日々徒然に

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花見は終わりましたか…

2016年04月10日 | Weblog


 こんにちは…。
 桜の花見も終盤になってきましたねえ。
 天候も不順な一週間でしたが、花をみる時間が多くもてた休日でもありました。この時期は桜の花ばかりではなくたくさん名前も知らない草花もいっせいに咲いていました。
 みなさんは花見などはできましたでしょうか。

 ぼくの方は、今年は残念なことに恒例の「花見」は出来ませんでした。毎年、近所の某公園で職場の人と一緒に花を肴に愚痴をいったりしながらのんびり楽しんでいました。今年はぼくの異動もあり、職場も離れているからでしょうか中止にしました(一人がインフルエンザに罹ったこともありましたがね)。とても残念です。
 でも、休日は用事がない限り、それなりに桜を見にあちこちと散歩ができたました。今年はどこも見事に咲く時期を選んでくらたかのように咲いてくれました。以前には、「桜まつり」の時期には咲かず、咲き終わっていあたりと、休日と先ごろがなかなか合わずにいる年もありました。今年はばっちりだったように見えます。
 今年の花はいつもより、ピンク色が濃かった思えた桜でした。

 さて、今週はどんなことがおきたのでしょうか。入社・入学シーズンでもありました。通勤電車には、フレッシュな新規採用社員の姿も多く見かけた週でもありました。
 スポーツ界ではでは、バトミントン賭博あり、水泳のリオ五輪出場枠を決めた大会でもありました。
 また、原発再稼働(川内原発再稼働)反対の訴訟の判決がでた週でもありました。そんななかで印象に残ったものにスポットをあててみました。

◆1 井の頭自然文化園・象のはな子の周辺(4/4/東京)
井の頭自然文化園の象のはな子が日本の最高齢の象だそうです
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 象のはな子は今も元気に動物園でがんばっています。
 20年以上前、私が住んでいた武蔵野市だったのでよく子どもをつれて毎週通った動物園でもあります。あれからもう30年以上もたっています。ということは、その前からいたわけだす。象の寿命は相当なものです。寿命もすごいと思いますが、動物園でそれ以上長くいたことにはおどろきます。よほど、飼育員の方がたの苦労があったのではないのでしょうか。

 井の頭自然文化園には、水族館もありそちらぬも子どもとよく行きました。動物園と言っても、象のはな子のほかに、モルモット、ふくろう、アナグマ、うさぎ、やぎなど家畜もいました。小さな動物は触れるので子どもにとっては楽しかったのではないかと思います。さらに、中には乗り物コーナー(今はあるのでしょうか)もありましました。都会にいると、動物と触れ合う機会が少ないな中、とてもありがたい動物園でした。道路をはさんで、水族館もありました。淡水魚が飼育されていました。こちらもよかったです。
 帰りには、山本有三館で本もかりることもできました。当時、入館は無料でした(今は有料になっているのでしょうか)。

 今回、井の頭自然文化園が話題になったのは、外国人のジャーナリストが同公園の象のはな子をみてあまりにもかわいそうという記事をブログで更新してからでしたね。そんな中、動物園の方もいろいろと考慮していたそうです。高年齢のはな子を移動させるには大変なストレスをつくってしまうように思えますが。
 



◆2 高校生の政治活動「届け出制」もする?(4/5/東京)
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 投票年齢が18歳以上からとなって、高校生でも選挙権をもつことになりました。自分の考えにそって立候補した政治家に投票できるということ。
 でも、ほんとうにその政治家の言っていることが口先だけでなく、実行しようしているのか見極める材料として政治行動に参加するのも一つの方法でしょう。それが、いいのか悪いのかを判断するのはそれからでもいいと思います。投票するのは自分であるのですから。
 自分から判断して投票することが大事で、その前で「届出制」にしてだれが判断するのでしょうか。けっきょく、「届出制」にするなかには、行動しようとする人の学校体質がみえかくれしているようにも思えます。
 「問題をおこしては困る」というのは一方的な思惑。問題は多すぎて困るくらいです。問題があれば、それを修復するのも大事なことなのでしょう。そんなことはしょっちゅうありますがね…。ない方が不思議なくらいです。それでも投票する行動は大事ではないのでしょうか。

※ちなみにこんな政治課題があります(東京新聞・4月6日版より)
①奨学金(大学や専門学校に通う学生がお金の心配をせず学べるよう支援する制度
 日本の場合は「給付型」(返済の必要がない)、「貸与型」(返済が必要)の2種類に分類されます。日本の場合は基本的に「貸与型」です。
 いま、日本の学生の4割が文部科学相の管轄する日本学生支援機構の奨学金を利用しています。(2015年度利用者は134万人)。労働者福祉協議会(東京)が15年7~8月、学生時代に奨学金を借りていた34歳の以下の働く男女にアンケートをとったところ「奨学金は結婚に影響している」と答えた人が3割以上、非正規労働者などで収入が不安定で額も限られる若者たちには重荷になっている。野党は先進国ほど「給付型」奨学金を導入し、大学の授業料を無償化も進めていると指摘。これを受けて文科省の有識者会議は卒業後の給料に応じて、月々の返済額を決める「所得連動返済」の制度をまとめました。

②ブラック企業(「ブラック企業とは、働く人がひどい扱いを受け、何のために働いているのか分からないなどの絶望感を持つ会社のこと」
 働いても「残業代が出ない」「研修と称して社訓を大声で読まされた」など、2015年9月の厚生労働省の電話相談には1日で1000件以上が寄せられた。
 人件費を安くする短期間の雇用の非正規雇用が増えた結果、「終身雇用」は減り、不安定な雇用形態がうまれました。非正規の割合は労働者の4割近くになりました。若者は正規社員なろうと必死で、会社の扱いが悪くても我慢しがちです。
 ブラック企業の批判が高まり、15年に国会で青少年の雇用を守る法律が成立。今年から企業は求められれば職場の様子などを知らせなければいけなくなりました。

③原発再稼働問題(電気自由化で今後)
 「トイレなきマンション」といわれた日本の原発政策は、福島原発事故後もあいかわらず再稼働を考える政府与党の動きがあります。今年は原発事故5年目。5年経っても原発政策は規制委員会の基準がきつくなっているだけでなんら日本の地震対策などに考えたものではないように思えます。
 一度、事故がおきると多大な被害をつくることは、すでに東京電力福島原発事故で学んでいるはずなのですが、経済を優先するあまりないがしろにされているように思えます。事故が起きていちばん被害を被るのは、そこに住む住民です。再稼働を優先させた人々は、責任も反省もしないように思えるのが、ぼくの思いの現時点です。

④憲法9条や25条の問題



◆3 15歳の少女・女子100m水泳バタフライでリオ五輪代表に
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 今年、ブラジルのリオネジャネイロ五輪代表選考がたけなわです。
 ぼくの応援する男子サッカー代表はすでに決まりました。しかし、女子代表は惜しくも出場できなかった。実力も必要だろうが、時の運というのも実力なのだなとつくづく思う(これから、これからじゃ)。
 今週、水泳五輪代表を決める選考会が行なわれていました。水泳五輪代表の選考は実に単純で決勝当日一発勝負なのです。
 今回、100mバタフライの派遣標準記録は57秒77。この標準記録を破らなくては優勝しても選考できないというシステム。この派遣標準記録より速く泳いだのが池江璃花子さん(15歳)だった。記録は57秒71。標準記録すれすれの代表決定でした。この差はいったいどこからくるのだろうか。
 試合後のインタビューに言葉にならない泣き顔がすべての努力が報われた瞬間のようにみえました。そして、この涙がほんのわずかなタイムの差も縮めたようにも思えた。ぼく自身、貰い泣きしそうだった。リオ五輪でも悔いのない水泳をしてほしい代表だと思った。

 野球、バトミントンと賭博問題の多いスポーツ界。
 スポーツという商売がいかに多くの人に影響を与えているのかもっと自覚してほしい時代でもありますね。選手の生活もあるのだろう。安易に自分の協議種目の練習より、違うことにうつつをぬかすスポーツ選手は、もうそれだけでいいプレーは期待できないだろう。「稽古を一日休めば、衰えは自分にわかる。二日休めば、舞台の相方にわかる。三日休めば、客が承知しない」(「花伝書」でしたか)という言葉あるように、本当にスポーツを商売にする以上賭博などやっている場合ではないだろう。選手生命は短い、されど生命は長い。まさに、この世界に立つ人たちだろうから…。
 以前、西武ライオンズの黄金時代を築いた広岡達朗監督のとき選手にコマーシャルなどの野球以外のことに出ることを厳しく禁じたことがありました。これは、野球という仕事に誇りをまつこと、集中することなどが理由でした。また、選手自身の将来のことを考えてのことでした。
 今は、コマーシャルにでるスポーツ選手が多いですね。ぼくの味方としては、コマーシャルなどに多く出るようになったら、その選手生命は終わりかな…と思っていますが。
 



 朝、通勤電車に乗ろうと駅のホームへいつものように行ってみた。事故でもないのにホームがいっぱいだった。どううしたものかと、と思っていたら駅には若いスーツ姿の男女が多い。新入社員かと思った。なんとなくリフレッシュできそうな群れに入ると、自分の齢が自覚できる時間でもあった。
 季節は新入社員のシーズン。今月はこの人たちがどんな人生を送っていくのだろうかと思った。

 ぼくにもこんな時があったんだろうと思う。
 どんな気持ちで働きだしたのだろうかと思った。今となってはこんな発想はできないが「なんでもできそうな時期だった」ようにも思える。要は、どうしたら働き続けられるかが大きなテーマだったようだ。
 それには、労働条件や賃金が保障されなくてはだめだと気づき労働組合へも参加してきた。会社と団交をしたりするうちに、会社の事情を知るようになった。地域の人たちとの交流は楽しかった。いろいろな職場の人たちとの交流は、自分の考え方を確かめる時間でもあった。今のように契約社員や非正規社員より正規社員の方が多かった時代だった。だから、いまでいうスキルアップは自分だけのもおではなく、多くの人との関係の中で出来上がっていくものだったように思える。これも誰のためのではなく、自分のためだった。それでも、横のつながりは今よりも多かったようだ。労働運動という言葉もまだ生きていた。(今はどこへ…死語か)



 ホームに並ぶ新入社員の群れをみていたら、そんなことが思いさだれた…。
 今思うと、今よりはましな時代だった。おおよそホームレスという言葉もなかった。
 ということは、政治も活発だったのだろう。今のように、「一強多弱」の政治ではなかった。批判するのは野党のりっぱな役割として、与党もそれに応えようと必死だった。そんな政治はどこへいったのかなあ。
 どんなことをいっても最後は、生活の基本は政治家たちの政治姿勢が持っている。少なくとも、日本にいる限り、日本の政治によって生きている。それは、選挙の時だけでなく、命がある限りどこまでもついてくる。
 悪ければよくするしかない。こんなごく自然な考えもなにかいいずらい時代なのかと思う。

 4月。仕事を覚えるために研修が新人には待っている。
 さらには、自分のあう人間関係をつくる。なかでも、相性の悪い人間関係を学ぶことが必要な時期でもある。世の中、これだけ多くの人間がいるのだから、自分にとっていやな人も人もいる。そんな中でも、いかに仕事をうまく完了させるかを覚える時期でもある。
なんとなく、忙しい4月。体力のいる月。
 さらに、政治が少しずつ身近になってしまうことを自覚する日々が始まるのだろう。



 長くなりましたか最後に、今週、「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が来日しましたね。6日、都内で記者会見で述べたことが非常に印象に残っています。

■日本の人たちに、人類や世界はどこへ向かっているのだろうかと聞きたい。私たちがどんなに将来を夢見ているのかを考えずに、私たちの将来はないのではないか。

■貧乏は少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっと欲しがることです。

■乗り越えなければならないのは私たちの文明のモデルであり、見直すべきは私たちの生き方なのです。

■質素な生活は自分のやりたいことをする時間が増える。それが自由だ。

 
 さて、今週も終わりです。
 来週は、連休も近づいてくることで、月刊誌や新聞などの前倒しで忙しそうになると思うと、憂鬱になります。正直、逃げ出してしまいたい…と思うのが本音です。
 でも仕事ですから、どうにかペースをつかんで運んでいくしかありませんかねえ…。

 読者の皆さんも5月の連休が近づいてくると前倒しの仕事がのしかかってくるのではないのでしょうか。
 いやなことなかり考えても仕方がありません。ちょっと、楽しいくとを考えるくらいの方がいいのではないかと思います。
 それでは、この辺で失礼します。
 読んでくれた人、ありがとうございました。

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