Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

セルとバーンスタインのベートーヴェンの交響曲第9番、そして今年一年のウォーキングを振り返る

2007-12-31 13:51:08 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は二俣川から星川まで歩きました。
そして、今日は二俣川から西谷まで歩きました。
今年のウォーキングはこれで終わりです。
二月から歩き始めたのでもう少しで1年になる。
時々歩く時間のない日もあったりするが、
無理をしない、ノルマを課さないのが原則だ。
やれるところで続けるということが大切だから、
この姿勢は守っていこうと思う。

昨日途中聴いたのは、ジョージ・セルが
クリーブランド管弦楽団を振った
ベートーヴェンの交響曲第9番。
この楽団は、セルの指示通りに演奏しているように思える。
一言でいえば、両者の妥協のない演奏。
セルの完璧主義的な性格がみられる感じで、
それに応える楽団の技術の高さにも圧倒される。
録音が1961年と古いので残念ではあるが、
弦楽器がすばらしいのはもちろんのこと、
第2楽章や第4楽章にみせる金管楽器の演奏がいい。
メリハリのついた演奏で、聴いていて爽快である。

今日途中聴いたのは、バーンスタインが、
ウィーン・フィルを振ったCDである。
1981年の録音でアナログ期最後の頃の録音で、
彼のCDの中でも名演に入るのではないか。
録音が格段にいいこともあって、
各楽章で説得力のある演奏をみせてくれる。
やはり圧巻は第4楽章であり、
歓喜のテーマが登場するところは、
まさにこのメロディを楽器が歌っているような気になる。
独唱者の歌や合唱も加わると、
まさにゴージャスという雰囲気を味わえる。
1年間を締めくくるにふさわしい第9であった。

さぁーて、来年もがんばろうっと!
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ブリュッヘンのベートーヴェンの交響曲第9番を聴きながら二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2007-12-30 08:29:14 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、ブリョッヘンが指揮する
ベートーヴェンの交響曲第9番。
古楽器を使用した18世紀オーケストラが、
軽快なテンポで演奏を展開していく。
聴いた感じではそんなように聴こえるが、
第二楽章は、一般的な演奏時間よりは、
二分ほど遅いのであるが、
もたついた様な演奏には聴こえない。

古楽器の場合は音の深さが足りない感じもあるが、
その分、各楽器の動きがはっきりと聴こえ、
演奏もごまかしがききにくいような気もする。
そういう意味では、管楽器や打楽器など、
張り詰めた緊張感の中、よく演奏しているなあと感心する。
演奏時間が他の盤より短い第3楽章でも
木管楽器がゆったりとした演奏を
聴かせてくれるのはありがたい。
それにしても、ここ何日かの仕事の疲れ、
まだまだ解消してはいないなあ。
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ケンペのベートーヴェン第9、本当に忙しかった年末

2007-12-29 08:54:24 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日もウォーキングを休みました。
仕事納めの昨日は、仕事が夜遅くまで続き、
最後の最後まで本当に忙しかった。
ケンペがミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を振った
ベートーヴェンの交響曲第9番を聴きました。
ケンペの指揮したベートーヴェンの交響曲は、
一見地味に聴こえるかもしれないが、
職人技を感じさせるようなところがあり好きだ。
高校時代の時は、交響曲第1番と第8番の
カップリングされたレコードしか買えなかった。
しかし、CDの時代になると、
なんとレコード1枚分の金額で輸入CDが買えてしまう。
まことにありがたい時代である。

第2楽章はケンペらしさが出ていて、いいと思う。
管楽器がよく聴こえ、オーボエ奏者として出発した
彼のキャリアが反映されていて、しかも手堅い演奏である。
ミュンヘン・フィルも機能的な演奏をし、
ケンペの要求によくこたえていると思う。
第3楽章も木管楽器がのどかさを出していて
ここ最近の多忙な毎日の生活を忘れさせてくれる。
音楽がしみじみと心に沁みてきて、
聴くことができるありがたさを実感させてくれるのだ。
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シューリヒトのベートーヴェン第9、連日の忙しさ

2007-12-28 06:43:52 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日はウォーキングを休みました。
ウォーキングどころではないほど
連日仕事が忙しいところは変わっていない。
昨日はシューリヒトがパリ音楽院管弦楽団を振った
ベートーヴェンの交響曲第9番を聴きました。
高校時代の頃、シューリヒト盤が発売された。
全集で録音されたモノラル録音の第9の他に、
同じパリ音楽院管弦楽団を指揮したもので、
ステレオ録音されたものが残っていたという話で、
販売されたのが印象に強く残っている。
そのときにそのレコードを買う余裕はなかった。

CDが販売されるようになって、
ようやく気になっていたシューリヒトの第9を
交響曲全集を買ってからのちのことだが、買った。
ステレオ初期の録音なので、
聴くと物足りない部分もある。
全般的に早いテンポで展開されるが、
第1楽章なんかは部分的にみると、
なぜここだけテンポが遅くなるのか疑問に思うが、
シューリヒトらしさは出ている。
第3楽章が特に優雅な感じで幸福感を与えてくれる。
高校時代には印象の薄かった第3楽章も、
何度も聴いているうちに味のある楽章のようになる。
名曲たるところはそういうところなのだろう。
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年の瀬、クーベリックのベートーヴェンの第9を聴きながら星川から横浜まで歩く

2007-12-27 06:51:38 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、ベートーヴェンの交響曲第9番。
年の瀬で、よく聴かれる曲の一つだが、
大晦日までは、そのベートーヴェンの交響曲第9番の話題にしたい。

昨日聴いたのは、クーベリック盤。
この演奏は、なかなかいい。
というのも、彼らしさの出た秀演であるからだ。
各楽器の音のバランスはよく、
その中でも木管楽器がしっかり聞こえるのがいい。
モーツアルトの交響曲の好演でも聴けるような、
ベートーヴェンの交響曲第9番の全体像を
しっかり把握できる演奏である。
左右対称の第1ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの
古典的な配置が功を奏して、妙な説得力を持って、
聴き手に迫ってくるのである。
第9を聴きながら、年の瀬を徐々に感じる日であった。
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