Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

カルロ・ジェズアルドの「我は苦悩と悲しみに出会いぬ」を聴く

2011-11-30 07:12:49 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は一日忙しく、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1561年頃生まれたジェズアルドの声楽曲。
ヴェノーサ公爵家の貴族であった彼は、
妻を不貞のかどで殺害した人物としても知られている。
そんなドラマティックな人生だからか、音楽も情熱的である。
「我は苦悩と悲しみに出会いぬ」は、
1603年にナポリで出版された「5声の宗教曲第1巻」の
中に収められている中の1曲のようである。
聴いたCDはフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、
ヨーロッパ声楽アンサンブルの演奏によるもの。
悲しみに満ちた感じの旋律が、5声が重なりあい奏でられる。
浮かび上がってくる高音部の声部が美しい。
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クレマン・ジャヌカンの「我らの敵は集い(Congregati sunt)」を聴く

2011-11-29 05:49:49 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、飲み会のためウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1485年頃に生まれたジャヌカンの声楽曲。
モテット「我らの敵は集い(Congregati sunt)」は、
1538年にイタリアのフェラーラで出版されているようである。
聴いたCDはドミニク・ヴィスのカウンター・テノールと指揮、
クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの演奏によるもの。
最初の歌を追いかけるように各声部が動いていく。
各声部が重なりあいながら、華やかな感じである。
最後は各声部がユニゾンとなっておだやかに終わる。
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ジャン・ムトンの「ああ、もっとも聖なるマリアよ」を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2011-11-28 05:07:52 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
土曜日BSで世界一夜空が美しい村テカポを扱った番組を見た。
たくさんのまたたく星が時間を追って動いていく様子を見たのだが、
ニュージーランドのテカポ湖付近でみられる星空に魅了された。
こんなに多くの星が見えたら天体観測を毎日したくなるだろうなあ。

さて、昨日は、二俣川から三ツ境駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1459年頃に生まれたジャン・ムトンの声楽曲。
フランドルに生まれ、1502年以後フランス王妃アンヌの宮廷に入り、
ヴィラールトの師として、宮廷の指導的な立場の音楽家として活躍し、
ミサ曲やシャンソン、多くのモテットなどを残した。
「ああ、もっとも聖なるマリアよ(Ave Sanctissima Maria)」は、
モテットであるが、作曲年代についてはよくわからない。
聴いたCDはポール・ヒリアー指揮、シスター・オブ・ヴォイシズの演奏。
浮き上がるような声に重なる各声部のおりなすサウンドは美しい。
まるで降り注ぐ星の輝きのように各声部が独立しつつ迫ってくる。
マリアを讃える歌は、最後にアーメンと歌っておだやかに終わる。
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チプリアーノ・デ・ローレの「美しい乙女(Le Vergine)」を聴きながら、上星川から横浜まで歩く

2011-11-27 10:32:52 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、上星川から横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1515・16年頃に生まれたチプリアーノ・デ・ローレの声楽曲。
「美しい乙女(Le Vergine)」の作曲年代については不詳である。
聴いたCDはヒリヤード・アンサンブルの演奏。
詩人ペトラルカの処女マリアを讃える詩をもとに、
男声の各声部が絡み合いながらポリフォニックなサウンドを作る。
その中から浮かび上がるカウンター・テノールの旋律は美しく、
まさにチプリアーノ・デ・ローレの代表作の一つといっていいだろう。
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フィリップ・デ・モンテの「女神ヴィーナス(La Deesse Venus)」を聴く

2011-11-26 14:25:29 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1521年に生まれたフィリップ・デ・モンテの声楽曲。
「女神ヴィーナス(La Deesse Venus)」は1588年に出版された。
聴いたCDはヒリヤード・アンサンブル、ケース・ブーケ・コンソートの演奏。
コルネットやリュート、トロンボーンの音に乗って、
カウンター・テノール、テノールが歌う曲で、
ルネサンス音楽らしくポリフォニックで華やかである。
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