Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アーノルト・シェーンベルクの管弦楽のための変奏曲作品31を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-10-30 21:18:10 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今日は雨が少し降っていましたが、二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、1874年生まれのシェーンベルクの管弦楽曲。
管弦楽のための変奏曲作品31は1928年に作曲されたようである。
聴いたCDはピエール・ブレーズ指揮、シカゴ交響楽団の演奏。
12音技法で作曲されたこの作品は、神秘的な感じの導入部に始まり、
これはBACH動機をもとにしている。
やがて、主題が弦楽器中心にゆったりと奏され、
この主題をもとにした9つの変奏が以後展開されていく。
軽快だが荒々しい第一変奏、室内楽的な第二変奏、
行進曲風の第三変奏、フルート中心に軽やかに奏される室内楽的な第四変奏、
弦楽器と金管楽器が対話するように展開されクラーマックスを築く第五変奏、
クラリネットなど木管楽器と独奏ヴァイオリンが活躍する第六変奏、
ファゴットが活躍し室内楽風な第七変奏、あわただしい感じの第八変奏、
同じく感じの第九変奏を経て、終曲に入り再びBACH動機をもとにし、
最後は打楽器と金管楽器が鳴り響いて荒々しい感じで終わる。
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カール・アマデウス・ハルトマンの交響曲第2番「アダージョ」を聴く

2011-10-29 16:13:39 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は飲み会があったため、ウォーキングは休みました。
今回とりあげるのは、1905年生まれのハルトマンの交響曲。
交響曲第2番「アダージョ」は単一楽章制の作品で、
1946年から1950年の間に作曲されたようである。
聴いたCDはインゴ・メッツマッハー指揮、ハンブルク交響楽団の演奏。
低弦の音でゆったりと始まったあと、
きらめくような音が打楽器と金管楽器により作られ、
それが繰り返されたあとは、管楽器により牧歌的な旋律が奏でられ、
そのあと行進曲風に展開し、様々な楽器が絡み合いながら、
ポリフォニック的な部分をみせていく。
金管楽器と打楽器により何度か盛り上がる部分をみせて、
そのあと神秘的な感じの音楽となり、
最後は弦楽器のみが残り静かに終わる。
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クリスティアン・カンナビヒの交響曲第59番ニ長調を聴く、そして横浜から片倉町まで歩く

2011-10-27 19:30:25 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は横浜から片倉町まで歩きました。
今日聴いたのは、1731年生まれのカンナビヒの交響曲。
交響曲第59番ニ長調の作曲された時期についてはわからない。
この作品の編成は2本のオーボエ、2本のホルンと弦楽器となっている。
聴いたCDはヴィクトール・ルーカス指揮、
ルーカス・コンソートの演奏。
第一楽章アレグロは、弦楽器の軽快な旋律に乗り、
2本のオーボエが優しく絡み、ホルンも加わる。
主題は展開部で短調に転調し、再現部を経て、
最後まで明るく軽快な感じで、そのまま次の楽章に続く。
第二楽章アンダンテは、弦楽器中心にゆったりとした旋律で始まる。
ホルン、オーボエの順に絡んでいき、この主題をもとに曲は進行する。
オーボエが甘美な旋律を奏でて活躍する。
第三楽章プレストは、軽快な旋律が弦楽器によって奏され、
2本のホルン、オーボエがそれぞれ加わっていく。
2本のオーボエの活躍が心地よく、最後は堂々とした感じで終わる。
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ウォルフガング・アマデウス・モーツアルトの5つのメヌエットK.461を聴き、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2011-10-26 20:15:05 | モーツアルトの作品
昨日は前の職場の人たちとの飲み会が突然入り、ウォーキングを休みました。
そこで今日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1756年生まれのモーツアルトの管弦楽曲。
5つのメヌエットK.461は、1784年に作曲された。
聴いたCDはハンス・グラーフ指揮、
ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団の演奏。
第1番ハ長調は、颯爽とした感じの旋律を弦楽器が奏で、
ホルンや木管楽器が絡み、弦楽器によって奏されるトリオは優雅な感じで、
再び冒頭のメヌエット主題が繰り返されて終わる。
第2番変ホ長調は、弦楽器による軽快な主題にオーボエが絡む。
優雅なトリオの部分をはさみ、冒頭の主題が繰り返されて終わる。
第3番ト長調は、弦楽器による優雅な主題に金管楽器が絡んで始まる。
トリオではフルートやファゴットが活躍し、牧歌的である。
再び冒頭の主題が繰り返されて、おだやかに終わる。
第4番変ロ長調は、弦楽器により颯爽とした舞踏風の主題が奏でられる。
トリオではオーボエが活躍し、心地よい感じである。
第5番ヘ長調は、弦楽器による旋律にホルンが絡む。
トリオではユニゾンで示される二音が印象的である。
冒頭の旋律が繰り返され、ホルンも鳴り響き、颯爽とした感じで終わる。
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クルト・ワイルの交響曲第1番を聴く

2011-10-24 22:19:33 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は歯医者もあり、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1900年生まれのワイルの交響曲。
交響曲第1番は、1880年に作曲された作品である。
導入部と4つの部分からなる主部で構成される単一楽章制の作品で、
主部はアレグロ・ヴィヴァーチェの第一の部分と、
アンダンテ・レリジオーソの第二の部分と、
アレグロ・ヴィヴァーチェの第三の部分と、コラールの部分から成る。
聴いたCDはゲリー・ベルティーニ指揮、BBC交響楽団の演奏。
荒々しい感じの旋律を奏でながら始まる導入部に続き、
主部も動きのある第一の部分を経て、
シェーンベルクを思わせるような神秘的な部分と、
ドラマティックな部分を見せながら進行し、後期ロマン派的である。
最後のコラールの部分では金管楽器がその旋律を奏で、
木管楽器などがそれに絡みながら、徐々に盛り上がりをみせ、
独奏ヴァイオリンも絡んで、いったん静まったあと、
金管楽器と打楽器を中心に盛り上がり、冒頭の動機が現れ、
最後は暗い感じの雰囲気を漂わせて終わる。
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