Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャケス(ジャック)・デ・ヴェルトの「愛らしい鳥達は」を聴く、そして三枚町から新横浜まで歩く

2012-02-29 00:02:00 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から新横浜まで歩きました。
今回とりあげるのは1535年頃生まれたジャケス(ジャック)・デ・ヴェルトの作品。
フランドル出身の彼は、少年の時期からイタリアにわたり、
チプリアーノ・デ・ローレに師事し、マントヴァで楽長として活躍した。
「愛らしい鳥達は(Vezzose augelli)」は1586年に作曲されたようである。
聴いたCDはコンラート・ユングヘーネルのリュートおよび指揮、
カントゥス・ケルンの演奏によるもの。
5声による歌で繰り広げられる歌はいきいきとしている。
鳥のさりずりが模倣されるポリフォニックな響きの音楽である。
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アントニオ・イル・ヴェルゾの「私を死なせて下さい(Lasciate mi morire)」を聴く

2012-02-28 06:16:49 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日もウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1565年生まれのアントニオ・イル・ヴェルゾの作品。
シチリア島のピアッツァ・アルメリーナに生まれた彼は、
ピエトロ・ヴィンチに師事し、ヴェニスで活動したイタリアの作曲家である。
のちにシチリアに戻りパレルモのサン・ドミニコ修道院で音楽を教えたようだ。
「私を死なせて下さい(Lasciate mi morire)」の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはスキップ・センペの指揮およびチェンバロ、
カプリッチョ・ストラヴァガンテの演奏によるもの。
弦楽器によりおだやかに奏でられるポリフォニックな音楽は、
ルネサンスらしい響きをもっており、華やかさをもっている。
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アントニオ・デ・リテレスの歌劇「アシスとガラテア(Asis y Galatea)」を聴く

2012-02-27 05:42:29 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日も発表会の手伝いのため、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは1673年生まれのリテレスの作品。
歌劇「アシスとガラテア(Asis y Galatea)」は、
1708年マドリードで初演された2幕の歌劇のようだ。
ギリシア神話の中のガラテア(ガラティア)とアシス(アーキス)の話で、
恋に落ちた二人を嫉妬し、ポリュペーモスが巨石を投げつけ、
アシスを殺してしまう話で、彼の流れる血がエトナ山を流れる川となった。
CDはこの全曲盤の抜粋となっているので、聴いたのは一部となる。
聴いたCDはエドゥアルト・ロペス・バンゾの指揮およびチェンバロ、
アル・アイレ・エスパノールの演奏によるもの。
冒頭からカスタネットが鳴り響き、スペイン的な響きである。
舞踏的な音楽が終わるとレシタチーヴォとアリアの部分が2つ続き、
2つ目の曲はバロック的な響きの中にカスタネットが鳴り響く。
その次のアリアは牧歌的な雰囲気の中で歌われ、
続くレシタチーヴォとアリアの部分までが女声による歌である。
最後の曲はギターの音とともにカスタネットが鳴り響き、
男声の歌が歌われるが、何かフラメンコ的な感じのところが興味深い。
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トマゾ・アルビノーニのオーボエ協奏曲(5声の協奏曲集)ハ長調作品7の12を聴く

2012-02-26 07:27:19 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1671年生まれのアルビノーニの作品。
オーボエ協奏曲ハ長調作品7の12は、
1715年に出版された5声の協奏曲集作品7の12の中に含まれる。
聴いたCDはアンソニー・ロブソンのオーボエ、
サイモン・スタンデイジ指揮、コレギウム・ムジクム90の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、弦楽器が軽快なテンポで明るくさわやかな旋律を奏で、
その旋律をオーボエが引き継いで、その後オーボエ中心に曲は進行する。
第二楽章アダージョは、弦楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
オーボエがそのあとを引き継ぎ、叙情的な旋律を奏でていく。
第三楽章アレグロは、オーボエが明るく軽快な旋律を奏で、
それに弦楽器がお互いが掛け合うように絡んで進行し、最後さわやかに終わる。
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ロバート・ヴァレンタインのブロックフレーテ協奏曲第2番変ロ長調を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2012-02-25 09:20:24 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
おとといは飲み会であったため、ウォーキングを休み、
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1680年頃生まれたヴァレンタイン(ヴァレンティーニ)の作品。
イギリスのレスターに生まれ、若くしてイタリアにわたり、
フルート奏者と作曲家として活躍したようである。
ブロックフレーテ協奏曲第2番変ロ長調の作曲年代については不詳である。
聴いたCDはグートルン・ヘインズのブロックフレーテ、
ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏によるもの。
第一楽章アダージョは、弦楽器と通奏低音による前奏に続き、
ブロックフレーテが主題を歌うように朗々と奏でる。
第二楽章アレグロは弦楽器が明るくいきいきとした旋律を奏でていき、
その主題をブロックフレーテが引き継いでいく。
そのあと弦楽器とブルックフレーテが掛け合いながら曲は進行する。
第三楽章アダージョは、前楽章とは対照的にゆったりとしたテンポで、
叙情的な旋律が弦楽器により奏され、それをブロックフレーテが引き継ぐ。
そのあと弦楽器とブロックフレーテが交互に主題を奏でていく。
第四楽章アレグロは、明るく軽快に弦楽器により主題が奏され、
ブロックフレーテがその主題を受け継いでいく。
弦楽器とブロックフレーテが互いに絡み合いながら音楽は進行し、
華やかさと優雅さを保ちながら、最後は堂々とした感じで終わる
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