Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アラム・ハチャトゥリアンのロシア幻想曲を聴く

2016-03-31 22:34:37 | 古典~現代音楽ロシア以外の旧ソ連編
今回取り上げるのは1903年生まれのハチャトゥリアンが、
1944年に作曲したロシア幻想曲である。
聴いたCDはチェクナヴォリアン指揮、
アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
悲劇的な感じで旋律が全体で奏されて始まる。
そのあと木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
その旋律はロシア民謡風の味わいがあり、
それを繰り返して盛り上がったところで終わる。
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ボリス・ティシチェンコの弦楽四重奏曲第1番作品8を聴く

2016-03-30 22:04:49 | 古典~現代音楽ロシア編
今回取り上げるのは1939年生まれのティシチェンコが、
1957年に作曲した弦楽四重奏曲第1番作品8である。
レニングラード生まれの彼は、レニングラード音楽院で学び、
シュスタコーヴィチなどに師事した。
その後レニングラード音楽院で教授に就任している。
聴いたCDはタネーエフ四重奏団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・メストは、
ゆったとしたテンポで奏でられる主題で始まる。
神秘的な感じを漂わせる楽章である。
第二楽章アレグロ・ジオコーソは、
軽快な旋律が奏でられて始まる。
滑稽さを感じさせるような楽章である。
第三楽章レントは、ゆったりとした旋律で始まる。
それぞれの楽器の旋律が絡み合い、
ドラマティックに盛り上がっていく。
その盛り上がりのあとは静かになって終わる。
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ピョートル・チャイコフスキーの無言歌イ短調作品40の6を聴く

2016-03-29 07:12:18 | ピョートル・チャイコフスキーの作品
今回取り上げるのは1840年生まれのチャイコフスキーが、
1876年から78年にかけて作曲した中級程度の十二の小品から
第六曲にあたる無言歌イ短調作品40の6である。
聴いたCDはイロナ・プルニーのピアノ演奏による。
もの悲しい感じの叙情的な旋律が奏でられて始まる。
中間が少し明るめになるが、再び冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
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アラ・パヴロワのサンベリーナ組曲を聴く

2016-03-27 07:57:13 | 古典~現代音楽ロシア以外の旧ソ連編
今回取り上げるのは1952年生まれのパヴロワが、
2007年に作曲したサンベリーナ組曲である。
聴いたCDはパトリック・ベイトン指揮、
モスクワ・チャイコフスキー管弦楽団の演奏による。
この曲はアンデルセンの「おやゆび姫」に基づいた、
五つの曲からなる組曲である。
第―曲の序曲は主題「サンベリーナの放浪」で、
トランペットの響きで始まる軽快な曲である。
悲愴的な部分もあり、ドラマティックである。
第二曲ワルツは、ロマンティックな旋律が、
ワルツ風な舞踏的なテンポで奏でられていく。
夢の中でサンベリーナと王子との舞踏の様子が描写される。
第三曲タンゴは、トランペットが奏でる旋律で始まる。
大げさな感じもする曲で、盛り上がって終わる。
第四曲悲しみの歌は、タイトルの通りであり、
感傷的な旋律が弦楽器を中心に奏でられていく。
ピアノや独奏ヴァイオリンやトランペットが絡んでいき、
盛り上がりをみせ、最後は静かに終わる。
第五曲王子との出会いは、ハープの音で始まり、
弦楽器が感傷的な旋律を奏でて、
徐々に盛り上がって最後穏やかに終わる。
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アレクセイ・リヴォフの「我が霊よ、何ぞ悶え」を聴く

2016-03-25 07:29:05 | 古典~現代音楽ロシア編
今回取り上げるのは1799年生まれの作曲家、
アレクセイ・リヴォフが作曲した「我が霊よ、何ぞ悶え」である。
リヴォフは、ヴァイオリンを幼い頃から学び、
軍人として活躍する一方、サンクトペテルブルクで弦楽四重奏団を結成し、
音楽活動を続け、宮廷礼拝堂の楽長にも就任した。
ロシア帝国の国家を作曲した人物としても知られている。
聴いたCDはイリナ・キレイェワ指揮、
ミュージカル・ヘリテイジ合唱団の演奏による。
美しいハーモニーの歌は、ドイツ風で重厚感がある。
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