日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

7月 お疲れさまでした…

2015年07月26日 | Weblog


 こんにちは…
 関東地方は梅雨明けしたと思いきや、連日の猛暑です。
 朝、通勤の道に照り返すつよい陽ざしに負けじと歩いています。夏休みになってからは通勤路での元気な子供たちの声も聞かなくなりました。
 その代わり、セミの鳴き声が暑さを拡大しているような毎日ですね…。

 夕暮れ時、近所から聴こえてくる愉快な音楽は盆踊りの音楽でしょうか。毎年のこととはいえ、やっぱり暑くても天気がいいほうがいいですね。この楽しさがいっとき、暑さを忘れさせてくれる時間なのでしょうから。

 最近は、通勤時間も前の職場より30分ほど近くなったため、仕事帰りには遠回りをして歩くこともあります。 職場が永田町ですから、連日、国会議事堂の周辺は、集団安保法制反対の集会やデモに遭います。暑いなか、ほんとうに大変ですがこうしてがんばってくれる人たちがいて、私たちがいるのだろうと思える時間です。
 「違憲」といわれてもあおれでも強引に法案を成立させようとしているには、何が目的なのでしょうか。

 一方、これも珍しい光景ですが日の丸を何本もたてて「罨法法制成立賛成」の集団もいるようになりました。100メートルくらい離れたところで、反対、賛成の両者が集会を盛り上げています。
 「賛成」ということは、あきらかに「憲法を変える」さらには「武器を使う」ことを認めているのでしょうか。
※(こういう人に読んでもらいたい本が『敗戦日記』(高見順著)でしょうか。ほんとうに、この国を支えてきた人は、だれか理解してほしい一冊すでから。)

 だれのためなのか…ということも考えます。
 原発でも同じで、最後には誰がいちばん利を得るのか…ということだと思います。原発再稼働反対をしている人たちは出来ないことを無理にやめろとは言ってはいません。事実、原発が動いていなくても生活できる事実をもとに、福島で起きた原発事故を繰り返さないためにも反対しているのです。

 今回の「集団的自衛権行使」はだれが聞いてもあきらかに「武器」を使う状況をつくり出そうとしています。武器を使うことは、血が流れる…さらには死者が出る…ことです。そうなると、理屈ではなく、感情的に報復が始まるようになってしまうのだと思います。だから、そうなる前に、反対し、止めておく…ということだと思います。憲法学者もあきらかに「違憲」を言っています。

 さらには、同じ党内のOBでさえも、考え直すよう促している状況です。
 そう、みえる「戦争法案」といわれる法律はいったん止めて、どこが誤りなのか、では、日本という国にあったやり方を話し合う国会にもどす必要があるのだと考えます。強引に数(議席数)の力で押そうとする動きは危険すぎますし、その国会議員たちはなにか危険な方向に突き進むことを狙っているようにも見えます。
 「ごめんなさい」は「恥」でもありません。なぜなら、もっといい方法を探す大切なやり方のなのでしょうから。ここは、勝った負けたの泥仕合に参加させれている国民はいい迷惑です。本当に、国民のことを思うのであれば、憲法をもう少し生かす国づくりを考えてほしいですね。



 正直なところ6月、異動になってからゆっくり本を読むゆとりがなくなっていました。
 本を手に取って読むのですが、ゆっくりと考える時間がとれないのが正直なところです。これも、やはり一人職場…ということからくるのでしょう。
 お客から、一人の対応をたくさんせまられるとその方法だけを日々、考えて実行していくだけで精いっぱいのだと思います。
 そんな中、今月から一冊でも紹介していこうと思いまして再開してみました。
 
   

◎ポトスライムの舟/津村記久子/講談社文庫
 昼間は派遣として、工場のラインに入り仕事。夜は、パソコンの先生、ときどき友達の喫茶店でアルバイト、と一日中働いて女性の小説。工場では、他人との気遣いでつかれても働いていく。
 ふと、「なんでこんなに働くの…」と思わせる小説でした。主人公の女性は会社の壁に貼られている「世界一周クルージングの旅」を目にします。自分の働いて稼いだお金をこの世界一周に遣おうと、日夜仕事に打ち込みだします。目的がはっきりすれば、お金を稼ぐ理由もはっきりしてきて、貯めるためのお金からよりいっそう自分のためのお金に変わっていきます。



 さて、働いて稼いだお金(賃金)はいったいなんのために遣われるのでしょうか。
 わたしに替えれば、住宅ローンの支払い、公共料金の支払い、個人保険代、食事代、衣服代、病院の薬代等など…。
 ひらたく言えば、自分がいきていくうえでいちばん身近な人のため、自分のために遣われていることが読んでいて痛感してきます。

 一方で、黙っていても引かれていくお金のことも考えました。
 たとえば、所得税、住民税、社会保険など賃金から天引きされていくお金。正直、そのお金がいちばん身近の感じることができるのはいずれ受け取るであろう「年金」。
 それが、受け取る年々減っていく現実。いったい、国はどう運用しているのだろうかということも気になってくる。個人の年金情報の流出(それも100万件以上も)。本当にお金を大切に使っているのは、自分の仕事から賃金を得ている人たちなのもしれない。
働かず、株などでもうけている人との格差が拡大。貧困が増える…など考えた一冊だった。
 税金のこと、天引きされていく、目に見えないお金の行方も大事だなーと覆えた一冊でした…よ。

◎孤愁/新田次郎・藤原正彦/文春文庫
 JR徳島駅からみて真正面、歩いて10分ほどのところに眉山という小さな山があります。その山に、ロープウエイで5分ほど。頂上にモラエス記念館(15年現在移転計画中だとか)がある。
 明治、大正とはるばるポルトガルからやってきたモラエスよいう人間の足跡をしることができる。一人の軍人として、そして外交官として日本に住み、暮らした足跡をみることができる記念館だ。

 小説『孤愁』はモラエスを書いた小説。
 きっと、日本を日本人以上に愛した人だということがわかります。日本の伝統やその根底にある生き方を…手紙にして妹に、あるいはポルトガルの新聞に投稿した。そして、日本の女性を理解し、結婚し国に帰らず日本に住みついてしまった人でもあります。日本人が忘れてしまった「日本」が書かれているように思えます。
 そう思うと、今外国人観光客がたくさん日本に来ています。なぜ来るのか。「治安がいい」「人が親切」など。これまでしてきた、日本人の魂(ソウル)がきっとよみとれるかもしれませんね。

 この人を親子二代で追いかけてとうとう書きあえた、新田次郎、藤原正彦さんには感謝したい気持ちがいっぱいだ。
 他に『日本精神』『徳島の盆踊り』(講談社)があります。機会があったらぜひ読んでみてください。

◎104歳になってわかかったこと。/手島静子/イースト・プレス
 100歳まで生きるってどういうこと…?。長生きはしたものだけにかわからない言葉をもっているのだろうと思う。そんな気持ちで読んでみた。

 長命であれ、短命であれ大事なことは自分とかかわってきた人たちとの関係がとても素敵なものであることが大事なことなんだ、と思う。日本にも「100歳云々…」というものがあった。日本人と外国人ではちがうのだろう。でも、今回の手島さんの手記がとてもおおしろいと思います。

著者紹介・手島静子
1907年、ハワイ島コナ生まれの日系2世。結婚後の1940年、コナのホナロ村「てしま食堂」を開業。5世代69人の大家族に囲まれ、104歳の今も「てしま食堂」の店主として店に立つ、“生きたハワイ名物”。テレビ東京・TBS系の番組でその生き方が紹介されるや、大反響を呼んだ


◎生きて帰ってきた男/小熊英二/岩波新書/font>
 戦後70年。いちばん読んでほしい身近な新書本です。
 戦争はどうやって起きて、市井の人の生活がどう変わっていくのか。そして、戦後の暮らしはどうなっていったのか…読んでほしい一冊です。


※又吉直樹さんの本「火花」が芥川賞に選ばれました。まだ読んでいません。
 それにしても一躍ミリオンセラー本になったのですからきっといい作品なのでしょう。以前、又吉直樹さんのエッセーを読んだ時がありました。とても読みやすい文書だったのが印象的でした。
 これだけ騒がれると、ぼくとしてはちょっと時間をおいて読んでみたい気がします。それぞれの評価はあるのでしょう。意外と、又吉さんの本は芥川賞よりちがう本を手にとって読みたくなるまで時間をおいてみたいです。



※3か月ぶりに「今月の本棚」を再開しました。
 正直、読んでみたものの、丁寧にノートにまとめておくことができません。今回は読んで、そのとき思ったことを更新してみました。60歳になって、ひと月に出る新刊本を追いかけるお金も時間もないですねえー。おそらく、何回も読んでみたい本を探したいのだと思います。
 今読んでみた一冊…というのがなかなか見当たりません、なのか忙しすぎます。

 8月も夏休みがあってうれしいのですが、その休みの分の仕事がダイレクトに私一人にかかってしまう職場なので、今年は戦々恐々の心境です(なんせ初めてなので)。たとえば、8月盆休み連休明けに冊子の責了がまっています。これは、不安の種。(盆休みの一日でも出社してみようか)などど思案中。

 今月も残り一週間で終わりです。
 また、日々の仕事に追いまくられて終わるのでしょうか。
 友達が、入院するとの連絡がありました。年齢も重ね、どこかのガタがきているのでしょう。他人事には思えません。
 週末には、恒例の国際報道写真展に行く予定です。
 まあ、そんなところでしょうか。
 来週早々から、「戦争法案」が参議院入りになり、審議が始まります。参議院では、国民を無視するどんな政権の正体がでてくるのでしょうか。
 それでは、今週はこの辺で。
 読んでくれた人、ありがとうございました。

国会議事堂での強行採決…で考えた

2015年07月19日 | Weblog


 こんにちは。
 今週は台風11号が上陸するのではないかと心配な日々でした。
 この自然の猛威には、日々悩まされた一週かでもありました。
 はやいもので、近所の子どもたちは夏休みにはいった様子です。毎日、通勤路で会っていた小学生たちの姿が消えたのはそういうことだったのかと納得したました。
 社会に出て、40年間くらいたちますが、いつになっても夏休みはいいなあ…と思います。それだけの休みが日本の労働者にもあれば、もっと楽しい人生も考えられたのではないのでしょうかね。

 さて、今週は一週間ずーと国を騒がせていた集団的自衛権行使などの安保法制が衆議院で与党の賛成多数で可決(強行採決)されました。「100時間以上の審議をふまえて…」の結果だそうです。
 ひとつの「節目」が最悪な形で出されたということです。

 こういう大事な審議は100時間どころか、もっと時間をかける必要があるのではないかと思います。国立競技場の「白紙撤回」も大事ですが、むしろ安保法制を白紙撤回して、世論をまきこんで審議をするべきでことではないのでしょうか。一過性の国立競技場問題ではなく、永遠に日本の暮らしを考えるべき憲法の討論をまず白紙撤回をしていくことがほとんどの憲法学者が「違憲」であると明言しているにもかかわらず、聞く耳をもたない国ってどうなのでしょうか。一種の危険な「独裁政権」の言葉がいちばん似合っているのではないのでしょうか。いまでは、国会は国民のほうを見て政治をしていないように見えます。どこを見ているかといえば、はるか太平洋のかなたのアメリカということでしょうか。公明党が平和と福祉の党だと思っていたのですが、権力にしがみついている姿にはとても残念に思いました。この変貌には驚いています。

 強行採決まで、沖縄にある報道機関へのおごりたかぶった自民党議員と作家による言論つぶし、自民党OBの罨法法制を考え直せとの助言に対しても無視。与党がおくった憲法学者からも「違憲」といわせてもそれさえも無視してきます。これは、本当に危うい方向にいっているように思えますが…。

 いっぽうでいいこともありました。
 「民意は国会の外に」というスローガンにシールズという若者のグループがデモや集会に頑張っている姿が目立ち始めました。全国で活動が少しずつひろがる光景をみるたびに日本の未来に期待がもてるような気がします。老人もいつものように参加した国会周辺のデモは圧巻でした。できることをやる…からいえば大事なことだと思えます。
 いろいろな人たちが、いろいろな形で「おかしい」を表現していくことがいまいちばん大事なことだと思えます。
 田舎では都会でどんなに騒いでいようとも、ピンとこない時に、いちばん最初に敏感に感じる感覚をもつ若者の行動は大事。時代を担う若者の活躍は大事でしょう。なぜなら、法案が通ってしまうことでいちばん被害をこうむるのは若者だと思います。これは、誰でも知っている世界中の戦争の歴史が証明しています



 ほんとうにこれでいのでしょうか…という疑問ばかり残っている安倍政権だと思います。
 ちなみに、今回の法案成立を歓迎している国は、アメリカです…「安全保障で積極的な役割を果たそうとする日本の継続的な努力を歓迎する」と述べていました(7/7東京新聞))。また、中国、韓国は日本の軍備拡大を懸念、戦後70年、平和憲法の道に戻す努力も大切だと報道しています(7/7同)。



『夕暮れの電車のなかで』

仕事帰りの各駅停車にすわる
きょうも一日の終わり
いつものように電車に乗る
車窓からは
少しずつ夕闇が近づく
ビルの谷間から
あかね色にそまる雲が見える
あの夕焼けの空の下
少年時代があり
別れを惜しんで歩きつづけたデートの坂道
笑っている友達が近づいてくる

スマホ全盛のとき
目線が下ばかりむく
歩く方向も定まらず
だれにきくのか下を向く
自分で目で
人を顔を見て
話すべきあいてを探し
あいさつでもすればいいのに…

ゆっくり電車に揺られて
暗闇が近づいてくるころ
乗り換える
家路にむかうこの電車には
きょうも日々の暮らしが乗っている
電車からおりて家路にあるくころ
闇が私を抱きしめた




 仕事関係でいちばん悩みのたねは「人間関係」。
 こればかりは自分本位にならないので苦労します。
 普段は、やさいい顔をして自分の気に入らないあことがあると一瞬にして「湯沸かし器」状態になって激怒する人。この逆で、普段は厳しいほどの言葉を発していても、実際、努力をみていて最終的には本人の意向をちゃんと守ってくれる人。どちいでもない、マイペースの人。ときには、徹頭徹尾、自分勝手な人など。

 一人職場では、こういった傍若無人の人たちとも対応しなければなりません。
 対応する側の基本的な態度として「相手のことを考えて…」とうところでしょうか。

 今週はこんな人がいました…よ。
 他の担当者から預かった書類。営業の人が立ち寄ってもっていくのだろうと置いておいた(放置しておいた)。気がついて日付をみてみたら、書類が必要な当日。直接、使う現場に電話をして対応を依頼した。
午後、営業が取りに来た。営業がいうことには「なぜ、電話で知らせてくれなかった…」と。なんとも自分勝手ないいぐさだと思った。「担当者自らこの書類の予定が入っていればなんの問題はないのだが…ね」といってやりたかった。電話は逆だろう、と思った。私は、担当でもなく、ここに置いていくものは担当者自身がスケジュールの中にはいっていているんだろうと思う。だから、最終的には私が判断すべきものではない。

 いずれにせよ、私が現場に直接電話したことから始まったこと。では、この電話をしなければ結局この書類はただの紙くずで終わっていたであろう。そう考えると、自分の非を認めてから相手に話してくれれば、私も気持ちよく「お互い気をつくていこう」となるのだが。
 なかなかうまくいかないものだ。
 最悪なのは怒っている自分の怒りのほこさきを相手にぶちまけ命令する人。これは最悪だ。だいたいこんな人は上司に多いのではないのでしょうか。


 大事なことは。自分の基本です。
 「大変なのはお互いさま」です。そう思うと相手の苦労を少しでも軽減してあげる一方で自分を理解してもらう会話の努力が大切なのだと思います。
 あとは、自分に対してあまり腹をたてないようにすることでしょうか。若い人からみれば愚図でのろくてと見える仕事でもそのなかみは違います。その違いの良さを続けていくしかありません。
 すくなくとも、だれもほめてくれる職場です(なんせ一人ですから)。

 今日、関東地方が梅雨明けをしたそうです。
 昼間の暑さの中、今日あたりがきっと梅雨明けだろうな…と思っていたのです。この暑さで身も心も熱中症状態。また、今日のニュースで熱中症で亡くなった方が多いこと。
 私も以前に、自転車を1時間ほど乗っていて気分が悪くなり危なかった経験があります。暑さというものがこんなに怖いものだとは思ってもいませんでした。今年も気をつけないと…ね。

 集団的自衛権行使にともなう安保法案が強行採決で衆院を通過しました。今度は舞台を参院にうつります。
 日本中の町角でこの法案に対して「NO!」の行動が起こっています。それは、日本人がいままで考えてこなかった「平和」についてやっと考え出したということなのでしょう。それは、ある意味いいことなんでしょうかね。政治は空気のようなものだと思います。本当は、日々の暮らしが安泰に送られていれば、とてもいい政治んおあだと思います。

 今回のような、デモや集会によって行動を起こすということは、最後の民衆の態度だと思います。
それは、為政者の信じられない政治があるからでしょう。
安倍首相が「丁寧にわりやすく説明していきたい」から「国民の理解が進んでいな状況」、さらには「総合的に判断する」という中で、結局は強行採決。
 「わからないのは、説明する側ではなく聴く側の問題」とでも言わんばかりの対応が気になります。
 ならば、上から目線で「言うことを聞かせるしかない…」というような対応にはあきれます。そんな空気があたりまえになってしまうのが、いちばん危険な動きです。

 明らかに「憲法違反」であっても、身内からそれをいさめる人がいなくなっている自民党事態がもう異常なように見えます。国立競技場問題は「白紙撤回」と決断をしたのだから、憲法違反の安保法案もといきたいところだが、こちらは約束をしていしまったからなかなか撤回しない。
公明党なかでも、今後どれだけの動きがあるのでしょうか。
 ……まだまだ、これからなのでしょう。



  連休も終わりです。
 楽しかった連休だったでしょうか…。
 一日一日、時間が過ぎていくだけの日々を送らないようにと思っていましたが、今回も日々の散歩が中心でした。こんなもんか…と思っています。それでも、日々のなかに一つ「発見」みたいなものを求めていきたいものです。(写真は多摩川。山の方は雨が多く降っている様子です。水量が多いのでわかります)
 これから暑さが身にしみてくり季節がやってきます。くれぐれも体調をくずさぬようにしたいものです。

 明日は予定では重い仕事が待っています。一日ちょっとガマンしてやるしかありません。

 今週はこのへんで。
読んでくれた人、ありがとうございました。 

梅雨のあいまをぬって…思うこと

2015年07月12日 | Weblog


 こんんちは…。
 今週は雨ばかりの一週間でした。週末にやっと、お日さまと青い空をみることができました。
 久しぶりの青空に外へ散歩に出かけたのいいのですが、暑さになれていないせいでしょうか汗ばかりかいて気がつけば日陰でぐったりしていました。「熱中症」かなと思いつつ、ゆっくり歩いて帰る散歩になりました。
 以前、一時間ばかり自転車にのって多摩川をサイクリングをしていたのですが、途中気持ちがわるくなってことを思い出しました。横道にそれて、クーラーのきいた喫茶店に入って一時間ばかり避難していたらなおりました。
 ほんとうに「熱中症」はこわいです。水ばかり飲んでいてもだめで、休みやすみ自分の体力とも相談しすつつ過ごすのがコツです。まだまだセミの声はきこえません。もう少ししたら町中を囲むようにセミの声がしてくるでしょう。七夕も終わり、これからが本物の暑さがやってきます。


 さて、今週は「安保法制」で政治は語られていました。
 注目すべくは「集団的自衛権行使」は憲法学者が「9割が違憲」というとなっていました。政府の安保法案に対して専門家が「違憲」といっているにもかかわらず、変えようとせずむしろ、無視しているような答弁まででてくるありまさまです。最悪のは、その法案を今週中の採決をとろうしていることです。
 公明党もよくわからない政党になってしまいました。与党ですから、この法律に賛成の立場なのでしょう。「平和と福祉の党」はもう消滅してしまったようなところあります。
 他には「労働者派遣法」も聞く耳持たず…で進んでいます。結果として、ますます貧困の格差をつくる、となっています。もう、政治は権力者の思うままでファシズムでしょうか。
 今週、野党も正念場です。(先週、会社の帰り集会・デモを見かけました。「安保法制反対」の集会もありますが、「安保法制賛成」の人たちの集会・デモを見かけました。こんなことは初めてです)。

 「東芝の不適切会計最大2000億円に」という記事にあ然としました。ひところ企業では「コンプライアンス」(法令順守)といわれていました。大企業がこれでは…ね。これも、氷山の一角。ブラック企業も増えるわけです…とも思いました。トヨタの元常務役員の「麻薬密輸事件」も同じですか。

 「93歳の夫、介護の末、妻殺害」というニュースには同情。
 わたしも、そんな遠い未来の話ではないようで「つらい」気持ちがします。嘱託殺人罪で問われた93歳の男性に対して、裁判所が「懲役3年、執行猶予5年」の判決を出した。
 
 岩手県で少年がいじめで自殺。
 以前、新幹線で焼身自殺した高齢者男性。どちらもどうしようもなくなっての抗議の意思表示のように思えます。こんな社会にか。
 国鉄民営化の政治が吹き荒れたとき、国鉄職員が悩んだ末自殺者を多く出しました。これも、民営化に対しての抗議のように思えます。新聞には10~20行の記事ですが、当事者にとってはやむにやまれないことがあったのだろうと思います。そこをもっと知らせるのが新聞の役目だと思います。 





 異動が決まってようやく1ヵ月が過ぎ、2ヵ月目にはいりました。
 仕事の流れも、ちょっとは覚え、1週間の流れも読めるようになりました。あとは、突然の仕事にどう対応するのか…ということでしょうか。

 慣れてくると、今度は何か次のことが出てきます。そのことを考えて自分なりに準備をしているつもりなのですが、怠けることも覚えるようになりました。怠ける…??。
 怠けるといっても「仕事をさぼる」ことではありませんよ。仕事の流れのなかで手をぬいていいところ、手をぬいいてはいけないところを知る、ということです。だれでもきっと、できればお客との関係を良好に保ちたいために無理をしています。それが、手をぬかないところだと思います。ちょっとしたことなのですが、これが大事だなと思います。なかには、病的なお客もいないでもありません。偏見があるのか、なんかのトラウマがあるのか、よくいううトラベルメーカーとういことでしょうか。そんな人は必ずいますよね。

 お客の様子を一人職場で毎日眺めていれば、誰が誰を苦手にしているのかわかってきます。
 そして、誰がいちばん話しやすいか…理解でいるようになってえきます。どこにいても、ギブ&テイク(お互い様)の関係をつくりつつ、無理を聞いてやるときもあれば、こちらの都合を理解してもらううことも必要でしょう。それが人間関係というものなのではないのかなあ。

 ときどき若い人の働き方を見ることもあります。いつでも、どこでもお客のことを考えて…自分のできない以上に要求をのんでしまう人…をみかけます。挙句のはてに、その鬱憤をお客ではなく、同じ職場の人間にあたりちらす人もいます。「お客様は神様」という言葉が似合う対応には人間同士のコミュニケーションが消えているように思います。「お客様は神様」は思うことはあっても、それを鵜呑みにしてそんな関係を作ろうなどとは。私は思いません。「無理なことは無理」です、ということも必要です。せは、これはできます…ということも言えます。そんな関係が大事なのではないかとおもうこの頃です。

 私たちは仕事の奴隷ではないのです。仕事はあくまでも、自分の生活を支える基本としてあるのではないかと思います。そのなかで人間関係をつくりあげ、良好な関係をつくることがお互いのいちばんの生活を支える場をつくることだと思います。そのなかには、いろいろな裏切りや思惑があるだろうと思いますが、それでも良好な関係をつくろうする方向があるようにしていくことが大事だと思います。
 正直なところ、私は仕事の関係だけの人もいます。この人とは、この空間だけでカンベン、という人もいます。そんなことを繰り返しながらまた始まります。

 できれば、良好な関係(自分の思惑)でいきたいのが人間関係です。それでも、やっぱりいやな人もいます。そんな人とは無理に合わせるより、できるだけ短時間ですませる努力を惜しまずするようにしているのが実態ですわ。むしろ、その人とのなかの良い違う人との良好関係をもつようにしたいと思っています。  



 暑さが汗をつくる毎日です。タオルも手放せなくなってきました。でも、汗をかける間はまだいいのです。
 汗にはまじって「冷や汗」は怖いです。周りは暑いのに、気持ちが冷めてしまっているのですから…。
 休日が終わり…という瞬間を感じる「サザエさん症候群」というのがあるそうです。休日あけのことを考えるとちょっと憂鬱になる現象だそうです。
 誰にでも、そんな気持ちはあります。「あーあ休みが終わった」って思う気持ち。

 休みの日は時間的に余裕がありますから、「これもできそう、あれもできそう」と思います。実際に仕事が始まってしまうと、忙しさで何にもできないのが現状のようです。仕事もある程度の余裕がないとミスが起こったり、次の仕事の目安が立てられなかったり、あげくの果てに「自分は何にもできない、やっかい者」と思ってしまいがちです。わたしも、何度もそんな経験があります。今もそうです。

 でも、そんなことをクヨクヨ考えていても仕方がない(…と思えればいいのですが)。
 わたしはそう割り切って思っています。むしろ、「なんかできそう…」と思うことの方が大切だと考えていますが…。
 どれも他人の責任にしたくはありませんが、それもあることも頭の隅にあります。それで、そのストレスを他人にぶつけてるようなことはしたくありません。でも、最近、若者をみていると、ぶつけるどころかあきらめてしまっているようにも見えるのは私だけでしょうか。

 そんなことを思いつつ、今週はこの辺で失礼します。
 けっしてこの暑さにかとうなんて、おもわいでください。
 読んでくれた人、ありがとうございました。


7月:梅雨の晴れ間を期待

2015年07月05日 | Weblog


 こんにちは…。
 毎日、雨ばかりでさすがに身も心もめいってしまいます。もうじき、七夕です。やはっぱり、七夕の日くらいは風に短冊がゆれていてほしいですね。
 先週、ベランダの植木鉢に朝顔の種をまきました。今週、ちょうど赤ちゃんが手を大きく広げたような若葉がでていました。この時期でも、もんく一ついわず人知れず、いつのまにか花を咲かせようとしています。
 できれば、初夏の陽ざしをいっぱいうけて大きく育ってほしいものです。

 さらには、カナダで行われている女子サッカーW杯で今回も日本代表(なでしこジャパン)が決勝に進みました。対戦相手は、前回同様、アメリカです。今回は、どんな試合をつくってくれるのでしょうか。
 やっぱり、女子は強いのでしょうか…。試合のつくりかたや勝ち切りかたがうまいのでしょうね。最少得点で勝っていくのはむずかしいと思います。男子と比べるのは無理があります。それでもゲームをつくる、終わらせるというプランの立て方を学ぶべきだと思えます。
 男子もワールドカップの予選が始まりましたが、なかなか勝てない様子です。どうして勝てないのか?。
 何が足らないのか…、次の試合がみものです。

 さて今週は、「安保法制」についての動きが活発になってきたようです。
 安倍信三首相に近い自民党議員らの勉強会での問題発言がありました。
 とくに、沖縄の新聞の「沖縄タイムズ」「琉球新報」の二紙についての発言「二紙をつぶす…」が問題になっていました。最終的には、野党の追及で首相が陳謝して幕が下りそうです。

 なんと傲慢な発言なのでしょうか。これは憲法をどう解釈するのも自由といわんばかりの「暴言」にも思えます。
憲法に保障されている「表現の自由」をどう考えているのか、いまの政権には疑問ばかりあります。
 これが、いまの政権与党の現実なのでしょうか。
 それも、40年前の韓国では朴槿恵大統領の父親・朴正熙政権の時代に起こった「東亜日報の白紙広告事件」を日本でも繰り返そうという発言もあったようです。まさに、経済界と政治家で、文句を言う目ざわりな新聞社をつぶして、黙らせようとする意図がみえみえです。実際、事件によって韓国のジャーナリズムは暗黒の時代をむかえ、ますます暗い時代になっています。今は、その歴史を二度と繰り返さないようになっています(歴史を学んでいるのです)。

 新聞は大多数の世論の声を反映しています。とくに、沖縄では基地問題が前面になり日々、住民の問題になっているのでしょう。だから、新聞ができるだけ多くの声を反映させた紙面になってしまうのでしょう。
 それが、事実、政府に対する挑戦しているような構図になっています。それだけ、いまやろうとしている政府の沖縄への政策がおかしいからでしょう。県知事みずから反対しているわけですから、耳をむけるべきだと思います。

 まだまだ、たくさんありました。
 「年金個人情報流出問題:再発防止政策は?」「原発再稼働問題:住宅無償提供打ち切り」「労働者派遣法問題:増える過労死問題」…等など。
 少しも、解決されていないなかで「安保法制」が強引に進められています。自民党OBでさえも、今回の「安保法制には異論がる」となっています。いったい、自民党はどうなっているのでしょうか。
 来週は、もっと強引になってくるのでしょうか。これって、ファシズムではないですか…?。
 今度は維新の党が対案を出してきました。いずれにせよ、多くの憲法学者が「憲法違反」といっていて、国民のほとんどが望んでいないものを強行する意味があるのでしょうか。





『歩く』
バスの停留所
ロータリーを渡るのは
だれでしょうか
 
腰を折って杖をもちち
歩いていく姿

30年以上も働いてきた姿は
いったい何を残したのか
何を語ったのかと…

鞄のなかみは
30年前
思え起こせば私はここにいなかったのだろう
それさえも…
想えば
今日も歩けるのだ




 仕事は毎日、パソコンにむかっていることが多くなってきました。
 もう、仕事にパソコンはきってきれない関係になっているようです。便利さゆえ、使っているのすが…。

 しかし、これが一度壊れたりしたら「もう手がつけられない」という気もします。
 今週、日々送らてくるメール専用のパソコンが使えなくなりました。他の方法を考えた末、直接、送ってくるデータをUSBにコピーしてまらい取りにいくということをしました。

 ここでの問題は「速くが追求されれば、メールの方が何倍も速い」ことはだれでもわかると思います。
 …でも、この速さのおかげでどれだけストレスがかかっているのかということを考えてしまいました。それが、あたりまえになってしまっている日常であれば、速さがあたりまえになっているのです。

 とりあえず、今週はじめにメールの修理にきてもらうことになっています。
 最近は「パソコンはいつも不安定」と考えるようにしています。だから、壊れたら専門家に直してもらうだけ…だと思うようになりました。これは、仕事です。かってに触って、さらに壊しても困るからです。
 そう、開き直っています。だから、壊れたら遅くなるというリスクはもってもらうしかありません。


 そう、思いませんか。
 まだまだ、梅雨があけそうにもありません。
 体には気をつけて、働き暮らさないと、と思います。とくにこの時期は、ね。
 ときどき、どうにか日々の楽しみを探し出している自分がいるか…?て考えることがあります。
 仕事であれ、遊びであれ、「こうやったらもうちょっと自分らしくなると思うのになあ…」と。一人職場でときどき、誰も気にせずいるのもいいかれど、やっぱり、人の助けもあり、嫌味もありで成り立っている仕事であり、日常だねと思いますワ!!

 今週はこの辺で。
読んでくれた人、ありがとうございました。