備忘簿

日常の呟きを記録する。

ガガイモ

2005年08月21日 06時51分57秒 | 野草
千葉市坂月川ビオトープ付近に咲いておりました。薄い紅色の5弁の花でよく見ると中々見応えのある花だと思います。ガガイモなどと奇妙な名ですが、この他にガガが付く花があります。それはガガブタと言い、池や沼に生える水生植物でスイレンのような葉ですが、花はガガイモによく似ております。同じ科の植物かというと全く違いガガイモはガガイモ科で、ガガブタはリンドウ科だといいます。ではガガとはいったいなんでしょうか。牧野図鑑によればそれはスッポンの栃木県の方言でコガミという言葉が変化したものとあります。ガガイモの葉もガガブタの葉もハート型で亀の甲に似ているところから付いたとあるそうです。芋づるのようなガガでガガイモ、ガガが蓋をしたように水面いっぱいに葉を茂らせるからガガブタ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂月川ビオトープ6

2005年08月20日 07時02分45秒 | Weblog
千葉市若葉区にある坂月川ビオトープを先月21に引き続き訪れてみた。朝からよく晴れて、気温も大変高く暑い日でした。
雑草が生い茂り、私は無理に入ってみましたが、普通では入り口にあるわずかな木道以外に入っていけない状態でした。トンボはシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、アジアイトトンボが見られました。何故か皆♂で、♀は全く見られませんでした。今回はギンヤンマ、アオモンイトトンボなどは見られませんでした。チョウは、アゲハチョウが数頭風に乗って飛んできましたが全くとまりません。そのほかにベニシジミ、キマダラヒカゲ、ヤマトシジミ、スジグロシロチョウなどが見られました。そのほかにはショウリョウバッタやイナゴなどがたくさん見られ、歩いているとぴょんぴょんと跳んで出てきました。花は、アカツメクサが主でそれ以外では添付したジュズダマが1株咲いていたのが印象に残り、それ以外ではガガイモやセイヨウヒルガオなどが咲いておりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄花秋桜

2005年08月19日 06時34分56秒 | Weblog
黄色いコスモスが千葉県佐原市の中央を流れる小野川沿いの柳の木の下に咲いておりました。暗い水の色に鮮やかな黄色が大変美しくさわやかに見えておりました。園芸サイトを見ますとイエローキャンパスと言うようです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フヨウ

2005年08月18日 06時50分17秒 | Weblog
千葉県佐原市の小野川沿いに柳の木とともに所々にフヨウが植えられています。フヨウには白い花もありますが、やはりこのピンクの花がこの時期によく似合うと思います。暑い時期に大変さわやかな優しい感じのフヨウの花は涼しさをも醸し出します。
「いち早く 蝕みし葉の 芙蓉かな 高浜年尾」等という句もあるくらい芙蓉は虫が付きやすく、穴だらけの葉をよく見ますが、ここのフヨウは全く虫害もなく花も葉も大変きれいなものでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オニバス

2005年08月17日 06時47分21秒 | 野草
千葉県神崎町のオニバスは、千葉県では自然状態で見られる唯一のものだと思います。神崎町によれば「スイレン科の1年草で、水生植物のなかで葉が最も大きく直径2mを越し、鬼蓮の名のとおり花のガクなどが鋭い棘で覆われています。巨大な葉とは対象的に花は直径4~5cmと小さく、8月上旬から9月下旬にかけて赤紫色のかわいい花を咲かせます。38年前古利根が埋め立てられて以来、町では見られなくなりましたが、平成6年に県営水環境整備事業として現在のこうざき天の川公園が整備されようとする最中、公園事業地から長い眠りから目を覚まし見事な花を咲かせました。この一株のオニバスから約2,000粒余りの種子が採取され、現在、こうざき天の川公園で大切に管理栽培されている」と言うことです。画像は自らの葉を突き抜けて咲いたオニバス。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンミズヒキ

2005年08月16日 06時51分03秒 | 野草
ミズヒキはタデ科、そしてこのキンミズヒキはバラ科。同じミズヒキと言いながら全く異なる科に属するこの2つ。よく見れば形態は同じでも、花はだいぶ違うようです。この花は千葉市泉自然公園に咲いていたもので、終わりに近い状態でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナツアカネ♀

2005年08月15日 06時59分42秒 | 昆虫
「夕焼け小焼けの赤とんぼ 追われてみたのは いつの日か」白秋のこの歌は何とももの悲しい。赤とんぼの印象も派手やかな色をしているにしてはなにかもの悲しい。秋になるとたくさん見られるようになるからか、いつも日陰か山裾にいるからか。
アキアカネが夏は遠く山の上で優雅に避暑をしているのに比べ、ナツアカネはそれほど遠くまでは行かないようです。事実この画像のナツアカネは千葉市泉自然公園で撮ったものです。それでも日の当たらない茂みにいることが多いようです。成虫の寿命は長く羽化後4から5ヶ月に及ぶと思われています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キツネノカミソリ

2005年08月14日 06時44分49秒 | 野草
千葉市泉自然公園を久しぶりに訪ねました。この時期、あまり花は期待できません。その中で唯一赤い色の花を咲かせていたのがこのキツネノカミソリでした。彼岸花の一種で、本家のヒガンバナに先駆けて夏に咲いています。この花は、春に葉が出てその葉がカミソリのように薄いので、キツネノカミソリというらしいのですが、花の咲く今頃には葉は全く消えており見られません。反対にヒガンバナは9月頃咲きますが、葉は花の終わった11月頃に出てきます。同じヒガンバナ科でありながら葉の出方が全く逆なのが面白いと思いました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスウリ

2005年08月13日 06時54分33秒 | 野草
自宅近くの公園へ昨夜7時頃に行って撮ったものです。この花はあまり人目に触れませんが、少ない花ではありません。秋に藪などにぶら下がっている赤い実のカラスウリの花です。何と清楚で又何と幻想的な花でしょうか。
この花は陽が落ちると咲き出して、明け方にはもうしぼんでしまいます。そして雌雄異株だということで自家受粉はできませんので、どうやって受粉するのかというと夜行性のスズメガが受粉するのだそうです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コオニユリ

2005年08月12日 06時49分18秒 | 野草
千葉県成東・東金食虫植物群落では、小さな花が多い中、高さ1m程にもなるこのコオニユリがその赤い大きな花を誇示しています。園芸種のコオニユリはありますが、自生のコオニユリは中々見る機会はありません。この群落にはオニユリもあり両者大変よく似ているので、花を見ただけでは区別が付きません。ですが、コオニユリには全くないムカゴが、オニユリにはたくさん付いているので見分けることは容易です。蕾がたくさん付いており、下から上へ次から次へと順に咲いております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする