこらないように説いていることがいいと思います。



 昨日、親戚の結婚式に出席していきました。
 場所はとく大晦日初詣でテレビでも超満員でおなじみの都内の明治神宮ということもあって1時間ばかりでいけるところで安心しました。
 それにしても、明治神宮で結婚式をやるってことは「神道」だろう?と思っていましたが、そんなことをいっていたら維持できなのでしょうか、一般に開放しているのでしょう。

 正直なところ、今回の結婚式は今、某大手銀行の従業員同士の結婚ということもあって、さぞかしえらい人が出席して堅苦しくなるのでは…と心配もしていましたが、行ってみたらそういうことはなく、新郎、新婦の両親、友人、知人、同僚(同年代)だけの出席であったので数十人とこじんまりとまとまっていた結婚式でした。

 やはり、結婚式は新郎新婦のはれの門出であるのでそれを支えてくれる人たちが集まるのがいちばんいい、と思います。老人たちが出席しても、祝辞をいうわけでもなく、これから始終つきあっていくわけでもないわけですから、自分たちがこれからいちばんお世話になるだろう人たちと一緒にやったほうがいいと思えます。そう、考えると、今回の結婚式はいいなあと思えました。

 こんな時ぐらいにしか会えない兄弟も来ていました。
 私が定年が近いくらいのわけで、私より年齢が上の兄弟たちはみな定年でいい時間を持ったように思う。それも、そのはずで、私の年齢で再婚なんてするパワーのある人はいないでしょうから……ね。

 私がうらやましいと思うのは、結婚相手の人の出身が長崎とのことでした。
 長崎県はいい……。坂が多く、静かな港町です。
 なんせ、キリスト教の小説でも有名な作家遠藤周作文学館がある県もあります。迫害にもめげずキリスト教を信じていた県でもあります。本当の意味でキリスト教の県でもあるように思えます。また、日本でもいちはやく外国の文化を受け入れたところでもあります。長崎チャンポンもいいです。

※詳細はこちらでどうぞ。遠藤周作文学館

※詳細はこちらでどうぞ。明治神宮結婚式場

 いまさら言うのも何ですが、若い人たちの結婚式を見ているとつくづく自分の年齢を確認してしまう。一方で、一緒に楽しんでいる場合じゃないなあ…とも思う。若い人に「祝辞」でも一言いう年齢なんだとも思う。
 人の縁とは昔から不思議に思いつつ生きてきたんだと思えます。よく言う「赤い糸」」がどこかでつながっていて、切れることもなく、誰かがそれをより太くしてくれたと思い、支えてくれたのだと思います。
 今、思うことは二人を結婚まで支えてくれた人たちに感謝しつつ、一緒にいたい思う気持ちの「初心」を忘れず、人生を送っていって欲しいと思います。
 これから、きっと苦労も多いと思います。でも、楽しみも二人で見つけ出す努力をしていくことも大事です。
 人生は旅にたとえられます。そのなかの一人の旅人として縁あってお目にかかりました。二人で旅を続けることができるよう健康に気をつけて、これからの長い旅にいってらっしゃい……。


 家族で始めての結婚式へ出席できたことに感謝しています。
 ありがとうございました。
 午後7時ごろの明治神宮は東京とは思えない暗さと静かさを体験できたのもよかった。来週の休日もマンションの総会があり忙しい!!
 若い二人に乾杯!!!

*読んでくださった方、ありがとうございました

秋空高くの連休

2013年10月13日 | Weblog


こんにちは……
 三連休の中日です。季節はすっかり秋らしくなってきました。今週は10月になってはめずらしい真夏日ありましたが終末には、空気もひんやりして秋らしくなっています。散歩コースの多摩川ではススキがいっぱい秋らしさをみせてくれていました。
 人の影も気持ちながくなってなってきたように思えます。
 こんな季節は郊外で秋の景色やあまりおめにかからないアートなどをみるのもいいのでしょう……か。私はもっぱら、原始人のように動いていたほうが好きですが……。読者のみなさんが、どんな秋を送っているのでしょうか。

 さて今週は、近所の三鷹市で「女子高校生殺害事件」の報道が日々流れていました。事件のあった付近はきっと通っていたかもしれません。
 要は簡単にいえば「別れ話のもつれ」で殺害までいったしまったような事件だと思います。それが、たまたま相手が高校生ということもあって大きく報道されたのでしょう。

 それにしても、なんでここまでエスカレートしてしまうのか、と思うこともあります。女子高校生も将来女優になるという大きな目標があったにもかかわらず事件に巻き込まれしまったのですから大変可愛そうに思えます。それにしても、事件を起こした加害者が一方的に悪いというのもおかしいな…と思います。暴力は悪いと思いますが、この事件はなにかを私たちに考えさせる事件だった思えました。

 人を好きになるのはいいことだと思います。人生にとっては大事なことです。楽しいし、生きていることにプラスになるのでしょうしとても大事なことだと思います。でも、いつかは別れるがくることもリスクとしてあります。それが、どんな形であれ別れがくるのだと思います。
 そのときどんなことをすべきなのか考えて行動することが大事だと私は思えます。この世にいきている限り、なんであれ、リスクはいつもあるのではないかと思います。それが大小の差はあれあるのだと思います。
 いつもそんなことばかり考えているわけにはいきませんが、やっぱりあるます。仕事をしていても、遊んでいてもあるのだと思います。そんなとき、どうするか……。個人差はあるのでしょうが解決するための方法も大事だと思います。それが、人間関係でしょう。


 いよいよプロ野球もクライマックスシリーズにはいりました。今年は個人的には楽天を応援しているのですが、さてどうなるのでしょうか。
 毎年、ジャイアンアツばかりの優勝はおもしろくありません。スポーツは変化すぐわかるところが面白いと思います。その中心になる選手が毎回違ってくるのが楽しいです。その選手の運命みたいなものを感じさせる。
 それがヒーローでしょう。
 今回のヒーローは誰になるのかも楽しみでもあります。

 それから朝鮮学校授業妨害:街宣損賠訴訟ヘイトスピーチ「違法」判決がでました。京都地裁は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)は「著しく屈辱的、差別的に該当」として朝鮮学校側が求めた損害賠償を認めた判決を出した。勇気ある判決だったように思う。やはり、人が人を差別する表現はよくない。結局、背景には利害関係があるのだろうと思うけれど、それにしても侮辱するような言葉は、個人的に思っていてもいうべきじゃない。それが、社会的になったのがヒトラーがユダヤ人殺害だった。結果として、大量虐殺が起きてしまったではないか。
※詳細はこちらでどうぞ。ヘイトスピーチ



 すっかり空は秋の空。
 この空のした、身体を動かそうとあちらこちらでは運動をしている人を見かます。仕事をしている一週間の間は運動をする時間がないことにつくづく思います。残業を終えて帰ると、あとは軽い食事をして眠るだけ……では運動どころではないのが現実です。
 その反動でしょうか。
 休日には思いっきり体を動かしてみたい季節でもあります。普段は動かさなかった体が息を吹き返したようにゆっくりと。そして、自分の体が年齢とろもにもろさを持っていることを覚えさせてくれます。そして、新しい?というか、これからの自分ができてくるのでしょう。普段、気づいていないもろさや強さを自然のなかに放り込めば答えはでててくるのこともわかります。


家族
きょうの晩御飯はスシローに30分くらい並んでみる
とにかくまぐろが食いたいのだ
と、お父さん
山歩きから帰る車中の会話

「山歩きはからだにいいんだよ…」
山で食べる肉はうまかった
家族には
魚でも
 肉でも
 バランスが……と
 電車をおりていく家族が語っている
 それでも時間に並ばされた
 家族は肉でも魚でも食べようと生きている
 あした動くために

 


 3連休。快晴。体調よし……とくれば、山歩きに絶対条件がそろいました。
 今週もまた、高尾山歩きにいってきました。
 ばかの一つ覚えのように高尾山にいく理由は一つ。
 近くて便利な交通事情があります。地元からいく事情が好条件がそろっている分時間に制約されず、ゆっくり歩くことができます。さらには、無理ができないときは日帰りでもエスケープできる選択肢があるのもいいことです。

 さて、今回も朝はやく起きてでかけました。午前7時35分のバスで陣場高原下(終点)から始まりました。少し寒さがありティーシャツでは寒かった。
 長袖にきがえ始まりました。
 途中、一人で歩いているおばさんと一緒になり歩き始めたのですが、このおばさんのいうことには「高尾がいちばんいい。交通は便利で一日の予定がだいたい計画とおりできる。先週も平日の歩いた」という。
 途中、おばさんが歩くのが速くペースが違うので先にいってもらいましたが……。

 この日は、団体が多くて、私もいつのまにかその団体の列に入って歩いていました。
 わたしのモットーは「ゆっくり、ゆっくり」ですから、結局いつも一番後ろでしたが。バスが以前より(午前7時3分のばすだった?)30分遅い始発になってから最終的には1時間のずれになりました。高尾山駅には4時30分ごろつきました。
 それにしても、城山のトイレがいつの間にかきれいになっていました。まだ、新品です。これも、三ツ星のおかげでしょうねえ。


 景信山付近。遠くには東京との副都心が見えました。
 冬であればもっときれいに見えることでしょう……。

 一人歩きの楽しみは、自分のペースで歩けること、食事を取れることなど「わがまま」し放題ができること。でも、けがをしたら誰かの援助が必要なリスクを背負っています。これは、仕方がないことだと思います。お互いさまだと思います。だから、あわてずゆっくりが基本なのです。
 団体のご一行様が多い一日でした。景信山の休憩所は満員でした。
 今日、歩いた距離=27km



まだ、富士山は雪はありません。
 今月は何かと忙しい休日が来週から始まりそうです。親戚の結婚式やら、マンションの総会やらでこんなにのんびりするのも今週で終わりです。
 この連休はほとんどが山歩きのためにあるような休みでした。

 休日前は「あれも。これも」と思案したのですが、実際になってみたらこのありさまでした。それでも、月末の総会の「監査報告」はどうにか終わりました。あとは提出するだけです。(正直、これでいいのかという疑問は残っていますが。あとは前へ進むだけです)
 こんな感じでこれからもなるのかなあ……、と思います。やれることはそんなにできません。それでも、これからも一つはやっておきたいと思います。もちろんできる範囲内ですが……。
 今度は紅葉を見に行こうと思います。のんびりと……。
 台風26号が近づいているといいます。ちょっと心配です。
 


 *読んでくださった方、ありがとうございました。

10月になり、寒くなり始めました

2013年10月06日 | Weblog


 こんにちは……。
 とうとう10月になってしまいました。
 散歩道の街路地の木々も少しずつ紅葉をはじめています。金木犀の香りも花粉症の私の鼻をムズムズさせてもいます。それでもやはり、暑さをのがれて過ごした日々を思えば季節にスムーズに入りやすい季節になったと思います。

 さて、今週安倍政権はとうとう「消費税8%」を決定していました。
 これも、2020年の東京五輪の予算は確保されたのかもしれません。それだけではないのでしょうが、税金がますます日々の暮らしを圧迫することになってくるのでしょうか……。

 しかし、「消費税」でなにが変わったのか?と思うときがあります。
 今回の消費税をあげる一方で「法人税減税」などあげられた。住宅減税もあった。
 オイオイまてよ……。
 消費税は少子高齢化のための増税ではなかったのか?と思った。これまでの「消費税5%」のときもそうだったが、いったい何がよくなったのかと、疑問に思うことがある。国の財源を税金にたよるのは仕方がない。
 税金を予算にしてどうつかったのか、あまり身近な現実に経験したことがない。とくに、社会保障などが下がっている。授業料の値上げや最低賃金、生活保護、高齢者の負担も増える。なんのための増税なのかわからない。
 そんなことを思うと、これまでの総括のようなものをみたことがないような気がする。民主党政権時代に高校無償化があったりしたがあれはいったいどうなったのだろうか。これが、政権交代ということなのだろう。

 JR北海道の数々の不祥事の内容があきらかにされている。
 国土交通省がJR北海道に改善を指示したときく。現場からは「意見をいいにくい」「ミスを責められる」などの状況があるという。現場の心配ごとを上司がとりあげないなどずさんな経営の中味が報道されていた。
 以前、京都福知山脱線事故のときも運転の間隔をせまくしてノルマをつくり、減速ができないほどものだったいう。そんななかで、現場の声が本当に無視されて起きた事故のようにも思えた。

 現場では、それぞれの職場の人員を減らされてきて鉄道の管理が委託化が多くなった。人員減で対応ができず走ることだけの列車になっていまったのではないかと思える。安全・安心の鉄道交通は日々の時間に終われて、現場の危険が無視されたようにも思える。これは、国の交通を管理する国土交通省の責任でもある。
 労働組合は「安全運輸」は第一にあげているはずだ。それを無視した背景には民営化の影響で組合員の未組織化があるのだろう。生産効率化の背景は「労働組合つぶし」ではないだろう。だれしも、事故をのぞんでいないはずだ。
 当たり前の運転をするまえに、安全にはしれる態勢のレールがあるべき姿がなくなってきてしまっている状況がみえた不祥事だった。
 貨物列車の脱線からはじまった「安全管理」のずさんな事実は別にここだけの問題でもなく東京電力の原発事故も同じだろう。

 これは、JR北海道だけに限ったことではないだろうと思えた。
 日々の生活を安心して働けることが無視され、企業優先の法律が立ちはだかり「消耗品としての労働者」に不安が増大されているように思える。
 そのいい例が安倍政権がうちだしている「解雇ルール」である。いとも簡単に「解雇」される不安があれば、労働者の他人の安全など考えることも、難しくなっていくのではないかと思った。


 NHK連続ドラマ「あまちゃん」でアイドルがブームを起こした。
 「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」という言葉が日々の生活に入ってきて東北を身近に感じた日々だった。そういえば「AKB48」というのが一大ブームを起こした時期があった。視聴率にブームに乗り遅れまいと考えたNHKも「NHK紅白」に参加させたのだろうと思えた。さすがのNHKも視聴率にははかてない……と思った。

 いつの時代にも誰の心の中にもアイドルはいるのだと思う。
 私にもアイドル…ほどではないが気にいっている俳優(アイドル)もいる。「あまちゃん」の後に始まった「ごちそうさん」の主人公の「杏ちゃん」その人である。モデルから俳優になった彼女がこれからどんな女優になっていくのだろうか思う。つねに一生懸命がいい。
 自分を知っている人間のような女優だ。歴史も勉強していてその仕事にむかう態度も好きだ。家庭の事情で高校を中退してこの道にはいったという。この覚悟がすごい。なによりも、過去をひきずらす、未来をけんめいに模索する態度が好きだ。

 私にとってアイドルというより「応援団」みたいなところ。
 とにかく、全国の人たちにその人間をさらけだす俳優はきっと大変だろうと思う。それでも、好きではいった世界、ガンバレと応援したいと思った。
 一方で、単なるスケベおじさんのもの好きでもあるのはゆがめない……。
 それでもいいものはいい。がんばれ!!

※詳細はこちらでどうぞ。ごちそうさん


 今週、業務で「JGAS2013」(国際総合印刷機材展2013)という展示会に東京ビックサイトに行ってきた。
 まずは、第一印象。
 東京ビックサイトという所は宇宙基地みたいなところのように思えた。まさにデジタルの世界を印象させるところだった。展示場はデジタルを中心にした印刷機がところせましと展示されていた。
 大企業ときく会社の印刷機はさすがに大きく、利益をたくさん生み出すであろうものだった。展示ブースも大きかった。
 営業マンも必死で展示物の説明を繰り返す。名刺の交換、問い合わせ、導入理由。機械のコンセプト云々……。

 どれもデジタル対応。
 今週、1時間ほど通信が1時間ほど不通になった。そんなとき「何が便利か」こなんときはどうにも対応ができず、その道の通信会社の対応をまつしか
ない。お客もデジタルで対応しているために、通信が不通になってしまったおかげで予定が遅れてしまったものもあった。
 これがデジタルの背負ったリスクである……と思った。どうのも対応のしがいがない。

 電気がきている。
 それでも仕事が進まない。一日不通であればどうなったのだろうと思った。
 おそらく、予定が一日遅れるようになるのだろう。どうあがいても、大手通信会社も不通になってしまう世の中だ。みんなが「暗黙の了解」事項だと思いやっていくしかないようだ。

 それは誰も口にはしないが「暗黙の了解」で終わっている。
 その責任を誰でも納得する場所を設定する必要があるようだ。あの、ビックサイトのような動かしようがない理由を探さなければならない時代になっているように思えた。そして、それを、理由にできる環境がこれからは大事なのだと思えた展示会だった。


 印刷機は利益を生み出す手段(道具)。
 1445年ドイツのグーテンベルグの考案した手動の印刷機器からデジタル(架空)の時代。
 そのデジタルに日々右往左往しているのは、何も印刷業界だけではないだろう。地球を一秒ほどで情報が行き来している。日々の暮らしはその情報で成り立っているといっても過言ではない。もし、誤った情報が流されたら一瞬でパニックなるのこともある。

※詳細はこちらでどうぞ。グーテンベルク

 今、スマホの情報を見ながら歩いていることが常識だ。いくら「危険」だと注意されても直らず、人と人の会話よりスマホの情報となっている。
 便利なのはいいが、そのリスクをどれだけ請けいれらるのか覚悟を決めておいた方がいい。だから、人と人の関係はアナログであるようにしたいと思う。
 仕事は絶対に一人では成立しない。


10月。今月はけっこう忙しくなりそうな1か月になるだろう。
 今日は午後からマンションの理事会、さらには月末には総会がある。監査の役なのでしばらくは、数字とにらめっこです。
 さらには、親戚の結婚式……と。めでたい……めでたいと思う間もなく10月が終わってしまいそうである。
 休日がまたたくまに過ぎていくだろうと予想している。
 ブログもままならない状態になるのかなと思う。

 できれば自分の時間を多くつくっていく工夫が必要な月でもあるのだと思う。さて、さて今週はいったどうなることやら。
 やっと涼しくなったと思いきや、けっこう自分以外の用事で動きまわる10月が始まったようである。
 朝夕、寒くなってきました。うっかりするとカゼをひきます。事実、職場ではそんな人を見かけますが……・
 それでは、また来週。時間をみつけてまた、山を歩いてこようと思います。


*読んでくださった方、ありがとうございました。