備忘簿

日常の呟きを記録する。

ラセイタソウ<羅背板草>

2010年08月11日 06時05分35秒 | 野草
イラクサ科カラムシ属の多年草。何しろその葉に特徴があり、表面に粗くたくさんのしわがあり、粗い織物のように見える。だから、羅背板草という名が付いたのだから。
ラセイタ(raxetaポルトガル語)と言う羅紗(ラシャraxa)に似た毛織物に似ているのでこの名が付いたと言うことだ。ラセイタなどという織物を見たことがないが、いわゆる羊毛で織った厚くて密な毛織物と言うことだろう。
海岸の岩の間などに生えており、今頃薄桃色の雌花序を出して咲いている。いすみ市内で撮影。
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