Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第13番ハ長調を聴く

2018-04-30 10:25:12 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回からはブライアンの作品について触れていく。
今回取り上げるのは、1876年生まれのブライアンが、
1959年に作曲した交響曲第13番ハ長調である。
この作品は作曲家ロバート・シンプソンに献呈されている。
今回聴いたCDはマーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏である。
単一楽章制の交響曲で、重々しいアダージョの部分から始まる。
金管楽器と打楽器中心に行進曲風に進んでいく。
木管楽器に続き、弦楽器も加わり盛り上がっていく。
そして金管楽器と打楽器の荒々しく華やかな部分と、
弦楽器を中心とした穏やかで抒情的な部分が、
交互に繰り返されながら曲は進行し、
ヴァイオリン独奏やフルート独奏の部分が続いていく。
そして木管楽器や弦楽器により旋律が繰り返され、
最後は管弦楽全体で盛り上がって力強く終わる。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)より第3群を聴く

2018-04-20 19:04:39 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回でホルストの作品についての紹介は終わる。
今回取り上げるのは、1874年生まれのホルストが、
1907年から1908年にかけて作曲した「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)である。
リグ・ヴェーダをホルスト自身が翻訳し、曲をつけたものである。
今回はその中の第3群を聴いた。
今回聴いたCDはクリストファー・モルトマンのバリトン、
ステュアート・ベトフォードのピアノ演奏である。
第1曲「ヴェック(語り)」は、ピアノの奏でる優しい和音に、
バリトンが入って歌い始め、ドラマティックに盛り上がって終わる。
第2曲「創造主」は、深遠で哲学的な内容である。
神は原初のもの、創造主であることを歌って終わる。
第3曲「信仰」は、透明感のあるピアノの音に、
バリトンが加わって最も神聖な信仰心を歌っていく。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「今、深紅の花びらは眠る」を聴く

2018-04-19 05:37:12 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回取り上げるのは、1874年生まれのホルストが、
1905年に作曲した女声合唱のための“王女”からの歌曲集
作品20a(H80)の第5曲「今、深紅の花びらは眠る」である。
原題は“Now sleep the crimson petal”である。
詩はイギリス詩人のアルフレッド・テニスンが書いたものである。
今回聴いたCDはスティーヴン・レイトン指揮、
ホルスト・シンガーズの演奏である。
重なり合う無伴奏の女声合唱のハーモニーで始まる。
2節の詩からなる短い合唱曲である。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)より第2群を聴く

2018-04-18 05:23:43 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回取り上げるのは、1874年生まれのホルストが、
1907年から1908年にかけて作曲した「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)である。
リグ・ヴェーダをホルスト自身が翻訳し、曲をつけたものである。
今回はその中の第2群を聴いた。
今回聴いたCDはクリストファー・モルトマンのバリトン、
ステュアート・ベトフォードのピアノ演奏である。
第1曲インドラ(嵐と戦いの神)は、
力強いピアノの前奏に始まり、バリトンの歌が入る。
荒々しさを伝えるのではなく、
偉大なる神への賛歌となっている。
徐々に盛り上がっていき、最後力強く終わる。
第2曲ヴァルナⅡ(水の神)は、
水が滴り落ちるようなピアノの音に、
バリトンの歌が入り、「我を助け給え、
おお、偉大なるヴァルナよ」という句を繰り返す。
第3曲蛙の歌は、軽快なピアノの伴奏に続き、
バリトンが滑稽な感じで旋律を歌っていく。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「おおツバメよ、ツバメ(O Swallow, Swallow)」を聴く

2018-04-17 05:23:17 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回取り上げるのは、1874年生まれのホルストが、
1905年に作曲した女声合唱のための“王女”からの歌曲集
作品20a(H80)の第4曲「おおツバメよ、ツバメ(O Swallow, Swallow)」である。
詩はイギリス詩人のアルフレッド・テニスンが書いたものである。
今回聴いたCDはスティーヴン・レイトン指揮、
ホルスト・シンガーズの演奏である。
無伴奏の女声合唱により歌われる民謡風の旋律である。
5節の詩が変化を付けながら歌われていく。
素朴ではあるが美しいハーモニーの合唱曲である。
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