備忘簿

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オニバス

2005年08月17日 06時47分21秒 | 野草
千葉県神崎町のオニバスは、千葉県では自然状態で見られる唯一のものだと思います。神崎町によれば「スイレン科の1年草で、水生植物のなかで葉が最も大きく直径2mを越し、鬼蓮の名のとおり花のガクなどが鋭い棘で覆われています。巨大な葉とは対象的に花は直径4~5cmと小さく、8月上旬から9月下旬にかけて赤紫色のかわいい花を咲かせます。38年前古利根が埋め立てられて以来、町では見られなくなりましたが、平成6年に県営水環境整備事業として現在のこうざき天の川公園が整備されようとする最中、公園事業地から長い眠りから目を覚まし見事な花を咲かせました。この一株のオニバスから約2,000粒余りの種子が採取され、現在、こうざき天の川公園で大切に管理栽培されている」と言うことです。画像は自らの葉を突き抜けて咲いたオニバス。
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