日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

連休前夜……なにを計画?

2014年04月27日 | Weblog


 こんにちは……
 いよいよ5月の連休がはじまりそうです。
どんな予定をたてているころでしょうか。
 海に山に、遊園地に……等など、どこへいくにもいい季節になってきました。散歩をしていると新緑がやさしく見えるのもこのごろです。
 やはり、この時期は田舎に帰省をする人が多いのでしょうか。毎年、連休最後に「渋滞何十キロ」というニュースが報道されます。どんなに混雑しようと家族の顔をみに必死にがんばる人へ応援したい気がします……。

 私の計画は、友だちと山歩き、墓参り、片付けくらいがメインでしょうか。あとは、何もありません。

 さて、今週は大変忙しく働いてしました。どうも、5月をむかえる日本人は、なんでも前倒しに片付けておきたいという習性が仕事にも遊びにもあるようです。おかげで今週は残業の多い日々でもありました。
 ニュースの方ではアメリカ大統領のが来日したそうですね。
 来日しようとしまいと、はっきり言って庶民にはなんとも実感がわかないような気がします。でも、アメリカからわざわざ来たのですから、きっと大きなお土産でも置いていったのではないかと思いますが……。
 むしろ、オバマ大統領は韓国訪問がメインで、日本は途中下車であったのではないかと思えますが……。いかがでしょうかね。


 連休前段。労働界ではメーデーがありました。毎年のこととはいえ、年々メーデーも保守化傾向に走っているようです。まさにその色あいが出たのは、いまいちばん労働界では問題を持ち込んでいる安倍首相までが招待されていました。いったい連合という組織は何を考えているのやら……と首をひねってしまいます。こんなことでは、まとままるものもまとまらなく自らしているように思えます。安倍首相の発言のときはヤジがたくさんとんだようです(参加者感想)。

 同日同刻、埼玉県入間空軍基地では今年の年間行事でもある「RUNWAY WALK2014」が開催されていました。今年はおよそ1500人(5000人弱の応募のなか抽選)が参加できたと報告されていました。午前中は、基地での戦闘機や輸送機の見学で、途中から滑走路(約4キロメートル)を歩くという日程。
 参加者のなかには、若い男女がけっこう多いのには驚いた。必ずカメラを片手に基地内を写真を撮っていました。
 
 以前、テレビドラマで「空飛ぶ広報室」という番組があったのが影響していたのでだろうか、若者がなんの疑問もなく自衛隊を語っているのには驚いた。
 この「空飛ぶ広報室」という番組はブルーインパルスの元隊員が事故によってはずされ、広報室に異動になったことから始まる。広報室での仕事を通じて「自衛隊とは何か」ということを熱く語った物語だったように思う。
 番組を見ていたら、自衛隊もこんなことをするのか…ということも多かった。例えば、各テレビ局の取材に「費用対効果」を考えてできるだけ宣伝をする……という場面は企業と同じことをするんだと見えた。
 さらには、震災への支援など積極的に参加していく……という内容だった。見ていたら、「軍隊じゃなく自衛隊は必要かもしれない……」だという意識が芽生えたものでしたが…。

 一方、海上自衛隊による自殺した若者への賠償をする裁判の判決が出た。
 隊員が上司に諫言した結果、上官や隊員からのイジメを苦に自殺(男子21歳)の判決がでた週でもありました。
 海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」の乗組員だった男性(当時21歳)アンケート出した結果、イジメを受けた。それが証拠となっていたが組織をあげてアンケートの隠蔽に文書隠しが裁判所で自殺の原因になったという。その結果、国などに7350万円の賠償をもとめた裁判が出たということだった。
 まさに「ブラック企業」まがいの実態hがうかがえた体質が暴露された。

 さらには「集団的自衛権」問題。
 これも自衛隊がかかえているテーマである。自衛するために武器を使用をする。団体で武力を行使したら外国ではいっぱしの軍隊になる。そのまま山賊のようにいなくなってしまえば暴力団やテロ組織で終わるが、国の法律で命令さされて出ている以上、軍隊とみられるだろう。
 これも、「かっこいい自衛隊」ではすまされない現実だ。

 などなど……思いつつ、一日自衛隊の滑走路を歩いた。
 1500人分のカレーライスをなんの混乱もなく、食事をさせてもらった。さすがに訓練が生きている組織だな、と思った。
 ただ、悲しいのは武器を持てばやっぱり「武力予備装置集団」だなと思った。



 当日は快晴。
 若い人たちがカメラを持ち、縦横無尽に駆け巡って写真を撮っていた光景が印象的だった。女性も多くて「へえー、こんなに人気があったんだ」と。
 11月の航空祭りでのブルーインパルスの飛行には30万人の見物客があるとも聞いたが、みんなこれが楽しいのだな……。
 「格好いい……」なんて、正直声に出していえるものは最近なくなったと思えた。それを考えればブルーインパルスの飛行は声を出せるほど圧巻だと、娘はいう。武器になると、格好いいどころか「むごい」格好をになる。そんな日がこなければいい。




 今月は、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」の厚さについやした一か月だった。それもそのはずでおよそ400ページもの旅の記録。さらに文字が小さい。老眼にはちょっとつらい読み物だった。でも、内容は明治時代の日本の様子が書かれているのが面白かった。
 この時代、日本人が書いたものより外国人が日本にやってきて、日本を書いた文章は客観的でおもしろいことに気がついたように思う。
 イザベラ・バードという女性はいまふうに言えば、日本人の兼高かおるさんのような人だったように思えた。兼高かおるさんも世界中を旅をしてその文化を紹介するトラベルライター。

 


日本奥地紀行/イザベラ・バード/平凡社
 「旅に出たい」という動機がどんなであれ旅先での出来事を細かく観察してみるとその時代の人の様子がよくわかる。
 「日本奥地紀行」の書かれたのは1987年(明治11)。この本では横浜から北海道までの旅行記が書かれている。
 ノミとシラミに悩まされた旅だったようだ。それだけ、地方の農村は貧しかったことがわかる。暑い葉はだか、はだし、まさにまだまだ、文化などという気風はほどとおいのが地方の現実だったようだ。
 それでも、人の様子は生き生きしていて、イザベラに「日本の子どもは世界一幸せだろう」といわせるほど生活は貧しくても家族の温かさを感じた旅だったように思えた。



言葉のレッスン/柳美里/朝日新聞社

 以前柳美里の「私語辞典」という作品を読んだ記憶がある。
 この本は、日本語を著者自身の解釈で意味をつけたものだった。なるほど…と思うものがあった。
 例えば『愛』…2人では愛、10人の愛は宗教となる……なるほど、と思った。こうして、日本語をひもといて意味をつけるといろいろなことが浮かんでくるように思える。今回の「言葉のレッスン」という本もそのことが理解できる一冊だった。

 本から読んだ一つのフレーズからひもとくたくさんの人間模様。
 もっと身近に感じられていいものがたくさん出てくる。
 「覚悟を決める時」……小説の言葉からうかんで、自分の覚悟を決める時を探してはまた、進む。これは大事な私のフレーズなのだと思う。

 小説、映画、新聞、ひとの話など印象に残った言葉をひろい集め、出逢ったひとや出来事のなかで人生の断片を描く。言葉と対峙するエッセイ。
柳 美里
1968年生まれ。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。’93年、『魚の祭』で、岸田國士戯曲賞を最年少で受賞。’97年、「家族シネマ」で、芥川賞を受賞。’99年、『ゴールドラッシュ』で、木山捷平文学賞を受賞。’01年、『命』で、第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞



戦後保守政治の軌跡(下)/後藤基夫・他/岩波書店
 昨年から安倍政権は「特定秘密保護法」から「集団的自衛権」さらには「労働時間規制」とますます日本中を「ブラック企業」なみにしていこうとしているように思える。
 「特定秘密保護法」では原発推進に拍車がかかり、「集団的自衛権」では憲法が変わろうとしている。また「労働時間」では残業代を払わないで働かせようとしている。これを図式的にみると、集団的自衛権は自衛隊を軍隊にして、防衛予算を増大し、労働者には「特定秘密保護法」では残業代を払わなくても文句もいわず労働者を働けせる……。なにか、ますます戦前の日本に似てきていないか、と思える。結局、戦争へ協力する労働者をつくろうとしているようにも見える.

 時代の流れは、経済優先の政治が拍車がかかっているようだ。
 歴史的にみて、日本の政党はそんななかでも審議して慎重に法案を作ったり、廃案にしてきた経過がある。それには、保守党(自民党)と野党とのバランスがつくられてきたもだろう。そんなことを考えた、これまでの政治の歴史をひもとく一冊だと思う。




 連休が始まった週。
 今年はどんな連休にしようかと思いつつ始まった。きっと、休み中はいままで出来なかったこと(片付け:本の整理)だけはやっておきたいと考えている。いつのまにか、ゴミの部屋になってしまったことを反省し捨てるものを見つけては整理していこうと計画中だ。
 でも「本当は……2泊3日の山歩きがしたい」というところが本音だ。
 しかし、その前にこの休日でしかできないことを……というジレンマのなか休みが終わってしまうのか??

*読んでくださった方、ありがとうございました。




より道をさがしてみよう…か

2014年04月20日 | Weblog


 こんにちは。
 さくらも咲き終えて温かくなるかな、と思いきや寒い日になったりします。
 空にはつばめが、一直線に飛びまわっています。
 散歩をしていると、自然のはだれよりも春を感じるのが早いものなのでしょうか名もしらない花々が次ぎつぎと咲き始めています。
 季節は「春」なのですが、空気がまだ寒さをひきずっている毎日がつづいています。

 さて、今週はどんな一週間でしたか。
 今月から「消費税8%」という日々がどんな暮らしをつくっていくのでしょうか。ますます、政治がというものが暮らしのなかに直結してくると暮らしにくくなるようです。世間では春闘で「賃上げ回答」にもりがっていると聞きますが、本当かなあ、と思います。
 私のほうは相変わらずに残業と遠距離通勤で一週間がすぎていきました。
 そんななかでも気になるニュースなどもありました。最近、ますます、現政権が野党の不祥事をいいことに、原発再稼働や集団的自衛権など強行しようという動きが目立ち始めましたように見えます。

◎ガルシア・マルケス(ノーベル文学賞受賞)17日にメキシコ市の自宅で死去した。87歳。(506)
 さて、ガルシア・マルケスという作家はどんな小説家だろうと思ったがこれまで読んだことがなかった。ぼくはどうも「○○賞」という名のついた作品は後回しにするクセがあるように、いまさらながらに思えた。さらには、「いつか文庫本になったら…:などという気持ちも働いて、なかなか手にすることはないのが事実だ。代表作に『百年の孤独』があるといいます。『広場の孤独』堀田善衛は知っているが『百年の……」は知らない。南米というとどうしても抑圧された人びとの解放みたいなのがテーマになるだろうかと思えてしまうけれど、どうなっているのか今年には読んでみようかと思う。

◎連合メーデーに自民を招待(508)
 これまで、メーデーに与党政治家を招待したことはあった。それはある意味、野党や労働組合が政権について注文をつきつけるような形で招待したように思える。
 こうなってしまう背景には、みんなの党や民主党が野党として信用がうすいのかなと思えた。ならば、共産党や社民党とならないメーデーもおかしい。
 それぞれの主張があるのだろうが、今年こそはまたまってメーデーをやってほしいものだ。
 そんなこともあって、ますます与党は「集団的自衛権」や「原発再稼働」を強行ささようともくろんでいる。これでは、メーデーで「これからも進ますのでよろしく」とでもいわれそうな勢いだ……。

◎福島原発事故後の被曝線量の公表(508)
 原発事故で避難した住民の帰還政策を進める政府が、昨秋に福島3市村で行った個人被曝線量の調査結果を公表していなかった。
 原発事故後の問題はほんとうはこれかたが重大な問題なのだと思います。事故で放射能うがどれだけ人体に染み込んでいるのか調査をすることだといえます。それも、婦人や子どもたちの被曝がどれだけなのか大切なことです。
 公表できるだけ早いほうがいいにきまっています。それが、企業や政府の都合でおくれたり、発表しなかったりということがいわれています。

 福島原発事故の放射能による健康調査の実態を詳しく書いた本に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』日野行介著があります。政治の都合、企業の都合、医療界の都合が優先され、医療を最優先にうけるべき被曝者の実情が書かれた一冊です。
誰のための、何のための調査なのか

 ※東京電力・福島第一原発の大事故により放出された大量の放射能。住民の健康への影響を調べる福島県の県民健康管理調査が行われていますが、そのあり方に疑問を持った一人の記者が、情報公開請求や関係者の取材を通して、調査の裏に隠された様々な事実に迫ります。
 県の担当者を中心に様々な隠蔽が行われ、専門家たちは調査結果に対する評価を非公開の場で擦り合わせ、議事録からは特定の議題を集中的に削除。記者が取材を進めると、様々な問題点が明らかになっていきます。
 本書では、調査の検討委員会で秘密裏に何が話し合われていたのか、そして、著者はそれをどのように明らかにしていったのか、詳述します。(岩波新書ホームページより


◎女性の活躍推進へ・3年以内に法整備(510)
 自民党の女性活力特別委員会(松野博一委員長)は17日、女性の社会進出を進めるために必要な法整備を3年以内に進める骨子をまとめた。

 たいへんいいことだと思う。事実、最近は男より女性のほうがまじめに働いているように思う。でも、本当の実態は大変だのだ。女性ががんばって管理職になりバリバリ働くためには、日本の場合は残業はあたりまえ……、休日出勤は当たり前、となるのではないのでしょうか。そう考えると、子どもを産んで、さらには育てていくには現実の現場は無理なように思います。
 「法律ではこうある」わかるが、人件費をけずるのに必死な会社が法のとおりにしたら、現場は他の人への負担が増えます。
 負担が増えないように考える経営者がいるとは思えませんが……。なぜなら人件費をけずれば人はいれないからです。
 むしろ、三六協定や正社員を雇用するような法律なり、支援が必要だと思います。
 自分の足もと官僚に女性を登用するのはいいが、中小企業は同じようにはいかないのが実態ということは、誰もが思っていることでしょう。


 春はそこまで……と思いながら日曜日の午後をむかえている。
 「寒いなあ」という口癖がまだ出る日々がある。
 今年、定年ももうちょっとだなと思いながら日々仕事とむきあっている。いつ、誰が決めたのか「役職定年制」なる協約に今年二人の人があてはまる。
 そのなかの一人にぼくがいた。もう一人は、異動で都内でも便利な区にいった。ぼくの方は、都内でももう埼玉県にかぎりなく近い板橋区なのだ。

 ぼくのいる板橋区にある職場は、千代田区(昔でいえば江戸城のある場所)を中心に位置すれば、東北、信越にぬける途中の宿場町なのだろう。だから、下町の風情が残っているように見える。まして、ぼくの働く場所は荒川にも近い。すぐ目の前には土手である。きっと、その昔、ここは田んぼか湿地帯であったのだろう。
 夜になると人とおりもすくなく寂しい場所である。一日の疲れをいやすところでもなく、さっさと抜け出したい地区でもある。きっと、都内で中心地にでるのがいちばんはやいのは、荒川でモーターボートで東京湾に出てTそれぞれの川(神田川、隅田川、目黒川)にでたほうがいちばん早いだろうとも思えるくらいである。(これだけいえば場所がわかるでしょうか)

 仕事帰りにちょっと…と考えたことがない。なぜななら、まずここを抜け出さないことには落ち着かない、と思うからである。なにがそう思わせるのか?
 一つに、ここは都内では交通の便(公共交通・電車・バス)の便がひじょうにわるいように思える。これは、あくまでもぼくにとってでである。
 だからまずはこの「秘境」から脱出し、ものごとが始まるように思えてしまう。だかといって、住んでいる人たちは下町のように話しやすいのですが……。話すほど余裕を与えてくれない場所にぼくには思えるのだ。

 ぼくが帰るころは、駅からは家路につこうと降りる通勤者のほうが多い。
 それからも、定年制で抜けだせたら……と思っている。
 今度は自分の時間を有効につかうことを考えていきたい。それが、自分のこれからをつくる土台となるだろう。すくなくとも、これからは自分の時間をどうつくっていくかをみつめて実践していきたい。

 世代交替……という言葉がある。平均年齢40歳。そこからぼくは、はじきだされていく時代なのだろうと。いつかは、去ることは誰にでもあること。それが、世代交替。今度は、どんな仕事の仕方をしていくのだろうか…と思う。




『よりみち』
神保町
仕事をはや引きし
帰りにおりた駅は神保町
いつもこの町は
本の町だ

読みたい本をさがすのでもなく
歩きついた店は
坂をちょっとあがった
文庫本専門の古本屋
いつも気になっていた本屋

上に下に
手垢のついた本は
店のおばさんと同じく
ほこりをはらっては今日をむかえている

店先にはくたびれた文庫本
おばさんと話していると
学生たちが
明日を語って走り回っていたそうだ
50年前……
道路のむこうへ気軽にいけた
さえぎるものは人たちだけだった
いまは、飛び出したら
まってましたと
車にひかれるくくらいだ…と

ふりかえる場所
きっといい明日があると語り合った時間
おばさんも娘の時代には
そのなかにいたのだろう
まっすぐいけば御茶ノ水
坂はつづく




 そろそろゴールデンウィークが近づいていることを感じはじめている。
 今年は、休日がいいつながりをつくっていない。
 そんななか、どう予定をたてるか…、それだけでも楽しくなってくる。いまはそれを迎える時間。きてしまうと「アッ」という間。
 今週も忙しくなりそうだ。それでも、仕事があるだけでもやりぬけるだけである。5月末は、今の職場から異動。自分の居場所がなくなるというおおげさななことでもないにしろ、新しい仕事を覚えていくしかない……。

 また、新しい人間関係をつくるより、自分をつくる時間を多くもっていきたいと考えている。
『歳月人を待たず』ということ……
*読んでくださった方、ありがとうございました。

 

桜散り…足元をみる

2014年04月13日 | Weblog


 こんにちは……
 春はすこしずつ新緑の季節がやてきました。先週、友だちといった花見が今年初めてで最後の花見になりました。
 通勤途中、つばめが元気に空を飛ぶようすをみるこのごろです。軒下ではどろを集めた巣づくりがはじまっていました。
 それから、日の出がはやくなり仕事にいく平日、お天気がいい日は気落ちのいい朝がみられる季節にもなってきました。

 さて、今週はどんなことがあったでしょうか。季節は春になり、楽しそうな、うれしそうな日々がもどってきましたが、世の中はなにかきなくさい動きがあるように思えます。
 その一つに「消費税8%」がありました。消費税が導入されてなんにつけ高く感じる日々です。これも、世界的にみたら安い方なのだとききます。
 ここはじっとガマンするしかにのでしょうか。これも、誰にでもくる高齢を保障す仕組みだと思えば仕方がないかと思います。本当にそうあってほしいもです。

◎59地方議会が集団的自衛権の行使を認める解釈改憲に反対する(7日/493)

 「特定秘密保護法案」が成立し、さらには自衛隊の集団的自衛権を行使させるために、自民党の憲法を変えようとしている動きに反対している、ということなのだとう思います。
 安倍政権はぞくにいうヤカハ派の動きが日々目立っているように思えます。一方で労働者には「賃金あげろ」というアメを与えては、憲法を変えようとしているニュースが日々、耳にはってきます。また、18歳から国民投票に参加かさせようという動きもありました。本当に憲法の教育を教えているのなら、18歳でもいいと思うのですがこれは危険だろうと思います。また、民法上おおくの課題があがっていてまだまだ、現実的にはなっていませんが。

 一方では「憲法9条をノーベル賞に」ろいう動きもありました。
 これは賛成です。武力を使わない戦争放棄をうたった9条は大切な一文であると思います。日本は原爆を世界ではじめて使われた国として、恒久平和をめざす憲法だと思います。
 集団的自衛権を強化するということは、即武器使用を認める、ということだと思います。さらには、より優秀な武器が必要、となれば「武器輸出」がでてきて、さらには「非核三原則」も登場してくる法律です。
 最近、確かに中国の「脅威」など外部からの圧力はよくいわれています。しかし、それが私たちの生活になんの関係があるのかは不明な点が多い。それより、大事なのは浦和レッズのヘイトスピーチともいえる差別的横断幕や四国遍路の書き込みなどのほうがますます心配な事実です。外からより、内側から戦争をあおるような出来事がやつぎばやに起きていることに不安を覚えますが……。どうでしょうか。
 戦争は外からの攻撃よりはじまるのではなく、内部でのできごとから始まるような気がします。おおげさかもしれませんが徴兵制も登場するかもしれない風潮ができることのほうが、なにより怖いと思います。
 消費税8%で予算がふえるやいなや、これは考えすぎでしょうか。

◎みんなの党の代表が辞任で政治は野党はどこにいる(8日/497) 

 みんなの党の渡辺喜美代が企業から多額の借りいれで「お金と政治」の疑惑が追及され説明できず「辞任」ということでしょう。
 猪瀬東京都知事は議員辞職したが、こちらの国会議員は辞職しない。したたかというか、これが国会議員の本質というか、やめられない理由がまだあるのだろう。いずれにせよ、野党としての責任もあるわけで政治家として議員辞職もあっていいと思いました。

 今、日本の野党政党はいったいどこで何をしているのだろうか…と思うことがある。以前は「反対」から集会、デモなどをして野党の存在を市民のまえに表明しがんばっていた。いまは、何をやっているのか。
 あげくの果てにこの事態。
 あきれてしまいました。だいたい、与党と野党という政治の形は大事な民主主義の形であると思います。与党がすべていいことをやっているわけではありません。与党(自民党・公明党)をえらんだ人のために政治がすすんでいるにすぎないのです。それが、いいと思っている人が正しいということではありません。
 一方、野党。野党(民主・共産・社民・みんな等)の支持者のために政治をやっている。与党の提出する法案がどれだけ野党を支持する人たちが納得するか調整をする役目があります。反対の質問もします。いいところは、野党の意見もいれてもらって法案ができます……という流れが国会でしょう。

 それが、最近きかない。
 「特定秘密保護法案」は強行採決され、「憲法改正」もやろうとしている。そこでの野党の存在がますます大事になってくる昨今です。それが、このありさまでは、先が思いやられます。
 安倍政権はこれまでの自民党の保守政権とはちょっと違うような思える。ないがどう違うのか、ちょっと不勉強でいえないが、明らかにこれまでの保守の政治は野党と野次のなかどうにか法案をつくってきたようにみえた。しかし、安倍政権は野党の存在を無視しているか(力がないのか)進んでいるように見える。それが、ことこまかく教育現場や労働現場にアメとムチをうまくやっているように思えるだが……。
※「戦後保守政治の軌跡」岩波書店を読んでみようと思う。

◎ウインドウXPの憂鬱(8日/496) 

 米マイクロソフトのOSソフトのウインドウズXPのサポートが9日で終わった。これでなにが大変なのかというと、ウイルスや不正アクセスが多くなる…という。ウイルスが侵入するとパソコンが病気になったようになる。ということは、今までのデータが消えたり、使えなくなるということだろう。

 パソコンが誕生した段階で、ウイルスはいつもついてきた。不正アクセスも簡単にはいることができるほど技術が高くなってきた。簡単にいえば、どちらも追いかけ、追い抜きの関係にあって今にいたっているようだ。
 これを商売にすれば、永遠に利益をあげることをつくったビル・ゲイツは天才で億万長者といわるのもわかる。
 さらに、頭をいためることは、新しいOSをいれると、今までのソフトで認識しなくなって、動かなくなるのもある。結局、新しいOSと新バージョンのソフトを購入するしかなくなるという構図。

 私のパソコンも携帯電話でいえば「ガラ携」で更新などない。それでも、どうにか動いている状態である。また、パソコンメーカーをもうけさせるために働くなくていけないのかと思う。
 便利は危険。危険を回避するためにはお金がかかるリスクを負う。
 これかは、ウインドウズでもなくアップルでもなく、独自に動くOSが広く一般に普及する時代がくるかもしれない。初めは安く、だんだん高くなってもそれを使わなくていけなくなる構図ができる時代がまたくるかもしれない。
 現在のパソコンも壊れるまで使おうかな、と考えていたがウイルスや不正アクセスのことを考えると変えなくなってくるのは時間の問題なのかもしれない。頭のいたい話しだ。

◎原発回帰のエネルギー基本計画(12日/502-503) 
 原発再稼働の道筋を明記したエネルゴー基本計画が閣議決定された。
 原発事故がまだ修復していないなか、それでも原発は稼働します…と。
 あろうことか、地震もあるのに、それでもそんな事実はなかったように、まさに催眠術にかけられたように「再稼働」をするっていったいどうなっているんだと思う。
 これまで安倍政権が原発誘致計画でトップセールスを繰り返したきたことが日本の国内ぬむいたということだろう。
 避難計画もまだまだ不十分。それでも稼働をするということは、未来を考えた政治だとは思えない。、まさに、「今がよければ」の世界観。

 福島第一原発事故によってどれだけの人間が故郷を失い、これからも放射能の恐怖におびえながら生きていく人たちをないがしろにした政治。これは政治じゃない。だれのために政治。それは、原発事故がまた起きたら逃げられることができるための政治だな…と思う。まあ、お金持ちというところ。
 それが、昔風にいえばブルジョワ階級の特権といういえるのだろうか。一方、オウロレタアートは逃げず、救われずの構図が浮かび上がってくる。

 これが今の安倍政治の本当の姿なのかな…と思う。
 エネルギー政策はきこえはいいが、やっていることは、なんの反省もない政治。議員数という数をまるですべてを許される免罪符のようにふりかざした政治がとうとうあらわれた、ということだろう。
 誰が、何のためにそうさせるのかジャーナリストの役目は大きい。


 最近、「日本奥地紀行」イザベラ・バード(平凡社)を読んだ。1978年(明治11年)5月から12月まで横浜から北海道を旅行した記録である。
 蚊と雨に悩まされならの旅でったようだ。道々、あった日本人を観察してみれば当時は汚くて、臭くて、頭にはしらみがいっぱいの日本人の姿には辟易していたらしい。そのなかでも、行くところの風景には感動したようだ。世界一きれいな情景を何度も連発するくらいきれいな風景だったのだろう。
 さらに雨で足止めで滞在がながくなると、どうしても旅先の人たちとのかかわりもでてくる。そのなかでは、日本人ほど子どもを大事にする民族はいないだろうと感心している。

 昔の日本はのんびりしていて、貧しいなりに子どもは親たちと一緒にすむ形を大事にしていたようだ。親は子を愛し、子どもは親を尊敬していたのだろう。そのなかで、風景もその暮らしをみるたびに「ブラボー」だったにちがいないと思う。
 人のいる風景はその土地をみる尺度にもなるようだ。子どもが元気に飛びまわって遊んでいる光景はほほえましい。けんかもすれだろうし、泣き虫の子どももいることだろう。それでも、追いかけては一緒に遊ぶことが大事なことだと思う。

 ぼくが35年ほどまえ、東京に来たとき驚いたのは子どもの姿は見えなかったことだった。いったいどこで遊んでいるのだろうか?と不思議に思ったくらいであった。勉強ばかりしているのだろうか、とも思った。だから、当初、学校でみかける子どもはどこで遊んでいるのだろうかとさえ思った。
 周りを見渡せば、遊ぶべき空き地がないことに気がついた。どこを見てもビルや商店ばかりだった。
 下町や郊外にいってみると、子どもたちはそれなりに空き地を見つけては遊んでいた。

 人が息をぬくところが必要だと思う。
 それがどんなに狭くても、汚くても大事な空間であるに違いない。そう思うと自分の大事な空間はいったいどこだろうかと考えた一枚だった。
 





 最近、人事異動を人たちの「歓送迎会」があった。
 出る人……来る人、それぞれの思いはあったに違いない。まして、50代での異動はきつだろうと思っていた。50代ともなれば、できれば経営者でない限り、なれた仕事を満遍なくこなして日々を送っていきたいと思う。
 感想を聞いてみれば「本社より通勤は楽になったが、覚えることがいっぱいある…ので今は大変」といっていた。でも時期なれるだろうととも……。

 ぼくにとっては他人事ではないような話しである。なぜなら、5月いっぱいでぼくも異動するはずである……。これも、会社と労働組合の協定できまっていることであり、仕方のないことだと思う。
 正直なところ、このこの年であわててもどうにもなることでもないだろうと開き直っている。ほとんどの人間関係は経験して、それなりに自分の仕事の段取りはできている。あとは、そこでいったい何ができるかだけだろうと思う。
 環境に合わせるのは簡単でも、そこで自分にしかできない仕事の形をつくるのはまたひとくふうが必要になってくつのだろう。
 ぼくは、ぼくなりの仕事のしごとを工夫して定年まで、もうひとふんばりするしかないのだろう。健康に充分注意して……ね。


 今年は花見もできたし、さらには春らしいことも聞けた。
 やっぱり春はいいね……と思えたこれまでだった。さて、これからどうなるのか。また、始まるんだという思いでいる。
 それにしても、原発再稼働のニュースにはあきれしまった。
 日本人は忘れっぽいいうけど、これほどとは思わなかった。それも仕組まれたのか、本心なのか……。
 連休も近づいている。やっと温かくなってきた。また、山歩きをはじめよう。
 それではまた来週。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

4月…少しずつ動き出そう、私の時間

2014年04月06日 | Weblog


 こんにちは……
 寒さもやわらぎ上を見上げれば、街路では桜が満開でした。
 平日はのんびりと眺めることもない桜の木の下での花見もいってきました。
 今週は、人事異動によって職場がどれだけ変わってしまうのか、ということもありました。それでも、人間はどこまでも柔軟な動物でしてそれにもうまく対応していました。その分、疲れたことは事実でしたが……。
 一年に一度の経験です。お酒を飲みつつ雑談を交わし終わった花見でした。
 みんさんのところではいかがだったしょうか。

 さて、今週はどんなことがあったのでしょうか。
◎4月1日から「消費税8%」になった
 今月1日よりとうとう「消費税」が8%にった。この消費税は「社会保障と税の一体改革」という名目で決まったものだ。国の3割強を占める社会保障の財源は、保険料や税金だけでは足らず、国債の発行でやってきている。これ以上国債の発行によって国の借金を増やし、次世代へその負担をまわすのを止めようと…いうものであるようだ。
 国民が広く負担する消費税によって子育て支援の充実、年金・介護などの社会保障にまわすということなのだそうだ。

 本当か……?。ぼくはいつも思うのだ。
 じゃ、今までの消費税はどう使われてきたのだろうかと思う。結局、これも今の権力をにぎって、予算執行をいってににぎっている自民党と思うような使われるのだろうと思えてしまう。
 まず、防衛予算にさらには原発再稼働にと思う。事実、「武器輸出三原則」や「集団的自衛権」を緩やかにするということは、それを使うということ。sのことによって国の予算を集中的にもっていく可能性は高いと思う、

◎みんなの党の渡辺代表が化粧品大手企業から8億円の借りる??
 ここにも元猪瀬都知事と同じことをしている政治家がいたのだと思う。
 みんなの党どころではない。渡辺代表の独断の党、ということだろう。こんなことをしているから野党が影がすくなってしまうのではないか。



 毎年のこととはいえ、誰にもきにせず、この時期になると黙々と咲いている桜の花もえらい。桜は季節の節目、節目をつくってくれる花といえるのでしょうかね……。
 これから桜は、南から北へと北上する。桜前線がニュースになるたび、日本の国は細長い国なんだとあらためて思う。北海道では、5月ごろが満開になる時期だろう(昨年の北海道研修旅行のとき咲いていた)。いよいよ日本にも春がやってきたなーとかんがい深い。

 春といえば、今年の春はうかれてばかりもいられない。
 人はいつかは寿命というものがある。そして、鬼門にはいっていくのだろうと思う。つい最近、ぼくの好きな蟹江敬三という俳優がガンでなくなった。これで、またうまい脇役がいなかうなったような気がした。なんにつけ、主人公はこの脇役によって光りするし、主人公らしく見えるのだろう。
 ぼくが思うに蟹江敬三だけは「バカヤロー」という台詞をいっても憎めない厳しい役者のように思えるのだ。主人公をいとも簡単に罵倒できる台詞をはける役者だと思っている。気を使わず、それも思いっきり言える役者だと思えた。それをいっても彼の存在がいかに大事な位置にあるかわかる、そんな俳優だったように思う。

 春は桜。でもねえー、目には見えないが、花を開かせる温かい南風のようなものが必要なことは忘れて葉いけないのだ。そんな春風みたいな俳優が蟹江さんだった。人生でそんな人は大事な存在だろうと思う。だれかに何かを感じさせ、記憶させ、行動させる。それも目にみえない春のか風のような人を持っているのかな…とふと感じた。


 4月がいよいよ始まった。
 通勤路では黄色い帽子をかぶった小学生が大きなランドセルを揺らしながら学校の門を駆け足で入っていく様子は頼もしい……と思う。
 これから、知らない人のなかでもまれて友だちをつくり、泣いたり笑ったりする日々を送るんだろうなあ…と思う。とりあえず、このぼうずらは前へ進むだけで日々が始まったわけでえだろう。

 会社というところはそうはいかない。毎年新入社員がはいってきて、老いた人たちは「ところてん」のように押し出されれば理想なのだろうが、現実はそうはいかない。公務員であれば、それができるだろうが、民間中小企業はそんなにきれいにことが運ばない。

 長い間、働いていくうちに家族という荷をつくり、さらには借金での家も買う。子どもを学校へ行かせるために教育費を出さねばなるぬ…、と次々に難問のなかで会社と付き合わねばならない。会社は無理のきかない高齢者の給料を抑えたい。労働者はいままでの給料を維持させるよう交渉する。同じ年齢の会社の代表と話しをする。ジレンマに悩みつつどこかで妥協しまた一年が始まる…という具合である。
 「役職定年制」ということも身近になってきた。これ以上、会社のために働けということであれば、それなりに用意も必要だろうが、今の段階ではそれもなさそうだ。ということは、少しは肩の荷も軽くなって自分の時間もつくれそう4月になるかもしれない。



 今年4月。ぼくの職場も人事異動があった。異動があって人が増えることは歓迎するが、減っていくということは複雑である。まして、一年間一緒に職場の問題を話し、実践し、どうにか軌道にのせたやさきでもあれば、なんとも経営者の言い分は勝手ものかと思う。
 …ということは、職場が混乱しても責任はどうなる…の言うことを考えれば経営者側の責任が浮上してくる。保身のために、やったのか、それとも今後の経営戦略にための異動か、その中身がみえてこないと思う。


 私も高齢者にリストにはいる今年。きっとあとはうまく職場をうろうろしていいように使われて、定年までやっていくのだろうかと思う。これからのことは、日々の仕事のなかで気づいたことを少しずつ生かせたらいいと思う。
 一方、昇進ということがあるように今年4月からちょっとランクのあがる人もいる。きっと、これから会社がやろうとしていることへのチャレンジを考えた場合、欠かせない人が昇進してくる……。これは大事なことだと思う。
 人が人が支え、さらには盛り上げていくことがなければ仕事は終わらないし、疲れるばかりであろう。
 そんなことを考えた4月のはじまりだった。



 春だ……とうかれていればいいのだが、そうもいかないのが世の中。
 消費税も上がるし、給料は下がるし。こんなことばかりで本当に政治ができているとは思ってはいない。
 
 昨日は2年ぶりに職場と人と近所で花見をやった。二日酔い状態だ。
 やっぱり、焼酎のオンザロックは似合わなかった。お湯割にすればよかったと後悔している。時間がなかったせいか、お湯も持参できなかった。
 やっぱり、お酒は自分の飲み方が大事だな……。

 散歩のとき、ようやく足もとに花がめだつような季節になってきた。小さくてかわいい花にも今年の土にしっかりと根をはってがんばっているんだ……と思う。これから、もっと草花が見られることだろうと思う。できるだけ気をつけて散歩をするのも楽しくなる秘訣だと思う。

それは、今週はここまで。
*読んでくださった方、ありがとうございました。