Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

マルコム・アーノルドのブラスバンドのための小組曲第2番作品93を聴く

2018-08-31 06:55:41 | 古典~現代音楽イギリス編
今回は1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドが、
1967年に作曲したブラスバンドのための小組曲第2番作品93を聴きました。
今回聴いたCDはエルガー・ハワース指揮、
グライムソープ・コリアリー・バンドの演奏である。
第一曲ラウンド(アレグロ・モルト・エ・リトミコ)は、
軽快な旋律がトランペットなどによって奏でられて始まる。
中間部はゆったりとした感じになるが、
再び最初の旋律が奏でられて最後静かに終わる。
第二曲カヴァティーナ(アンダンテ・コン・モート)は、
ゆったりと始まり、トランペットが旋律を奏でていく。
トランペットとその他の金管楽器が交互に奏でて、
掛け合いながら曲は進行し、最後静かに終わる。
第三曲ギャロップ(プレスト)は、軽快な旋律が奏でられて始まる。
明るく楽しい音楽で、掛け合いながら、最後は力強く終わる。
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マルコム・アーノルドのシンフォニエッタ第1番作品48を聴く

2018-08-29 06:50:17 | 古典~現代音楽イギリス編
今回は1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドが、
1955年に作曲したシンフォニエッタ第1番作品48を聴きました。
今回聴いたCDはニコラス・ブライスウェイト指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
第一楽章アレグロ・コンモートは、
弦楽器とホルンによるのどかな旋律で始まる。
オーボエもそれに絡んで、牧歌的な楽章である。
最後は弦楽器が冒頭の旋律を繰り返して終わる。
第二楽章アレグレットは、弦楽器の奏でる音の上で、
ホルンが寂しげな旋律を奏でて始まる。
その旋律はオーボエにも引き継がれ、
やがてヴァイオリンも引き継いでいく。
そのあと、オーボエ、チェロにも引き継がれ、最後穏やかに終わる。
第三楽章アレグロ・コン・ブリオは、
弦楽器により明るく軽快な旋律が奏でられて始まる。
それをオーボエも引き継いでいき、
その後弦楽器やホルンがその旋律を引き継いでいく。
そのあと弦楽器がその旋律を繰り返していき、最後は力強く終わる。
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マルコム・アーノルドの交響曲第5番作品74を聴く

2018-08-28 07:22:02 | 古典~現代音楽イギリス編
今回は1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドが、
1961年に作曲した交響曲第5番作品74を聴きました。
今回聴いたCDはマルコム・アーノルド指揮、
バーミンガム市交響楽団の演奏である。
第一楽章テンペスト―ソは、オーボエの音で始まり、
弦楽器が4つの音型を示し、これを繰り返していく。
他の楽器もこれを繰り返し、これが重要なモチーフとなっていく。
そのあとも煌めくような音が奏でられていく。
そのあと金管楽器と打楽器による荒々しい音楽となり、
そして木管楽器中心に音楽が展開されていく。
最初のモチーフが金管楽器により示されて、
煌めくような音も繰り返され、いったん静まったあと、
金管楽器と打楽器により荒々しくなり、最後は静かに終わる。
第二楽章アンダンテ・コン・モルトは、弦楽器による旋律で始まる。
その旋律は甘美な感じでもあり、ロマンティックである。
金管楽器なども絡み、オーボエも甘美な旋律を奏でていく。
中間部では金管楽器中心にドラマティックに盛り上がりをみせ、
そのあと静まって、弦楽器中心にゆったりとした旋律が奏でられ、
木管楽器も絡んでいき、最後は穏やかに終わる。
第三楽章コン・フォーコは、木管楽器と弦楽器で始まり、
軽快で流れるような旋律が奏でられていき、
金管楽器や打楽器も加わり荒々しさも加わっていく。
木管楽器の颯爽とした感じの旋律が奏でられていき、
金管楽器と打楽器の荒々しい部分と交互に現れ、最後突然終わる。
第四楽章リソリュートは、行進曲風の旋律が奏でられて始まる。
この旋律が木管楽器中心に奏でられていき、
金管楽器と打楽器がこれとは違う荒々しい音楽を交互に奏でていく。
そしてそれぞれが絡み合いながら曲は進行していき、
最後はロマンティックな旋律が弦楽器に奏でられて、
金管楽器も絡んで盛り上がりをみせ、鐘の音が鳴り響き、
最後は静まって穏やかに終わる。
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マルコム・アーノルドのディヴェルティメント第2番作品75を聴く

2018-08-27 05:31:37 | 古典~現代音楽イギリス編
今回も1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドの作品に触れます。
1950年に作曲し、1961年に改訂した作品、
ディヴェルティメント第2番作品75を聴きました。
この作品1950年のものは作品24ですので、
今回聴いたのは改訂版の方ということになります。
違いは何かというと第二楽章はスローなタンゴであったのが、
改訂版では夜想曲が置かれるようになったようです。
今回聴いたCDはダグラス・ボストック指揮、
ミュンヘン交響楽団の演奏である。
第一楽章ファンファーレ(アレグロ)は、
金管楽器により文字通り華やかな感じで始まる。
打楽器とともに力強い旋律が奏でられていき、
吹奏楽でやるといいのではないかと思われる曲です。
このあたりはさすがマルコム・アーノルドと思わせます。
第二楽章夜想曲(レント)は、弦楽器が旋律を奏でて始まる。
木管楽器や打楽器も絡んでいき、金管楽器により盛り上がり、
静まってからは木管楽器が活躍し、最後は穏やかに終わる。
第三楽章シャコンヌ(アレグロ・ノン・トロッポ)は、
弦楽器と金管楽器による旋律で力強く始まり、
その主題を引き継いで繰り返しながら変形させ、
金管楽器と打楽器で盛り上げていき、最後は力強く終わる。
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マルコム・アーノルドの交響曲第8番作品124を聴く

2018-08-26 16:49:50 | 古典~現代音楽イギリス編
今回は、1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドが、
1978年に作曲した交響曲第8番作品124を聴きました。
今回聴いたCDはヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
第一楽章アレグロは、打楽器と金管楽器による荒々しい音楽で始まる。
そのあとピッコロなど木管楽器により明るい行進曲風の旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器によりその音楽は時々中断されるが、
行進曲風の音楽は続いていき、静かな部分と荒々しい部分を繰り返し、
最後は木管楽器中心に静かに終わる。
第二楽章アンダンティーノは、弦楽器が旋律を奏でて始まる。
それにオーボエなど木管楽器が絡んでいき曲は進行していく。
ゆったりと這うような弦楽器の音に金管楽器や打楽器が絡み、
ビブラフォンかグロッケンシュピールの奏でる音は、
一瞬ガムラン音楽のような雰囲気も感じさせ、
やがて金管楽器が鳴り響き、盛り上がったあと最後穏やかに終わる。
第三楽章ヴィヴァーチェは、木管楽器の明るく流れるような旋律で始まる。
そして金管楽器と打楽器で激しさを加える。
その旋律は弦楽器や金管楽器やビブラフォンか、
グロッケンシュピールの音にも引き継がれ、
最後は金管楽器がその旋律を奏でて盛り上がったところで終わる。

そういえば、私が1981年に作詞・作曲した歌「天体観測」を、
現在音楽活動をしているBachmenさんがアレンジをして、
CDの中の1曲として録音し、発売したようです。
他の人が自分の曲を歌うというのも不思議な気持ちです。
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