備忘簿

日常の呟きを記録する。

カルガモ<軽鴨>

2013年12月07日 07時43分08秒 | 野鳥
カモ目カモ科マガモ属の留鳥。他の鴨と違って雌雄同色である。名の由来は資料によれば、軽という地名に由来するという説があり、万葉集の天武天皇の皇女である紀皇女の歌に「軽の池のうらみ行き廻る鴨すらに玉藻のうへに独宿なくに」とある。「軽の池」に藻が生えているから、この歌の季節は夏で、この季節に見られるカモは、冬鳥のカモではないので、夏でも見られるカルガモのことらしいと考えられている。現在、カルガモといわれているカモは、この池の名前の「軽」とつけて、軽鴨といわれるようになったのではないかと推測されている、そうだ。
わたしは、その辺りに普通にいて、夏にも見られるので軽んぜられて「軽鴨」と付いたとばかり思っていた。どうも、カルガモに謝らねばなるまい。ただ、江戸時代には「ナツガモ」の別名もあったらしいが、その方が似つかわしいと思うがどうだろうか。11月8日、千葉市内で撮影。
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