パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

アラフォー女子のベイビー・プラン★★.5

2016年04月06日 | DVD作品ーあ行
ジェニファー・アニストン&超豪華キャストが贈る、ハートフル・ラブコメディ!“子どもが欲しい”アラフォー独身女性が見つけた運命の相手とは!?
いまを生きる女性たちの共感を呼ぶ、ハートフル・ラブコメディ!!
あらすじ:NYで仕事に没頭してきたアラフォー独身女性のキャシ―。ある日、彼女は自分の“子どもを産む”ことを決意する。男友達で親友のウォーリーは大反対だが、計画は進んでしまう。
そんなウォーリーは彼女のパーティーでヤケになって酔っぱらいドナーの精子をうっかりこぼし、自分のものと交換してしまう。それから7年。子どものために田舎へ戻っていたキャシ―は、再びNYへ帰ってくる。あの夜の記憶がまったくないウォーリーは、キャシ―の息子に、自分との共通点を見つけるが…。
【キャスト】ジェニファー・アニストン・・・ 「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」「フレンズ」「そんな彼なら捨てちゃえば?」
ジェイソン・ベイトマン・・・ 「JUNO/ジュノ」「マイレージ、マイライフ」
ジェフ・ゴールドブラム・・・ 「インデペンデンス・デイ」「ジュラシック・パーク」
ジュリエット・ルイス・・・ 「デュー・デート」「ギルバート・グレイプ」
パトリック・ウィルソン・・・ 「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」「ウォッチメン」
トッド・ルイーソ・・・ 「サンキュー・スモーキング」「アポロ13」
監督:ジョシュ・ゴードン「俺たちフィギュアスケーター」、ウィル・スペック「俺たちフィギュアスケーター」
原作:ジェフリー・ユージェニデス「ヴァージン・スーサイズ」
脚本:アラン・ローブ「ウォール・ストリート」「ラスベガスをぶっつぶせ」
製作総指揮:クリスティン・ホーン「ディパーテッド」、 ネイサン・カヘイン「JUNO/ジュノ」「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」(作品資料より)

<感想>最近のジェニファーは、未公開作品が多いですね。アメリカでは上映されているんでしょうが、いつも同じような内容ばかりでつまらないです。これは前に観た「10日間で彼女の心をうばう方法」と同じような内容。

どちらかというとジェニファー主演っていうよりも、相手役のジェイソン・ベイトマン目線で描かれていると思いますね。
この作品はというと、40過ぎて結婚はしないけれども子供が欲しい。それで精子バンクへ登録するのかと思いきや、自分の家へ男を招いてトイレで精子を提供してもらおうというのですから、パーティを開いて男友達を招いてと。その部屋の壁に貼ってある女性のあれと、精子の形をした沢山の紙切れってあからさまで酷い。
その中にキャシ―のことを好きなウォーリーも来ているんですが、彼はどうやら精子提供者リストにはないらしく、焼け酒を煽ってべろんべろんになり酔っ払ってトイレに入ると、そこに紙コップに名前が書いてある精子を溢してしまうんですね。
これ幸いと自分の精子をそのコップに入れて知らぬ顔してトイレから出てくる。
ところが、ウォーリーって鈍くさい男なんでしょうね、昨日のこと全然覚えていないし、彼女が子供を妊娠したらしいので故郷へ帰って出産するという。

あぁ、そうなんて軽い返事で気が付いてないし、キャッシーの方はお腹の子供は絶対にパトリック・ウィルソンの子供だと思っている。何故ってあの精子の入っている紙コップ、その中から彼の名前を選んで病院へ行き受精するようにしたんだと思うから。
それから7年後、田舎から戻ってNYへ帰ったキャシ―は、男の子を出産したんですね、それが可愛いのなんのって、ウォーリーそっくりの男の子なんですから。
だから仕草とか、そう顔もそっくりで話す言葉ものんびり屋さんでちょっと変わっている子ちゃん。それもウォーリーそっくり。
もしかしてと、この彼氏本当に鈍くさい男、今になって思い出してホントおバカさん。親友のジェフ・ゴールドブラムに相談するも、自分のことは自分で処理しろと。
ところが、キャッシーはやっぱり息子には父親が必要と思い、息子の父親だと思っていたパトリック・ウィルソンと会い、いろいろと相談して行く内に二人は仲良くなってしまうんですね。
パトリック・ウィルソンの方は、精子を提供したパーティの時には、結婚していて奥さんもいたのですが、もう離婚していたんです。なんか都合のいい展開になってきてますよね。困ったウォーリーが、それからキャッシーのハートを掴もうとやっきになる様が長いです。
もう少しこの辺は短くしてもいいかと、まぁ、ラブコメですからそれも有りなんでしょうが、ウォーリーが泣きながらって、男が泣くなんてね。原題が「The Switch」なんで、そうか邦題の付け方が日本女性向きに付けたんでしょう。
今回はジェニファーよりも、どちらかと言えばウォーリー役のジェイソン・ベイトマンがドタバタするストーリーですね。

とってもよく似た息子役の男の子、7年後にNYでキャッシーが連れて来たセバスチャンと出会う。親友が言う、「誰が見ても君の息子だ」というとこが可笑しいやら微笑ましい。
後半の展開は、父と息子のストーリーで何処へいくのも同じ仕草で考え方も似ているしで、ウォーリー自体が結婚とか子供とか面倒なことを避けてたんでしょうね。それが自分ソックリの子供と接するうちに、自分の人生にとって大切なものに気づき、悩み苦しむ様がとてもほほえましく温かく感じられた。
そんなお二人さんに加えて、キャラの濃い友達がジェフ・ゴールドブラムとジュリエット・ルイスという脇役が活きている。最後のプロポーズシーンが最高にいいですよ。

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