日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

一年間、ご愛読ありがとうございました。

2012年11月24日 | Weblog



 こんにちは……
 今日は、はやいもので今日は11月最後の日曜日。三連休のはざまです。
 楽しんで休日を送っていますか。
 わたしの方は相変わらずで、朝は多摩川の散歩と、図書館に寄ったり、神社に寄ったりとブラブラしています。

 連休中に山歩きを計画していましたが、天気がわるいためやめました。また、機会をみつけて行きたいと思います。山でホットケーキをやく予定でしたが、残念!

 さて、世の中は。
 選挙の公示(12月4日)も近づいたせいでしょうか、世の中が少しずつ政治的な発言が多くなってきました。
 衆議院の解散でいまや水面下では静かな権力闘争がはじまっていますね。

 昨日、バス停留所でバスを待っている時間に、某テレビ局のひとが「今回の選挙」についてアンケートをとっていました。私もそのアンケートに答えました。
 内容は「今回の選挙で首相にふさわしいのは誰。安倍か野田か」、「民主党の政治を評価しますか」「都知事にだれがいいですか」などのアンケートでした。

 新聞などを読んでいると少しずつ、各政党の代表の発言が報道されています。「自衛隊を国防軍」という名前にするという安倍代表。その背景には改憲があるのでしょう。これは、驚いた……。
 これは、ヤバイ!と思った。これだけで、私にとっての「安倍首相」はなくなった。
 かといって、民主党の「野田首相」。政権半ばで野党におしきられた解散。「増税と社会保障」がテーマだった。また、復興予算の使途についての疑問。あれや、これやで結局、自分の政治課題を野党とのかけひきによって解散してしまった。そこには、原発事故での避難生活者や雇用環境の整備もふっとんでいたように思う。結局、自分の政党のことだけが走りだしてしまったように思えた。

 混迷につぐ混迷……。政党が乱立する選挙。14党乱立だ。
 特徴的なのは、日本維新の会が太陽の党との統一が話題になっている。さすがに減税日本は維新の会とは、統一しなかったようだ。

 前回の選挙では「二大政党」が大きくクローズアップされた。アメリカの民主党と共和党みたいな関係だったのだろう。それはよかっただが、ふたをあけてみたらいまだに自分の財産を増やすための政治家が多い。鳩山前首相の資産問題から辞任。
 そして、いまだ尾をひいている小沢問題。あること、ないこと報道された。
 結局、民主党をとりまく状況はマスコミを中心に敵が多すぎたようだ。それでも、どうにか、政治がすすむかといえば、少数野党との連携がうまくいかなかった。あげくの果てに、解散まえの離党者がでてくる……。

 民主党が政権交代して3年間。やろうとしたことはわかるような気がする。
官僚支配から政治家主導の政治へ、安心して子育て教育ができる高校無償化など2009年度のマニフェストは、政治のありかたを少しずつ市民に近づけようとしていた気がする。そして、少数野党との連携を期待したが、難しかった。

 さてさて、今年はどうなるのか。
 政党がたくさん分裂くりかえした結果、多くなった。憲法を変える、というタカ派的な勇ましい発言もある。自衛隊を防衛軍という名前にして強化しようとしている。
 わたしは、そんな政党には絶対、投票しないと思う。少なくとも現憲法の下で育ってきた自分は、よくなるのであればいいが、悪くなるような方針には反対だからだ。さらには、原発問題、稼働を推進するのは止めて欲しいと思う。
 いまだに、地震の不安が消えないときに、原発稼働を推進する気がしれない。



 最後に、ラジオを聴いていたら、小説家の野坂昭如さんが今回の選挙の様子を「勇ましい発言が次からつぎへ出てくる……」まさに昔の大本営発表のようだ……と嘆いた。これは、まずいと思いました。

大本営  ※詳細はこちらでどうぞ。

PHOTO:日曜日、毎週つづけている多摩川散歩。途中で異様なマンション群に立ち止まりました。これは、今となっては「都会の常識」とでもいえるのでしょうか。隙間さえあれば、マンションを建ててしまいます。すぐ、うしろがこんな巨大な建築物があったら圧迫感を感じてしまいますよ。なにか、うしろの建物がまえの住宅をおどしているようにも見えます。これも「都会の常識」です。住んでいるひともきっと、こんな建て方までしなくても……と思っても、住むところを確保したいために購入してしまうのでしょう。「住めば都」。
建物がどうの、こうのではなく大事なことは住んでいる人との関係ではないかと思います。






 今年は通勤時間が多くなったせいで、電車のなかで本を読む時間があるようになった。これは、ありがた迷惑なことだと思っているのだが、現実、90分の通勤時間は、読書には貴重になったように思う。

 正直なところ、朝電車のなかで、自分のモチベーションをあげるための読書なのではなく、会社の事以外に世間の人間様はどう考えて生きているのだろうか…という気持ちで読んでいた。そして、この時間くらいは、仕事のことを忘れて、私自身に帰ろうと思っているかもしれない。

 さて、今月はこの「読書」について考えてみた。毎日、少しずつ読んでいることについて、もっと楽しい読書をしたものだと思い、何冊の本を読んでみた。

    

◎僕はいかにして指揮者のなったのか/佐渡裕/新潮文庫

【内容】


「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になる」?小学校の卒業文集に書いた夢を、佐渡裕はついに現実のものとする。指揮者としての正式な教育を受けていない自称「音楽界の雑草」が、なぜ巨匠バーンスタインに可愛がられることになったのか。「ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや!」という師の言葉を胸に、世界中の名門オーケストラで指揮棒を振る男の人生讃歌。(抜粋)

佐渡 裕
1961(昭和36)年生れ。京都市立芸術大学音楽学科卒業。’87年の「タングルウッド音楽祭」で小澤征爾とレナード・バーンスタインに才能を認められ、バーンスタイン「最後の愛弟子」となる。’89(平成元)年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、翌年デビュー。以後、欧州各地の名門オーケストラを指揮。国内では2005年より兵庫県立芸術文化センター芸術監督、’08年より「題名のない音楽会」の司会も務める。’11年5月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会へのデビューが予定されている


・指揮者の限らないかもしれないが、師弟というのは、弟子が師匠に助けを求めるものではないし、師匠もまた手を差し延べて弟子を助けるられるものではない(p109)

・何かにこだわったり執着したりすることにより、常に、昨日までの自分、それまでの自分の枠を取り外すことができるかどうか考えて行動するのが大切なのではないかと思うのだ(p132)


【感想】

 最近、これおほど自分の仕事に執着してやっているか思えば疑問である。
 だいたい、楽しくない。入社してときはどんなだったかな……と思いました。今の仕事について、ゆっくり話す機会もないなかで、日々、ノルマに終われているような気がした。そんななかで、楽しくなんて、程遠いという感想でした。

 この本を読んで、そういえばクラシック音楽を聴く時間もなくなった。以前は、年に2~3回はいっていたのが……。それだけ、人的に、経済的に厳しくなったということだろうと思えた一冊。
 これからも、そう思いつつ、また仕事をはじめるしかないように思えた。

◎独学でよかった/佐藤忠男/チクマ秀版社


佐藤 忠男(サトウ タダオ)
1930年新潟県生まれ。国鉄(いまのJR)職員、電信電話公社(いまのNTT)員、「映画評論」「思想の科学」編集長を経てフリーに。映画評論を中心に幅広い評論活動を続ける。映画評論家。日本映画学校校長。紫綬褒章、韓国文化勲章ほか受賞多数。著書は百冊以上を数える(抜粋)



【感想】

 好きなことがあるって…大切なことです。それを、仕事にできてしまうことは、もっと大切なことです。
 「独学でよかった」は自分の好きな映画の仕事にへこたれず、独学で自分の持論をもつまでの話しでした。大事なことは、わからないことを好奇心をもって調べること……。そんな毎日が楽しい。

 やっぱり「夢をあきらめない人はすごい」と思います。それも成功した人はごく一部であれ、すごい!。

◎「本当こと」を伝えない日本の新聞/マーティン・ファクラー/双葉新書

【内容】

 3・11、そして福島第一原発事故を経て、日本人は新聞の限界を知った??。
なぜ日本の新聞は国民が知りたい事実を伝えず、「権力者の代弁」ばかりをたれ流すような報道に終始するのか。日本取材歴12年の米国人ジャーナリストが明らかにする「国民総新聞不信」の真実!
新聞は誰のためにあるのか??この当たり前の問いに対し、はたして日本の新聞は胸を張って答えを出せるだろうか。「社会の木鐸」と例えられ、権力を監視し、市民社会をより良きものにするために存在するはずの新聞。
だが、福島第一原発事故をめぐる報道では、当局の発表をそのまま報じる「記者クラブメディア」の限界を国民の前に自ら晒すことになった。著者のマーティン・ファクラーはそんな「発表報道」に背を向け、東北の被災地を自分の足で回り、地元の人々や行政機関の窮状や奮闘を全世界に向けて発し続けた。単身乗り込んだ南相馬市役所では、原発事故により記者クラブにいるはずの記者はみなすでに退避していた。桜井勝延市長は、著者にこう訴えた。
「日本のジャーナリズムは全然駄目ですよ! 彼らはみんな逃げてしまった!」(本書p42より)
 著者は12年間にわたり日本を取材し続けている。この国において、アウトサイダーと自覚するからこそ見えた、日本の新聞が抱える「ジャーナリズムの欠落」という根源的な問題。そのための議論を起こすために、あえて実体験に基づいた厳しい指摘をいくつもしている。同時に、志をもって働く日本人ジャーナリストたちと、3・11から立ち上がりつつある第二の故郷・日本にエールを送る。


つづく……



落ち葉

一年の空気を全部吸い込んだ葉っぱが落ちていく
ある葉は虫にかじられ
ある葉は強風に吹かれ成長半ばで落ちていった
であるが、落ち葉は最後の一枚になるまで
その消息を木々に知らせて落ちていった……

木枯らしは落ち葉の上にも
今日の空気でなでていった
「お疲れ」といっているようで
「さようなら」と別れているようで
寂しい冬がやってきた






※一年間、ご愛読ありがとうございました。
はやいもので、もうひと月たらずで今年モおわりです。
この、一年はどうでしたか……

 私にとっての今年は、体に仕事に異変がおきた年でもありました。家族にとっても、老人になりつつある夫婦のこれからが、問われるた年でもあるのでしょう。これまでの経験をいかして、まあ、のんびりいきたいと思っています。「無理せず、焦らず、怒らず」がモットーですから。

 反省するところが多すぎて、落ち着いたらまた、ブログを更新しつつ述べてみたいと思います。一年間ありがとうございました。

12月は、「豚の生活」が始まります。働いて、食べて、寝て、食べて……の繰り返しです。というわで、12月は1ヵ月間、ブログを休みます。ご了承ください。読者の皆様も体調をくずさないよう、寒い日には注意してください。

 ながいようで、短い一年でした。いろいろありました……。

*読んでくださった方、ありがとうございました。














寒さが身にしみる季節です…

2012年11月18日 | Weblog


 こんにちは
 毎日、朝が寒くて起きるのもつらい日々になってきました。
 わが家でもストーブが、手ぶくろ、マフラーと暖を求める季節となってきました。快晴の日には、通勤電車のなか、遠くの見える富士山も頂上は雪化粧をしていました。この寒さが、とうとうきてしまいましたね……。およそ半年間くらい憂鬱な日々が続きます。自然が与える試練みたいな季節でしょうかね。

 さて、とうとう衆議院も解散をしました。なんとも、民主党と自民党の声のかけあいであっという間に「解散」で、けっきょく自分たちの都合で解散をきまたようなところがみえました。そのかわりに、自分たちのだした法案に妥協してくれ……みたいな、なんとも国会議員らしくない党首討論の様子がありました。まさに、二つの政党のエゴ剥き出しの解散をかけた「泥試合」の様子でした。
 みなさんにはどんな風につくったのでしょうか。

 私の今後の予想は、だれもが思うようなことで、民主党は大敗し、自民党もやっと民主党にならび、政権を左右をするのは、おそらく第3極といわれている政党がその中にはいってどうにか政権を奪取するシナリオが考えられます。いずれにせよ、民主党はこれまでよりも議席数はへるのはあきらかな気がします。とは、いっても3年前、民主党の登場は期待をしたものです。

 私は、いまとなっては、注目したいのは、これまで国民のために少数野党でがんばってきた社民党や共産党などのがんばりです。
 なんんといっても政治では老舗です。これまで、少数とはいえ、長い歴史のなかで残って政治を実行した政党です。議席数はさくなとも、それなりの政治理念はしっかりしているのだと思います。議員が増えれば、ほんとうに国民のために行動するのではにかと思います。脱原発へむけてさらにがんばって欲しい政党です。

 一方、第3極といわれている政党には危惧を感じます。憲法をかえる人、労働組合への内部干渉までするような人……と、人気にのって流れのなかで伸びようとしている勢力に非常に不安を覚えるところです。
 まさに、時代閉塞の時代、一瞬、明るい方向へむかっているような政治で、実はとんでもない方向へいくような政治のような気がします。

 いまこそ「政治」について考える冬となるのでしょう。
 途中政権を投げ出してしまった「安倍政権」にもどるのはごめんですからね。ここは冷静に考えてみてはいかがでしょうか……。
 最近、アメリカで大統領戦況が全米で展開されました。経済の共和党のロムニーか社会福祉の民主党のオバマかでいっきうちの選挙でした。結局、アメリカ国民が選んだのは目先の経済優先のロムニー候補ではなく、きびしい経済のなかでも弱者を救済する政治のオバマ候補が勝ちました。わたし個人としては、これは、本当の政治のあり方の国民中心の選挙であった思いました。

 政治は弱者のためにあるのであって、その厳しいなかでこそ真実をさがすことが政治だと思います。今より、来年、来年よりさらに何十年さきの未来を考えるのが政治だと思うからです。
 日本でも、福島第一原発事故で多くの避難民がいまだに地元に帰れず避難先での厳しい生活にあります。さらには、原発事故を終わらせるために作業を続ける原発作業者の労働条件も最悪の状態だと報道されています。
 そして、今後、同じような事故は原発があるかぎり、起こりうるとういうことが確認された時代だこそ、ブームではなく国民への政策をちゃんとやろうとしている政党にに一票をいれる意味で大事な冬だと思います。

 私は、安全・安心できる環境ができる社会があればいいと思います。日々の生活をささえるそこそこの生活があり、楽しく送れる日々があればいいのではないかと思います。昨年の大震災や原発事故の経験を思えばこそ、とくにそう思えるのです。まだ、その「不安」は消えていないし、そう思うと生活の安心・安全という日々の生活が政治の基本ではないかと考えますが……。

PHOTO:今日は多摩川散歩ではなく、うらの某都立公園に行ってきました。以外と近すぎると、寄らないもので久しぶりにきました。この公園歩いて一周すると50分くらいかかるけっこう大きな公園です。昔は子供をつれて家族で遊びに来ましたが、現在では通勤電車から毎朝眺めるだけになっていました。朝、なにげなく眺めていたら公園の紅葉がきれいだったので来てみました。この紅葉、これから寒くなるようなシグナルを人間に送っているようにも思えます。「これから…寒くなるよ。その前にプレンゼント……」ということなのでしょうか。だれれにでも、この時期、ここに来れば与えてくれるプレゼント……でしょうか。



 今月もあとわずか……。
 勤め先が今年2月移転して、日々通勤時間に四苦八苦して、さらに残業が多くなっている日々が続く……。
 そんななか、「衆議院解散」という言葉が飛び込んできた。よくよく真意をみればこの解散なんとも与党の民主党と野党の自民党の意地のはりあいという軽いのりで決まった感じがした。

 これを俗にいう「遺言政治」だという記事を新聞で読んだときは、一方で大事な政治が「国民から離れていくのは政治家の責任だ……」と考えてしまった。政治家にとっては、考えた末の決断となるのだが、国民にとってはそんな決断よりまっと大事な生活の政治をやってくれと思う。

 まあ、最後は誰しも自分の名を後世の残しておきたいと思うのだろう。それが政治家ならなおさらなのだろう。なりふりかまわず、みんなのためにやっているようで実が自分が大事なんだと……。政治かも人の子、そう考えたのだろう。まして、究極の選択がせまられた場合、やっぱり自分の利益なのだろうか。自民党の安倍政権もさうだった。けっきょく、国民のことより自分の都合を優先させたように思えた政治だった。そんなことなら、その費用の税金は無だったように思える。
 それこそ「もったいない!」なんだろう。

 とはいうものの、選挙が始まれば宣伝費用が仕事になり、利益を得るのは会社としては歓迎したいところかもしれない。でも、今ひとつ元気になれない理由があるのも事実だ。
 これで、残業が増え、いったいどれだけやったら終わるんだろうと思う日々があるかもしれない……。まして、12月。一年でいちばん忙しい1か月もある。それさえも四苦八苦しているところなのに……。

 これが印刷屋の宿命なのだろうかとあきらめるしかないのか……。
 まあ、体を壊すほど仕事をするというのは避けたいところだ。体まで壊すほどの仕事はすでに仕事の域をこえている。
 いまは開き直ってやるしかないように思う。現実、無理なものは無理なのだから。無理をよりとおせばいいものではない。まして、丸投げ状態のなかではそれも強く考えるようにしたい。

 とまあ、現段階である。
 それにしても、楽な仕事なのではない。それはわかっているのだが、生活が壊れるほどの仕事は、それは仕事のする人間がいなくなっていまう。仕事の代えはいくらでもいるが、私という人間の代えはいないのだから……ね。

 さてさて、選挙はいったいどうなることか。そう思うと、「たかが一票、されど一票」大事にしたいものだ。これが、自分の意思表示できる唯一の場でもあるのだから。




 今月もあとわずか。
 年末にむけて頑張るしかないようだ。それもホドホドにだろう。
 かぜなどひかぬようにしたいものだ……。
 ゆっくり歩くように毎日、いきたいものです。焦らず、威張らず、怒らず……をモットーに来週もがんばってみようと思います。
 そして、今年最後の連休(23~25日)にはまた、のんびり山歩きができればいいと思います。




◎お知らせ
 12月は仕事の都合(休日出勤など)で1ヵ月間ブログは休みます。また、新年のなったら更新しますのでご了承ください。


*読んでくださった方、ありがとうございました。
 


今年モあとわずかです……

2012年11月11日 | Weblog


 こんにちは……
 はやいもので「今年も…」という挨拶をするようになってきました。通勤電車のなかでは、少しずつ、厚着をした人たちの姿を多くみるようになりました。
 暑かった夏の面影はもう忘れて、すっかり寒さをしのぐための日々が始まっています。わが家でも、ストーブが姿を現しましたし、灯油を売る車が「月の砂漠」のメロディーにのって走っています。
 職場では、忘年会の幹事たちの企画会議がはじまっています。(忘年会は会社用と個人用がありますね)
 まあ、職場用は義理で参加するくらいで、面白いと思っているのは一部の上司の方々だけでしょうが……ね。

 さて、休日を利用して前回紹介した受賞作品靴の展示会に銀座までいってきました、いろいろと、趣向はありますが結局は、靴をはいてみて、快適でおしゃれなな靴がいちばんいいのです。さらには、頑丈で、はけばはくほど、足にしっくりして、また、はきたいと思い、磨いてあげたくなる靴がいいのです……。

 と思いますが、さすがに受賞した作品はそんな靴でした。
 展示会でみた靴は、作った人の丹精なもづくりの姿勢がみえたような気がしました。やはり、作った人の様子がうかがえるものっていうのは、いいものなのでしょう。日々、靴をはくといって買うのとき、こんな立派なもの買わないでしょう。いい靴は値段も高いです。

 靴を買う側も、それなりの態度が必要な気がしました。私であれば、日々の小遣いをちょっとずつためて、一年がかりでやっと手にいれる……ことになるでしょう。でも、それも、ありでしょう。それが、いいものに向かう側の態度でしょうか。それが、礼儀かもしれません。

 さて世間では、庶民の生活切り詰めの毎日のなかで、「国の借金983兆円。国民一人あたり771万円負担……」という記事がありました。これはすごい……。減ることがない借金。政治がこんなふうにやっていることに不満がある一方で、減らす政治がないのか?という疑問もあります。
 まあ、今の政治家が払うわけではなく、払いきるのは次世代の国民か?と思っているのでしょうか。驚きの数字です。

 最近よく聞くことば「解散」…。
 これは国会の解散でしょう。しかし、「一票の格差」「原発の対応」が全然できていないのにもかかわらず、なんとも自分勝手ないいぐさか……。

PHOTO:銀座に行った帰りに、改装したという東京駅によってきました。ここも東京スカイツリーと同様でまだ、混雑していました。あつまれば、みんな手にカメラをもって写真をとっていました。
 私が子供のころは京都修学旅行へ行くにも、ここから新幹線にのっての旅行でした。ちょうど秋の京都修学旅行。紅葉のきれいな季節。なつしいです。東京駅といえば、松本清張の「点と線」という小説の重要な部分にもなった舞台でもあります。昔の人にとっては、上野駅とならんで、人生の悲喜こもごもを飾った駅でもあります……。




冬の青い空を眺めていた
「地球は青かった」という言葉を思い出した
宇宙という言葉からみれば
地球も一つの星となり
重力に引っ張られながら生きている

そこで
誰かの引力に引きつかれて
息をしている
私の足のうらには
惑星の誰かの足

たちすくんで生きているのだ
ひっぱられることになれてしまったせいか
わたしという引力がなくなっている

でも
わたしという引力はだれかを引っ張っているのだ
それを気づかされない
ものがありすぎるだけなのだな思う



 最近、本といえば小説が主流になっている。いちばん大事だと思うが「仕事」の本は敬遠されているの正直な反応だろう。
 入社したてのころは、けっこう勉強(?)もしていたのですが、今では覚えることが山ほどあるように思えるこのごろです。
 なにもかもがデジタルになり、スイッチ一つおせばうまくいく作業が多くなって、はためには「超便利」の声もきく反面、これはちょっと恐ろしいことだと…、思った瞬間、スイッチに指がいかなくなることを覚えます。

 「本当にこれでいいの?」と若い人に聞いて、確認して押すということも、ままあります。だから勉強……なのでしょうが。
 これは、操作で勉強するほどではあるまいと、一方で、たかをくくっている私がいます。いくら、たくさんこんなことを覚えてもキリがないなあ……とも思います。それにしても「神経」がつかれるものです。デジタルは……。

 私が思うには、本当に専門的なことは「専門家」にまかせるべきで、老人が教えるべきは、その仕事の意味なのではないかと思いますが……。
 なぜ、その仕事をしているの?。なぜ、働くの……。

 まあ、えらそうにいったところで、その場をうまく乗り切る技術は必要なのでしょう。今日も、若者に教えをこうて頑張っていくる始末です。

 だから、勉強でしょうか。自分の仕事に対する勉強でしょうか。
 いまだに、答えが見つからず、日々、試行錯誤の毎日が続きます。覚えたことが、すぐ古くなるデジタル時代に、正直、いまだなれずにいるこのごろですが。
 みなさんは、いかががものでしょうか……………??



 そろそろインフルエンザの予防接種の注射を!と友達がいっておりました。昨年でしたか、インフルエンザが猛威をふるって多くの学校が休校になったりしました。今年は、どんな寒さがきて、どんなインフルエンザが猛威をふるうのか、戦々恐々としている次第です。
 まあ、栄養と睡眠を十分とって生活するしかない、ということくらいしかないのですが……。
 ではまた来週。

 *読んでくださった方、ありがとうございました。


寒さがきびしくなってきました……

2012年11月04日 | Weblog


こんにちは。
11月になり、さすがに寒くなりました。休日の朝も、早起きもすこしおっくうのなってきました。早起きが、つらい寒さになってきました。疲れた体で無理をするとカゼをひいてしまいます。
 この時期は、無理をせず、寒さとうまくつきあっていく「冬時間」を自分につくっていくことが大事な季節なのかもしれません。せめて、休日の日くらいは、自分時間をゆっくり楽しみたいものです。

 さて、プロ野球日本シリーズは巨人が4勝2敗で、ニッポンハムファイターズに勝ち優勝しました。残念……。今年は、原監督もスキャンダルでもめて、どうなることかとかと思っていましたが、この優勝で払拭されてしまうのではないでしょうか。MVPは阿部選手でしょうか。
 今年の日本シリーズは職場に熱烈な巨人ファンがいて、応援している姿が涙ぐましいほどで、ついこちらも巨人への応援というよりも、そのファンを応戦しているような日々でした。日本シリーズの最終戦も、もちろん立ち見でいっていたということです。昨夜は、さすがに一年間の応援の総集編……美酒によったことでしょう。
 おめでとうございます。

 3日(土)の日には文化の日、日本中で「文化勲章」を受章された人が新聞に掲載されました。身近な歌手、漫画家に受賞は身近な人が選ばれて、納得していました。
 まあ、これまでの努力が報われた結果としての「文化勲章」ですから、たいしたものです。私の生活からは永遠にない「受賞」でしよう。
 「受賞」される人はすべて「挑戦者」であることでしょう。本人は受賞されるためにやっているわけもなかったのでしょう。たまたま、時代の風潮にのっ、自分の仕事が社会への挑戦で、努力した結果が受賞されたにすぎないのでしょう。

 日々のチャレンジの結果としての受賞でしょう。
 そう思うと日々、自分で考えチャレンジしていることがあるかな?と思いました。すくなくとも、私はないですね……。
 だれに褒められるわけでもなく、自分が納得できるもの…?やっているのでしょうか。

 縁もゆかりもないと思っていたら11月3日はレザーの日だそうで、身内がこの日、Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2012」表彰式を11月03日(土・祝)、東京 原宿クエストホールにいっていました。
 ええ……。すごいことですね……。感心してしまいました。これも、日々の努力の結果でしょうね。
 「努力をしても、おおよそが報われない。でも、努力を続けなければ結果もない」でしょうだと……。

Japan Leather Award 2012  ※詳細はこちらでどうぞ。

PHOTO:つくずく、寒くなってきたことを体で感じる季節になってきました。でも、公園では元気に子供たちが走り回っていました。寒さに負けるな「北風小僧のカンタロー」という唄を思いだしました。「子供は風の子」というように、元気な姿は老人を勇気づけてくれます。子供の元気な姿をあちこちで見かけたりすると、うれしくなります。みかけるのは、小学生低学年までか……ね。高学年になると塾通いがはじまり、通勤帰りの電車のなかで見かけたりもします。「なんや、これは?」と思う、私は昔の人なのでしょうか。子供は夜、両親と一緒に夕飯を食べている光景しかうかびません。とは、いっても大人もまともに夕飯を一緒にできなくなっているのだから仕方のないことなのでしょうか……ね。




◎削減求める共和党の偏見(11/3/朝日/クルーグマンコラム)

 共和党のロムニー大統領候補が当選したら何をするつもりなのか。税法上のどの抜け穴をふさいで5兆ドルの減税を埋め合わせするつもりなのか、口を閉ざしている。彼の経済「プラン」の中身は空っぽだ。


◎他は後日記述いたします。





 今回。日々の生活をしていて、何にもチャレンジしていなければ何も得ることがないことに気がついた。
 誰に褒めれるわけでもなく、怒られるわけでもない。自分自身、日々仕事以外は何にもやっていない日々が続く……なあ。

 11月3日文化の日……多くの文化勲章者が受章されていた。
 彼らはきっと日々、仕事を通じてチャレンジすることがあるのだろうなあ、と思う。その結果が受賞式なのだろう。
 そういえば、誰かを褒める生活がないなあ……ということに気がつく。自分もないし、他人に関しては皆無だろう。

 でも、結果がどうあれ、自分の趣味であれ、仕事であれチャレンジしていることがあることは大事なことだ思えた。それが、世間に求められなくても自分で納得して「がんばった」と思えるものがあることがだいじなんだな…と、いうこと。
 そして、小さな仲間の集まりのなかでもそれが認めてあげる人たちがいることがもっと大事ことだろうと思えた。
 今回、日本シリーズで巨人のホーム試合で60試合以上見に行ったM君をみていてつくずく思えてきた。これは、これですごいことだろう。なんせ、仕事のあいまをくぐり、時間をつくってさらにはチケットとり、ナイターでの延長では最後まで応援して帰る。

 彼にとっては今回の日本シリーズは、今年の集大成だったにちがいないのだ。そして、やっと一年間、応援してきてよかったと思えた瞬間だったろう。
 ……と、思うと彼こそ今回の受賞にふさわしい身近な人だろう。名前は「監督のスキャンダルにもめげず巨人を信じきった賞」という名前でもいい。
 大きな賞は世間の励みにもなるのかもしれない。でも、全然関係ないようにも思えることが多い。むしろ、今回は身近ながんばった人の方がわかりやすい。そう思えたら、自分もなにか燃えた一年だったかな……と励みにもなる。そんながんばっている人を身近につくっておくことも、誰にとっても大事なこと……でしょう。
 そう思いませんか???。

 今年も、残り2か月。何かやったーといえることに「○○賞」とつけられるものがあるのだろうか思った一日だった。



追伸:日々の生活で自分のやっていることが、なんの役にたっているのだろうかと反省する11月でもあるのだろう……か。
今年、二度目のマンションの理事を引き受けました。一年おきの持ち回りですので、いやでもやるのであきらめています。無事、来期をむかえることができることを願いつつ、引き受けました。
 それは、また来週……お疲れ様。

*読んでくださった方、ありがとうございました。