日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

梅雨半ば…6月お疲れ様でした

2014年06月29日 | Weblog


 こんにちは……
 今月も終わりですね。楽しいことがありましたか?
 今月は下旬から、ブラジルでサッカーワールドカップ大会は始まりましたね。今週、日本代表は一次プリーグ戦で早々と負けて帰ってきていました。日本代表が空港に到着したとき報道された写真には疲れた表情が印象的でした。
 日本はまだまだ世界標準のサッカーには遠いということなのでしょうか。

 日本代表は過去4度ワールドカップに参加しています。決勝トーナメントし進出は、2002年度日韓大会、20010年南アフリカ大会の2度、1次リーグ敗退では、1998年度フランス、2006年度ドイツ大会の2度となっています。今回の試合内容は発出場のフランス大会の内容と似ています。どう、あがいても決勝点が決まらない。焦ってしまって自滅……というパターンでした。
 今回はヨーロッパのリーグで活躍する選手もたくさん出て「今年はいける」と期待した選手布陣だと思ったのはわたしだけでしょうか。

 しかし、世界のサッカーはその上をいっていたようです。
 元日本代表監督のオシム監督の「期待があったから失望があった。現実を見なければならない」(天声人語6月28日)という言葉が思い出された。いい選手が揃ってもいい試合結果は期待できない…。大事なのは、その時々の試合の流れを読みきり、イメージしそれをプレーに活かせる日々の練習の延長線上のプレーだということがわかったような気がします。

 今回のワールドカップの優勝国はどこになるのでしょうか。
 主催国でもあるブラジルもネイマールを中心に調子がいいようです。コロンビアやメキシコ、アルゼンチンという国も点を確実にとる形ができているように見えます。ヨーロッパでは早々とイタリア、スペイン、ポルトガルが一次リーグで敗退し母国に帰ってしまいました。残っている強豪国ではドイツ、フランス、スイスが強いように見えます。今年の特徴は南米の代表国の組織的なディフェンス面が強くなったように見えす。そして、あたりも強い。ラグビーではありませんが、危険なゾーンに入ってきたときの対応がすばやく、一発で反則すれすれに倒す強さが印象的でした。日本代表もこのプレーによって、ゴール前のシュートはことごとくはずしていました。(そう見えました)

 今回、ぼくが一押しで見ていたのは、クロアチアとボスニアヘルツュゴビナの代表でした。とくに、ボスニアヘルツュゴビナは初出場。どんな試合がみらるのか注目していました。さらに、この国はボシュニク人、クロアチア人、セルビア人と3民族の集合体の国。以前、民族同士の紛争があり国がバラバラになっていました。昨日まで友だちだった友人同士が突然引き裂かれた歴史をもっています。日本でも名古屋グランパスの選手だったストイコビッチ選手が米国の空爆に抗議したことでも日本人の国の悲劇を伝えていました。
 民族の対立……。サッカーも例外ではありません。選手同士がそれぞれの民族の混合チーム。ミスをすればその選手の民族が非難され対立をあおるという現実もあったようです。

 そんな中でのブラジルワールドカップ。
 ボスニアヘルツュゴビナの活躍は民族の心を一つに結びつける重要な代表でもあったのです。代表のプレー一つ一喜一憂し人々はサッカーによって結ばれていかれるようです。まさにオシム監督のいう「サッカーは人と人を結びつける」ということなのしょう。紛争を二度と起こさないように人びとは、一つにまとまる(応援する)場所がまさにサッカーでったのだと思います。
 サッカーはボール一つと、それを相手のゴールいれるまで、人たちの心を一つにするスポーツだということが強く残りました。きっと、代表選手の蹴ったボールがゴールに入った瞬間、これまでの民族の憎しみや悲しみを希望にかえていくような気がしました…。
 ちなみにボスニアヘルツュゴビナはF組では1勝2敗で決勝トーナメントにはいけませんでしたが、この1勝はこれまでの勝ちとは意味がちがった思えます。次回の大会も期待してしまいます。
 日本代表は最期まで「自分たちのプレー」にこだわった。しかし、一人多いギリシャ戦でも勝てなかった。勝ちきるためには本当に「自分たち……」で勝てなかったのか、ボスニアヘルツュゴビナの戦い方に学んでほしいと思った。



 日本では政府主導の「集団的自衛権行使」で政治がゆれていました。
 与党の閣議決定に持ち込みたい自民党側と公明党の話し合いがもたれていました。「戦争ができる国」「自衛隊を軍隊」にさらには「憲法9条」の変更をもくろんでいるような気がします。なんでも数の力で強行しようとする権力をもった側の横暴さが日々目立っているように思えました。
 だれが考えても、武器にで戦うことは戦争への一歩です。
 大事なことは、武器をあつかうより「なぜそうなってしまうのか…」という問いを世界中に発信する国であってほしい。

 最近の新聞に「集団的自衛権」の全文が載っていた。読めばよむほど、「誰が」「誰のために」という想像をもって読んでしまう。
 自分なりに考えれば「日本が」「アメリカのために」という言葉が浮かんでくる。結局、日本を守るという戦闘はアメリカを守る、ということなのだろう。ということは、アメリカは戦争をしている国である。事実上多くの犠牲者を出している。それに加わるということは、日本も戦争ができることになっていく、ということなのではないかと思う。
 戦争は政治の延長線上の失敗である(「戦争論」クラウゼヴィッツ)。外交政策をやろうとしないことが不思議でもある。政治の本文を逸脱してしまっている。外交努力を考えてほしい、強化する政治家をあててほしい。
 けっきょく、戦闘が戦争へ変化してくのは時間の問題なのだろうと思う。そこでは、大量の兵器が消耗品として作られ、税金が多く使われる。そんな道を日本人は通ってきたのではないか?

 「特定秘密保護法案」といい、今回の「集団的自衛権行使」といい、他人(公明党)をうまくねじふせて強行しようとしているのがみえみえのような気がする。一方、公明党はここはいちばん「平和の党」であるこれまでお、党の歴史をふりかえってほしい気持ちだ。

 野党の、特に民主党はいったいなにがしたいのか不明。反対なのか賛成なのかはっきりさせてほしいなあ……。
 弱小野党(共産党・社民党・他の議員)ががんばっているだけど、わたしもできる範囲で参加するようにしたいと思うほど、与党の強硬な政治手法にはうんざりしている。


 今月はもっと読んだ記憶があるのですが、感想をというテーマでは4~5冊くらいしかない。仕事が変わって、現場から校正(校閲)にまわったため、その関係する本や辞書を読んでいた。「辞書」は読む……? という経験がなかったように思う。1000ページもの厚い本を読むことは大変だな思う。なにか、その内容に自分でテーマを探しつつ読んでいかなかれば続かないように思えた。なんであれ、読むためには「私のテーマ」が必要な気がした辞書のひろい読みだった。「学問には王道はない」という誰がいったのか忘れたが、思い出した。

    


私たちは幸せになるために生まれてきた/朴慶南(パクキョンナム)/光文社知恵の森文庫
・命を忘れそうになったおかげで、自然を感じることや、何よりも感謝の気持ちが、いっそう大きく豊かになったように思える。いま、自分が生きていて連なるすべてのことが、本当にありがたくてなりません(p20)

・カンボジアだけでなく、どの地域でも、どの時代でも、人間によって同じようなことが起こりつづけています。人間であるある私自身が自分はひどいことをしない、間違いを犯さないと思いこむことなく、内面をつねに確かめ、見つめていかなければと思うのです(p100)

・かつて「無謀すぎて無知すぎて」戦争を防ぐことができなかったのなら、現在を生きる私たちは、無謀なことをしないように、無知にならないように、しっかりと心がけていかなかければと思います。二度と戦争を起こさないために(p111)






遺言/川上哲治/文春文庫
※後日載せます!


読むための日本国憲法/東京新聞/文春文庫
※後日載せます!


日本の雇用と中高年/濱口桂一郎/ちくま新書
※後日載せます!



 まだまだ梅雨が続きそうです。沖縄県はすでに梅雨明けだそうです。
 関東地方もはやくあけないのかなあ…期待している日々です。
 それにしても、最近の天気はおかしいことばかり。雷がなって雨ときたら、梅雨明け…とばかり思っていたが、降ってきたのはひょうだった。
 先週24日(火曜)の午後、調布と三鷹で大量のひょうが積もった。それも冬の雪のように積もった。ゲリラ豪雨ばかりかではなくゲリラひょうもあるようだ。傘があっても壊れるだけでなんの役にもたたない。むしろ、じっと避難して動かない方がいい状況だ。

 ときどき、会社で働いていると豪雨。これで電車がとまらなければと心配する夕立がある。スコールのようだ。そして、ここはいつから熱帯雨林のようになってしまったのか思う。
 今週も雨には注意だ……。
*読んでくださった方、ありがとうございました。


サッカーワールドカップ真っ最中!

2014年06月22日 | Weblog


 こんにちは。
 雨も先週に比べたら、いい天気が続きました。通勤するのも傘がないほうが楽です。とくに混んだ朝の通勤ラッシュのなかでは傘がないだけで楽なようです。傘を忘れる心配もいらない。今週は晴れの日が続いたのでたいへん天気のありがたみを感じた週でした。

 先週に引きつづいて、ブラジルで行われいるサッカーのワールドカップがひじょうに楽しみな週でもありました。とくに、2戦目の日本対ギリシャ戦は楽しみでした。日本戦は必ずどこかでライブで見ようと思っていましたので、ギリシャ戦は通勤途中ではラジオで、会社ではテレビ観戦でした。
 現在、日本チームは予選リーグC組で1敗1引き分けで勝ち点1という結果。これは予選突破は自力では無理な状況のようです。他にコロンビアやコートジボアール、ギリシャの3チームのなかにあっては3位。予選の最終戦は強豪コロンビア戦を残すだけとなっています。決勝トーナメントに進むに最低条件としてはコロンビア戦に勝つことでどうにか望みをつなぐ条件であるよです。

 2戦が終わっての感想は、日本代表チームのプレーはすべてに硬さが目立つようにみえます。「勝ちにいく」はいいのですが、勝利という二文字にがんじがらめになっているようのところが気になりました。とくにフォーアードは動きが固くイメージが創られ前に型どおりのプレーしかできない状態のように思えます。
 大会前、ブラジルでは今大会に巨額の税金を使って大会にくぎつけたわけですが、その結果、医療費や教育費などを圧迫したという経過がありました。そのために人びとの暮らしは悪くなりデモなどが報道されていました。
 これで大会ができるのかという中、やっと開催にたどりついたわけですが、それでも大都市では「欲しいのはボールじゃなくて食べ物」という落書きがあらわしているように思えます。

 サッカーのワールドカップもオリンピックとどうように商業主義になったといわれています。成功させることで経済を立て直す、ということなのでしょうか。ボール一個あれば楽しめるスポーツのサッカーがこれほどブラジルの人々に憎まれる年はあったのでしょうか。
 ほんとうは誰でも楽しめるスポーツがサッカー。それも、それほどのお金をなくてもボール一個あれば、という楽しみが、ブラジル人の生活から少しずつはなれていっているようにも思えます。
 これまで、ワールドカップ地区代表になるまで、4~5年の間、国境を越え、政治を越えてなかには危険な地域での試合を乗り越えた選手たちには責任はないのです。ただ、サッカーの楽しさで人びとの生きる楽しさを伝えてきた選手たちに「がんばれー」の声援しかおくることが今、ぼくのいちばんの楽しみにということは大事なことです。ピッチにたってプレーすること事態大変なところもあると思います。ボール一個もけれずにいる人たちへの希望でもあると思うのです。

 東京でも2020年東京五輪の開催にむけて「反対・賛成」でもめています。それは、多額の税金を投じて建設される施設に対する疑問として、また、施設の拡張による環境破壊としてといわれています。
 楽しめるはずのスポーツがいつのまにか一部の利益をうみだす宝のやまとなってしまっていて、市民を楽しませるものから少しずつかけ離れたものになっていっていつように思えます。
 代表選手もそのプレシャーが重荷に感じて固くなっているような気もします。サッカーをみていてそれが今回は強く思えました。


 休日は、ひごろの運動不足を解消すべく3時間ばかりの散歩は大事な行動です。晴れても、雨のなかでも景色を楽しみながら歩くのは気持ちのいいものです。四季おりおり、花あり、虫の姿あり、人びとの運動あり……、とたくさんのいきかうなかで楽しいものです。
 なかでも、花がさいているなかを歩くのがいいものです。花は季節の変わり目を強烈に表現している自然の主張でもあるようにも思えます。



◎秘密保護G法廃止法案提出(6/17/朝日/603)
 共産、社民、無所属の糸数慶子、山本太郎参院議員は16日、特定秘密保護法を廃止する法案を議員立法で共同提出した。
 民主党は「廃案に努力する」で共産党の提案には応じなかった……と。
 集団的自衛権と解特定秘密保護法案はセットになってはじめて威力をだすように思えます。それもそのはずで、政府が何でも「秘密」となってしまえば、報道も市民に真実を報せることができなくなってしまうということなのでしょう。それにしても民主は、党再生なのか党分裂なのか…はっきりしていないように見えます。
 
◎そして名曲は消えた(6/17/朝日/605)
 歌手のASKAさんが覚醒剤事件で逮捕され、過去の楽曲のCDやDVDが出荷停止、店頭回収されました。
 オイオイ!そこまでするのかよ。回収してしまった理由として他に影響でてきてしまうとみたのでしょうか。それにしても、いままで、さんざん儲けてきてこれはないよな…と思いましたが。
 意見はいろいろあるのでしょうが、歌に関してはもう事件と離れて動き出しているのですから、買うか買わないかは市民にまかせるべきではないのでしょうか。逮捕されたことは事実として認めて、刑をうけたのですから……。
 市民に判断させる、「いいものはいい」ということを問う機会だと思います。ファンや市民に選択させることが大事なことだと思うのですが。

◎60年安保闘争・樺さんの命日(6/16/東京/609)
 今でも60年安保闘争の国会デモによって亡くなった東大生・樺美智子(当時22歳)さんの命日に一斉行動をしている人がいたことに感心しています。そして、その意志をついでがんばっている。
 護憲をかかげているという。ながきにわたって静かに平和への運動をやりつづけることが本当は「平和」への意志なのだろうと思えます。突然でなく、日々の生活に根付かせる「平和」がいちばん大事なことだと思う。


 今月異動した職場に来て半月、一人職場もなれてきました。
 ぼくの職場「個人営業」みたいな特殊なところでだれも騒がす、だれにもほめられず来た校正紙の点検と、語彙や地名の間違いなどすべてにおいて点検をするところでもあります。これを簡単にいってしまえば「校閲」とでもいうのでしょうか……。ミスがあったときぐらいにしか注目をあびることがありません。なければ、淡々と仕事がすすむ職場でもあるようです。

 一日が早いように思えるのは「仕事に集中」できていているのでしょう。朝出社したと思いきや、午後どこからか聞こえる区の学校の下校時の放送が流れる音楽の放送(夏は午後5時30分)が聞こえるまでが短く感じます。これまで、毎日残業であったですが異動後はまにちが定時退社になりました。
 残業をしている人たちを見つつ「お疲れ様でした…」で帰る日々です。
 思えば、ぼくもいつものなら残業の人たちと一緒にいた日々でした。
 夕方、いまではまだ外は明るいバス停にむかっています。
 そんな日々が続いています。

 まだまだ、やることはたくさんあるんだろうと思います。先週に「編集ガイドをつくってくれませんか」といわれています。時間内でどうにかつくる方向で了承です。これかは、自分のやってきたことの集大成のような仕事が多くなってくるのではないかと思います。今のところは「資料集め」が中心になるのでしょうか。
 世代交替のなか、自分にできることを、自分の仕事して見つけていくのも50代後半のオヤジの仕事なのでしょう。
 そんなふうに思いました。

 今週いっぱいでサッカーワールドカップブラジル大会の各グループから決勝トーナメントに進む16チームが出揃うことでしょうね。今週もまだ、楽しめそうです。
 まだまだ、梅雨は続きそうです。体がだるくなってしまいそうな日もあります。「雨にもまけず、風にも負けず……」という気持ちをもたないと、豪雨で気力も流されしまいます。自分にできることを見つけて、それが仕事になれば世の中最高なのでしょうが、そんなに世の中はあまくありません。だれかがチャチャをいれてつぶしにかかったり、最悪なのは否定する者さえも出現してきます。そんなこともある……、と思いつつまた一週間がんばっていきましょうか。

 *読んでくださった方、ありがとうございました。

 

梅雨の晴れ間に、ちょっと楽しいことを!

2014年06月15日 | Weblog


 こんにちは……。
 雨が先週末から降りつづけ、今週はどうかな? と心配していましたが昨日、今日といい天気が続きました。さっそく、この休日を太陽の下にでたみたものの、やはり暑いですね。うっかりしていると熱中症にかかってしまいます。
 散歩の多摩川でも水の量も雨のせいでしょうか増えていました。そして、流れが速いです。それでもアユを釣りにきている太公望が楽しんでいます。
 最近、多摩川をはじめ都会の川にアユがかえってきたことがニュースになっていましたね…。
 水は大切な生物の資源ですが、ときとして「凶器」になるようです。雨が多いと川の流れに身をとられてしまう事故も多い時期でもあります。暑いとほどよい冷たさに身をまかせて遊ぶのもよいのですが、相手をよくしることも大事なことだと思います。

 さて、今週はサッカーワールドカップ・ブラジル大会が始まりました。開幕前に労働者が予算の使い方について抗議をしていました。これで、開幕は大丈夫かと心配していましたが、大会の初日ブラジル対クロアチアの試合は無事できたようです。試合結果は3対0とブラジルが勝ちましたが、その後の労働者の人たちはどうしているのでしょうか……。まだ、抗議を続けているのでしょうか。
 15日の今日はいよいよ日本代表の試合があります。対戦相手はアフリカでも屈指の強豪のコートジボアールです。身体能力にもすぐれているし、スピードも対戦相手に日本はどう挑むでしょうかね。楽しみです。もちろん応援しています。

 ちなみにFIFAランキングでは、日本46位、コートジボアール23位です。
 日本はこれまで5大会連続出場でベスト16位が最高でした。その中でも今回は外国で活躍する選手がいちばん多く参加している大会でもあります。ひとことでいえば今回は日本史上最強の代表だといえます。これは、これからの日本サッカーの形の成熟期のチームでもあると思えます。
 さて、さてそんなチームがどんなプレーをするか楽しみですね。

 
 ぼくは、会社移転後、通勤の途中に学校に向かう多くの子どもたちやお母さん蛾自転車のうしろに子どもを乗せて保育園ぬむかう姿をみることがあるようになりました。職場でも子育てをしつつ働いている人もいます。
 最近、二人目の子どもを産むためにどうしても子育て、労働、出産をやることに限界を感じてとうとう会社を辞めていった人のことを思い出します。
 理由は「ご主人が忙しすぎて、第一子のめんどうをみてくれない」ということでした。そこをなんとか…と思いますが、現実はきびしいようで、出産する側が仕事をやめることになってしまったのでした。大企業や公務員ならともかく、中小企業で人もいない職場では厳しいくて「イクメン」という言葉は遠い存在なのです。

 最近の少子化時代といわれています。少子化が進めば、日本の労働力が不足し年金をはじめ経済が衰退するようになります。一方で長寿になって、老人が増え医療費が多くかかり、これで国の予算もたいへんになるのは目にみえます。
 待機児童も増え、日本の未来も暗くなるばかりです。安倍首相の成長戦略にある女性支援策や労働支援は現実をみていないような気もします。保育園を増やす…それだけで子どもが増えるとは思いません。現在、夫婦共働きで、基本にある一緒に朝夕食事ができる家族という形がことさえむずかしい実態です。そんな当たり前の朝夕の家族のありかたをつくっていくことをもっと考えたほうがいいと思いますが……。



◎労働時間規制で残業代ゼロの対象者年収1000万円以上(6/11/朝日/588) 
 労働時間に関係なく成果で賃金を払う制度について、政府は対象者を「年収1000万円以上の人に

 とうとう、残業を支払わないという仕組みを納得させるために年収1000万円以上の人に限る……にしたのでしょうか。おおよそ、年収1000万円もとるような人は、残業を残業代云々なんて思って働いているのでしょうかね。
 1000万円以上の年収をとる人は、よほどの技術者か取締役あたりではないのであようか。まして、こういう人は労働組合などという組織にはまず関係ないような人ではないのかな……。
 これで、怖いのは、残業代を払わない賃金を労働組合が受け入れたりして、他の組合員にも波及させようとする動きでしょう。労働協約で締結してしまえば、協約を守って働いている組合員にも同様なことが起こりうるということでしょう。はっきり「取締役や経営者」とすればいいのではないのでしょうか。

◎問題児・生徒を分離へ(6/11/朝日/590) 
 労大阪市教育委員会は一定レベルを超える悪質な問題行動を繰り返す児童・生徒を生徒の在籍する学校から引き離し1ヵ所集めて専門的に始動する「特別教室」を設ける方針

 とうとう来たか……と思う。これじゃ教育ではないよなあ。
 勉強ばかりが教育みたいな気もする。スポーツでいえばエリート教育だ。親は悪いも良いもなく、みんな働いて税金を納めて教育費を払っているのに。これでは勉強できる人だけが、試験のために学校をつくっているように見える。○○塾ではないのだから、これはやりすぎではないのか。

◎改正国民投票法が成立(6/14/朝日/598) 
 憲法改正に必要な手続きを定めた法律が13日参議院本会議で成立した。国民投票ができる4年後、現在の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げれた。賛成に自民、公明、民主、日本維新の会、みんな、結い、生活、新党改革が賛成。共産、社民が反対した。

 この法案は集団的自衛権の成立、さらに憲法を改正につなげるための国民投票と下ごしらえみたいな法律だろう。でも、民主が賛成とはお粗末だ。集団的自衛権も賛成ということなのだろうか。まさに、自民党が集団的自衛権をつかえるための下準備ということだと思う。なかでも、憲法の戦争放棄(第9条)が目標だろう。今後、平和を市民にみせることができるのか公明党がまさにためされている現状だともいえる。

◎東京女子医大で子ども63人に禁止鎮静剤投与で12人死亡(6/13/東京/594) 
 東京女子医大病院で子どもに禁止されている鎮静剤プロポフォールの投与。同様に昨年までの5年間に投与された15歳未満の子ども63人のうち12人が死亡したと明らかにした。


 こんなことってあるのか……。薬の副作用は心配しているが、死んでしまってはもともこもないのではないかと思う。どうしても、医者にかかると患者が弱い立場になってしまう。なにか、フィエアーなことはできないのか。




 週末の夕方、前にいた職場の人たちが好意で「○○課長お疲れさま会」という企画をしてくれました。ぼくが移動後はじめてみんなと飲む機会でした。
 会社を定年でやまるような会の感じていましたが参加してきました。
 思えばぼくも仕事について34年になりました。これまでいろいろありました。アナログで手動の時代からデジタルのDTPに移行し、日々の仕事に従事してきたわけでした。DTPになってよかったことは通信などで遠距離でも校正ができたて速くなったこと。悪くなったこと、データがありすぎてまとめられないほどになったことや毎回、ソフトが新バージョンになればお金がかかってしまうこと……などありました。また、仕事が一極に集中してしまうので整理する日々に追われてしまっていました。余裕もなくなってしまったり、残業が毎日あったこと……などもあげられます。これらは、まだ未解決。
 これからどうなっていくのやら……。

 いま残業もやらなくなって自分の時間がもてるようになってきました。 
 でも、これからがまた大変だろうと思います。どうやってこれからどうモチベーションをつくっていくか?ということだろうと思います。
 これも時間をかけて少しずつ、つくっていけたらと思います。



 あいかわらず安部首相は暴走をしているように思えます。集団的自衛権をゴリ押しで通せたらどうなるのでしょうか。「戦争のできる国」といわれていますが、それに近づくことになるのでしょう。でも少子化で誰もいかなくなってしまうのではないかと思います。
 子どもを戦争にかりたてるものは強烈な法律が必要ですし、それを支える?ムードがひつようでしょう。それに抵抗するものもでてくるでしょう。
 でも、歴史のなかでは労働者にアメを与えてそれから一気に集団的自衛権は当たり前ということをつくられていくような気がします。
 なにが怖いって、これがいちばん怖いです。
 そんなことを思いました。

*読んでくださった方、ありがとうございました。


梅雨になり、雨が冷たい季節です

2014年06月08日 | Weblog


 こんにちは……
 今年も日本の四季の代表、梅雨がやってきましたね。
 この時期、うっとうしいやら、あついやら、体の調子もあやうくなることもあります。これも、約2ヵ月間日々、工夫をこらして過ごしていきたいものです。
 日本の梅雨はすべての生命あるものにとっては必要な時間なのです。たとえば人が成長するために必要な痛みみたいなものだと思います。
 まあ、これも限度があるのでしょうが。一日に降る雨が、毎年降る梅雨時の降雨の2倍は災害をつれてくるようになっては問題です。



 私はこんなときは楽しいこと、この時期だけに美しさを目にふれさせてくれる自然を楽しむようにしたいと思っています。
 一歩、めんどうがらすに散歩にでると紫陽花が咲いています。冬の間、枯れてしまったかのような茎が目だ立たずいましたが、梅雨の雨にうたれてやっと自分らしさを目にふれさせてくれます。それを眺めていると、ただ黙々とじっと春をくるのを静かにまっていた紫陽花のいとおしさを感じることもできます。
 この季節。雨のなか、いやがらず楽しむくるくらいの余裕がもちたいですね。

 梅雨時は雨がすべてです。
 傘さす人がいきかう町にそれぞれの個性を持った傘があります。
 わたしの友だちに売るほどビニール傘をためてしまう人のことが思い出されました。どうして、こんなにビニール傘をためこんでしまうのか?。趣味なのか、それとも本人の準備不足なのか…と聞いたことがあります。本人いわく「天気予報は聞かないし、ちょっと雨が降るとどこのコンビニにも傘が置いてあるし買ってしまうのです」とのこと。1本の値段が500円から700円くらい。集めた傘が20本もたまれば、1万円にもなってしまう。それなら1万円の傘を買って大事にすればいいのに…と思う。1万円もの傘ならメンテナンスもしっかりやってくれるでしょうにと。

 とは言ったものの、都会ではコンビニがどこにでもあるということを考えると、買ってしまうのもうなずけます。便利ですからね……。
 その便利にお金をかけてどこがいけないのかともいえます。だけど、考えてみるとこれは便利というよりも「むだ遣い」に近いです。ちょっと、気をきかせれば折りたたみ傘をカバンに押し込んでいればすむことなのでしょう。それでもいいのであれば、何もいうことはありません。
 一方で「もったいない」とも思います。
 あめにけむる町を傘をさして歩いているとそんなことを思います。



◎天安門事件25年(6/5/朝日/581)
 1989年6月、中国の民主化を訴えた学生らが天安門で民主化要求の集会を開いた。中国共産党は人民解放軍の出動をさせ集会に発砲、多数の死傷者が出た。学生らの運動を鎮圧した。


 経済発展を続ける中国。その発展の影には政府首脳の汚職など問題も多くあったようだ。まして、一党独裁の政治体制のなか、言論へ統制なのがされていると聞く。一方、これをアメリカの世界覇権の道具にしようとする動きもからまって問題が深くなってしまっているように思う。
 要は、民主化だろうと思う。本当に中国は民主化かという問いに経済発展によっている状態のなかもだそのことを考える余裕がないのだと思う。日本もおなじだが、企業利益と環境問題などから、問題がでてくるように思う。格差の拡大なども増えてきていると「政治は何をしているのか」という問いが市民の暮らしのなかで問われるようになってくるだろう思う。


◎集団的自衛権で京都(立命館宇治高校)で高校生らがディベート(6/5/朝日582)
 高校生がいま話題の「集団的自衛権」について「政治経済」の授業を利用して討論した。


 まさに生きた教材。さらには生活に直結する政治問題を討論。これは、過去の歴史を知ることも大事だと思うが、いまいちばん大事な行動だと思う。
 自分のまわりでできることをやる……。高校生は授業でやる。(拍手)
 なにかの論文で読んだことがあるが、いまの若い人は意見があるがそれもばらばらで、結局「自己責任」という言葉で終わってしまっているのではないか…。それが、日本の暮らしをかえる力になる疑問だということがわかっていない……という。大事なことは、それを大人が、自分たちの意見が政治をかえることができるように導くことだろう思う。
 今、これがいちばん大事なこと。

◎認知症不明者昨年1万322人(6/3/東京/583)
 行方不明者の高齢者は増加傾向にある。警察庁によると2013年時点で約1万300人に達している。前年比約7%の増加。


 高齢になり、認知症になって帰るべき自分の家もわからなくなったというニュースを多く聞くようになった。信じられないと思えない。体は健康でも脳がそれと同じだと思えないニュースである。とくに高齢者は記憶の一部分が消えて忘れる、ということも多く聞く。以前、NHKの番組を放送した後にテレビをみた家族が、「自分の親」ということがわかり施設からひきとったということが話題となった。他人事ではないように思えた。


 6月がはじまって一週間。
 役職定年制で部所のちがう職場で仕事をするようになった。次から次へと持ち込まれる校正紙のチェックをする職場である。日本語がこれほど豊富に使われる場所もあるまい、と思った一週間だった。
 日本語は多種多彩。一つの表現に何種類もの言葉があるのにいまさらのように気がついた毎日だった。辞書をみつつ、一日が終わる日々だった。

 日々チェックをしていると、お客様も気がつかないところもけっこうあることに気がつく…。記憶のどこかにずっと昔から固定された知識がって「当たり前」と思っているところに以外と違うことが多いこtに気づかされる。人間の記憶なんて、いつも危ういと思っていたほうが正解だな、と思うようになった。とにかく、読んで調べる日々だった。

 ふと『窓際族』という言葉がうかんだ。
 定年まじかの中高年労働者が、これまでのやってきた仕事がいかされずまるで「雇用調整」の一環として「隠居」状態になる…というイメージが浮かんだのだった。
 辞典で調べてみると
※窓際族=高度経済成長期大量採用した社員が、経営合理化が求められる低成長期に入って余剰人員ということで雇用調整のラインにのる……(昭和流行語辞典:三一新書)
 
 いったい日本の中高年に対する雇用はどうなっているのだろうと考えた。
 最近、若者の正規社員が減り、派遣社員が激増しているという。私は、結局のところ、企業にとっては派遣社員は雇用調整の一部として契約いるのだろうと思う。これでは、年金も減るのもあたりまえだろう。なぜなら、ちゃんと年金を払うほどの収入もなく、日々、低所得で生活すれば年金ふぉころではないだろう。それが、「年金を払え」というのは酷な気もする。年金をちゃんと払えるようにしてもらいたいならば、国は企業に正規社員として雇用し、働くことを保障しなければならなだろう。まして、ブラック企業を野放しにしている現実では「経済成長」ふどころではないと思う。

 今は、中高年に限らず「追い出し部屋」で労働者の雇用が不安定になっているともいう。では、いったい、労働者はなにをもって仕事をすればいいのか、と思えた。最近にもニュースになっていた。

※詳細はこちらでどうぞ。追い出し部屋  


 問題は日本の中高年の雇用だ。
 これから、いったいどうなっていくのだろうか……という不安な日々があることは事実だ。定年60歳から65歳……。年金が払えなくなったら70歳定年も出てくるかもしれない。いつまで働かせる気でいるのか。日本年金機構の職員はいった何をしているのか……。
 今月、このことについて勉強してみようと思う。

 と、まあ今週は中高年の厳しい現実を考えてみた。
 昔は、経営合理化の先頭に中古年の人件費がやりだまにあがっていた。俗にいうリストラの中心人物でもあった。今も昔もきっとかわらないのだろうと思う……。結局ところ、派遣の多い若者も年よりも同じ労働者なのだ。
 ただ、年寄りは再就職するのに難しく、体が重いという年齢なのに、ね。

 さて、来週サッカーワールドカップブラジル大会が始まる。
 来週の日曜日にグループCの日本代表はコートジボワールと第1戦が始まる。楽しみだな……。
 しっかり応援しないと…と思う。どんなサッカーをやるのか楽しみである。
 いろいろと心配事の多い中高年になってしまったことは仕方がない。いつかはみんな年をとるのだから。
 とりあえず、今日を楽しく送るように工夫していきたいと思う。
 読者のみなさんもがんばって楽しんで日々をつくってください。
 では、ではまた来週……。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

6月になって…の心配

2014年06月01日 | Weblog

 こんにちは……
 今日から6月にはいりした。
 はやいものです。今月でちょうど一年の半分ですね。先月は、体調がくずれてなにかと憂鬱な5月になっていました。でも、なぜか天気だけはよく晴れた日がつづいたおかげで初夏の感じが伝わってきた月でもありました。
 休日の朝、散歩をする商店街の軒先にはツバメのひなが成長して親鳥のえさをまっている光景にもありました。今年は、昨年よりもツバメの姿は少ないようにも思えます。

 さて、今月は…。いよいよサッカーワールドカップブラジル大会が中旬から始まります。今月は、これが唯一の楽しみでしょう。サッカーファンのぼくとしてはまちに待った月です。ただ、ブラジルは地球の中の位置ではちょうど日本の真下の位置にあるそう時差は日本のほぼ反対の時間にあたるそうです。
 女子サッカーアジア選手権では日本代表がみごと優勝をしていました。この勢いを追い風として男子の代表にもがんばってほしいものです。

 いまいちばん気になる試合はどこでしょうか。もちろん日本代表ですが、前回優勝のスペインも面白いと思います。そして、開催国のブラジルです。開催前には経済状況などでもめていましたが、こんななかで代表はプレッシャーがあると思います。それをどう克服して勝ち進むかがおもしろいと思われます。
 大会が近づくにつれて情報も入ってくるでしょうから、試合の内容も伝わってくるでしょう。
 問題は日本と正反対の時差ですから、仕事のある身つらい気もします。
 今月の月末にでも休みをとってのんびりみましょうか。
 そんなわけで今月は、体調をくずさないようにしないと、と思います。


 今月は空の様子がいちばん気になる季節。
 うっかり、傘も持たずに出かけたらゲリラ豪雨にみまわれて何時間も立ち往生ということも多くなってきました。最近は、雨の降り方も「しっとり」ということがすくなようで、まるでサバンナのスコールのように降る雨がめだってきました。日本も雨季と乾季がはっきりしてきたのでしょうか。
 地球の砂漠化ということを耳にします。地球温暖化によってこれまでも天気の形がくずれ、豪雨や落雷がなり、さらにはひょうまで降ってくるへんな天気がつづくのも温暖化のせいなのでしょうか。


 今月は梅雨にはいるころでしょう。毎日、折りたたみ傘は放せない季節でもあります。この折りたたみ傘、かばんの隅っこにいつもあり荷物になってあるときは邪魔者になっています。それでも、雨がふってきたときは強い見方になってくれます。今日は持っていこうか、置いていこうか日々悩みのたねがまた、一つ増えそうです。また、「熱中症」という病気が身近になってくる月でもあるようです。
 6月は「水無月」ともいう。水がないどころが集中豪雨でもおこれば「水浸し」となる。ときどき晴れてはその時間を喜ぶのがこれまでの日本の文化。そして「衣替え」。5月からのいやな気持ちも「衣替え」で心気一点できおもちよく過ごしたいと思う。



◎残業代ゼロ導入方針(5/29/朝日/569)
 厚労省はは28日産業競争力会議(議長=安倍晋三首相)に、働いた時間と関係なく、成果で賃金を決める仕組みを提案する。労働規制を所管する厚労省が導入の方針を固めた。

 これもいわゆる労働時間の「規制緩和」とい言葉でしめくくられているようだ。労働時間は1日8時間。それ以上に働かせると、企業は労働者に時間単位で残業代として出さなければならない。これによって、企業にできるだけ長時間労働を防ぐために足枷にしてきた。以前、第一次安倍内閣時代に「ホワイトカラー・エグゼプション」として年収900万円以上の労働者を対象として検討された。しかし、このことによって「過労死」を増やす原因になるおそれがあるという理由で断念していた。
 今回、どうも本気らしい。春闘では大手企業に賃金引き上げを首相みずから先頭になって資本家に申し入れた。これが「アメ」。今回の法案は「ムチ」にあたるようだ。
 これによって、喜ぶのは資本家。残業代がいらないし、法人税はさがるしいうことがない。一方、労働者にとっては悪法にちかい。
 今、職場は人手が足りないのが慢性化している状態であると思う。できれば新規採用で8時間労働内で処理して、自分の時間をもちたい。仕事だけが人生をしめるわけでもない。仕事は生活を保つらめの手段にすぎない。一日中、資本に拘束される生活は、ある意味「奴隷」と同じではないのかなあ。
 いったい、わたしたちは誰のために、何のために働いているのか問う時間も必要なのではないか。

◎日本維新の会(衆院53人、参院9人)が分裂(5/29/読売/572)
 日本維新の会の石原慎太郎と橋下徹両代表は28日維新の会を「分党」する考えで一致した。結いの党と合流えおめざす橋下氏とそれを否定する石原氏との決裂が現実となった。


 今、政治は「集団的自衛権」や「残業代ゼロ」などのテーマで自民党が暴走しそうだ、というとき野党なのか野合なのか維新の会には困ったものだと思う。
 本当にこれが、投票して人たちのためを思ってのことか、それとも政治生命をかけたものなのか……。
 それにしても困った為政者の行動。いずれこうなるだろうとは思ってはいたが、こんなに早くくるとは思ってもいなかった。自民党の数にものをいさせた政治にも困ったが、野合した為政者の前途が不明なうちわもめには困ったものだと思う。議員の多い自民党の政治は安定に拍車がかかって、ますます暴走するのではないかと心配のたねはつきない。
 民主党も野党としての機能が今ひとつ……。これも、分裂も時間の問題かな、と思うのは杞憂のことだろうか。

◎日航整備ミス半年で16件(5/31/朝日/579)
日本航空がエンジン部品の付け忘れなどの整備ミスを半年で16件起こしていたことが、国土交通省への取材でわかった。


 日本航空は多額の負債をつくって、乗務アテンダントや整備員など合理化したと思います。どこでも、経営の負債は全部労働者の犠牲を強いている図式はかわっていない。しかし、機長や整備士を多くやめていった(本人の意志ではないと思う)結果、危険のリスクも大きくなったということだと思う。
 また、最近料金格安競争で機長なども外国人を雇う航空会社があった。これも「あわや危険」ということがニュースになった。人が必要な場所がいなくなって、その部分を手を抜いているわけではないだろう。しかし、時間に終われてのいるすべての仕事は、人がいないということはだれかがその部分を無理をして調整しているのだと思う。その人がうっかり忘れたら事故もおきてしまうこともある。事故の原因を共有化したいのに、日々の仕事に追われ時間的に余裕がない……となれば、ミスも起きるのかもしれない。
 これも、規制緩和だろうか。いままでの経営者がかわればしれで「安全」とはいかないだろうが、労働者が一人減るということはミスのリスクは一つ増えるのかもしれない。

◎東電、希望退職1151人で想定上回る(5/29/朝日/571)
 東京電力は50歳以上の社員を対象に募集していた希望退職で、1151人が応募。1000人の想定を上回った。東電社員の3%にあたる。


 福島原発事故で大損害を出した東電の経営も厳しいだろうと思う。「原発は水力。火力発電よりも格安」とうのは事故がおきない場合のことだけを想定していたのだろうか。これが「安全神話」なのだろう。
 「環境にも空気にもやさいい原子力…」というCMもいまはない。いえばいうほど嘘らしい疑問をつくってしまう。
 それにしても、原発は税金を投じてつくられただろうが、こんなばかなことがあるとは思ってもいなかった。今回の事故で多くの避難者もまだ未解決。さらには、除染もまだまだだし、除染した残土もおくところも決まっていない。
 28日、経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体は、原発再稼働に向けた緊急提言をもとめたと発表。まさに、被災者置き去りの経済優先利益集団だな…と。

◎消えた年金の時効認めず、国に2200万円の支払いを命ずる(5/30/東京/574)
 社会保険事務所のずさんな対応が原因で記録が見つからなかったにもかかわらず、遺族年金を時効として支払わないのは違法だとして、兵庫県の女性(60代)の約23年分の年金支給を求めた訴訟の判決で大阪地裁は、国に2200万円の支払いを命じた


 最近、年金のことが少し気になってきた。地元年金機構から『年金払込金額』の通知が計算されて郵送されてくるたびに年々降っていくのにはあきれてしまう。これは、いったいどういうことなんだろうと頭をかかえてしまうほどである。4月からの消費税8%が社会保障に使われていくとのことだが、本当か??と思えてしまう。
 そう、思いませんか……

◎夫の過労死が心配『職場のホンネ』(5/31/朝日/574)
 食品会社の管理職。連日18時間労働。深夜2~3時帰宅したり出勤したりしています(40代主婦の投書)


 現実には厳しい実態です。管理職という肩書きがあるために残業がおこなわれているのでしょうか。でも、給料が20万円…とは、うそのようです。これはブラック企業ではないかと思えてしまいます。相談する友がいるのでしょうか。だれでも一人では不安です。肩書きに振り回せれて人生を棒にふってしまったらもともこもありません。心配な投稿でした。
 日本という国は、いいときはいいのですが悪くなると身の回りに人がいなくなったりします。支えあうひとが大事だなと思います。とりあえず、連合の電話番号を調べてみたらいいのではないかと思います。まずは相談を……。

この本を読んでみてはいかがでしょうか。

『15歳からの労働組合入門』(東海林智著)毎日新聞社



 あと一週間もすれば関東地方も入梅になるのでしょう。うっとうしい季節がやってきそうです。
 さて、わたしも今月から現場サイドから事務職サイドに異動することになりました。これも、役職定年制が実施されたからです。これまでの、若い人たちとの遅くまで残業も減っていくのでしょう。そして、「会社でいちばん働かない50代」というお言葉をいただくのでしょうか。
 なんと言われても、これは私の責任ではありません。年齢とともに現場での細かい作業に支障きたしたら、それこそ問題だと思えます。
 これからは、私のやりかたで試行錯誤しつつ仕事をやっていくだけです。

 とにかく、過去を振り返ってみてもどうにもなりません。過去の仕事を反省し、向き合い工夫をしながら先のことを考えていきたいと思います。
 それに、自分でも私なりのモチベーションをつくりつつ仕事をやっていくしかないようです。自分の今後のライフ・サイクルをつくりつつやっていくしかありません。さらには、自分の趣味の部分をさらに広げて、人間の輪も広げられたらいいかと思います。そして、自分が本当にやりたかったことを探せればと……と甘い期待をもって始まりたいですね。

 身体には十分気をつけてやっていきたいと思います。
 では今週はこのへんで、来週は新職場でのできごと伝えていきたいと思います。50歳台で新職場、ある意味「窓際族」なんでしょうか。これも人生です。

*読んでくださった方、ありがとうございました。