日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

1月の終わりに思う…

2009年01月25日 | Weblog
 はやいものでもう1月もあと1週間です。今年の初めに「今年の1年の目標」が少しずつうすらいてきました。まさに「三日坊ず」になるのでは…と思っています。「ムム!これではいかん!」と思いつつ送っています。
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 アメリカでは史上初の黒人のオバマ大統領が誕生しました。これまで黒人が事件を起こす度に人種差別の問題が取り出されてきました。
 1492年コロンブスがアメリカ大陸発見の奴隷として生きてきた黒人が、1863年リンカーン大統領の「奴隷解放」さらには1960年キング牧師による「公民権法」とながい歴史のなかでの「屈辱の歴史」がすこしは変わっていくのでしょうか。
そう考えると、今回の大統領就任は「一大事件」に近い歴史上の出来事だと思います。この先、オバマ大統領の手腕の見せどころでもある平和、経済問題をどう解決していくのか注目したいところです。
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私は一番やってほしいことは、世界中にばらまいている軍事基地や軍人の脅威による外交政策をやめて自国の経済を安定させて欲しいと思います。他国に行く前に自国の資本主義をもう少しまともなものにして欲しいところです。なぜなら、結局、暴力による人種差別も経済の不安定によるものだと思うからです。
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 さて、1月も終わり.今月はどんなひと月だったでしょうか?
 それにしても、昨年の「派遣村」から今年の大手自動車会社の大量削減と経営側はやりたい放題です。それに比べ、政治は後手後手になっていて解決の糸口すら見えないところです。あげくの果てには各自治体がそのホコロビを修復すべく期限付き雇用を打つ出してきました。これも限界か…。
 その結果、今年の春闘は「賃上げか雇用か」とテーマからいえば、すでに「雇用」を優先する動きもあるようです。このままでは正規社員と非正規社員のみぞはうまらないまま始まりそうです。
 おおよそ、産業予備軍として非正規社員もある程度余裕のある生活を送れていた時代はあったのだと思います。それが、派遣会社ができて、そこに登録した社員(?)が派遣先で働くようになった。だから、あたりまえに考えれば派遣社員はその派遣会社の正規社員であるはずなのです。そう考えると、今回の事態の責任も大きいはずですがあまり表に出てこない。どうなっているんだろうかと思いますが…。
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 一方で、今月は「派遣切り」騒ぎで「働き方」が問われた月でもあった思います。
 現在の仕事をなぜやるようになったのか。また新しい宿題ができたように思います。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。



「人間の條件」を読んで…

2009年01月18日 | Weblog
 1月も半ばを過ぎ、すでに終わろうとしています。はやいものですね。
 仕事も忙しくなってきました。仕事で忙しさはあっても仕方がないのでしょうがこれと比例して賃金も上がっていくのも当然だと思いますが、現実にはなかなか上がるきざしが見えませんね。09春闘では、「派遣切り」に見られるように(そうマスコミが誘導しているのか)「賃上げよりも雇用」ということが春闘を前に多く報道されています。この時期、とくに意図的に報道だれているのではないかと思いますが…。いつの時代にも「忙しい人」と「忙しくなくても裕福な人」といった構図が必ずあるものだ…とつくづく感じています。
 そして必ず、誰かが得をすると、かならず誰がが損をしているという実体があるものです。とくに今年はその時代だと思いますが…。ただ、私たちはその真実を突き止める糸口がないために知らないだけなのだと思います。
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 さて今週は昨年末から読みつづけていた『人間の條件』(五味川純平)を読み終えました。およそ1カ月間、通電車や自宅での空いた時間をコツコツ読んでやった終わりました。寄る年なみにはかてず、老眼も進んでいて文庫本の字は小さいので苦労しました。しかし、小説に没頭できていた楽しい時間でした。
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読むきっかけは…
 いつでしたか、テレビを観たら「私の1冊」という番組で感動した作品を紹介していた人の「戦争を知らない世代に読んで欲しい」という言葉が印象に残りました。また「主人公の梶と美千子の二人の愛情がどんな時代でも貫かれるのか…という点にも注目して読むのが楽しかった…」など、うる覚えですが印象に残ったので、読んでみたく本を取りました。
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内容は…
 1943年、この物語は日本が満州(中国)に侵略をすすめていた時代。さらには「徴兵制」のあった時代の物語です。
中国に企業進出をすすめていた会社に勤めていた梶(主人公)がこの時代に疑問をもつようになりつつも働いていました。一方で美千子という女性と知り合い、結婚してこれから二人で頑張って生きていこうと思ったやさき、憲兵隊に危険視された梶は戦争に兵隊として巻き込まれていきます。
 その中の訓練で戦争に行く…ということは人間がどう変わっていくのか、さらに戦場で人が人を殺すという現実にむきあっていくために必要な非人間的な行動をくり返したたきこまれます。まして梶は小さく芽生えた戦争への疑問、中国人への強制労働への疑問などの考が邪魔になり、軍国の兵隊になることが出来ませんでした。しかし、自分がこの戦闘の中に生きていくためには軍人でありことを実践してくしかなくなっていきます。そして、ソ連が中国国境を越え、日本軍との戦闘にはいりますます日本の敗戦はまじかにせまってきます。
 1945年、終戦…。その時代、ソ連の捕虜となって酷寒のなか強制労働。脱走。
 大きな大陸をいつか美千子に逢うために、ただそれだけをささえに歩きつづける。敗戦まで日本人に動物のように扱われていた中国人からの報復…。それでも梶は歩く。
 とうとう、雪が降るなか梶は静かに眠って、愛する美千子にも逢えず終わります。
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感想はというと…
 戦争はいったい「誰のために」に戦っていくのでしょうか。政治家は「国家」のためという。兵士一人ひとりは「家族ため、愛するものため」という。
 自衛隊がイラク派兵にいくとき、家族のための一方彼らの背中には「日本国家」が背負われていたのでしょう。しかし、つきつめて考えると「戦争」は多くは話し合いの決裂の結果。それは外交関係での失敗…。政治家の無策あるいは経済界の圧力…といった構図が出来上がっていくのではないかと思います。
 例えば、武器輸出をもくろむ国の意向での戦争。武器がないような国にいつの間にか多くの武器があるのはなぜかと思うほど不思議…。
 結局、個人の域をこえたなかで動きはじめる戦争(武力闘争)。その圧倒的な犠牲者は「なぜこの戦争をしたのかわからない…」とう子ども達、女性や高齢者たち…となる。
 ここでも最初に述べた「得する人、損をする人」のことが気になってきた。
 今回「人間の條件」を読んで戦争は結局、私たちには無関係なのだろうと思う。なぜなら、戦争をヤル必要を感じていないのですから。だから、戦争は圧力によりあるいは強制ではじまるのではないか思った。いやだね…!!
*読んでくださった方、ありがとうございました。

高尾山歩きいって来ました

2009年01月12日 | Weblog
 はやいもので、「成人の日」になりました。正月気分もそろそろ抜けて仕事に趣味にそろそろ動きだしているころでしょうか。
私の方も仕事や趣味ということで動きだしたころだと思います。
 それぞれの仕事はじめ…。今年の「自信」みたいなものを得た最初だったでしょうか。嫌いでも仕事は生活を支える手段です…。うまくたちまわってまた一年を頑張っていくしかにと思います。それを支えるのは、身近の仕事仲間であると思いますが。どれだけ、今年もその仲間と信頼の関係を結べるかがおおきなカギなのかもしれませんが、いかがでしょうか…。まして、昨年末から労働者にとっては寒い話ばかりで、総資本はますます犠牲を強いていく世の中になっているからではないでしょうか。それにしても、この問題に既存の労働組合がまともに対処して労働運動をつくろうという動きがない点が心配なところです。
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 こんななか、私の趣味でもある「高尾山歩き」を始めました。
 ミシュランの三ツ星にも選ばれたいうことで、高尾山口からの賑わいが普段冬の高尾山のように静かなものではありませんでしたよ…。
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 冬の朝はまだ暗い
 朝5時30分ごろ起きて最寄りの京王線の駅に自転車で出かけたのですが、さすがにこの時期、関東地方ま夜明けはまだなかった。お客のいないコンビニにいって朝飯と昼飯を買い出かけました。
しかし、しかし、高尾に着いたのは7時過ぎ…。すでに陣馬高原行きのバスはいなかったのでした。陣馬高原行きはあきらめ、となりに小仏行きバスがきていたので今日の山歩きを変更してそれに乗っていこうと思いました。それにも乗らず、結局、小仏までのんびり歩き、そこから小仏峠、城山、高尾の順に歩こうと計画を変更しました。
 帽子と手袋は駅の待合室の忘れ、当初予定の山計画はくずれさんざんな朝になっていました。
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 さて、山歩き…。
 今週降った雨が山では雪であったようで、まだ雪が山道には残っていました。すべったり、転がったりと普段の山歩きとは少しちがったものになりました。山道は雪が固まっていました。こんなとき4本爪のアイゼンくらいは持ってくるのが常識なのでしょうが…。また、スパッツ(短いのでも)も必需品でしよう。
 唯一、景色だけはこんな厳しい山行きになったご褒美でもあるかのように山の景色がどれも美しくかったには感動しました。(陣馬でみるともっといいだろうと思います)その瞬間、今日きて良かったと思いました。そんなことをふと思い直すと疲れも少しは和らぐものです。
突然の変更に対しては…
 山歩きの突然の計画変更は自分の体力、そしてゆっくり自然を見られる余裕をもちたいものです。それには、当初の予定よりレベルを落として自分に余裕がもてるようにしたいものです。
 無理せず焦らずゆっくりとマイペースを基本に今年もプラスイオンを吸いに山るきを続けようと思います。
 それにもう一つ、三つ星で登山者が多くなってきました。できるだけ余裕をもつことも大切なことですが、その余裕をもつ理由として登り登山者に対して優先させる気持ちを持つとうことがあります。まして、低くても雪道は思わなくけがのもと。山道の場所でお互いが話し合って登り下りをの優先順位を譲り合うことが大切なことだと思います。まして『声を掛け合って』いきたいものです。
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*読んでくださった方、ありがとうございました。

2009年をむかえて…

2009年01月04日 | Weblog
 新年あけましておめでとうございます
 また新しい1年が始まりました。故郷に帰ってゆっくり休んだ人、友達と旅行に楽しんだ人、どんなお正月だったでしょうか。今ごろは休みの疲れが出ているころでしょう…。とうとう正月休みも終わり、いざ!!仕事がはじまります。
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今年も昨年同様か
 アメリカのマネーゲームによって金融危機を招き、そのあおりを受けて世界中がその影響を受けた年であったように思います。わたしが思うにはサブプライム問題よりもむしろアメリカの3大自動車メーカーの経営破綻が日本に大きな影響を及ぼしたと思っています。何百もあった自動車メーカーをしのいで生き残ったこの自動車メーカーが経営破綻をおこすということは、それを基本にしてきた世界中の経営者の不安を揺さぶったことでしょう。その影響が日本の自動車メーカー「派遣切り」などにあらわれたのではないかと思います。要は日本の経営者もアメリカ型の経営とおなじようにやってきた結果であるといえるのではないかと思います。
 今ではアメリカは経営の考え方にしろ、政治にしろ世界をリードする考えはうすれたという一年でったように思えます。けっきょく、弱肉強食の破綻のけっかが今回のアメリカの金融危機をつかったのではないかと思いますが…。
 日本には日本独自の年功序列、終身雇用、企業内組合という言葉あったはずです。それがいま見直されてくる年になってくるのではないかと思います。
 なんにつけすでにアメリカは世界をリードしたいのでしょうが、今回の実態をみて「とんでもない国だ」と実感しました。
 今月、オバマ新大統領の就任式があります。いったいどんな風にしていくのか問われる一年になりそうです。
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今年はどんなことをしようか?
さて、正月休みも毎年同じようにして終わりました。
 どんな「初夢」をみたのでしょうか…。
 わたしの正月休みはこれといって家族旅行なく、毎日、朝早く起きて散歩にでかけることぐらいが大変充実していました。この散歩は休みの日にはこれからも続けていきたいと思っています。やはり、人は歩かないといけないなあ…と思いました。
 「初夢…今年はこうなったらいいなあ」と思うことはあります。
 一つに、今年は「政治の季節」となります。今年こそは衆議院でも与野党逆転を実現したらおもしろくなるのではないかと思います。昨年からの与党の経済政策にしろ、年金問題にしろなんの打開策もなく年末をむかえました。最悪だったのは、「派遣切り」などに象徴されるように「働く人への安心」が脅かされた年末でもありました。働くの人の不安は、高齢者の不安にもつながることはあきらかだと思います。
 そう、思うと一度、野党に政権をあずけてみればいいのではないかと思います。
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長編小説に挑戦する年にしたい
 二つ目は、長編小説にチャレンジしていと思います。読む時間?。読む時間は通勤電車とか、テレビを観る時間をへらすとか(無理かな)していきたいと思います。
 最近、昔から読まれてきた小説にはそれなりの意味があるのではないかと思います。長い時間を経てまで、いまでも読まれているということはおそらく、今まで読まれ続けられている意味があるのでしょう。そう思うとそれが何か、自分なりに感じ取ってみたいと思います。
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 三つめは、「働くこと」について、これからも世間の疑問と私の疑問について意見を持てるようにしたいと思います。これは、健康ということと同じに一生のテーマだと思っています。どうして、働いてもこんなに生活が楽しくならないのかと思うと、自分の働き方がダメなのではなく、働いてもその働き方を安心させる環境がないからではないかと思っています。そんな環境もあわせて少しずつ疑問を解決していくように考えてみたいと思います。
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 あとは、これがきっとメインテーマになるであろう?と思いますが、今年こそは自転車(ロードバイク)を購入したいと考えています。そのために、少ない小遣いを積みたてて頑張りたいと思います。
 さてさて、できることか?
 あくまでも目標です。一年後が楽しみですね…。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。