日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

仕事はあればいいと思うが限度がある?

2008年06月22日 | Weblog
再びタクシーチケットを使って
 今週は梅雨とはいってもけっこう快晴の日がありましたが、週末はいよいよその梅雨に突入したようです。
 こんな日が続くと通勤していても心にカビが生えてしまいそうで気持ちの落ち込むことが多いように思えます。それに、宮城・岩手県で起きた地震がますます不安をつくり出しているようです。自然に近づけば近づくほど自然の脅威があるときは大きな力でおそってくるよです。それにしても、人も自然のなかの一部、うまく共存していく方法があると思います。
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 さて、今週は月曜日の先輩の送別会や雑誌の締め切り追い込みの仕事などが重なりちょっとキツイ毎日がつづきました。タクシーチケットも2回利用していました。このチケットのおかげで最終電車がなくなってもどうにか家路にたどりつくことができらから安心ではあるのですが、本来なら使わずさっさと家に帰りたいものです。
乗車してで思ったのですが、「深夜タクシーをつかって中央省庁の公務員が接待されたという問題があった」とニュース思い出した。何が問題なのかとよくよく読んでみるとサービスなのか恐喝なのか「現金の授受」があったようです。タクシー業者にとっては運賃も割増料金や深夜料金で稼ぎとしてはいいのでしょうが…これではますます競争という形をとる社会ではエスカレートする危険があるのではないかと思いました。不思議に思ったことは、法律などをつくって民間企業等を指導して働き易いことをめざしている省庁の役人がなんとも法の抜け道をうまく利用して仕事をしている…という矛盾…いったいどうなっているのことやら、アキレテしましました。
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 仕事をすればするほど一人の人間が抱えるストレスが大きくなるし、そのストレスを回避する手段として楽なことを違う方面に求める(今回は深夜タクシーで帰る)ということがあるのではないかと思います。
 会社では人が少ない分、一人の抱える仕事の量が年々多くなってくるように思います。それが限界にたっすると、契約社員や派遣社員を採用してその場をしのぎきります。それは、何の解決になっていないことぐらい経営者はしっているのでしょう。その分社員が大きくストレスを抱えているのも現実です。
 深夜残業をやってまでやる仕事はいまの私の周りにはないように思うですが。できれば、やらないようにするために、各現場どうしのコミュニ-ケーションが必要なのではないかと思います。
 一人の管理職の思いで企業は動いているわけはないのですから…。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。


ろくなことが起こらないが…頑張るしかない

2008年06月15日 | Weblog
派遣難民の行方は?
 ちょうど1週間前、白昼、東京秋葉原で連続殺人事件が起きた。歩行者天国の中をトラックが突っ込み3人を轢き、さらにくトラックから降りてサバイバルナイフで歩行者を次々に殺傷させた…という事件である。この事件で13人の何ら犯人とは関係ない人たちが地獄の絵図さながらのなかで亡くなって行った。なんともひどいことをする人も世の中にはいるものだ。またしても「不安」が今の社会に増幅させた事件であった。
 そのとき思った…。
 犯人の青年。地方から職を求めて点々として働く場所の不安定さなかの出来事だった。いわゆる「出稼ぎ労働者」だったのだろうと思った。
 昭和30年代から出稼ぎ労働者が年々増えた時代の労働者とどうちがうのだろうか思った。この時代の出稼ぎは農閑期に職を求めて全国の建設現場に出かけて働き現金収入を得て、自分が信ずるもの、愛すべき家族へ送金するというシステムであった。それが当たり前であったように思う。ときおり、その関係を全部消したい出稼ぎ者が「蒸発」して捜索願が多く出たいう年でもあった。しかし、今日のような大事件をおこしたことはなかったと思う。
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この秋葉原での事件を起こした青年も青森からの出稼ぎ者だったのだと思う。報道によると職を求めて関東地方を渡り歩いたという。派遣労働者として働いていた。資本の安全弁としての派遣では日々の不安は大きかったのだろうと思う。
 いろいろな「価値観の多様化」という言葉で全部くくってしまうのは嫌いだがこの多様化で「派遣」とうコーディネーターが商売になる時代。よくも悪くも資本の論理では企業の利益追求のなかでの「生産調整」のなかの一部にすぎないことは真実である。安い労働力を、いつでも切れる労働力という形で働いていた中でいった何がのこるだろうかと思う。それこそ使い捨てされたあとは「派遣難民」になるしかないのだろうか思う。
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私は事件の背後には働く現場の現実がいつもあるのではないかと思う。今回の「秋葉原殺傷」でも犯人の背後には労働の不安定があった。ひとは、どんな職であれ、どんな安い賃金であれ得ながら生活していくものには変わりはない。日々の生活の基になるはずの労働現場があれあはて、偽装で満ちていたらやっぱり不安は増幅されるばかりであろう。それが最近多くなった「内部告発」の多さに象徴されているようになる。あたりまえに、働いて、稼いだお金で遊び、夢をかなえる手段にしようという余裕さすらなかったらやはり、いちかばちか人生投げやりになってしまうことがあるかもしれない。
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これからの働き方はいったいどうなっていくのであろうか?
 労働組合もしっかりやっているのだろうがもっと、底辺のことも考えてほしい。組織を守るだけで大変な世の中なれど…。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

深夜タクシーなんか乗りたくない!

2008年06月08日 | Weblog
 街路地には紫陽花の花が咲き始めました。空を見上げればツバメが空高く飛んでいます。今年は昨年よりツバメの巣を見る場所が減っているいうに思えました。環境の影響なのか、街の変容で帰る気分にもならなかったのか、人も同じようなところもあります。自然はあるとき、自分の住む周りのようすを語っているように思えますが、いかがでしょうか。
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さて、今週末に中央省庁官僚の一部の人が深夜タクシー利用で面白い記事がのっていました。深夜タクシーを利用している個人タクシーの運転手から過大なサービスを受けていたという記事がありました。これは、タクシー事業者の「道路運送法違反」にたる行為だとして調査も開始するとも書かれていました。
 ここで問題になっているのは、サービスはいいのだがこのサービスが官僚の強制ではなかったというものでした。個人タクシーのタクシー業者は自分のタクシーを利用してもらうためにサービスも必要になってくるでしょう。わたし自身、深夜タクシーに乗って帰るときそれなりのサービスがあったほうがないよりはうれしいものです。しかし、実際は契約している会社との契約で個人ではなく、企業体になっているタクシー会社を利用していることが圧倒的です。それは、会社とタクシー業者とのギブアンドテイクの関係が成り立っているから行なわれるのが実態です。となると、個人タクシーの入るこむ余地はゼロにちかくなってしまいます。そんなわけで、ある程度の競争でサービスも必要になってくるのが自然のなりゆきだのかもしれません。それは「企業努力」ともいえるのではないかと思います。
 とはいっても、問題になるほですから官僚が過大なことを要求していたのでしょうか。さらにはタクシー事業者が自分のタクシーを利用してもらうために違法な行為したのでしょうか。公務員の行為の問題さらにはタクシー事業者のサービスのあり方が問題になってくるでしょう。
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だいたい定時間に終わらない仕事を作るほうも作る方で、それが法律になってい
くのですから「無理が通れば道理が引っ込む」式のような法律や政策が実施されていくのかもしれません…。
 このタクシー利用の問題を通して見えてくるものは現在置かれている労働者の実態があるのではないかと思いました。
*読んでくださった方、ありがとうございました。