タテハチョウ科ルリタテハ属の蝶。年に2、3回発生し、秋に発生してものは成虫で越冬するという。前年の秋に発生したものは、成虫のまま越冬する。だから翌年春早くから現れる。画像のものも成虫のまま越冬したものだろう。所々翅が痛んでおり、やや痛々しい。まだ寒いのか、太陽の光を浴びて、一休みかな。4月10日、千葉市内で撮影。
ブナ科マテバシイ属の常緑高木。公園等に良く植栽されている樹木だが、その例に漏れず、この公園にもマテバシイやスダジイの大木、というよりは巨木がたくさん生えている。そして秋にはたくさんのドングリが落ちて地面いっぱいに広がっているが、それが、雨風の力で、低い窪地に集まってくる。このドングリ達は昨年の秋に落ちたもので、中には発芽するものもあるのだろうが、ほとんどというか全部がそのまま埋もれてしまう。それでもいいのだろう。全部が発芽したら大変なことになるので、親の木としては、一粒か二粒が発芽して育てばと思っているに違いない。4月7日、千葉市内で撮影。
センリョウ科センリョウ属の多年草。清楚な花を、かの静御前になぞらえた和名。花穂には花弁も萼もなく、白い糸のように伸びているのは雄しべの花糸で、その基部に黄色の葯が付いている。花の付き方がまた良い。上部に2つの葉が十字型に対生し、その中央に花穂が立ち上がっている。それが静御前がじっとたたずんでいるか又は静かに舞っているように見える。と、これは2013年に投稿した記事をそのまま載せてみた。画像は今年の、4月7日、千葉市内で撮影。
アミガサタケ科アミガサタケ属に属する子嚢菌類のキノコの一種。私は菌類については全く分からないが、以前自宅の庭に生えてきて事もあるし、今回も他の花を撮っているすぐ脇にあって、気がついたときにはちょっとギョッとしたものだ。可食で美味であると言うが、いったいどのように食するのか興味の湧くところだ。4月7日、千葉市内で撮影。
スミレ科スミレ属の多年草。名の通り丸みを帯びた葉が特徴。毎年撮りに行くところもこの近くだが、ここで一度に他の花と一緒に撮れると言うことに近年成ってきており、うれしい限りである。3、4年前に初めてここでマルバスミレを見たんだが、多分それ以前には見られなかったと思う。そから年ごとに咲く数が増えている。白い菫は、清楚でなかなか美しい。4月7日、千葉市内で撮影。
シソ科キランソウ属の多年草。花が幾重にも重なって咲く様を、往時の女官の衣装に見立てた和名。全体に白い毛が多く、淡紫色から白色の唇形花を咲かせる。上弁が下弁に比べ大変短いのが特徴とか。今年のジュウニヒトエの花は小さくて貧弱で、大きな株でたっぷりと咲いているものがない。どうしたことだろうか。4月3日、千葉市内で撮影。
キツツキ目キツツキ科アカゲラ属の留鳥。本邦キツツキ類中最小の鳥。先月9日にもコゲラを投稿しているが、それは3月26日に撮ったものだった。だが、今日のは4月3日に撮ったコゲラだ。まあ、それだけ良く出合うと言うことになる。前回もそうだったが、これも、シジュウカラと混群で移動していたもの。この時シジュウカラは、チョコマカ動いてさっと移動していったので撮れなかったが、幸いというかコゲラは木をつつきだしたので、しばらくは同じ場所にいたから撮れたというわけだ。4月3日、千葉市内で撮影。