2011年の講談社マンガ賞と小学館漫画賞を同年にW受賞した小山宙哉のベストセラー・コミックを実写映画化。小山宙哉による同名コミックを「ひゃくはち」の森義隆監督が映画化。幼い頃に宇宙飛行士になる約束を交わした兄弟が、異なった人生を歩みながらも互いに宇宙を目指す姿を描く。出演は「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」の小栗旬、「アントキノイノチ」の岡田将生、「幸運の壺 Good Fortune」の麻生久美子、「ロボジー」の濱田岳、「ライアーゲーム 再生」の新井浩文。主題歌はイギリスのロックバンド、コールドプレイが担当。
あらすじ:西暦2025年。幼い頃に兄弟で交わした「二人で宇宙飛行士になる」という約束通り、弟・ヒビト(岡田将生)は宇宙飛行士となったが、兄・ムッタ(小栗旬)は、会社をクビになり無職となってしまう。大きく異なった運命を歩んでいた二人の兄弟。
そんなある日、ヒビトからの1本の電話をきっかけに、ムッタは再び宇宙を目指し始める。一念発起をして宇宙飛行士選抜試験を受けるムッタだが、予想以上の難問題が待ち構える。夢を追い続けたヒビトと、夢を思い出したムッタ。いま、二人の壮大な夢が動き出した……。(作品資料より)
<感想>原作マンガも見たし、日テレのアニメも毎週日曜日見ています。でもまだ原作もテレビも終わってません。ですが、前から見たいと思っていたので感慨もひとしお。兄貴の六太にチリパーマの小栗旬、弟の日々人には岡田将生と、配役については文句のつけようがありませんです。ワンコのアポロも子供役の男の子も中々良かったですよ。
今どき、月まで行く人たちの物語なんて、夢があるなぁと思い、男兄弟でこんなに仲良く自分たちの将来の夢を実現する物語に感動します。宇宙飛行士になるってことは、そう簡単には出来ないことで努力と忍耐力、それに行動力。試験を受ける前に、まず幾つかの資格が必要で、それに加えてスポーツ選手と同じくらいのトレーニングを積んで体を鍛えなくてはならない。宇宙飛行士になるためには、全てを持っていなくちゃいけないということ。これは凄いですよね。最初の宇宙飛行士は、戦闘機のパイロットから選ばれたわけで、あらゆることに耐えうる肉体を持っていなければならない。
リアルすぎる月面シーン、東宝スタジオに御殿場などから運んできた何百トンもの砂を敷き詰めて、月面を再現。そのリアルさはJAXAの研究者のお墨付きだというから、日々人が重い宇宙服を着て、軽やかにワイヤーアクションを演じているところは初挑戦ながら良かったですね。月面シーンを演じながら感じたことは、たった一つのミスが命取りに繋がってしまう。常に死を意識しながら作業するという、宇宙飛行士の精神力の強さです。
本当だったら、日々人が日本人初の月面歩行者になったのに、それが探査機で月面を移動中に同乗者が運転を誤り、クレーターに落下し地球との通信が途絶えてしまう。
宇宙服も破れ-60度の月面で、もう絶望かと思う場面で、足に怪我をしているにもかかわらず、仲間を背負い歩くシーンにもうダメかと思った。マンガですから奇跡って起きるんですね。
それに原作でもハラハラさせられた、兄のムッタがライバルと過ごす閉鎖環境ボックスシーンは、一見の価値がありますよ。クランクイン直後にこの撮影が行われたという小栗さん、アドリブと長回しが多用されているシーンで、共演者たちと関係性が作れないまま緊張して挑んだそうです。
NASAケネディ宇宙センターでのロケも実現して、人類の宇宙ロケットに対する熱い想いが込められた、オープニングタイトルがカッコいいですね。ラストも兄弟で月面に着陸して、歩いて日の丸を立てるシーンには胸が熱くなりましたね。
小栗旬&岡田将生の若手コンビでの実写化。宇宙飛行士に選ばれるまでの、肉体的、精神的に過酷な試練を描きながらも、離れて暮らしていても心の底で繋がっている兄弟の絆、子供のころの夢の大切さをドド~ンと描いています。
2012年劇場鑑賞作品・・・39 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:西暦2025年。幼い頃に兄弟で交わした「二人で宇宙飛行士になる」という約束通り、弟・ヒビト(岡田将生)は宇宙飛行士となったが、兄・ムッタ(小栗旬)は、会社をクビになり無職となってしまう。大きく異なった運命を歩んでいた二人の兄弟。
そんなある日、ヒビトからの1本の電話をきっかけに、ムッタは再び宇宙を目指し始める。一念発起をして宇宙飛行士選抜試験を受けるムッタだが、予想以上の難問題が待ち構える。夢を追い続けたヒビトと、夢を思い出したムッタ。いま、二人の壮大な夢が動き出した……。(作品資料より)
<感想>原作マンガも見たし、日テレのアニメも毎週日曜日見ています。でもまだ原作もテレビも終わってません。ですが、前から見たいと思っていたので感慨もひとしお。兄貴の六太にチリパーマの小栗旬、弟の日々人には岡田将生と、配役については文句のつけようがありませんです。ワンコのアポロも子供役の男の子も中々良かったですよ。
今どき、月まで行く人たちの物語なんて、夢があるなぁと思い、男兄弟でこんなに仲良く自分たちの将来の夢を実現する物語に感動します。宇宙飛行士になるってことは、そう簡単には出来ないことで努力と忍耐力、それに行動力。試験を受ける前に、まず幾つかの資格が必要で、それに加えてスポーツ選手と同じくらいのトレーニングを積んで体を鍛えなくてはならない。宇宙飛行士になるためには、全てを持っていなくちゃいけないということ。これは凄いですよね。最初の宇宙飛行士は、戦闘機のパイロットから選ばれたわけで、あらゆることに耐えうる肉体を持っていなければならない。
リアルすぎる月面シーン、東宝スタジオに御殿場などから運んできた何百トンもの砂を敷き詰めて、月面を再現。そのリアルさはJAXAの研究者のお墨付きだというから、日々人が重い宇宙服を着て、軽やかにワイヤーアクションを演じているところは初挑戦ながら良かったですね。月面シーンを演じながら感じたことは、たった一つのミスが命取りに繋がってしまう。常に死を意識しながら作業するという、宇宙飛行士の精神力の強さです。
本当だったら、日々人が日本人初の月面歩行者になったのに、それが探査機で月面を移動中に同乗者が運転を誤り、クレーターに落下し地球との通信が途絶えてしまう。
宇宙服も破れ-60度の月面で、もう絶望かと思う場面で、足に怪我をしているにもかかわらず、仲間を背負い歩くシーンにもうダメかと思った。マンガですから奇跡って起きるんですね。
それに原作でもハラハラさせられた、兄のムッタがライバルと過ごす閉鎖環境ボックスシーンは、一見の価値がありますよ。クランクイン直後にこの撮影が行われたという小栗さん、アドリブと長回しが多用されているシーンで、共演者たちと関係性が作れないまま緊張して挑んだそうです。
NASAケネディ宇宙センターでのロケも実現して、人類の宇宙ロケットに対する熱い想いが込められた、オープニングタイトルがカッコいいですね。ラストも兄弟で月面に着陸して、歩いて日の丸を立てるシーンには胸が熱くなりましたね。
小栗旬&岡田将生の若手コンビでの実写化。宇宙飛行士に選ばれるまでの、肉体的、精神的に過酷な試練を描きながらも、離れて暮らしていても心の底で繋がっている兄弟の絆、子供のころの夢の大切さをドド~ンと描いています。
2012年劇場鑑賞作品・・・39 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
宇宙飛行士の訓練シーンではお約束の「宇宙飛行士には協調性が求められるのに、協調性の欠片もない我欲の塊」が居たのは疑問ですが、他は良かったです。
中でも、カメオ出演であんなビッグネームが出るなんて思いもしませんでした。
邦画でもやれば出来るんですね。
マンガだからね、小栗旬と岡田将生がムッタとヒビト兄弟にそっくりなのには驚きです。
有り得ないけど、それでも見ていて応援してしまいました。
カメオ出演の「アメリカの宇宙飛行士」カメオでも凄いですよ。別撮りですかね。