ミンミンゼミ＜みんみん蝉＞

セミ科ミンミンゼミ属のセミ。黒地に緑色の線が入った体色をしているのがミンミンゼミだったが、近年では、逆に緑地に黒い線が入った体色のミンミンゼミが多くなっている。もともとミンミンゼミは森林性の蝉で、暑さには弱いと言われている。鳴くのも涼しい朝が多いという。
ところが、近年は地球温暖化の影響で、気温が高くミンミンゼミには住みにくい環境となってきている。そこで、ミンミンゼミは考えた！熱を多く吸収する黒色を省けばいいのではないか。という結論に達したのだと思う。そこで、自らできるだけ黒色を省こうということで、緑地に黒線になってきているのだと思う。まあ、涙ぐましい努力というほかはない。８月７日、千葉市内で撮影。