備忘簿

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ノジスミレ「多距型奇形」

2010年04月14日 06時56分56秒 | 野草
スミレ科スミレ属の多年草。ノジスミレなのだが、距が2本から3本ありそのためか花はよく開けないでくちゃくちゃとしている。もともとノジスミレは何となくだらしない様な花の形をしているのだが、これはだらしないを通り越して少しく気持ちが悪い。
この菫を見始めてから4、5年経つが毎年変わらず10から20株ほど群落を作っている。いうなればDNAにすりこまれてこの性質が固定しているのだろう。周りには正常なノジスミレも多く咲いており、もともとノジスミレであることがよくわかる。多分だが、ここは田圃の脇の小高い丘の様なところなので、農薬の影響がこの奇形を作ったのかも知れない。市原市内で先月末に撮影。
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