実の兄が病院で息を引きとり、61歳で旅立ちました。
その兄の死から今日で1週間が経ちました。
私は自分の心を落ち着かせようと、ヴェルディのレクイエムや、
マーラーの交響曲第10番などを聴くなどしました。
今日は、モーツアルトのレクイエムK.624を聴きました。
今回聴いたCDはシルヴィア・マクネアーのソプラノ、
キャロリン・ワトキンソンのアルト、
フランシスコ・アライサのテノール、ロバート・ロイドのバス、
サー・ネヴィル・マリナーの指揮、
アカデミー室内管弦楽団および合唱団の演奏による。
この演奏ではジュスマイヤー版を使っている。
今回は曲の解説ということではなく、
聴きながら思うことを書いていく。
入祭唱を最初に聴き、過去の思い出と回想にふける。
退職してしばらく自分がやりたかったことに没頭し、
健康にも気をつけていた兄の何がいけなかったか。
第3曲の怒りの日の音楽を聴く中で、
やりきれない気持ちになっていく。
しかし、病室の中で兄は、この病気は治るといい、
常に前向きであったことが幸いである。
面会するたびに痩せていく姿をみたのだが、
本人はいたってポジティブに考えていた。
そればかりか私が困っていることに答え、
アドヴァイスまでしてくれることもあった。
体の中の痛みや苦しさもあっただろうが、
そんな部分は私の前ではみせなかった。
だからこそ、ここは深い悲しみではなく、
送り出すような気持ちで考えようと思う。
肉体というものから解放された兄の魂が、
新たな世界に旅立っていくのだろうと思いたい。
そこは安らかで穏やかな世界だろう。
今までの兄に感謝し、冥福を祈りたい。
その兄の死から今日で1週間が経ちました。
私は自分の心を落ち着かせようと、ヴェルディのレクイエムや、
マーラーの交響曲第10番などを聴くなどしました。
今日は、モーツアルトのレクイエムK.624を聴きました。
今回聴いたCDはシルヴィア・マクネアーのソプラノ、
キャロリン・ワトキンソンのアルト、
フランシスコ・アライサのテノール、ロバート・ロイドのバス、
サー・ネヴィル・マリナーの指揮、
アカデミー室内管弦楽団および合唱団の演奏による。
この演奏ではジュスマイヤー版を使っている。
今回は曲の解説ということではなく、
聴きながら思うことを書いていく。
入祭唱を最初に聴き、過去の思い出と回想にふける。
退職してしばらく自分がやりたかったことに没頭し、
健康にも気をつけていた兄の何がいけなかったか。
第3曲の怒りの日の音楽を聴く中で、
やりきれない気持ちになっていく。
しかし、病室の中で兄は、この病気は治るといい、
常に前向きであったことが幸いである。
面会するたびに痩せていく姿をみたのだが、
本人はいたってポジティブに考えていた。
そればかりか私が困っていることに答え、
アドヴァイスまでしてくれることもあった。
体の中の痛みや苦しさもあっただろうが、
そんな部分は私の前ではみせなかった。
だからこそ、ここは深い悲しみではなく、
送り出すような気持ちで考えようと思う。
肉体というものから解放された兄の魂が、
新たな世界に旅立っていくのだろうと思いたい。
そこは安らかで穏やかな世界だろう。
今までの兄に感謝し、冥福を祈りたい。