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「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20040927

2004-09-27 | 矮小布団圧縮袋

○…結局煽っているのは「曲解する人々」というよりも、人々に「曲解させるメディア」が、なのではないか?(それが話題性のためか利潤のためかは知りようもないが)。テレビや芸能関係の制作の仕事をする人というのは随分神経を使うことだろう(まず自分のようなガサツな人間には勤まらぬ稼業だと思う)。制作する本人にとって全く身に覚えの無い怨みを不特定多数の視聴者から受けるということも、何かとしばしば起こりうるのかもしれない。それとも実際に仕事をしている人というのは外部が想像するほどは、そう神経を使わないものだろうか。仮にそうで全く悪気がなくて気がつかないという場合でも、まるで故意に悪意があるかのように捉えられることだってあるのだろうか。いずれにせよ、一握りのスタッフ・出演者・観覧者、だけの楽しい特権的閉鎖的未公開空間が、でなく、テレビの前の不特定多数の数十万数百万の視聴者に普通に公開されて伝わるものの意味の方が、問われているのではないか……今朝からどうも何か、そういうことについてぼんやりと考えているうちに、この“物語の解読”に若干疲弊する思いもしつつ、夕方帰ってきた(随分眉間に皺が寄っていたかもしれぬ)。Hey×3が始まった。なんか同時枠のテレ東系演歌番組に対抗しての懐メロ歌謡曲特集なのか?と始まる前は不安だったが…やはり、entertainmentは見て気分を晴らすべきものだ(見て逆に憂鬱になったりしては本末転倒である)。…見ているうちに次第に、ついこないだ潜ってきたスーパーアリーナの、あの空気の匂いを思い出す。後から編集するので無くて、中継中の生KinKi Kids♪である。2人の声が、光一氏の声も、まっすぐこっちを向いてくるつよし氏の声も、今のKinKiのLiveの歌い方だ。1998年の再現じゃない。よかった。トークの間の笑顔にも安心する。やっぱり、Liveに行きたい。インターネットの掲示板が語る凡百の憶測的言い訳などよりも、お茶の間のテレビに普通に届く音楽と映像こそが貴重だ、と改めて認識した瞬間だった。(20040927)

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