日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

10月…お疲れさまでした

2012年10月28日 | Weblog


 こんにちは。
 朝夕が寒くなってきました。うっかりしているとカゼをひきます。今年のインフルエンザはどうなるのでしょうか。日々の仕事で体が弱っていれば、すぐにつけまれカゼをひいてしまいます。まずは、体力をつくっていく日々がいちばんだと思います。

 さて、週末、友達といしょに高尾山歩きにいってきました。天気は曇り空。
 汗をかいて休むと、寒くなっています。温かいものがうまいくなってきてもいます。それにしても、一緒にいった人が20年も年が離れていると、のぼりに下りに体力のなさが身にしみます。息子のような年齢差です。私だって、昔はこんなに元気に歩いたのにとぬかるみをころばぬように行ってきました。

 そこで、年齢差は気にせず、私なりの歩き方がいちばん楽なことに気がつかされます。山は高いところに登っていくのもいいかもしれませんが、私の場合は歩くことを目的にしていますので、どこでもかまわないのではないかと思います。ただ、木々があること、風の音が聞こえること、自然の色がわかるところ……が条件になっているように思えます。低山歩きは、そんな余裕をつくってくれるように思えました。

 今週、都知事が突然辞職したのには驚きました。オリンピック東京招致も失敗し、その予算も一部不明のままの辞職でした。それに、80歳という年齢。その老人に政治を任せるのかというのも、私は不安感を感じます。なぜなら、政治が失敗したところで責任のとれる年齢ではあるまい……と思えたからです。
 原発のことを思うと、さんざん「原発は安全」ということを推進してきた政治家や科学者たちで、今生きて証人になる人が何人いるのか…ということも頭をよぎりました。その時代は、頑張っていてても、次世代にはとんでもない事故がおきたときには、もういないのです。生きていた時代その政治家は栄華を楽しんでいても、次世代にとっては疫病神でしかないのですから……。

 さてさて、週明けいよいよ国会が招集されはじまります。いったいどうなるのでしょうか。赤字国債発行賛成で解散かね……。

PHOTO:いよいよ冬の到来ですかね…。木々の紅葉もはじまるし、風は冷たくなってきました。それに、日が短くなりましたね。山歩きをしていても、うっかり昼寝でもして時間を忘れていると、急に寒くなり、暗くなっています。さっさと荷物をもとまて下山するありさま。でも、日が高く昇っているうちは、風の音を聞きながら静かな時間が山では最高です。
 平日、休みをとってぼんやり公園を散歩をしていると、お母さんがと子供が落ち葉を踏みつつ歩いていました。子供の成長を誰よりもねがう母のあたたかい愛情で寒さも忘れさせてくれるのでしょうか。しっかり、歩いていました。
 季節は冬になります。北風に負けずにがんばれ……!
 ふと「休むことも仕事のうちだな」と思いました。





 今月の本の紹介です。
 最近、日本文学でも昔の作品を読もうと考えています。なぜなら、世間では「いいよ…」といわれても、「自分にとってはそれほどでもないという作品もあるのでしょう」と思うからです。そうは、いっても、名作はどこかに、きっとすばらしいと思えるところがあるのではないかという期待もあります。なぜなら、星の数ほど出版されるなか、いまでも店頭にならんで生き残っている、ということです。

 人にはそれぞれの個性があるように、作品にも個性があるのでしょう。その中で、自分にあった、その時、その場所、その気持ちにあった作品があるのだと思います。それが、数珠のようにつながって、読者の個性をだすのではないかと思います。

 さて、今月は名作中の名作?と呼ばれるノーベル文学賞受賞・川端康成の「雪国」を読んでみました。以前「伊豆の踊り子」という作品を読んでみたことがありますが、わたしは「伊豆の…」のほうが好きです。どちらも、淡い恋心……という内容で、前者は不倫という大人の恋、後者は若者の青春の恋を描いています、どちらの小説も男のめめしさよりも、女性の大らかな人間が印象的でした。読んでいて、どこまでいっても男は、ビジアル系ロック歌手がゴールデンボンバーの歌に「めめしくて、めめしくて……」のようなところがありますが、まさに、そんな男がでてきていますね。

 次に「裁判百年史ものがたり」が面白かったです。
 裁判員裁判がはじまり、私たち一般人も裁判に参加することになった昨今、一度読んでみてはいいかと思います。裁判官の苦しみ、被告の環境、弁護士の闘い…と一つの裁判が結審するまでは、被告の裁判官、弁護士の人生がかかわってきているようです。時代の流れのなかで、被告の位置付けがどう変わってきたのかがわかります。昔は「問答無用」な裁判から、被告の犯罪を犯すまでのすべてを調査して、犯罪を犯す原因まで裁判の資料とした「永山事件」などが紹介されています。

 今月はこの二冊が特に印象的でした。


    

◎裁判百年史ものがたり/夏樹静子/文春文庫


【内容】

裁判はこんなに面白いのか!時代を変えた12の法廷ドラマを、夏樹静子が迫真のノンフィクションノベルに。帝銀事件、永山則夫事件など有名事件から、翼賛選挙に無効判決を下した裁判長の苦悩、犯罪被害者になった弁護士の闘いまで、資料を駆使した人間ドラマとして描く。判決の裏にあった人々の苦闘と勇気に胸が熱くなる傑作。(本紹介より)

【感想】

 裁判など……これまでは未知の世界だった。
 自分が事故でも起こして裁判にかかわらない限り、永遠にかかわることがないだろうと思っていた。それが、「裁判員裁判」という形ができて、ややもすると招集令状ではないが、出頭せよになりかねい世の中になってしまった。

 おそらく、わが零細企業ではご辞退するしかないだろうが……。
 最近、話題にならなくなったが裁判員裁判はやっているんだろう。軽犯罪から凶悪犯罪に至るまで参加して、評決する一人としておこなわれているのだろう。

 しかし、一人の人間を「罪名」をつけて判決するのは大変な作業だと思う。まして、証拠となる物証でてこない限り、これは「無罪」に近い。まして、最近は警察の供述調書での証拠は、証拠にならない時代にきている。

 私はいちばん注目したいのは「永山事件」での精神鑑定書だろうと思う。最近みた、NHKのドキュメンタリー「永山事件」で大きく取り上げれていた。小さいころから、両親に兄弟にとことんいじめられ、唯一心のよりどころの姉も病気になってしまい、生き場がなくなってしまった永山少年の事件の背景はすさまじい。強度の人間不信におちいっていく姿が痛々しかった。

 少年犯罪が増える昨今、そんな社会環境の変化によってさまざまな事件が起きてくのではないかという思いもよぎる。いつ、なんど、自分が加害者、被害者になるかわからない世の中こそがおかしいのではないかと思う。
 これほどに人間を凶悪にしてしまうのも人間、人間を救うのも人間…だと思えた。また、裁判員裁判に参加した人の後遺症が話題になっているのも気になるところでもある。
 
夏樹 静子
東京生れ。慶応義塾大学英文学科卒業。1973年、「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞を、1989年、フランス語訳「第三の女」で第54回フランス犯罪小説大賞を、2006年、日本ミステリー文学大賞を、それぞれ受賞する



◎僕たちはいつまでこんな働き方をするのか?/小暮太一/星海社

【内容】

『資本論』と『金持ち父さん、貧乏父さん』から見えてくる、毎年全力でジャンプしなくても高いところに手が届く「次世代の働き方」。

【感想】

 読んでの感想は、この本は「経済学」の本です。資本主義のしくみを理解する本でもある。
 多くをマルクスの「資本論」から比較して、現段階における自分の位置を確かめてから働こうということだと思える。無理をするより、その無理を経済学的に分析して、いまここだよ……と教えているような一冊だと思う。

 賃金(給料)はどう決まるのか?ということからはじまり、いかに資本家は労働者を働かせて利益を得ているか解明している。
 そのなかで会社の利益と自分の利益が一見同じ土俵にいるように見えるのが経営者の知恵のつかいどろ。実は賃金はどんなに働こうと契約で決まってしまっている。それが利益をつくっているという。

 要は、その契約ではじめから自分を高くする方法が大事だといってもいる。
 とはいっても、限界があるように思う。
 マルクスがいっていることにもう一つ大事なことを忘れているように思う。
 『万国の労働者、団結せよ』という意味である。資本家と労働者の力関係である。どんなに頑張ったところで、資本家主義経済は結局のところ労働者は産業予備軍。格差がでてくるのか、それがどう解決されるべきなのか……ということを期待したいたが、ちょっと期待はずれだった。

木暮 太一
作家、出版社経営者。1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。ビジネス書作家として活動しつつ、出版社(マトマ出版)を経営している。大学の経済学部在学中に「資本主義経済の構造」と「労働の本質」を学び、その後10年間の会社員生活で「労働者のリアル」を体感しながら、現代日本で若者が現実的に選択し得る「幸せな働き方」を追求してきた



◎にほん語観察ノート/井上ひさい/中公文庫

【内容】

お役所言葉はなぜ難しい?必ず笑える駄洒落のコツとは?ふだんの言葉の中にこそ、日本語のひみつは隠れているのです。「言葉の貯金がなにより楽しみ」という筆者のとっておき。持ち出し厳禁、言葉の見本帳。(著者情報より抜粋)

【感想】

 日々生活していると、場所、時間、あるいは天候によってさまざまな日本語で表現されていることに気がつきます。その言葉の意味をもっとさぐっていくと、以外と面白いことがわかる……ということを気がつけせる一冊です。

 日本人の表現が大きいものから小さいほうへと、視点の移動の仕方がある…ということも面白かった。外国では小さいから大きい方へ視点がいどうするそうだ。例えば、ある新聞社の記事を説明するのに、○○新聞の△△記事というのが、外国では△△記事は○○新聞というように視点がつがうそうです。

 そうえいば「大は小をかねる」みたいなものが発想の根底あるからでしょうかね……。これを文化の違いだけでなく、しつこく研究してみると面白いかもしれません。

井上 ひさし(イノウエ ヒサシ)
1934(昭和9)年、山形県に生まれる。上智大学仏語科卒。「ひょっこりひょうたん島」など、放送作家として活躍後、戯曲・小説の執筆に専念。72年、「道元の冒険」で第17回岸田戯曲賞、「手鎖心中」で第67回直木賞、80年、「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で第31回読売文学賞、「吉里吉里人」で81年、第2回日本SF大賞、82年、第33回読売文学賞、91年、戯曲「シャンハイムーン」で第27回谷崎潤一郎賞受賞。99年、第47回菊池寛賞、2001年、第71回朝日賞を受賞。03年、戯曲「太鼓たたいて笛ふいて」で第44回毎日芸術賞、第6回鶴屋南北戯曲賞を受賞する





 はやいもので、もう今年も残り2か月。散歩道では年賀状販売の、のぼりがありました。まいってしまいますね。
 これといってやったものはなく、収穫もなく11月が始まろうとしています。
 さて……。おれって何をした一年間だったのだろう…と思う月末でもあります。会社が移転後、ガムシャラに走ってきたように思います。
どこかで、誰かの小言を何度もききながら、11月になります。

 まあ。こんなもんか……俺の一年は……と思うばかりです。
 まだまだ、続く今年はどうするのか?
 
 私の一生、私の人生…まあ、楽しくしたいと思います。それには、どんなに思われようと私なりにプランをねって、反省しして、また前に進むしかないようです。近所の子供の成長が早いのに驚きながら、自分がそれだけ年をとったことをきもに命じていくしかありません。
 
 それと、またマンションの理事会で二度目の理事になることに……。もうそんなになるんか?
 それもそのはずだ、洟垂れ小僧がいまは中学受験だと…話すくらいですからね。時代はめぐるわけですね。
 まあ、いまは体に気をつけていくしかないようです。


追伸:11月になったらまた、ゆっくり紅葉を見に山歩きにいきたいと考えています。高尾山は11月中旬以降でしょう。今度は、朝早く行きたいものです。お疲れ様でした。

*読んでくださった方、ありがとうございました。


秋風に乗って……

2012年10月21日 | Weblog


 こんにちは……
 今月も残り一週間ばかりです。さすがにこの時期になると朝夕は寒くなりました。洋服も少し厚手のものを身にはおってでかけていきます。季節は冬にむかっています。いちばんそれがわかるのは空をみれば雲ひとつない朝。澄みわたる空気が冷えびえとしてきました。

 私にとっては苦手な季節になっていくというわけです。
 まず、苦手は日に出が遅い。いまの通勤時間からすると日に出前に起きて用意をするとなると外は真っ暗です。「さあー、一日がはじまるぞー」という気分にはなりにくいですね……。
 暗い中ゴソゴソと起きて……という感じです。通勤時間は最悪でも一時間くらいのところがベストですね。あまり、遠いと終電車なことなどを考えて仕事に集中できないことが多い気がします。

 人間のリズムは一日24時間を三分割にしたサイクルがいちばん自然だと思います。8時間ずつ分けて労働、余暇、睡眠…というサイクルです。これがアメリカで死者もでたメーデーの基本なのだと思います。労働者の生き方はこのサイクルを求める闘いでもあったのだと思います。それが、24時間営業のコンビニ状態になっているのが最近の傾向のようです。事実、ひと月100時間を越える残業があるように人間が酷使されるようになってきました。単純なことなのですが、これが守られていないことが現実のようです。時間を守れず仕事をさせている実態をみると、非正規社員でずっといたいというのもわかるような気がします。

 人間の働くライフスタイル……ということが最近、若者の間で聞きます。いまの若い世代がどんな労働環境をつくるろうとしているのか…それが、これからの日本の形になっていくように思います。いま現在、結婚もできない、親の介護でせいいっぱいという現時から、いかに自分たちの生活を守っていくのかが問われている時期はないのだと思います。少子高齢化の時代のライフスタイルということです。

 さて、今週はまたしても沖縄で、駐留米兵による集団強姦致傷事件がありました。オスプレイという輸送機の強行訓練もひどいと思いすが、さらにひどい事件がおきました。これでは、いまだに、支配者、被支配者の関係が続いていることに気づかされます。これに、対する沖縄県民の憤りがすごいものだと思います。空に地上に凶器が散乱している状態のようです。
 ヨーロッパで駐留米軍のこうした犯罪は皆無…ということを以前、新聞で読んだことがあります。なにが違うのか、やっぱり戦争の負けた国の宿命なのでしょうか。ということは、沖縄県民とっての戦争はいまだに終結していたのだと思えてしまいます。

PHOTO:休日の多摩川散歩。遠くでは川岸のゴミ拾いが行われていました。水は透きとおりきれいになったのですが、それを見にきた人たちが食べた包みや袋を放置したまま帰ってしまうからでしょう。ゴミがカゼに吹かれて草の間にうまっています。一見ないように見えますが、よくさがすといっぱいあるようです。自転車が川の中から出てきたり、大雨で上流のゴミが下流にきて溜まっていたりします。
 ご褒美として、何かお宝がでてきたりしたら面白いだろう…と思う。
 わたしもできるだけ、ゴミは持って帰るようにしようと思った朝でした。





◎横浜のホームページに襲撃予告が書きこまれた威力業務妨害容疑で逮捕した学生は誤認逮捕(10/21/朝日)

 横浜で市のホームページに襲撃予告したと容疑で逮捕された学生は誤認逮捕とわかり、県警は学生へ謝罪をしたそうだ。
なんでも、パソコンの遠隔操作によって不正に市のホームページに書き込がされた……という事件で県警は学生を容疑者として捜査したが、事実誤認逮捕だったとみとめた。この事件、全国で同じような事件が起きている。とうとうここまできたか……とい気がする。便利な反面、こんな危険性が潜んでいるとは思わなかった。

◎沖縄で米兵の集団強姦(10/18/東京)

 16日米海軍兵士2人が女性に性的暴力を加え、けがをさせたという事件が起きた。それにしても、今、オスプレイでもめているにもかかわらずこりない人たち。これは、根底には兵士の意識の低さ(支配者)があるのではないかと思う。だいたい、戦争にいく人間がまともなはずがないのだと思う。全部が全部がそうだとは思わないが、それにしてもひどいことだ。
 それに政府の対応もみえない。どうなっているのか?と思う。

◎パロマ事故調査を要望(10/18/毎日)

 パロマ湯沸し器事故で2005年上嶋浩幸(18歳)が死亡した事件で母親の幸子さん(50歳)が17日、消費者安全調査委員会に調査を依頼した。この事故で20人の人がなくなっている。
 いまだにこの事件が解決していないのには驚いている。以前、この事件を扱った本「君は誰に殺されたですか」江花優子著(新潮社)を読んだことがあった。湯沸器の欠陥によって息子をなくした事件をおいかけたドキュメントだった。小さな記事でしたが、いまだに真実が明らかになっていないのには驚いてしまった。




 その日の終了時間午前2時。終電車もなくなりタクシーで帰った。
 翌日、商品を請け負った某会社から「商品がちがいます」との電話があった。また、つくりなおした。さらに、今度は「色が違います」ときた。
 つくりなおした。
 やっと終了……。体力も気力もヘトヘトの日々が続いた。

 その時、「経験値」という言葉が浮かんだ。
 人にはそれぞれ、多くの経験をつみ、実力がついていく。時間をかけてそれが信頼される仕事となっていく。それも、多くの人間の関係をつくりあげながらできてくる。
 今回、担当者の場合、ちょっと背伸びしていたようだ。その背伸びが思わぬ結果をつくってしまったとうことなのだと思う。
 無理をして背伸びをした結果、とうとう限界がきてひざから総くずれ状態になったような気がした。それも、一人の許容範囲を超えてである。

 「限界に挑戦!」なんて言葉があるが、聞こえはいいが実際にはその裏づけが少なくともあるはず。それは、当人の「経験値」であるのだと。いままでどれだけ、勉強してきたかとか、どれだけの人間関係をつくってきたかとか…という経験。
 なまいきなことをいうかもしれないが、それが実力なのだと思う。今回は実力がなかったのだと思う。だから、時間も、プランもできずの焦りばかり先行してしまったのだろう。
 人それぞれ個性があるように、ものごとを覚える個性がある。
 ひごろ、どんなうまい調子のいいことをいっても、こんなときボロがでてくるものだと痛感してしまった。

 私は今回、多くのことを勉強させてもらった。一つに、担当者の実力をあてにしない…ということを学んだように思う。仕事は一人ではできないのだということを重く受け止めた月でもあった。
 誰でも失敗はある。しかし、それが、ほんとうに失敗なのだ、と認めることからしか次が出てこない。
 「失敗は成功の母…」ということを肝にめいじた一週間だった。



 今週も愚痴のオンパレードとなってしまった。
 仕方がないか……。仕事は後悔してばかりの毎日が続く……。
 これも職業的宿命のようなものだから、あきらめている。
 そんななかでも少しは楽しいことを考えねば!!と思う。

 紅葉といえば山歩き。ゆっくり汗をかきながら歩いてみたい。山に登って一つの区切りをつけるのが私の習慣でもある。疲れてへとへとでもちゃんとお昼の準備はするから楽しい。
来週末、友達と予定中。

*読んでくださった方、ありがとうございました。


静かさや涼しさが身近になってきました…

2012年10月14日 | Weblog


 こんにちは…。
 さすがに季節は秋です。朝夕は少し寒く感じられるようになってきました。空気も澄んできたせいでしょうか、多摩川散歩の景色も遠くに富士山が見えるようになってきました。富士山も雪がつもってくる季節になったということでしょうか。

 果物屋さんの前を通ると店頭にみかんがありました。それをみていたらすっぱそうな色でした。季節は冬にむかっている様子がわかります。

 さて、今週はどんな週でしたでしょうか。
 私のほうは、あいかわずの残業ばかりの毎日が続いていました。およそ、残業ばかりやっていると、これが慢性的になってきて当たり前に思えてしまうのが怖いです…ね。
 残業したからといって、生活が豊かになるかといえば、ほんのわずかの残業代くらいです。メリットはないです。
体が疲れているせいか、何も考える余裕がなくなってしまいます。それが、現実です。
 ほんとうに、残業がなくなったらどれだけ、リフレッシュができるのか…と思えてしまいます。そんなときの祝日での連休はありがたいですね。

 ※こんな言葉あります。「健康の秘訣は?」
 よく眠ることです。よい眠りはよい仕事を支える。よく働いた疲れは最上のねむりの薬だ。よい、眠りにつながらない働きは、労働ではなく苦役だ(詞集・たいまつ/むのたけじ)

 
 今週、ノーベル賞が発表されました。日本人では山中伸弥さんがノーベル医学生理賞になりました。人間の細胞をもとにもどすという実験で成功したそうです。たとえばがん細胞ができたら、つくった細胞をそのがん細胞に埋め込んで、細胞を小さくして治療をしややすくできるのではないか…ということです。これで、すべてが解決されるとは思いません。これが、人間ではどうなるかまだ未知数なのですが、病気の治療が一歩前にでたのではないかと思います。

 パソコンの遠隔操作…とうこともありました。これは、場所が離れていても同じサーバー内であれば自分のパソコンから他の場所のパソコンに命令し作動させる仕組みいうことなおでしょう。これは、あくまでも母体となりものがあり、指示系統がつながっていないと無理です。

 これが、犯罪で自分では知らないうちに、自分のパソコンに侵入したウイルスによって他者にのっとられ遠隔操作によって脅迫したという事件です。本人がまったく知らないうちに犯罪者されてしまう…という怖さを感じました。便利なものほどリスクが大きいようです。

PHOTO:散歩をしていたら、公園でハタを振っていた男を見かけました。きっと、運動会の応援でつかうのでしょう。明日は晴れるといいです。
 ハタといえば、最近ハタを振っているひとを見かけませんね。仕事でも遊びでも、先頭にあって、ハタをふりみんなを集めていく……ということを見かけません。最悪なのは、全員がハタを振っていたりして、まとまりがなくなってしまう。けっきょく、バラバラということです。ちっともいいことがありません。

 黒澤明監督の「七人の侍」という映画で、山賊の根城に探索にいって仲間が殺されて村に帰ってきた。村人は殺された侍の悲しみに涙を流して、意気消沈したいたとき、元気をとり戻すために、三船敏郎がつくっておいたのぼりハタをわらぶきの屋根にのぼっていって、疾風がふくなか高くかざしたシーンを思い出した。そのとき、悲しみで意気消沈していた村人や残った侍は、そのハタをみてまた怒りを勇気にかえて戦う覚悟をつくった……。
 ハタはまよった心を集中させる、灯台のあかりのようなもののように思えます。こころ迷う毎日、そんなハタが必要だな思いますが……。





◎東京世田谷区の住宅街で近隣同士のトラブル(10/12/東京)
元警視正(86歳)が被害者女性(62歳)の家に立てこもり、女性を日本刀で殺害し、自殺した。

都会では近隣同士が近づきすぎている。土地がないから仕方がないことであると思う。下町であれば、まさに山本周五郎の世界も思い浮かぶかもしれないが、ここは山の手…。高齢化社会で老人は増える一方で、仕事だけやってきた老人は、近所とのコミュニケーションは苦手なのだと思う。私も苦手である。
 それでも、ケンカをするほど元気はない。なによりも、そんな元気より、人間同士楽しくやっていきたいと思うからだ。元は警察官、そんなことは誰よりもわかっていたはずだが、やはり人間。不条理な理由でついケンカになった。
 老人になったら、もう肩書きは捨て、一人の人間、はだかの人間。警察官であれば、年金もしっかりしていて、老後も経済的にはけっこう裕福だと思ったが、金ばかりではないことがわかる事件。この事件は身につまされるいやな事件に思えた。

◎脱原発文学者の会発足(10/10/東京)
作家の加賀乙彦さんらの呼びかけで、9日発足。脱原発社会をつくっていこう目的で、議論を深めていく…。他に作家の佐藤洋二郎さん、宮内勝典さん、森詠さん、文芸評論家の川村湊さんの5人。また辻井喬さんや高橋克彦さんら他の多くの作家も会の趣旨に賛同している

やっと文学者の中から原発を語る人がでてきたか、と思った。よくよく見てみると最近の若い作家の名前がなかったのにはちょっと残念な気がした。
恋も愛も原発のなかでもあるのだから……。
いま、だいじなのことは老人たちの声ではなく、若い世代の声なのだろうと思うからだ。なぜなら、いまいちばん困っているのは赤ちゃんと暮らす母親たちだろう。今後、どんな健康被害が子供にでてくるか不安な日々だろうから。
脱原発なら、ノーベル文学賞の大江健三郎さんなどとは、これからどうなっていくのか注目していきた記事だ。日本はどうもこんなことは複雑で、組織というと利害関係が絡み合ってうまくいったためしがない。労働組合もなにか、昔の総評と連合みたいな潰しあいのように見えた。あげくの果てに、分裂して。目的は一つ、組織はばらばら…これが、心配。

◎土地はだれのものか(10/12/東京夕刊/中村桂子の記事)
尖閣諸島が国有化になり、日中関係がまずい中、土地はいった誰が管理しているのか?。最近、インターネットをかいして、外国から日本を土地を買う動きが活発にあった。国有財産である土地が競争入札やインターネット公売で国籍無関係で買われているという。外国では考えられないことだという。

以前、中国の資本家が北海道の土地を買いにきていた報道番組をみたことがあった。何が目的なのか、水だろうと……いうことだった。しかし、日本の国ありながら、土地は外国人の持ち物…とは不思議な気がする。国内では不動産として商売があるということは、土地は商品。
今回、尖閣諸島のことを考えたら、中国が日本の土地を買っている現状なら、国内の土地を日本が買ってもおかしくないではないかと思った。なんであんなに騒ぐのか。むしろ、日本の土地を国境を越えて買う中国人に抗議したいくらいだ。なんか、変だ。双方が緊張すればするほど、日本の土地をかった中国資本家は困るだろうに……。まか不思議???。




 最近になって関東近辺で地震があるようだ。
 昨年の東日本大震災が頭をよぎる……。まだ、昨年の揺れは体が覚えているようだ。移転まえのビルも老朽化で壁にひびがはいったくらい強烈な地震が思い出された。今年、移転先でもその揺れはまだ残っていた。今の建物の築40年。阪神大震災前の建築物だから耐震性はないだろうと思う。ちょっと不安な気がした。

 そんな中「避難訓練」があった。地震となれば、揺れと火災。今回は地震に焦点をあわせての訓練だった。初めての経験で声がでなかった。ハンドマイクを使ったが、誘導も小さなこえで「何人犠牲になったか…」とひにくをいう上司もいたが、そんなことは気にせず訓練は終わった。ヘルメットもかぶり、消防署もきて救急対応にも注意していた。

 実際、地震が起きたらわれ先に……というのが本音だ。なんといっても自分の「身の安全」が最優先されるということだから。
 そう思いつつ、昨年を思い出した。いちばん先にいなくなったのはなんと、会社の上層部のえらい方々だった。残された、お客と末端労働者はビルに取り残され帰宅難民となってビルで一夜を送った経験を思い出した。

 あの反省はどこふく風……。それが避難訓練のまえに話すことだろうと思った。
 さて、実際地震がおこったら帰宅難民は確実だろう。そうなると当面の備蓄食料は、水は、トイレは……、と思った。年中行事の行動になってしまっては既成事実だけのこってしまう。ほんとうに、考えうなら、避難も大事だが生きるエネルギーとなるものを準備しないでどうなるのか……と不安が残った。

 むしろ、500メートルさきの3つの大きな円球ガスタンクが気になった。
 大丈夫かいな。




今週もどうにか無事終わった……。
どんな一週間だたかな?と考えるひと時が必要だと思う。喫煙室でのんびり一服していたら「ミスに言い訳が言える人、場所がほしい」といっていた同僚の言葉を思い出した。いま、「言い訳無用!」みたいな雰囲気を誰かがつくってしまっている。大事なのは、言い訳のなかから分析してみることが大事なのだろうに……。
「書類ばかりつくっていてもミスはなくならないぞー」と、うまいことを社長は言う。

 さて、どんな一週間がはじまるのやら……、どんな一週間にしたいのか。
それが大事だな、と考えた。



◎おまけ………………
いま神代植物公園はバラが真っ盛り!暇を見つけて行ってきました。園はバラ一色です。今週いっぱいでしょうか?庭園でみる花は今週くらいがピークかもしれません。後はひろーい芝生を楽しめます。
花はいいですね……心が落ち着くよ。
帰りは、深大寺そばを食べて帰ってきました。そぼより、だんごの方がおいしい気がします。

神代植物公園 ※詳細はこちらでどうぞ。

*読んでくださった方、ありがとうございました。



気がつけば10月…

2012年10月07日 | Weblog


 こんにちは!!
 せっかくの三連休…です。のんびり、山歩きでもと、思っていたらあいにくの雨でした。この時期の雨は寒さをつれてきて、ぬれるとそれは寒いしすべるしと……けがをしてはなんにもならないと思い中止にしました。
 残念だ……。

 さて、三連休でゆくりしようと思っていましたが、メインの山歩きは中止で残念でしたが、いつもの多摩川散歩をしていました。
 さすがに10月。朝は空気がヒンヤリしています。足もとからたくさんのトノサマバッタたちが、次々に飛び立っていきます。冬の準備でしょうか。
 桜の木の下を歩けば、枯葉を踏む散歩道になってきたこのごろです。

 今週は、なんとも疲れた一週間でもありました。
 まあ、仕事のミスはつき物ですが、それが同じものに二度……こんなことがあるものかと思った日々でした。一度あることは二度、三度ということは聞きますが……きっとまた起きのだろうと思います。大事なことは、その全容を理解し、防止策を積み上げること、か(Workingスポットで記述してます)。

 世間では。野球ではセリーグ優勝が巨人、パリーグが日ハムが3年ぶりに優勝しました。クライマックスシリーズに向けて2、3位(セリーグ:中日、ヤクルト。パリーグ:西武、ソフトバンク)のチームが動き出しています。さてさて、このまま今年はすんなりいくのでしょうか…?

 私にとってはどれも応援するチームがありませんので、どこが勝っても興味にないところですが……。強いていえば、巨人の優勝は避けてほしいと思うところです。

 俳優の大滝秀治さんが亡くなった。大滝さんの演技はテレビで見るだけでしたが飄々とした演技は好きでした。また、名優が亡くなった…という思いがありました。これまでの活動の履歴をみれば、敗戦から今まで歴史のなかで磨かれた役者人生だったと思います。

 一方、レスリングの吉田沙保里選手。レスりング世界選手権で10連覇という偉業を成し遂げた……と。五輪では3連覇。なんとも、強い女であることか。
 その栄誉をたたえて、節目として「国民栄誉賞」をいう声がある。三重県知事が政府に要望書を提出したという。私は、吉田選手は国民栄誉賞をねらって勝ってきたわけはあるまい。なんか、こんな声がでてくるということは、そろそろ終わりかな……と思えてしまった。

 とはいえ、涼しくなってきました。スポーツの秋、芸術の秋…、食欲の秋…と体が動きやすくなってきたことは事実です。頭も体も柔軟に動いてみたい季節になりました。

PHOTO:散歩の途中、バスを待つ間。本を開いていたら枯葉が落ちてきた。木をみれば桂の木。この木は非常に季節に敏感で初夏には透き通るような緑を見せる。秋には茶色や黄色に変色した葉っぱを見せてくれる。のんびりと、葉をみつめていると季節の変わりが身にしみるような気がする。
葉は色を変え、人は顔色を変え季節はめぐっていく……。10月が始まった。




◎今週も「スクラップ」は休みます。
 なかなか、まとまらず悪戦苦闘の最中です。
 それにしても岩国から沖縄へオスプレイが強行移動にはあきれてしまいました。またしても、こんなやりかたでしかできなかった政府のあり方にあきれてしまいました(既成事実は強行でできている)。
 こんな状況をみていると、日本はアメリカからの動きに対して「NO」といえる日がいつくるのか……ね。
 
 原発問題もまだまだ続いています。だいたい除洗しても、持っていきようもない放射能汚染物質となった土。復興予算のゆくえ……。

 いじめ問題や児童虐待など……。

 少しずつまとめていきます。いま、しばらくお待ちください……




10月が始まった。今年もあと3か月で終わり…かと思うと早いものだ。
 今年は、職場が移転したため、なにかとあわただしい毎日が続いてきた。これからも、あいかわらずの忙しさは続くのだろうとあきらめている。

 とはいえ、移転していいことはなにかあるかと聞かれてみれば、思いつかない。これは、日々の仕事を考えるとすぐわかる。日々、余裕がない、予定がたたない……など。なにか日々の仕事に予定がずれれば、そのずれにまず対処していく。そうすれば、その後の仕事はずれていく。これは当たり前のことだ。しかし、これをすべて、予定とおりやろうと強行すれば残業になる。

 残業で疲れた体にむちうって余裕がなくなる。それが、新しい(?)エラーをうむ予備水となっていく。
 まあ、このエラーが次の仕事に輪をかけて致命的(金銭的被害)なエラーを生んでいく。この繰り返しである。

 今週このエラーについて、ミィーティングを強行した。
 意見としては、いまだに技術的な面ばかり強調されていた。私はそれも大事だろうが、何か足りないこと考えていた。

 話しは横道にそれるが、野球でまず勝てない理由に「エラー」がある。
 本当に勝とうと思うと、スポーツの世界では「エラー」をしたらまず無理だろう。試合の内容によっては、いかに相手のエラーをつくらせるかが、強いチームの条件でもある。そして、エラーをしないこと……なのだという。
 だから、日々猛練習をしているわけ、好きでエラーをしているのではないはず。たくさんのパターンの想定して練習をしている。

 昨年、福島第一原発が爆発してでてきた「想定外」という言葉があった。
 これを信じれば、こんな事故が起きるはずがなかった……のだと思う。しかし、現実おきてしまって何十万人に影響を及ぼした。多くの予算をつぎこんだはずなのに「それはないだろう」と思う。

 いずれにせよ、多くのパターンの「エラー」は人災。その人災をどう防ぐかはやはり時間が必要だ。その時間がないのが一番の問題だと思えた。
 『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』(中田享著・DOJINSENSHO)によれば、起こる原因を、潜在的事故要因を①社員教育の不徹底②ミス検地余地なし③無理のある仕事、事故表面的要因には①疲れや不慣れ②うっかりして③よかれと思い……などあげられている。

 そんなことを言っているうちにまた「エラー」が起きてくるかもしれない。
 現場の問題、経営者の問題、すこしずつ整理していくと、ことの本質が見えてくるのかもしれない。
……そう思えた10月のはじめだった。



 私にとっては秋はスポーツの秋。
 スポーツといってものんびり天気のいい日に歩くことくらいだろう。のんびりと、東京という土地を探索するのが面白い。こんなにも集中した都市にすんでいると、ひょいと路地にはいるだけでまったく、予想外の景色があるのだ。一方で、身の危険の集中度も高いのも都市の特徴なのだろう。

 悪くいえばゴチャゴチャしている町なのだ。
 遠くを見渡せば他人のう家ばかり、あるいは企業の屋上、窓ばかり目立つ。
 でも、その下の様子は以外と面白いことが待っているのかもしれない。
 今月、また暇を見つけて「神田川」を歩いてみたいと思っている……が。



*読んでくださった方、ありがとうございました。