パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

処刑教室  ★★

2011年06月15日 | DVD作品ーさ行
「RED」のブルース・ウィリス、「あの日の指輪を持つきみへ」のミーシャ・バートンが共演する学園ものミステリー。監督はこれが長編デビュー作となるブレッド・サイモン。「ディパーテッド」のスタッフチームが制作。
あらすじ:セント・ドノヴァン高校2年のボビー・ファンクは新聞部に所属し、ノースウェスタン大学のジャーナリスト講座を受けることを夢見ている。部長のクララは記事を書いたことがないボビーに生徒会長ポール・ムーアについての記事を仕上げるように命じる。
ポールがバスケの試合で膝に怪我をした夜、学校の金庫から全国共通試験の答案が盗まれていることが発覚。校長のジャレッドは不良グループやボビーを校長室に呼んで必ず犯人を見つけ出すと警告する。
全生徒の憧れの的であるフランチェスカから答案を探し出して欲しいと頼まれたボビーは調査を開始し、ポールが怪しいとにらんで記事を書く。校長の命令でポールのロッカーを開けると、そこには答案の山。
この件で一躍ボビーは学校の人気者となり、フランチェスカとも親しくなる。ところが、ポールは既にコーネル大学への入学が決まっており、犯行の動機がないことが判明する。ボビーはフランチェスカの義兄マーロンら生徒会のメンバーの行動を探り、彼らがドラッグの売買に関与していることを突き止める。 (作品資料より)

<感想>
地方の映画館では上映ならず、ブルース・ウィリスが出ているので借りて来た。内容は、学園ものでブルースは校長先生役であまり重要ではない。主演はボビーという学生で、リース・トンプソンという爽やか系イケメンです。まぁ、この手の若者はたくさんいるのでインパクトないと売れないね。
試験の答案が盗まれるというスキャンダルが恐るべき事件に発展していく。なんて書いてあったけど、今時の高校生ってタバコはもちろんドラッグなんてやってるの当たり前だし、高校生でストリップでバイトなんてのもありかもね。それとバスケの八百長試合なんてもあり。
もう、丸っきリB級映画で、主人公のボビーが探偵宜しく調査を開始するも、学園のマドンナ的存在のフランチェスカに色目を使われ、「応援しているわ」なんて言われて嬉しがる。
元軍人の校長のブルースは、ビシッとスーツ姿でキメて、スペイン語もペラペラ。不良グループを校長室に呼びだすが、そこにボビーも何故か呼び出される。ボビーがどうしてと聞くと、「ガムを噛んでいるから」という理由だ。確かに学校でガムを噛むのはどうかね。

ボビーは、バスケットスター選手で生徒会長のポールを犯人だと睨み、学園新聞の一面ですっぱ抜く。校長がそれを信じてポールのロッカーを開けると答案の山が、ポールは絶対に俺は犯人ではない、嵌められたんだと言う。
ボビーもこれは可笑しいとポールの身の潔白を証明するために奔走する内、なんと副会長のマーロンが怪しいと睨む。もう高校生なのに下品な言葉がポンポン飛び出し、女子も短いスカートはいてパンチラだし、学園の憧れの的であるフランチェスカ役のミーシャ・バートンのヌードもちょい拝めるしで、実はマーロンと義妹だというのに寝ているしで、適当に利用されているボビー。

そんな時校長が決起集会を開くと生徒を集めるも、それを生徒のスナイパーが屋上から狙っている。えっポールなの、どこでそんな銃手に入れたのか?・・・そんなことはどうでもいいか、そして校長目がけてバーンと、実弾ではなく赤い色のペイントだよ。驚かすなよもう。怒った校長はポールが犯人だと決めつけて施設送りにする。
それからは校長が、空港にあるような危険物探知機を設置して、生徒の持ち物をチェックする。

生徒会長になったマーロンの家のパーティに招待されるボビー、ウキウキしながらフランチェスカにぞっこんなもんだから、もちキスシーンなんかは当たり前、ベットシーンもちょい、でもミーシャのブラだけ?・・・それに二人でお風呂で、泡で尖がり頭にされてメロメロのボビー。だが兄貴のマーロンとデキテいるとは知らなかったね、おバカさんだよ(笑)体が大きいミーシャはどうみても女子高校生には見えませんから。
面白かったのが、ボビーが免許の教習でマーロン達の車を見つけて追い掛け、縦列駐車とか、赤信号でも行ってしまうとか、交通違反やり放題。これでは合格取り消しだわ。
結局マーロンが生徒相手に薬密売をしていることとか、売り上げを上げるための答案を改ざんとか、つまり成績が落ちて困った生徒がクスリに手を出すという、需要と供給って、それを知ったポールを窓から落として自殺にみせかけるとは、酷い。
校長もボビーを上手くおだてて使って、構内放送で流して全てを知らせる。これで大学も決まったしね。この「処刑教室」というタイトルがどうも引っかかってね、原題が「高校の生徒会長の暗殺」だから、もっとましなタイトル付けられたのに。
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ブルーノ  ★

2011年06月13日 | DVD作品ーな行、は行
「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」の監督ラリー・チャールズ、主演サシャ・バロン・コーエンによる確信犯的ドキュメンタリー。ゲイのファッション・レポーター“ブルーノ”が世界のいたるところで騒動を起こし、様々なカルチャーギャップを痛烈に皮肉る姿を描く。
あらすじ:オーストリアの人気ファッション番組の司会者・ブルーノ(サシャ・バロン・コーエン)は、ミラノで取材中、ショーを台無しにし、業界から締め出されてしまう。ハリウッド・セレブになって見返そうと決めたブルーノは、付き人ルッツ(グスタフ・ハマーステン)を連れてLAに到着。
セレブになるために、様々な企画にトライする。ルッツのアイデアで、まずはテスト番組を作ることに決定。人気歌手ポーラ・アブドゥルのスケジュールを押さえたまでは良かったが、取材場所に行くとイスもテーブルもない。
そこで、ブルーノは修理に来ていたメキシコ人の人間椅子を提案する。大統領候補ロン・ポール議員に、ホテルの一室で取材ができることになったブルーノ。カメラ機材の故障を装って議員をベッドルームへ誘うが、ビデオを流出させようとした思惑は見事に崩れ去ってしまう。次にブルーノは、チャリティ活動を行うためイスラエルへ飛ぶ。モサド元長官やヘブライ大学教授、パレスチナ前議長、エルサレム市長と共に会合を開き、ブルーノは自作の歌を披露、だが中東紛争の解決まではいかなかった。アルカイダに誘拐してもらえば一躍有名になれると睨んだブルーノは、早速レバノンのパレスチナ難民キャンプに向かう。そこで幸運にもテロリストのリーダー、アイマン・アブ・アイタに会うことができたブルーノは、ビン・ラディンのファッション・アドバイスを試みる。中東からの帰り道、アフリカで今最先端のファッション小物“養子”を手に入れたブルーノは、シングルファーザーとして番組に出演。「ベビーはiPODと交換した」と発言すると、アメリカ児童局の女が現れ、赤子をさらっていってしまった。異性愛者だけに囲まれる環境に自分を追い込むため、マクラレン基地州兵訓練センターに飛び込んだブルーノ。ところが、夜のテント生活は誘惑がいっぱいで……。(作品資料より)
<感想>超過激でお下劣、・・・でもやっぱり観ちゃうのよね。この作品は昨年DVDレンタルで見たもの。もう、ここまでやって大丈夫なの?・・・1番最初の、ブラック・カルチャーかぶれた田舎ニート青年に扮した「アリ・G」は未見ですが、中央アジアはカザフスタンから来た国営テレビのレポーターを装った「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」は観た。
それに続く、サシャ・バロン・コーエンのお下劣モキュメンタリーの第3弾。今回演じたオーストリア出身のファッション評論家ブルーノも、彼の英国バラエティ番組の持ちネタ・キャラだったものだそうで、“夢はセレブになること!”。それを謳い文句にハリウッドでセレブになることを夢見るブルーノは、マドンナのように養子をもらったり、テロリストに誘拐されたりと、自分なりの“セレブになる方法“を実践していくって、これは大暴走してますから。
イタリアはミラノのファッション・ショーに潜り込んで逮捕され、ならばセレブの本場で見返してやるわっと、LAの芸能事務所を訪ねて男の股間にあるXXXをぐるぐる回すTV番組を作ってみるがどうも上手くいかない。とにかく世間の注目を集めなきゃって、次に彼が立てた作戦は?・・・。やっていることはおバカでも(デブ男の裸体盛り、それも寿司)、現場はあくまでも真剣みたい(笑)
いくらなんでもここまで下ネタ満載とは、きっと映画館でもお客さんドン轢きさせた攻撃系パンク・コメディだ。もうダメ、まだ最初に観た「ボラット~」の方がまだいい。毛むくじゃら男、ボラットに愛嬌があり、映画も後もを連れたサンチョ・パンサを引き連れたドンキ・ホーテといった趣のロードムービーだ。
今回は何よりも、より過激さを追求したためだろうけど、だって呆れた相手がすぐに退席するし、あるいは激怒した群衆が追いかけてくるためエピソードがぶつ切り状態で、その分サシャはホモ・セクシャルを演じながら街を歩くといった自虐芸を余儀なくされているわけで、観ていてちょっと辛くなる。
洒落にならないのは、ブルーノがオーストリア出身ということで、同郷のアドルフ・ヒトラーをいじりまくっていること。ユダヤ差別発言や元恋人へのDVで絶好調のメル・ギブソンの写真に「総統!」って呼びかけてしまうし、州軍のキャンプでは「ハイル、ヒトラー!」の敬礼をしてしまう。
大丈夫なの、ここまでふざけちゃって。パレスチナ解放機構、ゴリゴリの自爆テロ組織の“アルアクサ殉教者旅団”のリーダーを怒らせるのも凄いが、これは公開後に素人のおじさんを使ってやらせだったことがバレてしまい、けれども旅団は“相応の方法で報復する”という正式のコメントを発表。名誉毀損の起訴をいっぱい抱えているサシャだが、一番怯えたのはこれじゃないかと思う。
映像特典は、削除シーンや別バージョンが中心で、ポーラ・アブドゥルの人間椅子&デブのおっさん裸盛りのスークエンスには、ラトーヤ・ジャクソンと野球賭博で球界を追放された元名選手のピート・ローズが出演している別バージョンがあります。
人間椅子で“馬みたい”と喜んでいるラトーヤも、「マイケルの物真似してよ」と言われる急に機嫌が悪くなってしまうし、ピートもデブの女体盛りに激怒。ブルーノはお尻フリフリ「イラクを核攻撃しよう」という標語が貼られている銃器の即売会や、白人至上主義を標榜するキリスト教団の指導者との面談に出かける始末。このあたりの削除シーンのいくつかは、「ボラット」の不気味で可笑しいアメリカ深部訪問のパート2みたいだ。
サシャに完全に騙されたロスの芸能事務所社長のインタビューも付いているし、映画の最後に登場するボノや、エルトン・ジョンとブルーノの歌唱シーンを見た社長さんは、手の平返し。肩を抱いて一緒に頑張ろうって、こういう業界人は嫌いにはなれないね。

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