Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャン・シベリウスのピアノとヴァイオリンのためのアンダンテ・カンタービレ ト長調 JS33を聴く

2013-07-31 06:59:58 | ジャン・シベリウスの作品
一昨日、昨日といそがしくウォーキングを休んでいます。
今回取り上げるのは1865年生まれのシベリウスの作品で、
1887年に作曲されたアンダンテ・カンタービレ ト長調 JS33である。
ピアノとヴァイオリンのために書かれた小品である。
作曲者の略歴については省略する。
今回聴いたCDはヤーコ・クーシストのヴァイオリン、
フォルケ・グレースベクのピアノ伴奏による。
ピアノの流れるような音に乗って、
ヴァイオリンが歌うように朗々と旋律を奏でる。
中間部で曲調が変わって軽快な感じになり、
再び最初の旋律が奏でられて、最後静かに終わる。
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ヴァン・ホルンボーの弦楽四重奏曲第4番作品63を聴く

2013-07-29 18:26:56 | 古典~現代音楽デンマーク編
一昨日は二俣川から三ツ境まで歩きましたが、
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1909年生まれのデンマークの作曲家ホルンボーの作品で、
1954年に作曲された弦楽四重奏曲第4番作品63である。
作品は彼の生徒であるペア・ノアゴーに献呈されている。
作曲者の略歴については以前述べているので省略する。
今回聴いたCDはコントラ四重奏団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・パッショナートは、
思いつめたような激しい感情を示すような音楽で始まる。
ヴァイオリンとチェロが対話するように旋律を受け渡し、
他の楽器も絡みながら、シリアスな感じが継続していく。
最後は静かに消え入るようにして終わる。
第二楽章プレスト・エスパンシーヴォは、
ピチカートと速い動きの旋律が絡んでいく。
軽快で生き生きとした躍動感のある音楽である。
第三楽章アダージョ・アフェットゥオーサは、
チェロが歌うように朗々と旋律を奏でて始まり、
他の楽器がそれに絡んでいき、徐々に情熱的に盛り上っていく。
それが終わるとややおだやかになり、
旋律が繰り返されていき、対話が繰り返され、最後静かに終わる。
第四楽章ラルゴ・エ・センプリースもおだやかな感じで始まるが、
短い楽章であり、それぞれの楽器が対話を続けるような感じである。
第五楽章アレグレット・セレーノは、
明るく舞踏的な旋律が奏でられて始まる。
躍動感がある楽章で北欧らしさを感じる。
弦楽器同士掛け合いながら、最後おだやかに終わる。
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セッポ・ポホヨラの交響曲第1番を聴きながら、三枚町から天王町まで歩く

2013-07-27 21:47:36 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は三枚町から天王町まで歩きました。
峰岡周辺の道を歩き、松原商店街を通過し、
駅方面に向かった途中に、樽屋という焼き鳥屋があったので入って飲んだ。
店内にあるオブジェなど不思議な空間の中で時間が過ぎていく。
ロックの映像が流れていて、その中で焼き鳥を店主が焼いている。
焼き鳥はもちろんその他の料理も美味しいし、ボリュームもある。
価格からみても良心的な感じがする店で、ついつい飲んでしまった。
途中聴いたのは1965年生まれのフィンランドの作曲家ポホヨラの作品で、
2002年に作曲された交響曲第1番である。
ポホヨラは音楽一家に生まれ、父はタピオカ合唱団の創設者で、
兄弟もフルートやチェロ奏者として活躍したようだ。
CDの解説書によると彼はオッリ・コルテカンガスやオッリ・コスケリン、
パーヴォ・ヘイニネン、エルッキ・ヨキネンなどに作曲を師事したようだ。
交響曲第1番は亡くなった二人の兄弟を追悼して作曲された作品のようだ。
今回聴いたCDはサカリ・オラモ指揮、
フィンランド放送交響楽団の演奏による。

第一楽章は、低弦による沈鬱な感じで始まる。
徐々に木管楽器や金管楽器が加わり、盛り上がりをみせていく。
それが頂点に達したあとは木管楽器を中心とした音楽となり、
そのあとは弦楽器を中心とした音楽となっていく。
それからホルンがベートーヴェンの交響曲第9番の「歓喜の歌」の旋律を奏で、
ベルリオーズの幻想交響曲の第5楽章の有名な主題を奏でていく。
そして、ショスタコーヴィチの交響曲第10番の第2楽章を思わせる音楽も出て、
盛り上がりをみせたあと、最後静かに終わる。
第二楽章は、弦楽器中心におだやかに始まる。
その後木管楽器中心に旋律が奏でられていく。
その後弦楽器中心の音楽にホルンが絡んでいき、
最後は弦楽器と木管楽器中心に神秘的な雰囲気を漂わせて終わる。
第三楽章は、第二楽章から切れ目なく入る。
木管楽器と弦楽器の掛け合いが「面白いとこである。
金管楽器と打楽器でバルトーク風の力強い音楽となっていく。
そして盛り上ったあとは、弦楽器中心のおだやかな音楽となる。
それは、作曲者自身の兄弟へ思いが反映されているのかもしれない。
第四楽章は、打楽器と木管楽器・金管楽器で華やかに始まる。
それぞれの楽器が絡まりあいながら、盛り上がりをみせて、
最後は全体で盛り上って終わる。
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アーッレ・メリカントのヴァイオリン協奏曲第2番を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2013-07-26 05:27:23 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1893年生まれのフィンランドの作曲家メリカントの作品で、
1925年に作曲されたヴァイオリン協奏曲第2番である。
この作品は作曲家が生きている間には初演されなかった。
作曲者の略歴については以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはカイヤ・サーリケットゥのヴァイオリン、
ジェイムズ・デブリースト指揮、
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章ラルゴは、木管楽器により2音が奏され、
それが独奏ヴァイオリンにも繰り返されて始まる。
神秘的な雰囲気を漂わせる音楽が展開されていく。
独奏ヴァイオリンはその中を自由にさまようように旋律を奏でていく。
最後も2音による神秘的な和音が繰り返されて終わる。
第二楽章アダージョは、ハープなどにより繰り返される神秘的な音型に、
独奏ヴァイオリンが絡んでいく短い楽章で、切れ目なく次の楽章に続く。
第三楽章ヴィヴァーチェは、軽快な旋律が独奏ヴァイオリンにより奏でられ、
他の楽器が絡み合い、新古典主義的な雰囲気を感じさせる。
ホルンや木管楽器が入り、ゆったりとした音楽になり、
オーボエが旋律を奏でたあと、再び冒頭の旋律が独奏ヴァイオリンに奏される。
軽快な音楽が続いたあとは再びおだやかな音楽になり、ハープが鳴り響き、
弦楽器と木管楽器にが伸ばす一音で静かに終わる。
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エルッキ・メラルティンの交響曲第5番「短い交響曲」作品90を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2013-07-25 05:04:11 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1875年生まれのフィンランドの作曲家メラルティンの作品で、
1916年に作曲された交響曲第5番「短い交響曲」作品90である。
この作品はヘルシンキ・フェスティヴァルからの委嘱を受けて作曲された。
作曲者の略歴については以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはレオニード・グリン指揮、
タンベレ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章モデラートは、弦楽器による叙情的な旋律で始まり、
木管楽器も加わり牧歌的な雰囲気を漂わせる。
そして、金管楽器が加わり華やかな感じで盛り上げる。
そこまでに出た主題が展開部で変形されていく。
金管楽器が活躍し、打楽器の叩くリズムとともに高揚していく。
その盛り上がりが終わったあと、木管楽器が静かに旋律を奏で、
トランペットの奏でるリズムとともに再現部に入る。
金管楽器で盛り上ったあと、低弦が旋律を奏でていき、
木管楽器が絡んでいき、最後は低弦のみが残り静かに終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器の奏でる伴奏の上で、
ヴァイオリン独奏が甘美な旋律を奏でていく。
そして弦楽器が奏でる叙情的な旋律に木管楽器も絡んでいく。
そしていったん盛り上がりをみせたあと、
木管楽器による幻想的な音楽が繰り広げられる。
そして弦楽器とホルンによる音楽と絡み合いながら、
ホルンの吹奏が続き、最後はおだやかに終わる。
第三楽章間奏曲(アレグロ・モデラート)は、
木管楽器の奏でる旋律に始まり、
弦楽器がフィンランド民謡の旋律を奏でていく。
この旋律は印象的で美しく、その旋律を繰り返す。
中間部はロシア的な感じを受ける情熱的な音楽である。
フルートなどにより再びフィンランド民謡の旋律が奏でられて、
最後弦楽器のみが残って静かに終わる。
第四楽章フィナーレは、低弦の奏でる旋律で始まる。
この旋律はフーガ風の展開をし、各楽器に引き継がれる。
別の旋律とこれが旋律が絡み合いながら、
金管楽器が高らかにコラール風の旋律を奏でていき、
それぞれの旋律が絡み合っていき、壮大なフィナーレを築き、
徐々に盛り上がりをみせて、コラール風の旋律を奏でて、
主題を全体で奏でて最後華やかに終わる。
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