ハンゲショウはドクダミ科なのだ。道理で、その傍らを歩くと独特の香りがすると思った。決して良い香りではないが、ドクダミほどの強い香りではない。そして、この葉の白いのは、ドクダミのあの白い4枚の苞になり損ないなのだそうだ。ドクダミは進化し終わり、葉を白い4枚の苞にしてしまったのだがハンゲショウはまだ苞にまで進化していない途中なのだそうだ。そんなふうにハンゲショウを見ると興味も倍増して大変面白いことだ。梅雨も最盛期を迎えて関東では降ったりどんよりと曇りが続き、うっとうしいことだが、この半夏生を見るとふっとそんな気持ちも薄れて何か引き込まれるから不思議だ。画像のハンゲショウは、千葉市坂月川ビオトープ付近に群生しているもの。
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