今日はベートーヴェン交響曲群をクーベリックの指揮で聴いた。
交響曲第2番ニ長調はアムステルダムのコンセルトヘボウで、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団により演奏されたものである。
1969年6月に録画されたもので、交響曲全集では1974年に同作品を同楽団と録音している。
第一楽章は、主題を生き生きと演奏する楽団員の姿が見られる。
第二楽章は優雅な感じで、第三楽章は力強い演奏が印象的である。
第四楽章は流れるように一気に聴かせ、熱気あふれる演奏である。
交響曲第3番変ホ長調はベルリンのUFAスタジオで、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されたものである。
1967年3月に録画され、交響曲全集ではこの楽団とも1971年に同じ作品を録音している。
第一楽章は、力強くダイナミックで、生き生きとした演奏である。
第二楽章は、葬送行進曲は厳粛で悲痛な雰囲気で演奏されていく。
木管楽器が奏でる旋律はそれを一瞬忘れさせるかのようでもあるが、
理想と現実の差を感じさせ、現実が勝っていることを実感させる。
前楽章ではスタジオの背景は燃えるような赤であったが、
その楽章ではスタジオの背景は黒に変わっていてそのコントラストも面白い。
第三楽章は、きびきびとした演奏であることに違いないが、
中間部でのホルンの三重奏がやはり印象的である。
第四楽章のスタジオの背景は再び燃えるような赤になっている。
自由な変奏曲の形式をとりながら、演奏も徐々に盛り上がりをみせていく。
弦楽器のそれぞれの動きをよくわかった指示の仕方をしているなと感心する。
フィナーレは一気に聴かせる感じで力強く盛り上がって終わるところがいい。
交響曲第9番ニ短調はドイツのミュンヘンにあるヘラクレスザールで、
1970年12月31日に演奏されたライブを録画したものである。
演奏はバイエルン放送交響楽団および合唱団、
で、ソプラノはグンドゥラ・ヤノヴィッツ、アルトはブリギッテ・ファスベンダー、
テノールはヴァルデマール・クメント、バスはフランツ・クラスである。
交響曲全集では1975年に同楽団(ソリストは違うが)との録音をしている。
この時期にしては映像がモノクロで、音声がモノラルというものどうかと思うが、
それはともかく指揮をするクーベリックの姿は関係なくエネルギッシュである。
第一楽章は、緊迫感を持ちながらも流れるように曲は進行し、最後盛り上がって力強く終わる。
第二楽章は、緻密さと荒々しさをみせながら、突き進んでいく。
第三楽章は、穏やかで牧歌的な中で、それぞれの楽器が歌うように旋律を奏でる。
甘美で、愛にあふれた平和的な音楽がクーベリックの指揮の下で作られていく。
モノラル録音なので弦楽器同士の旋律のやりとりは立体的に把握できないのは残念である。
終楽章は、力強さの一方でそれぞれの楽器に旋律を十分に歌わせていく。
その自然な流れで独唱者や合唱の歌につながっていく。
楽器も独唱者そして合唱もすべてが歌うことで全体が大きな響きになっていく。
そんなことを思わせる演奏であり、最後のコーダからの盛り上がり方がいい。
交響曲第2番ニ長調はアムステルダムのコンセルトヘボウで、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団により演奏されたものである。
1969年6月に録画されたもので、交響曲全集では1974年に同作品を同楽団と録音している。
第一楽章は、主題を生き生きと演奏する楽団員の姿が見られる。
第二楽章は優雅な感じで、第三楽章は力強い演奏が印象的である。
第四楽章は流れるように一気に聴かせ、熱気あふれる演奏である。
交響曲第3番変ホ長調はベルリンのUFAスタジオで、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されたものである。
1967年3月に録画され、交響曲全集ではこの楽団とも1971年に同じ作品を録音している。
第一楽章は、力強くダイナミックで、生き生きとした演奏である。
第二楽章は、葬送行進曲は厳粛で悲痛な雰囲気で演奏されていく。
木管楽器が奏でる旋律はそれを一瞬忘れさせるかのようでもあるが、
理想と現実の差を感じさせ、現実が勝っていることを実感させる。
前楽章ではスタジオの背景は燃えるような赤であったが、
その楽章ではスタジオの背景は黒に変わっていてそのコントラストも面白い。
第三楽章は、きびきびとした演奏であることに違いないが、
中間部でのホルンの三重奏がやはり印象的である。
第四楽章のスタジオの背景は再び燃えるような赤になっている。
自由な変奏曲の形式をとりながら、演奏も徐々に盛り上がりをみせていく。
弦楽器のそれぞれの動きをよくわかった指示の仕方をしているなと感心する。
フィナーレは一気に聴かせる感じで力強く盛り上がって終わるところがいい。
交響曲第9番ニ短調はドイツのミュンヘンにあるヘラクレスザールで、
1970年12月31日に演奏されたライブを録画したものである。
演奏はバイエルン放送交響楽団および合唱団、
で、ソプラノはグンドゥラ・ヤノヴィッツ、アルトはブリギッテ・ファスベンダー、
テノールはヴァルデマール・クメント、バスはフランツ・クラスである。
交響曲全集では1975年に同楽団(ソリストは違うが)との録音をしている。
この時期にしては映像がモノクロで、音声がモノラルというものどうかと思うが、
それはともかく指揮をするクーベリックの姿は関係なくエネルギッシュである。
第一楽章は、緊迫感を持ちながらも流れるように曲は進行し、最後盛り上がって力強く終わる。
第二楽章は、緻密さと荒々しさをみせながら、突き進んでいく。
第三楽章は、穏やかで牧歌的な中で、それぞれの楽器が歌うように旋律を奏でる。
甘美で、愛にあふれた平和的な音楽がクーベリックの指揮の下で作られていく。
モノラル録音なので弦楽器同士の旋律のやりとりは立体的に把握できないのは残念である。
終楽章は、力強さの一方でそれぞれの楽器に旋律を十分に歌わせていく。
その自然な流れで独唱者や合唱の歌につながっていく。
楽器も独唱者そして合唱もすべてが歌うことで全体が大きな響きになっていく。
そんなことを思わせる演奏であり、最後のコーダからの盛り上がり方がいい。