パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

新年明けましておめでとうございます。

2023年01月02日 | あ行の映画
2023年、あけましておめでとうございます! 昨年は、いろいろと体の具合の悪い時もあり、中々映画館へ行くことができませんでした。それでも100本近くは鑑賞しているのですが、体の都合上、目の疲れもあり頭がボーっとしてきて、映画館の中で放心状態の時もあります。後は、最後まで観ないで帰ってきたりして。 この「シン・エヴァンゲリヲン」は3回も鑑賞したのに、ブログに投稿することが出来ず心残りです。鑑 . . . 本文を読む

おかあさんの木 ★★★★

2015年06月14日 | あ行の映画
小学校の国語教科書に長期にわたり掲載された大川悦生の児童文学を基に、7人の子供を戦地に送り出した母の愛を描いたヒューマンドラマ。貧しいながらも子供たちを育て、戦地へ行った彼らを待つ母親を、『血と骨』などの鈴木京香が演じる。メガホンを取るのは、『解夏』『がんばっていきまっしょい』などの磯村一路。共演には、三浦貴大、志田未来、田辺誠一、奈良岡朋子らが名を連ねる。母と子供の関係性や周囲の人々との交流、ど . . . 本文を読む

あん  ★★★★

2015年06月04日 | あ行の映画
『殯(もがり)の森』などの河瀬直美が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。原作は、詩人や作家、ミュージシャンとして活動するドリアン助川。映像作品で常に観客を魅了する樹木の円熟した演技に期待が高まる。 <感想>ハンディがありながらも、 . . . 本文を読む

おみおくりの作法 ★★★★

2015年03月25日 | あ行の映画
『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りのない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポットを当てた人間ドラマ。『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う孤独な男の生きざまを描く。主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」などのジョアンヌ・フロガットが好演。人生の最期に . . . 本文を読む

あと1センチの恋 ★★★

2015年03月18日 | あ行の映画
『P.S.アイラヴユー』の原作者としても知られるセシリア・アハーンの「愛は虹の向こうに」を基に、友達以上恋人未満の男女の擦れ違いを描くラブストーリー。6歳のころから全てを共有してきた男女が思いを伝えられず、それぞれの人生を歩むことになりながらも、思いも寄らぬ運命へと導かれていくプロセスを映す。主演は、『白雪姫と鏡の女王』などのリリー・コリンズと『スノーホワイト』などのサム・クラフリン。運命のいたず . . . 本文を読む

悼む人 ★★

2015年02月25日 | あ行の映画
人気作家・天童荒太の直木賞受賞作を基に、何の関わりもない死者を悼むため全国放浪の旅をする男性と、彼をめぐる人々が織り成す人間模様を描いたドラマ。2012年に上演された舞台版に携った堤幸彦がメガホンを取り、脚本も舞台版に引き続き大森寿美男が担当。主演は『横道世之介』『武士の献立』などの高良健吾、夫を殺した罪を背負いながら主人公と行動を共にするヒロインを、原作のファンだという石田ゆり子が演じる。 あら . . . 本文を読む

ANNIE/アニー ★★★.5

2015年01月26日 | あ行の映画
ミュージカル「アニー」を、『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演で映画化。舞台を現代のニューヨークに移し、いつか両親に再会できる日を信じてけなげに生きる少女の姿を追う。共演は、ジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスら。『ステイ・フレンズ』などのウィル・グラックがメガホンを取る。製作を務めるウィル・スミスとJAY Zがプ . . . 本文を読む

アオハライド ★★★

2014年12月15日 | あ行の映画
「別冊マーガレット」連載の咲坂伊緒のベストセラーコミックを実写化した青春ラブロマンス。中学生のときに同じ学校だった高校生の男女が、思いも寄らなかった再会を機に改めて惹(ひ)かれ合っていく姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、『ソラニン』『陽だまりの彼女』などの三木孝浩。テレビドラマ「ショムニ2013」などの本田翼、『クローズEXPLODE』などの東出昌大が、主人公のカップルを快演する。ロマンチックな . . . 本文を読む

イヴ・サンローラン ★★★

2014年12月02日 | あ行の映画
フランスが世界に誇るファッションデザイナーで、「モードの帝王」と呼ばれたイブ・サン=ローランのキャリアや人生の光と影を描いた伝記ドラマ。サン=ローランの元恋人で、ビジネスパートナーでもあった実業家のピエール・ベルジェの協力や、イヴ・サン=ローラン財団所有のアーカイブ衣装の貸し出し許可なども得て製作された。 1953年、パリ。21歳の新進デザイナー、イブ・サン=ローランは、クリスチャン・ディオールの . . . 本文を読む

アルゲリッチ 私こそ、音楽! ★★★.5

2014年11月12日 | あ行の映画
世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの実の娘ステファニー・アルゲリッチが監督を務め、生身の母親の姿を捉えたドキュメンタリー。メディアの取材を受けないアルゲリッチの、家族だからこそ撮れた名ピアニストの素のままの姿を映し出す。元夫のロバート・チェン、シャルル・デュトワ、スティーヴン・コヴァセヴィッチらも登場。彼らとの間の3人の娘たちとの関係を軸に描かれる、一人の女性の生きざまに魅了される。 あらすじ . . . 本文を読む

小野寺の弟・小野寺の姉 ★★★.5

2014年10月28日 | あ行の映画
テレビドラマ「実験刑事トトリ」シリーズや『アフロ田中』などに携った脚本家・西田征史が、初監督に挑んで放つコメディードラマ。一軒家に暮らす恋愛に消極的な弟とパワフルな姉が、誤って配達された手紙をめぐってそれぞれの恋と人生が懸かった騒動を巻き起こしていく。2013年に上演された舞台版でも主演を務めた、数々の出演作を誇る片桐はいりとテレビドラマ「S -最後の警官-」などの向井理が主人公の姉弟を快演。彼ら . . . 本文を読む

イーダ ★★★★

2014年10月15日 | あ行の映画
1960年代のポーランドを舞台に若い修道女が出生の秘密をたどる旅を描き、トロント国際映画祭など各映画祭で好評を博したヒューマンドラマ。自分がユダヤ人であることを告げられたヒロインが、両親の死の真相を知るべく過去をひもといてゆくさまをつづる。監督は『マイ・サマー・オブ・ラブ』『イリュージョン』などでメガホンを取り、本作で初めて母国で作品を手掛けたパヴェウ・パヴリコフスキ。モノクロで表現される美しい映 . . . 本文を読む

大いなる沈黙へ ★★★.5

2014年10月04日 | あ行の映画
カトリック教会の中でもとりわけ厳格な戒律で有名なグランド・シャルトルーズ修道院で、日々の務めに励む男子修道士たちの姿を追ったドキュメンタリー。人里離れた場所で自給自足の生活を送りながら毎日祈りをささげ、質素な生活の中で生涯を過ごす修道士たちの日常をカメラが捉える。メガホンを取るのは、ドイツ出身のフィリップ・グルーニング。構想から実に21年を経て実現した、中世から変わらぬ修道院のありのままの映像が心 . . . 本文を読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス ★★★

2014年07月24日 | あ行の映画
第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したジョエル、イーサン・コーエン監督によるドラマ。フォークソングで有名な1960年代のニューヨークはグリニッジビレッジを舞台に、音楽活動に奔走しながらも苦闘するシンガー・ソングライターが過ごす1週間を見つめる。『ボーン・レガシー』などのオスカー・アイザック、『17歳の肖像』などのキャリー・マリガンなど、実力派俳優が結集する。コーエン兄弟ならではのユーモラス . . . 本文を読む

思い出のマーニー ★★★★

2014年07月22日 | あ行の映画
『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌が監督を務め、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ。北海道を舞台に、苦悩を抱えて生きる12歳の少女杏奈と彼女同様深い悲しみを心に宿すミステリアスな少女マーニーとの出会いを描写する。『ジョーカーゲーム』などの高月彩良と『リトル・マエストラ』などの有村架純が声優を担当。主人公たちの目線で捉えた物語に心打たれる。 <感想>スタジオジブ . . . 本文を読む