２０１５年を終えて

　こんにちは。
　たいへんご無沙汰していました。
　12月はせわしなく送っていましたか。

　やっと今月も終わりですね。
　
　さて、それぞれの生活の中で、2015年という年はどんな年であったのでしょうか。
　
　なにはともあれ、今月もわずかです。毎年、送ってきた「繁忙期」もすでに峠を越えて、下り坂にはいりました。私としては、今年、異動もあって新しい職場での師走はどうなるのか、といことがいちばんの不安材料でもありましたが、どうにか、周囲の協力もあり無事乗り越えることができてホッとしているところです。
　
　そんな中、私の身の回りの人たちが大病をしたり、最悪なのは亡くなったりと、なんとはなく考えていた生命の終焉ということが身近に感じた年でもありました。それもそのはずで、もう生きている年齢よりも、死にむかっているン年数の方が近くなっていたということを実感できる齢でもあるのでしょう。
　今年一年、どうにかおくることができました。

『年の瀬に』
捨て去るものが多くて
きょうもなにか捨てていた
それが、何だったのか
眠る前に思い出しては忘れていく
翌日、一日がはじまると
捨てるものを一生懸命見つめては
思案し、けっかとして今日も捨てていく

ひろうものはそれに比べたら少なくて
日々の仕事に埋没している
けっして財布は落ちていない
ポケットのなかの小銭で新聞を買う
捨てさられていく話から
今日も拾うものをさがしている

今日は大晦日
ゆく年、くる年
いつも一日から始まって
一年の末をめざす