Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

パウル・ヒンデミットの組曲「いとも気高き幻想」を聴きながら、さちが丘から上和田まで歩く

2017-10-27 07:28:54 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はさちが丘から上和田まで歩きました。
途中聴いたのは、1895年生まれのヒンデミットが、
1938年に作曲した組曲「いとも気高き幻想」である。
今回聴いたCDはヘルベルト・ケーゲル指揮、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章導入部とロンドは、ゆったりとした旋律で始まる。
弦楽器中心に旋律が繰り返されたあと、
フルートが旋律を奏でる部分が続き、最後は穏やかに終わる。
第二楽章行進曲と牧歌は、太鼓とピッコロによる行進曲で始まる。
やがて、金管楽器中心に盛り上がりをみせて、
それが終わるとフーガ風の展開になる。
そして行進曲の部分が繰り返されたあと、
ゆるやかな牧歌の部分に入り、
フルートやオーボエが活躍する部分が続く。
第三楽章パッサカリアは、金管楽器のファンファーレ風の旋律で始まる。
その主題をもとに展開されていき、壮大な感じになっていき、
最後は盛り上がって力強く終わる。
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フリードリヒ・ゲルンスハイムの交響曲第2番変ホ長調作品46を聴く

2017-10-26 05:35:25 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1839年生まれのゲルンスハイムが、
1882年に作曲した交響曲第2番変ホ長調作品46である。
今回聴いたCDはジークフリート・ケーラー指揮、
ラインラント・プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・トランクィロは、ホルンや木管楽器による
牧歌的な主題で始まり、その旋律を弦楽器が引き継いでいく。
そして、金管楽器が加わり壮大な感じに盛り上がっていく。
もう一つの主題はやや抒情的な感じの旋律である。
そのあと展開部に入り、ブラームス風の響きの中で、
主題が展開され、ホルンの豊かな響きとともに、
木管楽器も絡んでいき、その良さを発揮していく。
冒頭の雄大な感じの主題が再び現れて、
繰り返されて最後は盛り上がりをみせたところで力強く終わる。
第二楽章タランテッラ(モルト・アレグロ・エ・コン・フォーコ)は、
弦楽器や木管楽器の明るく軽快なタランテッラ風の旋律で始まる。
何となくメンデルスゾーンの交響曲第4番の第4楽章を感じさせる。
第三楽章ノットールノ(アンダンテ)は、弦楽器中心にゆったり始まる。
それにクラリネットなどの木管楽器も絡んでいく。
最後のところで盛り上がりをみせて、最後は穏やかに終わる。
第四楽章フィナーレ(ポコ・アニマート・エ・センプレ・ピュ-アレグロ)は、
軽快で力強い旋律を弦楽器が奏でて始まり、
それを他の楽器が引き継いで展開していく。
この堂々とした主題はブラームスの交響曲第1番第4楽章に似ている。
最後は金管楽器とともに盛り上がって堂々とした感じで終わる。
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトの2つのコントルダンスK.603を聴く

2017-10-25 18:50:44 | モーツアルトの作品
今回取り上げるのは、1756年生まれのモーツアルトが、
1791年に作曲した2つのコントルダンスK.603である。
今回聴いたCDはハンス・グラーフ指揮、
ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団の演奏による。
第1番ニ長調は、トランペットの軽快な旋律で始まる。
そして弦楽器が生き生きとした旋律を奏でていき、
最後はトランペットと打楽器で華やかに終わる。
第2番変ロ長調は、弦楽器が奏でる旋律に始まり、
管楽器が絡んでいき、中間部は短いトリオがある。
そして再び冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
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アントン・ウェーベルンの変奏曲作品30を聴く

2017-10-24 06:37:38 | 古典~現代音楽オーストリア編
なかなかブログを毎日書くことは大変です。
無理のない中、できる日に書いていこうと思います。
今回取り上げるのは、1883年生まれのウェーベルンが、
1940年に作曲した変奏曲作品30である。
今回聴いたCDはクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、
クリーヴランド管弦楽団の演奏による。
起伏や変化に富んだ20小節の主題部が終わると、
それをもとにした六つの変奏が展開される。
テンポも変化し、凝縮された音楽が展開され、
最後は前触れもなく突然終わる。
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フランツ・シューベルトの「星」D.176を聴く

2017-10-19 07:22:59 | フランツ・シューベルトの作品
しばらくブログを書くのを休んでいましたが再開です。
今回取り上げるのは、1797年生まれのシューベルトが、
1815年に作曲した歌曲の「星」D.176である。
今回聴いたCDはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ジェラルド・ムーアのピアノ伴奏による。
ピアノ伴奏の上でさわやかな感じで歌い始めるこの曲は、
初期の作品で、フェリンガーの詩に基づいている。
またたく星の光にどうしてそんなにやさしいのかと語りかけ、
「ほほそえんでくれ」とか「招いておくれ」といい、
大自然への賛美が歌われている作品である。
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