Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヘンク・バーディングスの交響曲第10番を聴く、そして三ツ境から二俣川まで歩く

2015-04-28 21:14:12 | 古典~現代音楽ベネルクス三国編
昨日は三ツ境から二俣川まで歩きました。
今回取り上げるのは1905年生まれのオランダの作曲家の、
バーディングスが1961年に作曲した交響曲第10番である。
インドネシアのバンドンで生まれた彼は、
デルフト大学で鉱山技師兼古生物学者として勤務し、
その間独学で作曲を学び、その後は作曲家として活動した。
シュトゥットガルト音楽大学などで教えたこともあったようだ。
今回聴いたCDはダーヴィッド・ポルセライン指揮、
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、低弦の音で重々しく始まり、
ヴァイオリンが行進曲風の第一楽章を奏でていく。
木管楽器・金管楽器がこれに絡んでいき、
やがて盛り上がりをみせたあとで静まり、
オーボエが悲しげな第二主題を奏でていく。
それが終わると展開部に入り、第一主題が変形される。
最後は金管楽器を中心に盛り上がったところで終わる。
第二楽章プレストは、弦楽器が奏でる旋律が、
フーガ風に展開され、打楽器や木管楽器がこれに絡んでいく。
幻想的に展開されて、あっという間に終わる。
第三楽章アダージョは、チェロが奏でる重々しい旋律で始まる。
徐々に盛り上がりをみせたあと、いったん静まり、
ヴァイオリン独奏中心に幻想的な感じになり、
ティンパニが弱く響く中、最後静かに終わる。
第四楽章アレグロ・モルトは、一撃の音のあと、
木管楽器が軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
その主題を繰り返しながら、盛り上がりをみせていく。
いったん静まり、木管楽器中心にゆったりとした旋律を奏で、
再び最初の旋律が弦楽器と金管楽器により奏でられ、
盛り上がったところで、最後力強く終わる。
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カール・マリア・フォン・ウェーバーの交響曲第2番ハ長調を聴く

2015-04-27 06:27:32 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1786年ドイツ生まれのウェーバーが、
1807年に作曲した交響曲第2番ハ長調である。
この作品の詳細については以前触れていなかったので今回触れる。
今回聴いたCDはネヴィル・マリナー指揮、
アカデミー室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器による力強い主題が奏でられ、
生き生きとした旋律が弦楽器により奏でられる。
もう一つの主題はホルンから始まる牧歌的な旋律である。
この二つの主題をもとにした提示部が繰り返されたあと、
展開部に入り、フルートなど木管楽器が活躍する。
再現部で主題が繰り返され、最後は堂々とした感じで終わる。
第二楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
チェロは歌うような旋律を奏でて始まる。
その主題をオーボエなど他の楽器が引き継ぎ、
甘美な感じをみせていき、最後は穏やかに終わる。
第三楽章メヌエット(アレグロ)は、三部形式の楽章で、
メヌエットとはいえ悲劇的な感じである。
短い牧歌的な中間部を経て、冒頭部が繰り返されて終わる。
第四楽章フィナーレ、スケルツォ(プレスト)は、
軽快で生き生きとした舞踏風の旋律が奏でられて、
最後はテンポをあげて盛り上がり,
最後突然予期しないところで終わる。
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カール・アマデウス・ハルトマンの協奏交響曲(交響曲第5番)を聴く

2015-04-25 22:15:04 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1905年生まれのドイツの作曲家ハルトマンが、
1950年に作曲した協奏交響曲(交響曲第5番)である。
今回聴いたCDはインゴ・メッツマッハー指揮、
ハンブルク交響楽団の演奏による。
第一楽章トッカータ(にぎやかに)は、
トランペットと木管楽器が掛け合い、
絡み合いながら軽快に展開されていく。
第二楽章メロディーは、木管楽器と金管楽器中心に、
叙情的な旋律をゆったりと奏でていき、ファゴットが活躍し、
ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせるところもある。
中間部ではトランペットが速い動きをみせるが、
そのあとは静まって、ゆったりとした感じになり、
トランペットとクラリネットとファゴット、オーボエが掛け合い、
最後は木管楽器と弦楽器で穏やかに終わる。
第三楽章ロンド(陽気に-とてもにぎやかに)は、
トランペットが軽快で速い旋律を奏でて始まり、
木管楽器も絡んで楽しい感じである。
徐々にテンポをあげて盛り上がったあと静まり、
フルート独奏に続き、他の木管楽器の独奏が入り、
再びトランペットが絡んで盛り上がり、最後突然終わる。
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ボリス・ブラッハー(ブラッヒャー)の管弦楽のための協奏的音楽作品10を聴く

2015-04-24 05:00:46 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1903年生まれのドイツの作曲家ブラッハーが、
1937年に作曲した管弦楽のための協奏的音楽作品10である。
ブラッハーは中国の満州で生まれ、ベルリンに渡ってから、
数学や建築学を学んだが、その後作曲と音楽学を学んだ。
新古典的でリズムを重視し、ジャズなどの要素を取り入れ、
「可変拍節法」とよばれるものを考案したようだ。
今回聴いたCDはカール・シューリヒト指揮、
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による。
ファゴットが繰り返す音型に金管楽器が呼応し、
弦楽器が入り、リズミカルな音型を繰り返し、
木管楽器もその音型を繰り返していく。
このリズムにはジャズの影響を感じさせる。
中間ではゆったりとしたテンポとなり、
フルートなど木管楽器が活躍するが、
背後にはリズミックな音型が繰り返されていく。
そして再び冒頭の速いテンポの部分が繰り返され、
情熱的に盛り上がって、最後力強く終わる。
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エミール・ニコラウス・フォン・レズニチェクの歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲を聴く

2015-04-23 06:36:52 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1860年オーストリア生まれのレズニチェクが、
1894年に作曲した歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲である。
今回聴いたCDはカール・シューリヒト指揮、
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による。
上昇する音型のあと、軽快で流れるような旋律が奏でられていく。
金管楽器も加わり華やかさも加わり、
オーボエとクラリネットの独奏が奏でる旋律も甘美である。
再び最初の主題が繰り返され、最後は堂々とした感じで終わる。
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