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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヤコブ・オブレヒトの「そこに少女がいた」を聴きながら西谷から三枚町まで歩く

2009-11-07 04:08:04 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
明日から事情で数日間ブログを書くことができないので、
中世・ルネサンス音楽の室内楽曲・器楽曲編で紹介する曲もあと少しだが、
ブログはしばらくの間、お休みとなるだろう。
途中聴いたのは1450年頃に生まれたオブレヒトの作品。
ユトレヒトやブリュージュなどで楽長を務めた彼は、
北方フランドルを代表する作曲家の一人である。
1487年にはフェラーラのエルコレ1世の宮廷で半年活躍したようである。
宗教曲と世俗曲の分野でたくさんの作品を残したようである。
「そこに少女がいた」の作曲年代の詳しいことは分からない。
今回聴いたCDは、スヴェン・ベルガーと、
コンヴィヴィニム・ムジクムの演奏による。
「そこに少女がいた」は、2本のショームと、
2本のザックバットで演奏される短い曲だが、趣向を凝らしている。
前半はカノン風に4つの楽器が吹く旋律が順々に現れ、
それらが対位法的な展開を見せていく。
後半はポリフォニック風に軽快な音楽が展開される。