Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エゴン・ヴェレスの交響曲第6番作品95を聴く

2015-03-31 21:05:51 | 古典~現代音楽オーストリア編
今日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1885年オーストリア生まれの作曲家、
エゴン・ヴェレスが1965年に作曲した交響曲第6番作品95である。
今回聴いたCDは、ゴットフリート・ラブル指揮、
ウィーン放送交響楽団の演奏による。
第一楽章ゆっくりとそして引きずるようには、
金管楽器と弦楽器により重々しくそして荒々しく始まる。
奏でられる旋律は悲痛な感じが伝わってくる。
深刻さと空虚さ、そして新ウィーン楽派からの影響を感じさせ、
神秘的な部分と狂乱した世界を描いていく感じである。
最後は荒々しさをみせながら盛り上がり、
不協和音を鳴らし、息詰まるような感じで最後終わる。
第二楽章軽やかには、弦楽器が流れるようで、
不安そうな旋律が奏でて始まり、盛り上がって行く。
最後盛り上がったところで終わる。
第三楽章アダージョは、ヴァイオリンか木管楽器のやりとりが面白い。 
弦楽器と木管楽器により神秘的な感じで最後静かに終わる。
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ヨハン・クリストフ・フォーゲルの交響曲第2番変ホ長調を聴く

2015-03-30 18:18:10 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1756年ドイツ生まれの作曲家、
ヨハン・クリストフ・フォーゲルが作曲し、
1784年に出版された交響曲第2番変ホ長調である。
ヨハン・クリストフ・フォーゲルはニュルンベルクに生まれ、
ドレスデンで学んだあと、パリに移り住み、この地で活躍した。
ホルン奏者として活躍する一方、作曲家としては、
オペラや室内楽曲、協奏曲などを数多く作った。
彼の生まれた年はモーツアルトと同じで、
没年はモーツアルトより2年早く、32歳で亡くなっている。
今回聴いたCDは、ラインハルト・ゲーベル指揮、
バイエルン・カンマーフィルハーモニーの演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、
弦楽器のゆったりとした優雅な旋律の序奏で始まり、
生き生きとした第一主題と優しい感じの第二主題が奏でられる。
その主題をもとにした展開部に入り、再現部を経て、
盛り上がって、最後は堂々とした感じで終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器が叙情的な旋律が奏でて始まる。
これにホルンやオーボエなどが絡んでいくが、
このあたりの楽器の使い方の素晴らしさは、
ホルン奏者としての彼の経験もいかされているのかもしれない。
第三楽章ポコ・プレストは、弦楽器が軽快な主題を奏でて始まる。
これに管楽器が絡んでいくが、モーツアルトを思わせるところもある。
ソナタ形式で書かれているようで、展開部を経て、再現部に入り、
主題が繰り返され盛り上がって、最後力強く終わる。
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マックス・ブルッフの交響曲第1番変ホ長調作品28を聴く

2015-03-29 21:01:33 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1838年ドイツ生まれのブルッフが
1852年に作曲した交響曲第1番変ホ長調作品28である。
今回聴いたCDは、ジェームズ・コンロン指揮、
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・マエストーソは、
弦楽器と金管楽器により、厳かな感じの序奏で始まる。
力強い第一主題が奏でられ、対照的に牧歌的な第二主題が現れる。
そして、展開部に入り主題が変形されていき、盛り上がっていく。
最後は金管楽器中心に力強く終わる。
第二楽章スケルツォ(プレスト)は、
せわしない感じの旋律が奏でられて始まる。
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」のスケルツォを感じさせる。
もう一つの旋律は堂々とした感じで対照的である。
再び冒頭の旋律が奏でられて、最後力強く終わる。
第三楽章クワジ・ファンタジア(グラーヴェ)は、
弦楽器が悲痛な感じの主題を奏でて始まる。
ドライマックスの要素が現れたあと、
最後は盛り上がったおと、温暖な感じで、終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ・グエリエーロ)は、
力強い旋律が奏でられて始まり、
のどかなで歌うような対照的な旋律も現れる。
のびのびとした感じの終楽章で、それまでに出た主題を展開させて、
金管楽器中心に盛り上がって、最後力強く終わる。
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フェリクス・ドレーゼケの交響曲第1番ト長調作品12を聴きながら、横浜から星川駅まで歩く

2015-03-28 20:34:10 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休み、今日は横浜から星川駅まで歩く。
途中聴いたのは1835年ドイツ生まれのドレーゼケが
1869年から72年にかけて作曲した交響曲第1番ト長調作品12である。
早い時期から作曲活動を始め、ライプチヒ音楽院で学んだ。
ヴァイマル、スイスのスイス・ロマンド、ドレスデンで教育活動をし、
作曲活動も並行して行い、様々な分野の作品を残した。
今回聴いたCDは、イェルク=ペーター・ヴァイグレ指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章イントロダクツィオーネ・エド・アレグロは、
ベートーヴェンを思わせるような一撃の音と前奏に始まり、
弦楽器と木管楽器を中心に牧歌的な感じから盛り上がる感じになり、
そのあと木管楽器の独奏と弦楽器の絡んだあと主部に入る。
弦楽器により生き生きとした主題が奏でられ、
展開部に入り主題が展開されていく。
ワグナーやベートーヴェン、シューベルト、
リストからの影響などを見ることができ、
再現部で主題が繰り返されたあと、
盛り上がったところで堂々とした感じで終わる。
第二楽章スケルツォは、フルートなど管楽器で流れるような、
明るく軽やかな旋律が奏でられる。
第三楽章アダージョは、弦楽器と木管楽器により、
明るく牧歌的な旋律が奏でられていく。
途中ドラマティックに盛り上がりを何度かみせて、
最後は、穏やかな感じで終わる。
第四楽章フィナーレは、力強い感じの旋律が弦楽器により奏されて始まる。
メンデルスゾーン風の祝典的で生き生きとした感じである。
金管楽器も加わり華やかな感じに満たされ、
高揚した感じの中、最後ティンパニとともに力強く終わる。
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オットー・クレンペラーのスケルツォを聴く

2015-03-27 06:33:39 | 古典~現代音楽ドイツ編
しばらくブログが書けない忙しい日々が続きました。
今回取り上げるのは1885年ドイツ生まれのクレンペラーが
1968年に作曲したスケルツォである。
今回聴いたCDは、アラン・フランシス指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
ホルンが鳴り響き、主題を奏でていき、それを弦楽器などが引き継いでいく。
金管楽器が鳴り響き、荒々しい感じでそれはマーラーからの影響も感じさせる。
中間部は対照的に穏やかで舞踏風な感じの旋律が奏でられていく。
木管楽器中心のフーガ風の短い展開を経て、
金管楽器が鳴り響く中で突然予期しないところで終わる。
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