こんにちは…。
梅雨の晴れ間です。今日は暑い一日です。これまでの用事を一気にすませるためあちこち町を歩いてきました。
その一つ、3つくらい先の駅まで山の道具のストックの修理のため行ってきました。近くには神代植物園もあり、ついでに寄ってきました。いまはちょうどバラが最盛期…よ思いきや遅かったうようです。大部分が咲き終わっていました。深大寺の参道には、暑いせいもあってぱらぱらの人でした。
ぼくはこんな参道が気に入っています。お正月みたいに人ばかりの参道より、日常の一日の景色がいいですね。深大寺の参道はけっこう、時代劇のロケにも使われるそうです。そんな雰囲気が大好きな参道でした。
さて今週は、政府与党の若手議員でつくる勉強会での発言(「報道威圧」問題)がニュースになっていました。
新聞によると、安倍首相に近い自民党議員による勉強会「文化芸術懇話会」なるものが、沖縄のメディアに対して「新聞社をつぶす」内容の発言がありました。議員からは「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番。経団連などに働きかけてほしい」(朝日6月27日付)。また出席していた作家の百多尚樹氏は「沖縄の二つの新聞社は絶対につぶさなあかん」(同)。との発言が掲載されました。
これに対して新聞社は、言論の自由を封じ込める発言と反論しました。
まさに「権力の傲慢・横暴」の極致をみるような気がします。
今年、政府与党は、安保法制の成立をするために国会を延長しました。
国民の大部分が反対し、憲法学者が「集団的自衛権は違憲」といっているにもかかわらず強行でした。なぜ、そこまで政府は戦争への法案を急ぐのでしょうか。(今年の夏までに成立させると、米国に約束したからでしょうか)
これまでの発言、これからの発言を注意深く監視していくことが必要な気がしたニュースでした。
こんなことを見てみると、今、自民党は「浄化作用」というものがなくなっていて、首相が強引に引っ張るところに進んでいるのではないかと思えます。自民党のOB議員でさえ、集団的自衛権には危険な戦争になりかねないとの発言もあったほどです。にもかかわらず、現役議員ではないということで聞き流していました。なんとも、数の力というか、人間のわがままというか「そら恐ろしい」気がしました。
石川達三の「風にそよぐ葦」という作品を読んでみたくなりました。
※ちなみに共同通信社が20,21日実施した全国電話世論調査によると、安全保障関連法案が憲法に違反していると思うは56・7%、違反していると思わない29・2%でした。安保法案に反対は58・7%、賛成は27・8%でした。
6月も終わります。
はやいものです。今月初め、異動をしてから一か月が経ちました。
最初は出来るのだろうか…、と不安もありましたが「案じるより産むが易し」と思いやってきました。ふたを開けてはじまった仕事は遅いながらやれました。自分自身「これで、いいんだ…」と言い聞かせてやってきたのだろうと思う。きっと、これからもそう思いつつやっていくのだろう。
今週、本社の人がぼくの異動と新規採用の人との合同での「歓送迎会」をやってくれたので出席して来ました。世の中には、心優しいひともいるもので、そんな人のおかげで一カ月ぶりに一緒に仕事をしていた人たちと会うことができました。
漫才の好きな人、彼氏のできた人などその後元気でやっているのかを話しをていました。それを聞いていた他の人が「それって、個人のことを聞くなんてもしかしてセクハラになりますよ…」ときたのには驚きました。
そんなことを言われてぼくは、では、君は「仕事以外に話すことはない? そんな会話もない?」と言っていました。世の中住みにくくなりました。でも、結局のところ住みにくくしているのは「自分」もその原因の一つなのだということをわかってほしいものです…ね。
だいたい、親しくなるといろいろなことを話すことがあります。
その会話を他人が聞いて『セクハラ』とか『パワハラ』とかいうのもおかしな話です。そんなことをいっているから、会話での本当のところが出てこなくてうわっつらだけでになり、あげくの果てに「パワハラ」なんていわれるのだろうと思いますが…。会話をしている本人同士は、この人とはどこまで話していいか判断できます。
他人がどうの、こうのいうことではないのでしょう。
これは、ぼくにとっては想定内の普通の会話で、このことで話をしてくれた人を心配して相談にのることはあっても、いじめたりするつもりはないことだろうと、と思いました。
なにか世の中住みにくくなってきたなあと思うことが多い。
さーて、今の職場も同様な気がします。話をできる人、そうでない人…。
ぼくの判断で選んでいくだけなのでしょう。それがなによりも仕事スムーズにすすめるカギになってくるのではないかと思います。自分の気持ちをどれだけの人にわかってもらえるのか、これからの仕事に人生にとっては大事なことでしょう。それを、コミュニケーションという言葉でいうのでしょうか。ちょっと、そればかりではないように思えます。
まあ、一ヵ月が終わって感じたことでした。
今月も「今月の本棚」は休みます。なかなか、じっくり本を読んで感想まではいきませんでした。
読んでいることは読んでいますが、まとめる能力がないのか…ね。それはそれで自分なりの…でいいのですが。ちなみに、今月読んだのは、車谷長吉さんの「四国八十八カ所感情巡礼」。手島静子さんの「104歳になって、わかったこと」の二冊でした。
異動先での仕事もちょっとはなれてきた分、自分にゆとりがうまれて違うことを考えることも少しずつできるようになってきました。それが、仕事に直結するかどうかはやりながら考えていくことでしょう。
それが大事だと思えます。焦らず。おごらず。怒らず、淡々と…をモットーにやっていくしかないようです。
そして、一ヵ月に一度くらいは楽しい時間をつくる工夫が大事だと思います。それは、他人がつくってくれたり、自分が作ったりとしていくしかないようです。
先週、友だちが体の不調を訴えて精密検査をしました。その後、話をきくとちょおと大病らしいことがわかって来週、再検査をして今後の対応をする…とのことでした。60歳です。けっして他人事ではないようなあ…。
ぼくも同じような環境でいるのですし、変わらないなあ…と。
今週はこの辺で失礼します。
一ヵ月、お疲れ様でした。
読んでくれた人、ありがとうございました。