Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

マノリス・カロミリスの「プサラ島の破壊」を聴く

2014-09-30 05:30:25 | 古典~現代音楽バルカン地域編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのギリシアの作曲家カロミリスが、
1949年あたりに作曲した「プサラ島の破壊」である。
ギリシア戦争中にオスマン帝国により破壊された
プサラ島のことを扱った作品である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはバイロン・フィデツィス指揮、
アテネ州立交響楽団の演奏による。
朗読を伴った短い作品である。
打楽器と弦楽器に金管楽器が加わり、力強い音楽である。
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ベラ・バルトークの舞踏組曲Sz.77BB86を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2014-09-29 04:59:02 | 古典~現代音楽ハンガリー編
昨日は二俣川から緑園都市駅まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1881年生まれのハンガリーの作曲家バルトークが、
1923年に作曲した舞踏組曲(オーケストラのための)Sz.77BB86である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはピエール・ブーレーズ指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏による。
第一曲モデラートは、ファゴットの軽快な舞踏風の旋律で始まる。
木管楽器中心にこの旋律が引き継がれ、
一方で弦楽器が奏でる叙情的な旋律が奏でられ、
次の激しく軽快な第二曲アレグロ・モルトに続く。
拍子が変化していき、そのあとクラリネットが旋律を奏でる。
第三曲アレグロ・ヴィヴァーチェは、力強い舞踏風の旋律で始まる。
穏やかな旋律が木管楽器によって奏でられ、最初の主題が繰り返されていく。
いったん穏やかになったあと、再び盛り上がって終わる。
第四曲モルト・トランクィロは、イングリッシュ・ホルンと、
バス・クラリネットが素朴な民謡風の旋律を奏でていく。
弦楽器がそれに呼応するような旋律を奏で、この対話を繰り返していく。
第五曲コモードは、再び荒々しい舞踏風の旋律が奏でられ、
徐々に盛り上がりをみせていき、そのまま終曲に続いていく。
第六曲フィナーレ:アレグロは、速く荒々しい旋律で始まる。
金管楽器が奏でたあと、第1曲の主題が繰り返され、
他の主題も現れ、徐々に盛り上がって最後力強く終わる。
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アレクサンドレ・タンスマンの交響曲第7番「叙情的」を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2014-09-28 13:24:29 | 古典~現代音楽ポーランド編
一昨日はウォーキングを休みました。
昨日は久しぶりに西谷駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1897年生まれのポーランドの作曲家タンスマンが、
1944年にロスアンジェルスで作曲した交響曲第7番「叙情的」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはオレグ・カエターニ指揮、
メルボルン交響楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・ソスティヌート-アレグロ・コン・モートは、
低弦でゆったり始まり、それに木管楽器が加わり悲しげな旋律を奏でていく。
この序奏が終わると主部に入り、弦楽器の速い動きに木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
このあたりはストラヴィンスキーの影響が出ている感じがする。
この作品がストラヴィンスキーに献呈されていることも関係するだろう。
主部に示された軽快な主題をもとに展開されていったあと、
ゆったりとした冒頭の部分が繰り返され、最後静かに終わる。

第二楽章アンダンテ・カンターヴィレは、
フルートの悲しげな旋律でゆったりと始まる。
木管楽器群がその旋律を引き継いでいったあと、
金管楽器によるコラール風の旋律が奏でられ、
木管楽器と弦楽器により叙情的な旋律を奏でていく。
最後は木管楽器中心に旋律を奏でて静かに終わる。
第三楽章スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェは、
軽快な旋律が奏でられていくが、とてもリズミックである。
ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」を思わせるような
新古典派風の音楽で、金管楽器が荒々しさを加えて、
滑稽な感じを見せながら、最後は静かに終わる。
第四楽章フィナーレ:アダージョ-アレグロ・デシーソは、
2本のファゴットの音に始まり、木管楽器が絡んでいく。
ティンパニと金管楽器によりその静かな雰囲気は破られ、
荒々しさと軽快な感じを見せるが、最後は静かに終わる。
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ベドルジーハ・スメタナのシェイクスピア祭のための祝典行進曲を聴く

2014-09-25 05:54:43 | 古典~現代音楽チェコ編
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回からは東欧編に入ろうと思います。
今回取り上げるのは、1824年生まれのチェコの作曲家スメタナが、
1864年に作曲したシェイクスピア祭のための祝典行進曲である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヴァーツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
シェイクスピア生誕300年の記念行事が、
プラハで行われた時に作曲された作品である。
打楽器と金管楽器により華やかに始まる行進曲である。
弦楽器と金管楽器で力強い旋律が奏でられていく。
その旋律が繰り返される中、徐々に盛り上がって最後力強く終わる。
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ロマーノ・アントニオ・ピアチェンティーノのフルート協奏曲ト長調を聴く、そして二俣川から下川井町まで

2014-09-23 15:39:34 | 古典~現代音楽イタリア編
今回でイタリア・スペイン・ポルトガル編も終わりにしようと思います。
一昨日は二俣川駅付近から下川井町まで歩きました。
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、18世紀頃活躍したイタリアの作曲家、
ロマーノ・アントニオ・ピアチェンティーノが、
作曲したフルート協奏曲ト長調である。
彼の生涯についてはよくわかっていない。
聴いたCDはジェームズ・ゴールウェイのフルート、
クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティの演奏による。
第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器により軽快で躍動的な旋律が奏でられて始まる。
この前奏が終わるとフルートが入り、軽快に旋律を奏でていく。
フルートは技巧的なフレーズを奏でていく。
第二楽章アンダンテは、フルートがゆったりとしたテンポで、
叙情的な旋律を奏でていく短い楽章である。
第三楽章アレグロは、第一楽章と同じく軽快に始まる。
フルートと弦楽器が交互に旋律を受け持ちながら進行し、
ヴィヴァルディを感じさせ、最後は爽やかに終わる。

なお、今回までとりあげたイタリア・スペイン・ポルトガル編のCD等の情報は、
以下のアドレスのイタリア・スペイン・ポルトガルのところにNEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html#cd_music
参考にしていただければ幸いです。
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