日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

6月 やっと終わりました…

2015年06月28日 | Weblog


 こんにちは…。
 梅雨の晴れ間です。今日は暑い一日です。これまでの用事を一気にすませるためあちこち町を歩いてきました。
 その一つ、3つくらい先の駅まで山の道具のストックの修理のため行ってきました。近くには神代植物園もあり、ついでに寄ってきました。いまはちょうどバラが最盛期…よ思いきや遅かったうようです。大部分が咲き終わっていました。深大寺の参道には、暑いせいもあってぱらぱらの人でした。
 ぼくはこんな参道が気に入っています。お正月みたいに人ばかりの参道より、日常の一日の景色がいいですね。深大寺の参道はけっこう、時代劇のロケにも使われるそうです。そんな雰囲気が大好きな参道でした。

 さて今週は、政府与党の若手議員でつくる勉強会での発言(「報道威圧」問題)がニュースになっていました。
 新聞によると、安倍首相に近い自民党議員による勉強会「文化芸術懇話会」なるものが、沖縄のメディアに対して「新聞社をつぶす」内容の発言がありました。議員からは「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番。経団連などに働きかけてほしい」(朝日6月27日付)。また出席していた作家の百多尚樹氏は「沖縄の二つの新聞社は絶対につぶさなあかん」(同)。との発言が掲載されました。
 これに対して新聞社は、言論の自由を封じ込める発言と反論しました。

 まさに「権力の傲慢・横暴」の極致をみるような気がします。
 今年、政府与党は、安保法制の成立をするために国会を延長しました。
 国民の大部分が反対し、憲法学者が「集団的自衛権は違憲」といっているにもかかわらず強行でした。なぜ、そこまで政府は戦争への法案を急ぐのでしょうか。(今年の夏までに成立させると、米国に約束したからでしょうか)
 これまでの発言、これからの発言を注意深く監視していくことが必要な気がしたニュースでした。
 こんなことを見てみると、今、自民党は「浄化作用」というものがなくなっていて、首相が強引に引っ張るところに進んでいるのではないかと思えます。自民党のOB議員でさえ、集団的自衛権には危険な戦争になりかねないとの発言もあったほどです。にもかかわらず、現役議員ではないということで聞き流していました。なんとも、数の力というか、人間のわがままというか「そら恐ろしい」気がしました。

 石川達三の「風にそよぐ葦」という作品を読んでみたくなりました。

※ちなみに共同通信社が20,21日実施した全国電話世論調査によると、安全保障関連法案が憲法に違反していると思うは56・7%、違反していると思わない29・2%でした。安保法案に反対は58・7%、賛成は27・8%でした。





 6月も終わります。
 はやいものです。今月初め、異動をしてから一か月が経ちました。
 最初は出来るのだろうか…、と不安もありましたが「案じるより産むが易し」と思いやってきました。ふたを開けてはじまった仕事は遅いながらやれました。自分自身「これで、いいんだ…」と言い聞かせてやってきたのだろうと思う。きっと、これからもそう思いつつやっていくのだろう。

 今週、本社の人がぼくの異動と新規採用の人との合同での「歓送迎会」をやってくれたので出席して来ました。世の中には、心優しいひともいるもので、そんな人のおかげで一カ月ぶりに一緒に仕事をしていた人たちと会うことができました。
 漫才の好きな人、彼氏のできた人などその後元気でやっているのかを話しをていました。それを聞いていた他の人が「それって、個人のことを聞くなんてもしかしてセクハラになりますよ…」ときたのには驚きました。
 そんなことを言われてぼくは、では、君は「仕事以外に話すことはない? そんな会話もない?」と言っていました。世の中住みにくくなりました。でも、結局のところ住みにくくしているのは「自分」もその原因の一つなのだということをわかってほしいものです…ね。

 だいたい、親しくなるといろいろなことを話すことがあります。
 その会話を他人が聞いて『セクハラ』とか『パワハラ』とかいうのもおかしな話です。そんなことをいっているから、会話での本当のところが出てこなくてうわっつらだけでになり、あげくの果てに「パワハラ」なんていわれるのだろうと思いますが…。会話をしている本人同士は、この人とはどこまで話していいか判断できます。

 他人がどうの、こうのいうことではないのでしょう。

これは、ぼくにとっては想定内の普通の会話で、このことで話をしてくれた人を心配して相談にのることはあっても、いじめたりするつもりはないことだろうと、と思いました。

 なにか世の中住みにくくなってきたなあと思うことが多い。

 さーて、今の職場も同様な気がします。話をできる人、そうでない人…。
 ぼくの判断で選んでいくだけなのでしょう。それがなによりも仕事スムーズにすすめるカギになってくるのではないかと思います。自分の気持ちをどれだけの人にわかってもらえるのか、これからの仕事に人生にとっては大事なことでしょう。それを、コミュニケーションという言葉でいうのでしょうか。ちょっと、そればかりではないように思えます。
 
 まあ、一ヵ月が終わって感じたことでした。


 今月も「今月の本棚」は休みます。なかなか、じっくり本を読んで感想まではいきませんでした。
 読んでいることは読んでいますが、まとめる能力がないのか…ね。それはそれで自分なりの…でいいのですが。ちなみに、今月読んだのは、車谷長吉さんの「四国八十八カ所感情巡礼」。手島静子さんの「104歳になって、わかったこと」の二冊でした。
 


 異動先での仕事もちょっとはなれてきた分、自分にゆとりがうまれて違うことを考えることも少しずつできるようになってきました。それが、仕事に直結するかどうかはやりながら考えていくことでしょう。
 それが大事だと思えます。焦らず。おごらず。怒らず、淡々と…をモットーにやっていくしかないようです。
 そして、一ヵ月に一度くらいは楽しい時間をつくる工夫が大事だと思います。それは、他人がつくってくれたり、自分が作ったりとしていくしかないようです。

 先週、友だちが体の不調を訴えて精密検査をしました。その後、話をきくとちょおと大病らしいことがわかって来週、再検査をして今後の対応をする…とのことでした。60歳です。けっして他人事ではないようなあ…。
 ぼくも同じような環境でいるのですし、変わらないなあ…と。

 今週はこの辺で失礼します。
一ヵ月、お疲れ様でした。
 読んでくれた人、ありがとうございました。


梅雨空を眺めて…

2015年06月21日 | Weblog


 こんにちは…
 梅雨空をながめる日が多くなってきました。
 この時期、いつでも、どこでも傘を持つ毎日が続いています。
 日本は「雨」について言葉がたくさんあるそうのです。
 どれだけ、知っているのでしょうか。

 さて、今週なんとも駆け足で「政治」が突きすすんでいきました。
 巷の状況は「あれよ…、あれよ…」と思うなか与党の強権政治があらわになった週でもあったように思えます。
 終わってみれば「そんなに急いでどこへ行くのか?」と危惧ばかり残った一週間でもありました。「気がつけば戦争の世の中に…」という状況が「戦前に似ている」という言葉を新聞のどこか読んだ気がします。

 ひとつの18歳以上に選挙権をもたせることができる「改正公職選挙法」が成立しました。
 いままで選挙での有権者は20歳以上となっていましたが、これからは18歳になるという法律です。少子高齢化の時代でもあり仕方がないのではと思います。もっと、若者の声を政治に反映させる…ということを考えれば大事なことです。まして、これから国を支える若者たちです。
 というものの、18歳にもっと現実を身につける教育がもっと大切になってくるのでしょう。教育現場では憲法の話や働くために必要な労働法の知識を持たせていくことが、今まで以上に大事になってくるのではないかと考えます。労働者と経営者はフェアな状態で仕事をつくっていくことをもっと教えることがあたりまえになってくる教育現場になっていくことが大事。ブラック企業ということが報道されていいる時代、自分が働くということがどんな法律で保護されているのか、あたりまえにいえる社会になることが大事だと思います。それで、判断するのは当事者であることを勉強する。さらに、なによりも大切なのは、人間としての尊厳を守ることを18歳有権者に教えることが急がれるのではないかと思えます。




 もう一つ「労働者派遣法改正案」が野党の反対のなか衆院厚生労働委員会で可決されました。結局、企業の意向にそったものになった形になって成立したという法案。今まで派遣社員は3年度が限度だったのが、その3年をなくし、人を替えさえすれば派遣社員を雇用しつづけることができるという法律です。
 これで、3年間派遣でがんばったきて人が正社員になる門戸を閉じた形になり、ますます派遣社員は正社員になれず、安い賃金で働かせることができるようになります。
 今まで派遣であっても3年以上の場合は正社員にする企業へのしばりがなくなったといことなのでしょう。
 不安定な派遣社員の解決はできなくなったということもいえると思います。
 ますます、働き、生きづらい労働環境ができかがったのではないかと思います。

 ※国会が審議機関が延長される予定です。延長される背景には「集団的自衛権行使」の安全法制配慮があるようです。憲法を擁護して平和に関して審議することには賛成なのですが、どうしても、無理やり法案を成立させたい思惑があるようです。



 6月に異動してもうすぐ1ヵ月たちます。
 早いものです…。最初はできるのかなあ、と思っていましたがどうにか1ヵ月がすぎていきます。時間の流れとともに仕事の流れもちょっとは覚えることもできたと思います。
 要は「習うより慣れろ…」ということがつくづく感じられる日々でもあります。と、同時に自分の私有物が狭い職場に置き去りになり増えてきたように思えます。いずれごみになってしまうので増やさにように注意していても私物が多くなっていくのもわかかります。定年ももうすぐ、と思うとなるべく増やさないようにいきたいと思っています。
 いまでは、一つの職場で、一つの仕事をワイワイ言いながらやっている時代が懐かしくなります。

 「一人で仕事を片づける…」とはいっても、結局「仕事は一人では完結しない」というように終わりません。ですから、自分のやる仕事は完璧にして次に廻すことが大事なのことだと思います。これが、できないと「仕事が仕事をつくる」という悪循環になり、次のひとが大きな負担になります。他人の仕事が滞ってしまうということになります。すると、「この仕事はだれがやった…」という苦情が延々とつづき、あげくの果てにはおおきなミスが起きてくる…ということになりかねます。

 今週、冊子類の「責了」を経験しました。数十ページの月刊誌でした。
 1ヵ月をかけて少しずつ作り上げていく仕事です。月刊誌といっても、月の半ばが翌月号になります。さすがに最終日になるとこの仕事だけで一日が終わっていきます。編集者たちも、電話をかけまわり、赤字せっせといれて、修正…確認…責了、となった一日でした。正直、最後は時間に追われていますので「こんなもんで」と妥協をして次週号が終わっていくのだと思います。そこには、他人の時間(印刷時間)のストレスのなかでの一日でした。終わったときは、目が痛くなってしました。
 まあ…こんなもんでしょう、と妥協して終わりました。
 大事なことは、今月の反省を自分なりにして翌月に工夫していけるようにしていくことでしょうねえ。

 という日々の繰り返し。
 そのなかで「一人」ということは、自分との仕事(他人)のはざまなのなかで、いかに自分に問いかけるものをいっぱいできるか、ということが大事だな思います。誰も、問いかけてくれない一人作業。
 「もし…、こうしたら」ということが大事なんだろうと思えます。誰も、問いをしてくれない日々、自分に問いかける日々がきっと大切なのでしょうね。
、そして、大切なことは「自分ができること、できないこと」を整理して理解することが大事なのだろう思えました。



 まだまだ働くてはいけない身です。できれば、平和で安心して働ける世の中がいいと思います。
 連日、デモや集会がある今は、その危機があるようにも見えます。
 あまり、社会のことを学校の授業でならったことはなくても、これだけ新聞に載るようになった「安保法制」国会は気になります…ね。

 今週はこの辺で失礼します。
 今週は先週よりちょっといい一週間であるといいと思います。
読んでくれた人、ありがとうございました。


梅雨にはじりました…

2015年06月14日 | Weblog


 こんにちは…
 少しずつ雨が多くなってきたかと思っていたら、今週関東地方も梅雨にはいったようです。
 毎日、傘はてばなせなくなってきました。
 季節は自然が主人公にってきました。でも、度がすぎてしまうのも困りものです。

 この時期、散歩道に咲く花はアジサイです。まだ見頃です。冬の間は枯れたような木々がこの時期になると生き返ったように美しい花を見せてくれています。

 カナダで女子サッカーワールドカップが始まりました。いまのところ、日本は、スイス、カメルーンに勝ちグループトップで決勝トーナメントに進めそうです。今回も、期待できそうです。
 今回のワールドカップは会場となるカナダでは、全スタジアムが人工芝だそうです。「サッカーで、大丈夫?」という疑問があります。天然芝に比べて、選手にかかる疲労は大きいそうです。ボールのスピードも遅く、選手もとまどっているように見えます。案の定、日本が初戦でのスイス戦では、安藤選手が相手ゴールキーパーと接触して「足の骨折」をしています。(骨折といえば、元巨人の桑田投手が、ファールボールを追いかけてボールに飛びついてフィールディングしたとき腕を骨折したことを思い出しました)。
 やはり、人口芝は選手生命を危うくさせる、最大の「敵」なのかもしれません。大会が終わるまで、あと何人の選手がこんな危険な目にあわせるのでしょうか…、それが心配です。



 さて今週は「労働者派遣法改正案」で国会審議でもめていました。
 首相みずから言う、「世界一企業が活躍しやすい国」とは…こういくことなのかもしれない法案でもあると思える。この国の労働者はいったいどこまでこき使われればいいのだろうと思った。

 いままでの法律だと製造業・一般事務などは、3年間間同じところで働けば、直接雇用を申し込むことで継続して仕事ができていた。今回の法律では、人を入れかえれば、正社員のすることもなくずーと派遣を雇用することができるというもの。問題のは、これまでの法律でいけば再雇用、さらには正規社員にもなれる道がひらけていたのにもかかわらず、改正案では3年間という期間も撤廃して、さらには人を替えて雇用することが自由にできるようになった。そのため、契約社員が正規社員になりたくても企業の都合で契約をとりやめることができる。そうなると、今まで、契約社員から正規社員になろうとがんばってきた労働者の雇用が不安定になるというこしろものだと思います。企業にとっては、派遣社員をできるだけ安い賃金で働かせたいわけですから、ありがたい改正案でしょうが、一方、労働者は使い捨て状態になりかねない…というもの。

 審議会では民主党と共産党が反対しています。
 両方とも反対はするものの、共闘して…とならないようにも見えます。これが、限界なのでしょうか。
 それでも「一強多弱」の国会。強行に審議を打ち切って成立させようとしています。
 「ブラックバイト」もいまだに野放し状態なか、さらに改正案が成立すれば、企業はますます「雇い止め」をして、気がつけば職場は派遣だらけになりこきつかわれる状態になるのではないかと思います。その雇用形態や職場の慣行的なものが削られ無法地帯になりかねません…。
 
 これほど、労働者をいいかげんにあつかう社会になってしまったのだろうと思います。いろいろな価値観の働き方とよくいわれますが、本当はそんなきれいごとよりほとんどの人は、日々安定した雇用形態があり、職場の人間関係のなかで人としての働き方をつくっていくのが労働なのではないかと思います。
 それが、ひとつの「安心」として結婚や旅行など本来もつべき「文化的な生活」をもつことなのでしょう。
 それが憲法が保障している「労働の義務」や「文化的な生活」なのではないかと思います。

…と思いますがどうなおでしょうか???





 ぼくが異動してから2週間が過ぎていきました。
 少しは慣れてきたのか、慣らされてきたのか一日が早く感じられるようになりました。
 それでも、個人窓口ですから一人対数人を日々相手にしての仕事です。これは、気づかれのほうが多いように思えます。それに、セキュリティーカードのめんどうくささに「これがここの常識かな…」と思っています。

 これまで職場では日々のできごとを話していたものが、いまは無言に終わる日々がけっこうあります。
 朝、出勤して一日の予定を見てできるだけ定時時間に終わらせるべく仕事に送っている。
 辞めていった友達もこうしてやってきたのだろうか…ふと思うことがある。そして、変わったのか…とも思う。

 ぼくの想像では「ちっとも変っていないなあ」と思う。肝心なことは、ただこの職場を穴埋めするだけの要員でよかったのだろうと思う。計画性ゼロにも見える。
 忙しいときはさすがに「お客様にご迷惑かけないように」ということで、本社を強引に使う日々でもある。これは至極当然なことだとあきらめている。

 だれが想像したのろうか。
 定年前のオジサンが「異動」ときけば、「体のいい肩たたき」にも思えないことにも思える。とはいっていつまでも、そんなことばかり考えてみたところで始まらないともいえる。
 そこで、ぼくにはぼくのやり方をつくっていくしかないようだ。
 ここにきて、2週間ようやく、腰がすわってきたように思う。わからないことは「わからない」と開き直ってきくようにする。難しいものは時間をとって解決するしかない。これは、人のやることだから仕方がない。
 それが僕の能力の限界…、ということになる。限界は限界で、だれがどう軽蔑しうようとも事実なのでそこからしか始まらない。

 最近は読む小説までも変わってきた。
 以前は、なんとなく文学だなーと思っていた作品。いまは、これは「夢物語」ではないかと思えるようになっていた。人間の本質がもっと作品に出てるものを読んでいるように思う。
 最近、よく手にする作家。車谷長吉さんの作品。人間がいつのまにか持っている「悪」を小説にしている。本人は「悪」ではないけれど、他人にはなんともいやらしい人を登場させる作品がいい。
 その人には「善意」であってもぼくにとっては「悪意」にも思えてしまうことが小説のように思える。これが「文学」のよさなのだろう。

 …とまあ、こんなところです。
 ただ、本社にいたときけっこう話せるお客もいて仕事のあいまを利用して話していた。あの、おにいちゃんはそうしてるのかなあ。ぼくの担当であった中小企業の新聞をつくっていた人はどうしているのかなあーなどと思うことがある。会う機会がなくなってしまったことは残念だなあ、と思う。



 今回は愚痴のオンパレードでした。
 なにか楽しいこともあるのでしょう。ただ、今はこんなことばかりです。
 来週は、ぼくの異動と新入社員の歓送迎会をやってくれるそうで楽しみですが…。

 サッカー女子ワールドカップの決勝トーナメント、今週から始まる男子のワールドカップの予選もも頑張ってほしい。
 体だけは気をつくていこうと。梅雨どきですから…。
 読んでくれた人、ありがとうございました。


6月が始まりました…

2015年06月07日 | Weblog


 こんにちは…。
 6月にはいりましたね。
 今年もあと半分ですねか。
 そろそろ梅雨が始まりますね…。最近は、「雨は仕方がない、暑いのは仕方がない、通勤の満員は仕方がない」と思うようになりました。むしろ、地震や火山の爆発による災害、原発事故による見えない放射能のこわさなどよりはよほどましなことではないかと思える最近です。(今日も北海道で地震がありました)

 渋谷に用事があり行って来ました。
 やあー、この町は一年中(ねんがらねんじゅう)工事をしていますね。それで、便利になったかたと思いきや、迷路のようで不便に思えますがね。
 特に、移動するのに各路線への乗り換えでは、以前より歩くようになりました。迷路のような地下を歩くことが多くなった思います。ますます、ビルは増えつつ、それが障害物のようで危険にさらされているような気がします。

 ものには「利用の仕方」があるのでしょうが、この駅の利用の方法を考える時どんなものがあるのかなあ…と。
 文化的施設や買い物に便利など、人それぞれの利用方法があるでしょう。ぼくにとっての渋谷は、鞄が壊れたときに修理にいくだけのための町でしょうか。それ以外は、なにもない町です。
 読者の皆様にとって渋谷はどんまちなのでしょうか。
 今でも、ガタガタ…と工事は続いていました。駅を降りて、見上げれば地上40~50階あたりからお茶を飲んでいる様子がビルの窓ガラスを通してみえました…。なんとも、あんな高いところにまで行ってお茶を飲まなくてもいいのに…ね。

 さて、今週は国会で「安保関連法案(戦争法案)」が審議されはじめました。政治に興味のない人でも、連日報道などでその行方はちょっと耳にすることでしょうか。
 そこでは、政府与党が「安保関連法案(戦争法案)」を成立させようとしていました。
 変だなと、光景は衆院憲法審議会で「集団的自衛権行使」について憲法学者3人を招へいして意見をきいたとき3人の学者が3人とも「違憲です」という判断であったということでした。なぜなら、順番がちがうということでしょうか。時の政権が勝手に憲法を無視して、それも憲法の顔でもある「憲法9条(戦争放棄)」を無視して武力で他国を支援するということに「違憲」ということを言ったのでした。

 前にもいいましたが「憲法」は国民が安心して時の権力者に政治を委ねるとき、政治家の暴走を防ぐための法律です。政治家(権力者)が自分たちの都合のいいように法律を決め、勝手に人々から乖離して一部の人たちのための政治にならないように監視して、ブレーキをかけるための法律なのです。それが、「立憲主義」ということだそうです。

 そう考えれば、憲法を無視して、自分たちの都合のいいように法案をつくり、その法案で憲法を解釈して帰るのはオカシイ、ということなのでしょう。
 もしも、勝手に癒合のいいように法案がつく出されてしまえば、後々、国民はその法律によって縛られる生活が待っています。縛られていい法案であればいいのですが、ことは武力で「敵」をつくりかねない社会になってしまう。それでは、過去に戦争で多くの犠牲はむくわれません。決して戦争のない国づくりのための憲法であるのですから。(まず入り口をどこにするかが大事なのでしょう。これでは、裏口からこっそりとというイメージです)。




『鞄』
ふるい鞄に「いま」を入れて歩き出そう
「なにかにきゅうくつだな…」感じたとき
鞄をおいて
横道を歩いてみよう
忘れてしまった記憶がが再びよみがえったら
古い鞄に「あした」を入れよう

鞄を軽くして
気がついたら
ぼくがいちばんお気にいりの
ものが鞄に入っていると、思えるぼくの鞄を持とう
いつか
消えていくものの思いを胸にしみこませながら




 「案ずるより産むがやすし」。いろいろ考えた50歳代後半のおじさんは思ったことです。
 はやいもので、仕事がはじまって一週間が過ぎていました。はじめはどうなるかと思っていたのですが、仕事が始めると悩んでばかりいられない状況でした。日々の仕事として入稿する現場では、時は止まってくれませんでした。一日のなんともお粗末な「引き継ぎ」でしたが役に立ちました。


 入稿から、現場への一連の流れがどうにか形になってきました(これもまだ未完成)。ものの移動は簡単なのですが、何事にもそれかかわる人がいます。ものごとを進めるために、その人を説得するのが何よりも大変でした。他人のわかるように説明するのはこれが難しいものです。

 物流の流れのように、一つの仕事の流れがまだまだお客とぼくとの間で説明不足と理解不足で日々、あせっているのが現実ですわ。

 仕事も少しずつ慣れてきて、余裕もできて、気がつけば「遠くに来たもんだ」という感じが自然にもてるようにできたらいいと思います。
 だれしも、最後の職場をもつことなのでしょう。それが、どこか、自分の日々の生活のなかでできてくるのかもしれません。誰も、それがわからなくていいのでしょう。自分のことですから。
 まだまだ、スタートラインに立っただけです。
 気張らず、焦らず、怒らずボチボチと動きはじめを楽しめたらと思います。今月は、ここでどうにか仕事の形を模索して作り上げていくしかないようです。


 今月、カナダでサッカー女子ワールドカップが始まります。前回のドイツ大会の覇者「なでしこジャパン」の活躍に注目したいと思います。前回、優勝はできたのか「奇跡」と思われないようなプレーが楽しみです。
 ぼくは、小さい体でフィールド駆け回っている日本選手のけなげさが好きです。すぐ、倒されてもまた立ち上がり、プレーを続ける姿がなでしこジャパンの強さの秘密だと思います。自分のハンディーをよく知っていて、それを克服すべくプレーが、今回も出ていればいいと思います。
 がんばれ!!

 今週からいよいよ、安保法制も本格化して様子です。デモあり、集会ありと…動きが活発化するのでしょうか。それにしても、「一強多弱」と言われてしまう野党のふんばりところでもあります。
 
 先週電車のなかで「2030年 世界はこう変わる」という本を読んでいる人を見かけました。
 2030年…15年先の予想を書いた本でしょうか。15年後、ぼくはもう働いていないでしょうね。定年退職して年金暮らしの日々でしょうか。(年金も120万件の個人データが流出などと問題を露呈しているのですが)本当に年金で生活できているのでしょうか?。

 いろいろあって、本当に暮らしていけるのだろうか…、というところが現実です。とくに、今の政権担当者にはその期待はもてそうにもありませんしね。
 では、いったいどうするのか。
 今日を悔いののこならないようにしていくしかありません。悔いの残らないという月並みな言葉ですが、ぼくはこの言葉が、今いちばん必要な時なのかもしれません。今日がなければ、明日もこないし、ね。

 本社の皆様はお元気でなのでしょうか…ね。なんせ竜宮城の「浦島太郎」のようですからね。
 まあ、人はいずれ一人になっていくのでしょうが、まだいっぱい話したいこともあったのに…。

 では、今週はこの辺で失礼します。
 読んでくれた人、ありがとうございました。