日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

1月も終わり…歯医者通い

2010年01月30日 | Weblog


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 * 鼻 っ つ ら ね む  け 覚 ま し の 北 の 風 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴★



 早い…早い…と思ううちにとうとう1月も終わってしました。なにかのんびりした年の始まりだったように思えます。
 仕事のほうも、ちょうど滑走路で行き先を決めて、進路方向にむけて飛行機を移動しているところのようなところでしょう。
 さてさて、どんな一年が始まろうとしているやら…。
 こんな感じでは昨年よりは変わらないようで、そして世の中だけが「不景気」の三文字ばかりうごめいている様子にも思えます。
 自分にも「新企画」みたいなものを計画してやっていきたいものです。なんでも、好きなことを少しずつやるのも手です…。

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┃今┃週┃の┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
 今週は二人の去就について騒がれた1週間でした。
 一人は民主党の幹事長・小沢一郎民主党幹事長、もう一人は横綱・朝青龍。この二人の事件はどちらも性質は違うかもしれないが、世論の注目度は5ツ星なみの話題だった。どちらも、実力も5ツ星…。そして、結果として、「続投」「引退」と真逆の言葉が残った出来事だった。いずれにせよ、二つの問題は今後が濃度はうすれていくのであろうが語り継がれていくのだろうと思う。そして、それがある意味、両極にたつ方々によって持ち出され討論されたり、非難されたり、賛成されたり、多く利用されることになるのだろう思う。



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 世の中のはある意味「嫌われもの(ヒール役)」が必要だということは、誰しも自分の立場を有利にするために認めていることだと思う。
 今回の横綱・朝青龍は典型的なキラー役だった。圧倒的な強さをほこり、土俵で勝ったときのパフォーマンスは嫌われていたようであるが、私はある意味、プレッシャーに耐えて、土俵でそれをぶつけて勝った瞬間に横綱のヤンチャな面として許せたのだが…。その圧倒的な力が土俵の外で行なわれたことに「事件」となってしまっただけだと思う。横綱であろうと、サラリーマンであろうと、「暴力」は許しがたいことだろう。まして、その力を職業としている力士の力たるやもう人の域を超えていたに違いない。
 だけど、私は横綱・朝青龍は好きな力士だった。相撲は力と力の激突…。それを対戦相手に爆発させるスポーツ。土俵にあがって、相撲をとり瞬間は「心・技・体」が全部集約された結果だと思う。その意味、今の相撲界を引っ張っているのはこの形は今も昔も同じだろう。
 今回の事件で強く思ったのことは、これまで野放しのなっていた諸事件(親方が若い力士を死傷させた事件など)について、はっきりさせることがなかったように思う。そんなことが今回の事件の背景にあると…。
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┃今┃週┃の┃現┃場┃で┃考えた┃こ┃と┃
 今日、やっと落ち着いたところで、歯医者にいってきました。
新年早々に歯が一本抜けてしまって、抜けたは歯が私の入れ歯を支えている一本…。そんなわけで、この入れ歯をどうにか元のとおりにしてもらおうと、2年ぶりでしょうか近所のY歯医者に行って来ました。30分ほど口をあけたり、とじたり…、セメダインのにおいもしていました??。
 痛くはないので眠るようにして治療をしていただきました。歯医者いわく「これで、様子をみてみましょう。また、なんかあったら来て下さい…」とのこと。一日で終わってしまいました。よくよく考えてみると、いずれ抜けるでしょうから部分的に余裕を持たせてあるような入れ歯でした。
 …ということで、いまのところはグラグラもせず口のなかにばっちり納まっています。いつまでもつか道具は耐久性が大切です。口の中にモノをかむ道具が入っているってことですから…。
 
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 歯医者といえば、最近読んだ「藤沢周平父の周辺」(遠藤展子著・文春文庫)のなかで「歯医者ぎらい」というエッセーがありました。歯の治療というものは歯が痛くならないと行かないようで、治療にいっても痛みさえなくなってしまえば途中で治療をやめてしまうようです。だから、次の治療の時は同じ歯科医院にいきずらいそうです。だから、親子(父・藤沢周平)で街中の歯科医院を制覇したそうです…。
 そんな一節を読んでいたら、私も子どものころよく町の歯科医院にバスで通った経験がありました。当時、弟と連れ立ってバスに乗るのは大変、勇気のいる行動でした。でも、女性車掌さんが降りるところを心配してくれたりして安心でした。なんせ、田舎モノですから…大変でした。これも、同様、痛みがなくなると途中リタイヤをかってに決めこんでいました。そして、虫歯が一年の秋頃(ちょうどう果物がおいしい季節)痛くなるまで忘れて遊んでいく…という繰り返しでした。
 プロのダンサー曰く「歯科医院には1年に一度必ず行く…」と言っていました。そのほうが「その方が治療代も安い」とのこと。ムム納得…名言ですね。

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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。



1月も終わり…法事に行って来ました

2010年01月23日 | Weblog

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温もりや車窓にとまる冬の虫

 早いものですね…
 いつのまにか、1月も後半にはいりました。今年の始まりは、政権をとった民主党がいかに通常国会を乗り切るのかすこしミーハー的に注目していましたが…。
 野党もやるものです。そうきたか…、というようなつめ将棋の定番のような「資金疑惑」での幕開けになったようです。相変わらず国会の議論の構図は変わっていないようです。
 それにしても、これしかないのか…ね、と思うほどの幕開けにがっかりしました。政治家は「昨日の疑惑は明日のわが身の疑惑」のような繰り返し…ですものね。自民党が頑張って、政策討論に入っていたらもっと熱の入ったものに国民は注目するかと思いますが、この縮図には憤慨はかくせませんでした。

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┃今┃週┃の┃気┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
 沖縄の名護市長選挙で、基地移設反対派の稲嶺進(民主・共産・社民・国民新・沖縄社大の推薦)が賛成派の島袋吉和(自民・公明の推薦)を破りはつ初当選したニュー氏がとびこんで来ました。オーやった…。
 名護市の市民は「基地はいらない」という声が伝わった結果だろうと思います。この結果を受けて、アメリカの好きな民主主義は「反対」という声にどう思ったでしょうか。政府は、「基地問題は国際政治」という構えを崩さないようですが、それにしてもこの結果は「基地はいらない」という市民の意思がでた結果でしょう。基地で市が豊かになるよりは名護市の自然をいかした観光で経済をつくっていこうする市民の模索がはじまりなのでしょう。厳しさはどちらも一緒だとしたら、誰もが平和を考えれば「観光」で経済をつくっていったほうがいいに決まっています。軍事基地があるということはそれだけで暴力装置がつねにそこにあるということだと思います。
 厳しい道かもしれません…。そこで多くの市民の参加で頑張ってほしいと思います。
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|||北風に焼香ながるる彼方かな

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┃今┃週┃の┃現┃場┃で┃考えた┃こ┃と┃
 昨年、他界した父の法事にいってきました。この時期、天気がよいのには大変助かります。今日も天気がよくて、日向にいけば少しは暖かさを感じることもできます。
 さて、昨年は二度にわたる訃報にバタバタし、年末も静かに送る毎日でした。その、法事が今日で一区切りと思いでかけました。
 あわせて、これまで列席した皆様にお礼を述べ、これからは兄弟姉妹でなにかと励ましあってのりこえていくことを強く思いました。そして、亡くなった人がこれまで何十年も合わなかった子どものころ遊んだ人たちにも巡り合わせたことに感謝の気持ちにもなりました。
 これからは亡くなった人が相手ではなくなり、生身の人たちとの関係が、より強くなっていくことだと思います。喜びも悲しみもみんな合わせて生きて泣いて、喜んで…と、時が包み込んでいくことだろうと思います。
まあ、これで一区切り……と強く思い帰ってきました。
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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。
 


阪神・淡路大震災15年目で考える

2010年01月17日 | Weblog


【着膨れにかけたる座席は一人半】 
 こんにちは…
 1月も半ばが過ぎました。もう、すっかりお正月モードから2010年の生活モードに突入しているころでしょう。いよいよ何事も本格的に動き始めたようです。
 それにしても、政治は国会が始まる前から「政治資金虚偽」という政治討論以前のスキャンダルで騒いでいるようです。政治にはお金がかかる…ということはわかっていても、何億円も使いそれが政治生命をささえる手段になっているようなニュースを見る度に、庶民の生活とはほど遠いことに困惑してしまいます。
 これも、自民党や公明党が政権を握っていたときからの「負の遺産」のひとつなのでしょう。その、自民党が自分のやってきたことを棚にあげ批判、追及している姿にはなんたる「茶番」という思いを持つのは私だけなのでしょうか…。

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┃今┃週┃の┃気┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
 今年は「阪神淡路大震災」の15年。
 15年前…なにをしていたのでしょうか。
 私にとっては15年前の朝の記憶は今も残っています。出社する準備をしていた朝、テレビのニュースをみていたら町じゅうが火災の黒煙、さらにガレキの山…。「また、どこかで内乱でも起きたか…」と眺めていたら、神戸の町…??。
あ然としました。

 親戚がいたのでこんな中でいったいどうなっているのか…。さっそく妻が電話をかけたのですがつながらず。さらに徳島へも電話。つながった瞬間、私も落ち着いた。結局、神戸と徳島を経由して親戚の無事が確認できた朝でした。幸い、住宅にヒビがはいったくらいで命は助かった、ということでした。しかし、いまでも震災のことを思うとPTSD(心的外傷後ストレス)があるそうです。
そう思うと、このとき、全国からボランティアのみなさんが食事の弁当から炊き出しの手配をと頑張ってくれたことを感謝!!だそうです。

 あれから15年…早いものだなあ……と思っています。
 私は、震災後、一度用事で神戸にいったことがありました。そこで見た街並みが復興していたのには感動してしまいました。おそらく、多くの人のつながりが救ったのだろうとつくずく思いました。

 「阪神大震災・食のSOS」(災害と食の会・エピック)という本を読んでみると、震災で大変だったのは一つに被災者の食事だったそうです。初めは冷たいおにぎりや野菜(キャベツ)が多かったようです。少しずつ落ち着いてくると、給食の再開や食事の中に栄養も考えて温かいものがつくられるようになり、さらには栄養のことを考えることができる食事内容になったということです。
 
おりしも、ハイチでは「ハイチ地震」で大災害が起きました。災害規模はその経済的基盤にも影響し救出も大変な状況で多くの生命が亡くなっていくとニュースが流れ居ます。ハイチの歴史をみれば他の国から食い物されてきた政治状況…。その上の災害。このまま行けば、被害は時間とともに大きくなっていくようです。
さて、私のできることはなにか…と思ってしまいます。

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 「まさに災害は忘れたころにやってくる」ではありませんが、こうれまでの思いや教訓が再度、認識された日でもあります。
 一方で「阪神・淡路大震災」は私たちにどうな教訓を残したのか確認する一日でもあります。
 6434人の死者を出した震災で私たちに遺したものは、死者数以上の人のつながりや共助のということでしょう。さらには、震災に対するあらゆる対処の仕方など…。ちなみに「マイコンメーター」(東京ガス)はご存知でしょうか。強度の震災になったときガスが自動的に停止する装置などなど…。
 そんなことを考えた一日でもありました。




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┃今┃週┃の┃現┃場┃で┃考えた┃こ┃と┃
┃◆┃┃◆┃┃◆┃川風に吹かれてちじむかげぼうし┃

 またまた、通常の作業に戻ってきました。そして、あいも変わらぬミスの発覚と。
 仕事はミスをしないことが当たり前、しないと静かな職場もミスをするとそんなことをしてきたのか…ということを改めて考えさせられる。
 「失敗は成功の母」というもの。この失敗をどういかしていくのか、本当に必要な実力や才能がためされるのだろうかと思う。
 今週は少し静かにしておうこと思う。
 
●今年の目標が一つこれで決まった!!
 「失敗を成功に導く工夫を」てとこでしょうか。それと「節煙」もあわせて…。
PS:写真は近所の散歩道より撮影したもの
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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。
 

三ツ星・高尾山の山初歩き…

2010年01月11日 | Weblog


 正月休みもぬけたことでしょう…。
そして、仕事もボチボチ始まり、昨年同様の日々が始まりました。さて、今年はどんな仕事への思いを持って働けるのでしょうか。
 少しは昨年よりましな仕事の気持ちを持てるといいと思っていますが。どうなることか?
 それにしても、こう平凡な毎日が続いてなげく日もありますが、仕事があってどうにか自分の趣味をひろげていくる毎日がたいへん「貴重だなー!」など思う一年の始まりでもありました。
 それにしても、時々誰にあたるわけでもないわけですが…、頭にくることも多い日があるのも事実です。
 
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┃今┃週┃の┃気┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
 今週は仕事について思ったことを述べてみたいと思います。
 自分が、いや何でもいいのですが「仕事」ということについて、最近面白いことを聞きました。
 「作業」と「仕事」の違い…云々。
 「作業」は他人に指示されて行なうもの。一方「仕事」は、自分でいろいろ工夫してつくりあげるもの…などと耳にしました。どういうことか??
 自分のやっている仕事のことを考えると「なるほど……」。お客様の注文にさらに自分の経験を挿入して「これで、どうですか…」ということだろうかと思った。みんなこんな風に、創意・工夫を持ち合わせればきっと「仕事」も面白いものになるんだろうな、と思いました。良いか、悪いかはいずれにせよこれは、今年のテーマになりそうな仕事術みたいなものじゃないのだろうかと思いました。
 時間をもってやれる環境も大切だろうが、いいものが出きれば、環境も必要だろうと思うのかもしれません。
 新年早々、ちょっとためになる話がきけました。

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┃◆┃◇┃◎┃┃★┃北風に背を向け眺める富士見かな┃
 さて、私の今年の月間目標にしたい「高尾山歩き」に行って来ました。
 天気、快晴。ゴソゴソと5時頃起きて準備。まだまだ、外は真っ暗です。私の山歩きの原則は「早寝早起き、早立ち…」というところです。そのためにはちょっと無理をしても早起きはしたほうがいいと思っています。何らかの間違いでケガをしたりしたとき時間があれば、どうにか対処ができるし、明るいうちにどうにかできるといいのところが私の原則です。
 ……とはいってもこの時期の早起きはつらいものです。温かくしてのんびりいきたものです。
*……*……*………*……*……*……*裏高尾山歩き記…
 山歩きは天候のおかげもあって、寒いかったのですがいい山歩きになりました。今年は、雪がなかったのも幸いして歩きやすかったですよ。しかし、霜柱が登山道にはっていたりして滑りやすく、ほこりっぽい登山道でした。
 さらに、陣馬山から見えた富士山のきれいだったこと!これは、朝早くいかないと見られない特権でしょう。午後は富士山も少しずつうすくみえるようになってしまいます。冬は空気も澄んでいるのでしょうか、遠くまで見渡せるのがいいのです。
 午後12時ごろ「景信山」に到着。

*……*……*………*……*……*……*お昼の事件

 昼飯の準備。これも毎回で芸のないところですが、ラーメンに卵をいれて出来上がり。それでも、冬はあたたかいモノはありがたい食事ですよ。それと、コーヒーをいれてのんびりしていたら、後からきた親子さん。昼食の準備にとりかかっていたところ、突然、ガスコンロの燃料は持ってきたのですがコンロを忘れたようで、がっかり…していました。その声を聞いていた私…さっさと撤収してしまえばよかったのですが、こちらをジロ…、ムムム。しょうがないので「このガスコンロ使いませんか?」ということになって、その親子どうやら温かいうどんを作って食べることができたようです。お礼に、おばさんにお菓子やらパンやらをどっさりいただくことが出来ました。
ありがとうございました。

*……*……*………*……*……*……*忘れ物をしないように注意!
 せっかくの山登り、第一の楽しみは食事。その食事ができないということは非常に後悔が残るものです。実は私も、昔ガスコンロを全部忘れてきて冷たいお握りを食べてさっさと下山した経験があります。そのときは、なんのために、食材をリユックにいれて重い荷物を運んだのかがっかりしたものでした。教訓です。
 みんさんも、山に行く時だけは、忘れ物はしないように注意してくださいネ。
┃◆┃◇┃◎┃┃★┃やせがまんどこまで登れる冬木立┃

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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。



今年もよろしくお願いいたします。

2010年01月03日 | Weblog
寒中お見舞い申しあげます。
いよいよ新年が始まりました。お天気がよくてどこへ行くにも足もとがよくていいお正月が続いていますが、どこかへ初詣にいったことでしょう。
私の今年は「喪中」で新年の挨拶もご遠慮させていただいております。
ということで、今年こそはいい一年にしたいと…と思うこころは誰よりも強い一年になります。
 誰しも、一年の初めにはいろいろと「抱負」や「目標」などを設定するのだろうと思います。それは、年齢に応じてさまざまなものがあると思うのですが読者の皆様はなんであったのでしょうか???
 私の方は、年齢も身体も50台半ば…自分の本当のやりたいことや、仕事でも自分が一番得意とするものを伸ばすことなのでしょうか。広く浅く…ということをモットーに生きてきたこれまでの生活は崩せないところですが……。
 
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┃今┃週┃の┃気┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
NHKの「紅白歌合戦」が昨年で60回目の節目の年だったそうです。
 「歌は世につれ…」そんな思いが残る60回目でした。
 私は何回目から見ていたのかな…と考えてみると思い出すことができませんが、白黒のテレビでみていました。それで、いちばんながく耳にしていたのは美空ひばりさんや北島三郎さんのトリが脳裏に焼きついています。今は亡き両親やばらばらになった兄弟たちがテレビの前に陣取ってみていました。時期に眠くなってコタツで眠ってしまったいることがほとんどの不良少年でしたが…。
 昨年の見ていて最後はやはりトリは「演歌」でしょう??と思いました。

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┃●┃●┃●┃故郷の手みやげさげし二日かな┃
 お正月休みもそろそろ終わりです。どこでどんなお正月を送ってきたことでしょうか。今年の私のお正月は、静かなものでありました。唯一遠出をしたのは、千葉への墓参り…でした。昨年は、さんざんな年でしたし今年はちょっといい年になりますようにと思いをめぐらした墓参りでした。
 帰り道…正月もそろそろ終わりをつげる週末。駅を眺めてみれば、たくさんの故郷のお土産を持ってホームに立っている人をみかけました。
 一年に一度大混雑のなか、それでも時間とお金をかけて故郷へ…故郷へと日々の思い出をふりきって故郷というところへ移動をするのはそこに何かあるからでしょうか。
 一つに自分が生まれて、育った、遊んだ、学んだ、泣いた、笑ったということが一番自分らしいところだったのではないかと思うからでしょう。どんなわがままでも許せる許容範囲の広い場所であったからでしょうか。また、今自分が住んでいるところよりもはるかに多くの心を許せる人が多くいるからでしょうか。
 いずれにせよ、故郷はいいものです。いつも「故郷は遠きにありて思うもの…」であったものがより身近になることによって感慨深いものもできるのでしょう。

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 最近、私にとって故郷は今住んでいるところなのだろうと最近思うようになりました。もう、私の故郷には私の許容範囲を満たしてくれるものが少なくなったということなのでしょう。さらに、親が亡くなって円の中心がなくなってようで、知らず知らずに広がっていく希薄な肉親同士の生活…など。
 そんなことを思った正月二日目でした。

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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。
 今年もよろしくお願いします!