Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

二流の人って?、そしてラッブラの交響曲第5番

2007-02-28 23:22:36 | 古典~現代音楽イギリス編
NHKの「その時歴史は動いた」を見ようと思って見損なった。
天下取りの野望に燃え、
秀吉に「次に天下を取る者は官兵衛だ」と言わしめた
黒田官兵衛(如水)の話である。

でも結局は天下を取ることは無理だと分かる。
つらいね、運に見放され、力及ばずと分かった時は。

武田鉄也は海援隊の時代のライブで
「二流の人」という曲を歌っていた。
この黒田官兵衛に関する曲である。

サビの部分は「黒田官兵衛、一生つきがなかったと
黒田官兵衛、苦笑い」という曲だ。

カラオケにも入っているのだが、
歌った人はあまりいない忘れ去られた曲である。

今日は鶴ヶ峰から二俣川まで40分弱で歩く。
その間聴いた曲はラッブラの交響曲第5番、第6番である。

その人の交響曲全集を持ってはいるものの、
その真価はなかなか見極めにくい。

労働者階級の家に生まれた彼は、ホルストの教えを受け、
11曲の交響曲を残している。

作品の中にみせる技法などを見てもなかなかではあるし、
曲の内容も真摯というかシリアスである。

一流の作品と言えるかというと難しいが、
だからといって二流、三流なのかというとそうとも言えない。

なかなか、真価をはかれない作曲家なのだ。
将来的にどう評価されるんだろうか?

二流の人って評価は、音楽の場合には難しいなあ。
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バックスとホルスト

2007-02-27 21:58:03 | アーノルド・バックスの作品
朝血圧計で血圧を測ると最高血圧が172もあった。
改善への道のりは遠いなあと思うと少しメランコリックになる。

今日は西谷から二俣川まで相鉄沿線を歩く。
50分弱の道のりは最近お決まりのコースとなっている。

今日はバックスの交響曲第2番と第4番を聴きながら歩く。
バックスの交響曲はロマンティックだ。
一瞬映画音楽のようにも思える部分のある音楽でもある。

交響曲第4番は船で大海原に航海に出て
冒険に出かけていくような情景が浮かぶ。

ヴォーン・ウィリアムズもバックスもホルストと関係している。

ヴォーン・ウィリアムズはホルストの親友であり、
バックスの弟が占星術に詳しかったことが、
その話を聞いたホルストの刺激になり、
組曲「惑星」という作品の着想につながっていった。

色々作曲家同士のネットワークがあるのだ。
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やっと買った血圧計

2007-02-26 23:02:03 | ヴォーン・ウィリアムズの作品
血圧計をやっとのことで買った。
さっそく計ると136であった。

ちなみに飲んだあとに血圧をはかってもだめらしい。

今日は西谷から二俣川まで50分くらい歩く。
途中ヴォーン・ウィリアムズの交響曲を聴く。

交響曲第4番はすばらしい作品だが、
田園交響曲もじんわり心にしみてくる。

第4番はハンドリー指揮の実演を
昔ロンドンで聴いたことがあるが、
この時の演奏は最高の演奏であり、
アンコールは要らないくらいすばらしく、
実際アンコール演奏はなかった。

田園交響曲はイギリスの広大な畑を思わせる曲だ。
何かはっきりした主題がないようにみえて
なかなか、つかみどころがないのである。

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ホルストの合唱交響曲と「惑星」

2007-02-25 13:12:42 | グスタフ・ホルストの交響曲・管弦楽曲
ロシア(ソ連)の作曲家の交響曲のネタは、
話題としてはまだまだ尽きないが、
ここでイギリスの交響曲についての話題に移そう。

今日は昨日通った道とは逆にした。
つまり二俣川から和田町まで相鉄線沿いに歩いた。
ほぼ1時間10分で、上星川までは1時間。
つまり左近山団地経由で上星川へ出るルートと
所要時間はほぼ同じということになる。

このルートを歩く中で聴いた曲が
ホルストの合唱交響曲である。
ベートーヴェンの第9交響曲とは違い、
全楽章独唱と合唱が入る。
スケルツォの第三楽章では組曲「惑星」の
「水星」を思わせる箇所がある。
オーケストラと合唱の部分がバランスよく作られている。

ホルストは「惑星」であまりにも有名だが、
実は合唱曲の方が彼の本領であり、
その点、合唱交響曲は彼らしい作品である。

ここまで話すと分かるだろうが、
天体観測の好きな私のブログタイトルは、
Mars&Jupiterであるのはホルストの「惑星」の代表曲
「火星」「木星」から由来している。

中学生のころ天体観測ばかりしていた私を音楽の世界に導いたのは、
当時シングル盤で発売されていた「惑星」の「火星」「木星」であった。
バーンスタイン指揮ニューヨークフィルハーモニックの演奏に
はまってしまったのだった。
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県歌ネタが続きすみません、そしてリムスキー・コルサコフの交響曲第1番

2007-02-24 21:09:19 | 古典~現代音楽ロシア編
長野県歌「信濃の国」は、
学校でことあるごとに歌う機会があった記憶がある。

四方に聳ゆる山々は♪
御嶽、乗鞍、駒ヶ岳、浅間は殊に活火山♪
いずれも国の鎮めなり♪
流れ淀まずゆく水は♪
北に犀川千曲川♪
南に木曾川天竜川♪
これまた国の固めなり♪

長野県に関連する山、川、盆地の名称などが、
位置関係を示しながら歌われるので地理的学習に役立ちそうである。

それはそうとして、長野県歌以外に私が知っているのが
なんと今話題の東国原氏が県知事となった宮崎県歌である。

あお~い空、光ゆた~かに♪
日に映えて、におう山並み♪
黒潮岸に暖か~く、南の風のさ~わやかに♪
ゆ~めを呼ぶ、さ~ちを呼ぶ♪
あ~あ、我が郷土宮~崎県♪

こんな歌詞だったと思う。

なぜ、宮崎県歌を知っているかというと
国民体育大会が長野県で行なわれた年
当時高校生であった私は合唱団として参加し、
翌年の開催県の県歌を覚えて歌わなければいけなかったのだ。

でも、東国原氏に限らず宮崎出身の人で
この曲を知っている人はいるのだろうか?

今日は上星川から二俣川まで歩いたが、
相鉄線沿いの道を1時間10分近くひたすら歩いた。

途中聞いた曲はリムスキー・コルサコフの交響曲第1番。
第一楽章がなかなかいい。


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