今回は1887年生まれのフローレンス・プライスが、
1945年に作曲した交響曲第4番ニ短調を取り上げる。
聴いたCDはジョン・ジーター指揮、
フォート・スミス交響楽団の演奏による。
プライスは交響曲第2番ト短調を、
1935年頃に作曲しているようだが、
そのスコアは消失もしくは紛失しているようだ。
したがって、プライスの交響曲すべての紹介は、
今回で終わりということになる。
第一楽章「モデラートのテンポで」は、
哀愁のある叙情的な主題が力強く奏でられて始まる。
もう一つの主題は牧歌的な旋律でアメリカらしい。
提示部は繰り返されたあとで展開部に入り、
二つの主題は変形されていき再現部を経て、
盛り上がったところで、最後力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・カンタービレは、
オーボエが奏でる旋律で始まる。
ドヴォルザークの交響曲第9番の
第2楽章のように親しみやすい旋律で、
チェロが奏でるところも味わい深い。
また、トランペットが旋律を奏で、
フルートが絡むところもいい。
何か古い時代の田舎の風景を思わせる感じで、
懐かしい感じを残しながら、静かに終わる。
第三楽章ジューバ・ダンスは、
弦楽器が奏でる陽気で軽快な旋律で始まる。
打楽器のリズムがダンスに関係するのだろうか。
第三楽章にジューバ・ダンスを入れるのが、
プライスの交響曲の特徴なのであろう。
中間部はオーボエが対照的で穏やかな旋律を奏でる。
冒頭の旋律が再び現れて、力強く終わる。
第四楽章スケルツォは、軽快で力強い旋律で始まる。
民謡風の流れるような旋律で始まる終楽章は、
これまたプライスの交響曲の特徴なのだろう。
最後の盛り上がって終わるところはなかなかいい。
1945年に作曲した交響曲第4番ニ短調を取り上げる。
聴いたCDはジョン・ジーター指揮、
フォート・スミス交響楽団の演奏による。
プライスは交響曲第2番ト短調を、
1935年頃に作曲しているようだが、
そのスコアは消失もしくは紛失しているようだ。
したがって、プライスの交響曲すべての紹介は、
今回で終わりということになる。
第一楽章「モデラートのテンポで」は、
哀愁のある叙情的な主題が力強く奏でられて始まる。
もう一つの主題は牧歌的な旋律でアメリカらしい。
提示部は繰り返されたあとで展開部に入り、
二つの主題は変形されていき再現部を経て、
盛り上がったところで、最後力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・カンタービレは、
オーボエが奏でる旋律で始まる。
ドヴォルザークの交響曲第9番の
第2楽章のように親しみやすい旋律で、
チェロが奏でるところも味わい深い。
また、トランペットが旋律を奏で、
フルートが絡むところもいい。
何か古い時代の田舎の風景を思わせる感じで、
懐かしい感じを残しながら、静かに終わる。
第三楽章ジューバ・ダンスは、
弦楽器が奏でる陽気で軽快な旋律で始まる。
打楽器のリズムがダンスに関係するのだろうか。
第三楽章にジューバ・ダンスを入れるのが、
プライスの交響曲の特徴なのであろう。
中間部はオーボエが対照的で穏やかな旋律を奏でる。
冒頭の旋律が再び現れて、力強く終わる。
第四楽章スケルツォは、軽快で力強い旋律で始まる。
民謡風の流れるような旋律で始まる終楽章は、
これまたプライスの交響曲の特徴なのだろう。
最後の盛り上がって終わるところはなかなかいい。