日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

小雨の中の高尾山

2017年08月27日 | Weblog

 こんにちは。
 8月も後半です。毎日すぐれない天気に悩まされる季節になってきました。連続の雨も更新しています。さらに、雨が降ると日本のどこかで必ず集中豪雨によって被害がつくれているようになりました。おかしいのは天候ばかりではなく、いままで生活を支えてくれていた大地さえも地盤が弱くなってきているように思えます。被害の後は、なぜか人間のいいかえげんさが(放置したごみや森林の伐採された放置された木)被害に追い打ちをかけているように見えます。



 日本の8月は、よくも悪くも「戦争の反省」の月でもあります。
 広島、長崎を筆頭に戦後からいままでの時代があるのは、多くの戦争犠牲者の歴史があるとうことをらためて考える月ではないかと思います。
 この月はNHKも頑張って、戦争に関するドキュメントをたくさん放映していました。興味をもった番組に『戦後ゼロ年』という放映がありました。1945年8月15日を境に町や村、さらには政治家、資本家などの動静を追った番組です。とくに、興味深いのは敗戦のなか隠し資産が出てきたことや、闇市でのし上がってくる人々の様子などが放送されました。けっきょく、国民は勤労奉仕をして、自分の財産をすべてなくしても資本家たちは稼いだいた様子が印象的でした。政治家も一時追放されますが、資本家の一緒になって戦後、いちはやく立ち直ったことも印象にのこっています。

 そして、戦争にかりだされもどってきた人たちになんの恩恵もなく、野放しに野垂れ死にした光景もありました。
 戦争がいかにおろかな、人間性を否定した行為であるかを考える月でもあるのではないのでしょうか。戦後生まれの国会議員が増えるればふれるほど、戦争の歴史を勉強し、憲法ができた経緯を政治に反映させてほしものです。

 さて今週、とうとう夏をにぎわせた高校野球の決勝も終わりなんとなく楽しみが一つなくなったように思えます。選手たちの汗が流れるなかのプレーはまさに夏本番という時期でしたね…。今年は99回でったようで、来年は100回。どんな趣向があるのだろうと楽しみにしています。いつも思うのですが若い人の躍動する選手たちを見ていると人間の可能性みたいなものを期待してしまいます。今回もっとも注目されたのは、ホームランの数だったようです。史上大会記録を抜き、史上最多の数になったとうニュースは、今の少年世代の栄養のよさがうかがえるのではないの、と思えました。

 防衛省来年度予算5.2兆円要求という記事に、あいかわらず兵器の購入にはお金が多く使われていることがわかります。理由に、北朝鮮の弾道ミサイル防衛の名目がいちばんなのでしょうか。それにしても、なんの役にもたつように思えない最新兵器の高いのには驚きますね。すべて何十億という単位には驚きます。他の国を理由に「防衛費」なる予算をする前に、足元の少子高齢化の社会保障などにもっと予算を組んでほしいというのは普通のことのように思えますが…。政治が変わればちょっとましになるのでしょうか。今の日本に必要なのは「防衛費」より「防災費用」ではないのでしょうか。いまだに、放射能の恐怖があるというのですから。

 政治と言えば、民進党の代表選挙も注目されているのでしょうか。では、蓮舫代表のときの総括はどんな内容だったでしょうか。
 連合も一時へんな方向にむきたときもあったように、民進党もどこを向いて政治をやろうとしているのかさっぱりわからないような気がします。少なからず野党共闘を否定するような代表は望みません。「一強多弱」について真剣に考える野党がこれから大事なのではないかと思います。
 これまで何でも力で野党を無視したような国会運営の在り方を考えさえていくような野党共闘が必要に思えます。



 9月になると「防災の日」。
 日本は地震大国。これは誰もが認める日本の常識。これまで、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震。そして10年ばかりの間に大きな地震が起きている。どれも甚大な被害をもたらしている。いまだに元通りになっていない。
 そして9月は「防災の日」がある。関東大震災の教訓を後世にいかすべく式典でもあるのだろうと思う。そんななかでもいちばん怖いのは、風評被害などがあるように、他人のデマ・暴動である。
 来月1日、市民団体の日朝協会などが主催する関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式が行われる。そこに都知事がこれまで都知事は反省と教訓をふまえて「追悼文」を出していた。今年の小池百合子知事は「送らない」方針を出した。なんとも傲慢な対応ではないのだろうか。「都民ファーストの会」という都議選で多数当選させたかと思いきやこの方針には悲しくなってしまう。まさか、「朝鮮人虐殺はなかった」という説を信じているわけでもないのだろう。
 それにしても、人の命を奪った自然にはなんの恨みももてないが、その後の災害の教訓を生かそうとしていないように思えてしまう対応だと思う。




 1カ月に一度の目標していた「山歩き」でした。今月は、盆休みの時期に計画していましたが連日の雨で中止になっていました。月末が近づいて、天気も少しよくなってきたようだったのでいって来ました。当日の天気予報では午後から雨ちう予報でした。午前中にある程度歩いてしあめば大丈夫といって来ました。

 朝は写真にあるように晴れていました。
 陣馬高原の頂上でも晴れ間もあり、汗もたくさん出た暑いものでした。そして景信山で昼食をの予定で歩き、昼食を食べていると少しずつ暗くなってくるのがわかってきました。予報通りに、小雨が降る中の下山となりました。

 当日、雨の予報がはずれて「ヤッター」と思っていましたが、やはり科学技術はすごいですね。午後になっての雨の中を歩きながら感心していました。
 それにしても、湿気があるせいなのでしょうか汗がたくさん出た一日でした。この時期、雨もやっかいですが、いちばん怖いのは雷です。
 雷の音がしはじめると、うっかり動くのは大変危険です。山の頂上ではさらに危険が増してきます。日頃から、できるだけ体を動かずにすむ避難場所を探しておくことが大事になるのでしょうか。毎回同じところを歩いていればその点は見つかりやすいと思います。

 それから、午後からの雨。それがわかっていれば一日の行動予定が決まってきます。自分の歩く速さを考えできるだけ避けるように行動時間を考えておきたいものです。そして雨具の用意。傘やレインウエアは必携です。
 予報通りではなく、当日雨が降らなかったとしても、もっていくべきでしょう。それは、予報により持っていることでひとつ安心できる道具だからでしょうか。忘れ物が多い中で折りたたみ傘は必ず持参すべき道具でしょう。

 やはり「雨模様」の予報が出ているからでしょうか。当日は登山する人がとても少ない一日でした。くもり空で山の中は暗くなって前後人がいなくなって、ちょっとこころぼそいですが、その分静かな歩きが楽しめます。何度もきてきるとよほどのこおとがないと道に迷わない分「安心」が大きくなります。その分を歩くことに注意できることが大事なことだと思います。
 




 今月の『本棚』来月になります(読んだ本の整理ができていません)。9月は2回の連載を予定しておりますのでご了承ください。



 多摩川を散歩すると、セミの泣鳴き声よりコオロギや秋の虫が姿は見えないもののその声を聞きます。夕暮れともなると風も涼しく感じます。
 暑い暑いと言っていた8月も終わりを告げようとしています。
 いったいどんな月になったことでしょうか。あいにく関東地方では雨ばかりの月でもありました。少しは涼しくなってくれば、読書もしやすくなってくるのではないのでしょうか。
 涼しくなったところで、もう一度戦後72年という歴史をひも解いてみる機会になるといいと思います。おおよそ、今では戦争体験を知っている人も少なくなってきました。ですから体験を知るためには、本で歴史を調べてみるほかに手だてがなくなってきていることも事実です。戦争の事実を決して過去のことだと片づけず、今の世の中とつながっていることもたくさんあると思います。

 9月にはいったいどんなことが始まるのでしょうか。
 ほんとうは仕事や個人的にやることがいっぱいあるのでしょうか…。つい怠け癖でさぼっていることを感じています。
 まあ、のんびりいきたいものです。



 そして、町では秋まつりの時期でもあります。自分の住んでいる町にはどんな祭りがあるのでしょうか。
 今週はこの辺で失礼します。
 最近は食中毒のニュースも聞きます。食欲の秋とはいえ、御注意ください。
 読んでくれた人、ありがとうございました。

ふところも涼しくなってきました

2017年08月20日 | Weblog


 こんにちは。
 8月も後半になってきました。今週は、盆休みが終わりになって出勤が始まったころですが、電車はすいていました。通勤電車では肩があたらなくて、窮屈な思いをしている日頃を忘れさせてくれる1週間でした。今後も続いてほしいと思いますが無理でしょう。来週は、またもとに戻ってしまうのでしょうね。まだ、休みが続いているのでしょう。


 それにしても、今週の関東地方は連続で雨が降ったりやんだり、陽ざしが懐かしく感じる日々が続いていました。いつも折りたたみ傘を携帯していた日々でもありました。その影響でしょうか、多摩川を散歩しているとトンボの大群が頭の上を飛んでいるのを見かけることもできました。少しずつ秋が近寄っていきているような気がします。それにしても、太陽はなかなか顔を出さない日々がつづいています。
 朝顔もやっと咲き始めました。小さな花が可愛いらしいです。種を近所の人にもらってきたのは昨年。種をいいかげんにまいておいたのですが今年も小さな花を咲かせてくれました。



 さて今週は、またしてもスペインのマドリードでテロによって多数の死傷者がでました。ニュースよると、トラックが観光客のなかに突っ込んだ模様です。こんなことを繰り返すことで、何が得られるのでしょうか。
 観光を楽しみにきている人たちになんの罪があるのでしょうか。せっかくの楽しみに誰が妨害する権利があるのでしょうか。まったくやりきれないことです。こんな世界はどうしてできてしまったのか…ということをつくずく思います。もとは戦争という暴力によって始まっています。
 それも、当事者同士の戦争ではなくて、石油利権がからみ、他人(米国)がその戦争にはいってきたから始まったのがイスラム過激派のはじまりでしょう。武器をみれば、アメリカ製と旧ソビエト製の武器がたくさんあると聞きます。そして過激派組織IS (イスラム国)は元を質せば、アメリカと深い縁があるといいます。憎しみの連鎖の発端は、歴史的にみれば大国の思惑が多くあるように思います。本当のところは、新聞に載らないことが多々あります。だから、ニュースだけでは本当のところはわかりません。イスラムということを考えると、ただ当事者だけが悪いのではないのだろう、とそんなことを思いました。

 今週はよく甲子園の高校野球の実況中継をみていました。
 盛岡大付(岩手)対済美(愛媛)1イニングの表と裏に両チームが満塁ホームランを打つなんて史上初のこともありました。今年の夏の印象は、4、5点ではもはや安全圏ではない時代になったようにも思えました。
 残念ながら応援しているチームは負けてしまいましたが、それでも他のチームをみていると信じられないようなプレーが出て楽しみでした。
 もうひとつ、春選抜優勝校の大阪桐蔭対仙台育英の試合。仙台育英の攻撃。9回の裏ツーアウトランナー1、2塁。ショートゴロ。これで終わりかと思いきや、ファーストが慎重にベースを踏もうとした。スライディングした代打打者。一瞬勝ったと思った桐蔭は整列した瞬間、判定は「セーフ」。ツーアウト満塁。打者がセンターオーバーのヒット。2対1で9回の裏逆転で勝利。

 この試合は実に若いということが現れてしまった試合だと思う。このセーフによって、投手は動揺したのだろうヒットをされる一球がいってしまったようだ。まさにゲタをはくまでわからない試合でした。最後の最後まで息を飲む試合でした。こんなこともあるのが高野球だとは思っていましたが…。本当にあるんですね。
 とはいえ、全力プレー。この経験はきっとどこかで目にみえないところで役にたつように思えます。





 夏が終わりそうなころ、とうとう31年間つきあってきた冷蔵庫が壊れた。冷蔵庫の足に水漏れが始まった。とうとう来たか…と思った。
 それでも「よくがんばった冷蔵庫だった」と思う。
 この冷蔵庫、私の新婚時代から引っ越しのたびに一緒についてきた相棒のようなものだった。ふり返ってみれば、わが家の電気製品でのなかでいちばん長いあいだあったものにちがいない。
 
 31年前、秋葉原にいって買った。新婚で冷蔵庫だけはちょっと大きめのを思い買ったのだった。夢もあった。若かった…。それから、31年間、家族にバタンと気のないドアのしめ方や無茶ぶりの中身の大量であったときもよく冷やしてくれた。一時は、引っ越しするたびに「捨てようか」という脅迫にも耐えたよくがんばったものだと思う。それでも、愚直にも冷やしてくれた。ありがたいことだ。

 そしてふと思った。
 わが家で電気製品が次々に壊れて買い換えてきた。洗濯機、アイロン、掃除機、テレビなどすべて二世代、三世代のものである。今年の冬には給湯器も15年で簡単に壊れた。これは冷蔵庫う同様、高額でまいってしまった。その分電気代がやすくなっているというが…。
 今回の冷蔵庫のように30年以上もがんばっている電気製品は次はだれ見送ってくれるのだろうかと…。あと30年。私ら夫婦はもういないだろうなあ。そんなことを思うと、誰が使ってくれるのだろうかと…。
 夏も終わりに近づいて、自分らと一緒に過ごしてきてくれたものは大事だなあとつくづく思う。ほんとうに「ごくろうさまでした」。といいたい。


 夏もおわりですね。
 散髪屋の帰りの路地裏でツクツクホウシが鳴いていました。
 いよいよ秋もすぐそこだなあ…という音だった。暑いのは前半だけで、後半は雨ばかり、それも災害までつけた夏でした。気候がおかしいですね。

 また、明日から仕事です。最近は、むきになってやることもないと思っています。あとは、若いものが大いに悩んでやればいいのではないかと思う。私のできいることは、これまでの経験をゆっくり伝えていければと思っているところです。
 あとは自分の健康だけがたよりですか。そんな日々を考えながら暮らしているところです。友達は、故郷にかえったりして少しずつ遠距離になっていきます。とろあえず、明日をがんばろうと…。
 そんな気持ちで日々過ごしているところです。今年の夏は雨に泣かされた日々でした。
 来週は、週末には休みをとって山歩きにいこうと計画中。天気だけは心配なところだ。明日は午後から出向だ。
 あせらずいこう。
 読んでくれた人、ありがとうございました。


残暑おみまい申し上げます。

2017年08月13日 | Weblog

 こんにちは。
 短い夏休みがはじまりました。いまごろ、どこで何をしているころでしょうか。
 故郷に帰りのんびりしているのでしょうか。それれとも家族や友達と旅行先でのんびり過ごしているのでしょうか。故郷のだんらんで高校野球の地元代表でも応援しているのでしょうか。今年もやってきた夏休み。それぞれの場所で何を思い送っているのでしょうか…。そんなことを思いつつ、今年の夏をむかえています。
 墓参りの帰り道、涼しくなってきたのでしょうかトンボが群れをなして飛んでいました。季節はゆっくりですが、確実に動き始めているようです。



 日本の8月。
 戦争記憶の月でもあります。広島、長崎では原爆の慰霊の式典がそれぞれ行われました。今年は、「核兵器禁止条約」が成立した年でもあります。世界中から核の被害や脅威から平和をつくり上げようとする試みでもあります。
 当然、この条約に日本は核被害国として参加するであろうと思いきや、「不参加」に広島、長崎の市長からは批判が述べられていました。
 北朝鮮が弾道ミサイル云々…という批判をするだけでなく、世界に日本の核開発に対する態度を明確にすることが大事ではないかと思えます。米国も同様ではないのでしょうか。そんな気がします。
 暴力装置の道具でもある兵器はなぜなくならいのでしょうか…。そんな基本的なところが出発点ではないかと思います。
※ちなみに政府は12日、地上配備迎撃ミサイル「PAC3」を中国・四国地方の4カ所に陸上自衛隊駐屯地に配備した。(朝日8月13日)

 日本の夏といえば、32年前に起きた「日航機墜落事故」もあります。 
 32年前、羽田から大阪に飛び立ったジャンボ旅客機(524人)を乗せた飛行機が群馬県側の御巣鷹山に墜落しました。乗客520人が遺体となった飛行機事故でした。
 事故後の遺体確認のため歯科医師が現地に出かけた模様を語ったラジオ番組を聞いたことがあります。散乱した遺体をそれぞれの身元を確認するための治療状態から確認したそうです。それにしても、毎年、8月12日の日は決しては忘れてはいけない事故だろうと思います。便利さの裏側にはおおきなリスクがあって、それを安全にするのもいちばん大事なことでしょうね。




 暑い…暑いと思っていたらひと雨ごとに涼しさもあるようになりました。
 盆休みの後半はほとんどが天気が雨模様。これまで暑いなかにあった体もちょっと休めそうです。
 とても、ありがたい気温ですが雨になって予定もなくなってしまったものもありました。楽しみにしていた「山歩き」も天気を気にしながら順延をしていたら、とうとう無理になって「中止」になってしまいました。

 結果として墓参りだけで終わった夏休みでもありました。そして、いつの間にか終わっていた休みでもありました。(残念ですが自然にはどうしようもなく…)
 それでも大阪の方は天気がいいようで甲子園での高校球児の活躍はみられました。今年の甲子園の目玉は横浜高校の4番バッター、増田珠(しゅう)君の活躍を楽しみにしていました。この選手は、予選の地方大会ら注目して選手でした。私の中では、甲子園でどんな活躍をするのか注目度ナンバーワンの選手でした。
 結果は後半追い上げたものの、秀岳館(熊本県)6対4で負けてしまいました。それでも、笑顔で最後までプレーした姿がとても印象的でした。

 野球に関して、以前、新聞で面白い記事のあったことを思い出した。5月1日東京新聞のコラム「筆洗」にあったコラム。
 「一本の安打は一本の安打にすぎない。されど、その一本にはどれほどの思いや願いが込めていたことか」南アフリカ出身の大リーグ選手として活躍したピッツパーグ・パイレーツのギフト・ヌゴペイ選手の話。大リーグにアフリカ大陸出身の初安打であった。母親は貧しい地元野球チームの料理人として生計をたて、一家で球場内の小さな部屋で生活していたという。10歳の少年はいつか大リーグを夢見ていた。たまたま、欧州駐在のスカウトに見いだされ10年の野球人生の日々。やっと10年後大リーグでプレーできるようになったがなかなか目がでなかった。その結果1本の安打がうまれた瞬間は大騒ぎだった。なんとも、野球というスポーツがおりなすすばらしい一瞬だったことだろうと思う。残念なことに、息子が大リーグで歴史的なヒットをうったときには、母親はすでに亡くなっていたといいます。
 たかが一打席、一球のストライク…。その場面にかかわった人にとっては人生をも変えてしまうほどの野球であったのだえろうと思います。

 そこで、ふと「彼の人生はこれからどうなっていくのだろうか」と思えました。4番打者として元気はつらつ夏の青空の下でプレーをした姿を思い出しては、甲子園の負けての笑顔、その気持ちを大事にしてがんばれーという気持ちになっていました。本当に元気いっぱい真剣にプレーする若者は素晴らしいですね…。



いつも思うことですが「初めがあれば終わりがある」と。今年の盆休みもまもなく終わりです。朝、挨拶をした人は今日から出勤だそうです。もう始まっている人もい、ますかねえ。
 ニュースでは、Uターンラッシュが始まったそうです。渋滞が30~40キロメートルなります。帰ってくるだけで休みが終わりそうです。それでも、故郷や旅行で得た「ビタミン」を明日からの暮らしの活かせるといいですね。いい思い出をお土産にできたでしょうかねえ…。

 私のほうの天気に振り回されて思うように動きがとれませんでした。それでも、これまでできなかったことを「足場をつくる」ように準備できたかと思います。捨てるもの、とっておくものと整理しておきたいものを少しずつまとめておくことが大事な休みとなりました。還暦をすぎると、生きている年より死にむかっている方がはるかに身近に思えます。どこでどんな思いで最期になるのか…ということも考える年でもあります。だから、年齢を忘れさせてくれる無我夢中でプレーする甲子園の若者がすばらしく見えるのでしょうかね。
 まあ、ボチボチ老い支度でも始めるころでしょうか。
 こんな盆休みもあるいのでしょうか。悔やまれるのは「山歩き」ができなかったことでしょう。それと暑中お見舞いの葉書の内容がだんだん遠くに行ってしまっている住所でしょうか…。

  みなさんの休みはいかがでしたか…。
 今年の盆休みも終わります。最近になくとても悪い状態の夏休みでした。年々、夏は体にきびしくなってくるように思えます。それも、自分の好きなことをやって忘れることがなくなっきたからなのではないのでしょうか。思いきり、汗をかいて好きな山歩きができなかったことにちょっとストレスを感じていました。墓参りはできたものの、誰にも会うことなく帰ってきました。

 気温の変わり目は体も崩しやすいときでもあります。夏バテにならないようにご自愛ください。
 休みあけはたくさん仕事がたまっていることでしょう。まあ、一人職場でなくなった分、他人の協力を得てやっていくしかありません。
 それでは今週はこのへんで失礼します。
 読んでくれた人、ありがとうございました。


8月に入りました。

2017年08月06日 | Weblog

こんにちは。
連日、さすがに暑い日が続いています。そして台風が発生し、日々の天気予報がたいへん気になる毎日なってきました。最近では、各地での豪雨による自然災害の脅威を知ることになっているようです。
 九州では、局地的な豪雨で山崩れや川の洪水によってたくさんの家屋がうまり、流され人々は生きること「住む」という基本的なことさえ奪われているような状況になっています。
 とはいえ、このような気候をつくってきた人間の悲しさにも責任があるのではと猛省をうながす雨でもあることは事実だと思います。そして、災害にあわれた人たちにはなんの責任もないと思うのです。

 それでも、8月は一年に一度の故郷回帰の時期でもあります。盆休みを利用して今年も、帰省ラッシュで空に陸に大渋滞のなかを移動するのでしょう。これを乗り越えることがまさに盆と正月の宿命かのようです。ちょうど、黙々と故郷をめざす姿は「巡礼」のように見えます。それも、現代的に方法をめざしているだけでの様子をニュースで日々みることができる月でもあるのでしょうか…。



 さて、今週はなにがあったのでしょうか。
 今週、安倍内閣が内閣改造がありました。さすがに、いま火中の人のPKO問題(日報隠蔽問題)の稲田朋美防衛大臣ははずされました。いままでとはうって変って低姿勢での組閣であったようにみえました。これまでの国会運営のありかたや強引ともいえる法案の成立の仕方などをみれば内閣の改造よりむしろ、これまでの発言や行動をとう選挙をして、内閣の真意を問うほうがよかったのではにかと思えました。

 3、4日に共同通信社が全国電話緊急世論調査におこなった結果によると、安倍内閣の支持率は44.4%で前回の7月より8.6ポイント回復したようです。
 それにしても、こんななかで民進党の腰砕けのようすもありました。代表もやめるし、さらには議員も離党するしといったいこれからこの党はどこへいこうとしているのでしょうか。一時代の勢いはいまではなく、結局自分の政治生命をたもつための守りにはいったようにみえます。





 はやくも61回目の夏。
 昨年の今頃は、一人職場で夏休みどころではなかったような気もする。ちょうどお盆のころ、人が休んでいた一日出勤して仕事をしていたように思う。それが、一人でいる職場のやりかただろうという現実をふまえてのことだった。私自身もそのやり方には、誰もいないフロアーでラジオを聞きながら仕事をしていた。だれにも邪魔をされず、一日集中してやれることはとてもよかった。ただ、この休み中にやることがなければ、という場合である。

 今年は61回目の夏となる。今では、故郷回帰なるものはうすれていっている。なぜなら、ここが私の故郷になってきているような気がするからである。なんと、東京が故郷??。なんとも不思議な気もする。40年ほど前、初めてこの土地を踏んだ時はこんな思いは微塵もなかっただろうし、田舎の土のにおいのする場が故郷とばかり思っていた。
 正直なところ、ここにいるのは故郷だと思いいるわけではなく、流されながされたあげくの結果のように思う。
 人生で「住むならここで」という目標もあったわかでもない。まして、成功者になって、東京の高級住宅地に家を構えようなどという計画などなかった。ここにいるのは、東京23区の某アパートから、家族をもち、通勤に最低の距離を探したあげくの土地だけであるように思う。ここが、私の61回目の夏の生活しいる場所でもある。でも、正直なところここが故郷だという気がしないし、故郷だとも思ってはいない。

 人生まさに『盲亀の浮木』という言葉に集約される。
 いろいろな人にめぐりあって、支え合って、めぐりめぐってここにいる。おそらく、何らかの意味があるのだろう。その意味はまだわかっていないだろうし、探しにもでていない。いまさら後悔してもはじまらぬ。そんなことを思う。

 夏の休日の朝、散歩道。立ち寄る公園でみかけた地面にあった穴。やっとのことで地上に出てきたセミの棲家だったのだろう。暗い地下からやっとのことで明るい地上にでてきたセミたちにとって、地上はどんな眺めであったのだろうか。
 現実は、それどこれはなく、子孫を残すために木から木に飛び回って、地面に卵を産み落とす…。そして短い一生を終えていく。短い暑い夏だろう。
 そんなことを考えていたら、暑いなどといっている場合ではないように思えた。62回目の夏はどんなことを思っているのだろうか。そして、今年の夏は何を得て何を失っていくのだろうか。自分にできること、ほんとうにやりたかったことを思う夏でもある。

 8月は、なんにつけ「死」という言葉を思う月でもある。
 広島、長崎で一瞬にして多くの人が亡くなったことを思うと後にも先にも「生」を強制的に消し去られた人を思う月でもあるのではないのだろうか。その原因は、誰でも知りうることをもう一度反省していく月でもあるのではないかと思う。
 短くもはかないセミの一生を思う付け、なんの予告もなく消し去れていった命をどれだけ、自分の命に近づけっられるのか61回目の夏の宿題でもあるのだろう。暗い穴倉であれ、息もできないほどの狭い空間であれ、いちばん楽になれ多くの思いを考えれる場所、それが、本当の故郷なのではないかと思える。

ふるさとは 遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの(室生犀星)
ふるさとの山に向かひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな                                        (石川啄木)




 最近は、休日でも多摩川の散歩を中心にいる。だから、見る景色は同じように見える。ところが、足元では虫や花の種類が違うことに気がつく。
 季節は暑さのなかでも少しずつ秋を運んできているらしい。
 夏もこれから…という気もあるが、暦では立秋も近づいている。そんなことを思うと夏は一年中でいちばんみじかな季節に思える。

 今日は午前中、来年計画されている「大規模修繕計画」についての説明会がありました。ここにきて15年。とうとう一回目の修繕の時期になってきたということだろう。それだけ、ここも古くなってきたということだ。
 形あるものはいつか壊れる…。それでも修繕してつないでいくことが大事ななのだろう。それでも、いつかは壊れて住めなくなってしまうだろう。老朽化を完全にには防げないとだろう。つまり、表面はきれいにできても、骨部分は少しずつ確実にもろくなっているのだろう。そんな自分まで生きているかはどうかは考えなくてもいい…、と聞こえてきそうだ。なんか理不尽な気がした修繕の説明だった。

 8月が始まったとたん、実際は立秋も目前。どんな一カ月になるだろうか。
 今週から短いそれぞれの夏休みがはじまるのだろうか。どんな休みを作ろうとしているのだろうか。ギラギラ太陽の下でまさに青春真っただ中の夏休みなのだろうか。私はもう、そんな夏休みはできそうにないだろう。きっと身の周りの整理と、来週には「山の日」もあるので、ゆっくり夏の山歩きにいってこようと考え中。もうちょっとガマン。
 台風5号が近寄ってきています。はやばやと甲子園の開会式が8日(火曜)順延になったようです。他に影響がでないといいですが…。
 読者の皆さまも暑さに十分気をつけておくってください。それでは。
 今週はこのへんで失礼します。
 読んでくれた人、ありがとうございました。